0から始めるヒーラー解説発展編!
今回はFF14のロールの1つであるヒーラーについて、上級者向けに解説していきます。
IDやレイドなどはもうなんなくこなせるってなると、いよいよ次のステップは極や零式、絶などの高難易度コンテンツへの挑戦になりますよね。
特に零式や絶は、他のコンテンツよりもかなり敷居が高いイメージで、手を出しかねている人も多いのではないでしょうか。
本記事はそんな方に向けて、極や零式に挑む際に注意したいことや、ヒールワークの構築の仕方についての考え方をジョブごとにまとめました!
今まで勇気が出なくて挑戦していなかったというヒーラーの方が、新たな一歩を踏み出せるように、挑戦前の準備段階から解説していきます!
- 基本的に予習は必須
- 回復が第一だが火力も大切
- アビリティ回復>詠唱回復の意識
この記事は5分で読み終わりますので、最後まで読んでいって下さいね!
高難易度コンテンツについて
まずは極や零式などと呼ばれる高難易度コンテンツについて、解説していきます。
そもそも高難易度コンテンツとは?
FF14内には、極や零式、絶と呼ばれる高難易度コンテンツが存在します。
これらはメインストーリーの進行には含まれない、所謂エンドコンテンツと言われるものです。
初見での攻略が難しく、クリアのためには事前の予習やPT内での相談などが必要になってくる難易度の高いコンテンツになっています。
極<零式<絶の順で難易度が高くなり、絶に至っては他とは一線を画するレベルの難しさです。
高難易度コンテンツは他のコンテンツと違い、自分1人のミスがPT全員のミスに繋がりワイプとなるほど、1人1人の責任が重いコンテンツでもあります。
PT構成について
高難易度コンテンツの攻略時には、ジョブ被り無しのPT構成が基本となっています。
ジョブが被っているとLBのたまりが遅くなり、LBありきの攻略が必須になる絶などでは、特に致命的だからです。
ロールとしては、タンクは被りなく2ジョブ、DPSは近接2人とレンジ1人にキャスが1人、ヒーラーはPHとBHを1人ずつが基本の構成です。
参加方法は?
高難易度コンテンツは、解放条件を満たした状態で特定のNPCに話しかけることでコンテンツを解放することができます。
そして通常のコンテンツと異なり、CF内の高難易度タブ(過去の極・零式は通常タブに移動している)からの参加になります。
極や零式の参加前準備
極や零式に参加する際、前準備として心がけておきたいことを解説します。
装備について
高難易度コンテンツに挑戦する際には、ILの高い最新装備で参加するようにしましょう。
ILが高いほど火力も高くなりHPも多くなるので、攻略への負担がかなり軽減されます。
絶については、最新の装備ではなくIL制限内での最高の装備を準備する必要があるので、各絶ごとに必要な装備を確認しましょう。
また最新の零式に挑戦する際には、ILだけでなくマテリアもしっかりと装備して、現段階での最高装備をそろえるのが重要です。
最低ILを満たしているからと、最新の装備を準備しなかったせいで、全体攻撃で自分だけが死んだなんてことになるのは避けたいですよね。
飯と薬について
高難易度コンテンツをクリアするために、飯と薬は必須と言っても過言ではありません。
薬については練習段階では使用しなくてもいいですが、クリアの目途がたったら必ず最新の薬を使用しましょう。
飯については練習段階から最新のものを使用し、火力やHPの底上げをしておきましょう。
パッチごとに各ジョブに合った最新の飯と薬がありますので、ネットで公開されてる情報を頼りにすると良いですよ。
予習について
高難易度コンテンツについては、基本的に予習は必須となっています。
未予習初見8人でクリアをしようと思ったらかなりの時間がかかるので、最新のレイドレースに参加している人以外なら、先駆者たちが残してくれた情報を最大限生かすようにしましょう!
PT募集によっては「初見未予習の見学」なんていう募集もあり、そういった場合には予習は不要ですが、それ以外の場合は基本的に予習はしてあるものと認識されます。
8人の身内PTで挑む以外では、基本的には予習をしっかりとしてから高難易度コンテンツに挑戦するようにしましょう!
高難易度コンテンツのヒーラーについて
高難易度コンテンツにおけるヒーラーの立ち回り方について解説します。
他コンテンツよりもHP管理がシビア
高難易度コンテンツでは、今までの通常コンテンツと違ってかなりHP管理がシビアになります。
ただの全体攻撃でも、軽減が1つもないとタンク以外全員死亡するなんてことが多々あるほどです。
ヒーラー以外の軽減も重要ですが、特にBHは軽減やバリアをしっかりと攻撃前に入れられるようにする必要があります。
また、大きな攻撃の前にはしっかりとHPを戻しておかないと、少し削れていただけで死んでしまうなんてことも珍しくありません。
PHは次に攻撃が来る前にしっかりとHPを戻せるように回復の仕方を考える必要があります。
回復だけでなく火力も必要
高難易度コンテンツにおいて、ヒーラーは軽減や回復も大切ですが、それと同時にある程度以上の火力も求められます。
もちろん、本来の役割である回復を疎かにしてまで行うことではないですが、かと言って攻撃に参加しなくていいというわけではありません。
むしろ、ヒーラーの火力不足によって敵のHPをあと少し削り切れないなんてこともあるほどなんです。
回復の合間に攻撃の手を止めない、DOT攻撃を切らさない、シナジーをしっかりと合わせる。
最初の内はこの簡単な3つを守ることを意識しましょう!
アビリティ回復を優先する
ヒーラーには、詠唱が必要な回復魔法と、詠唱が不要でGCDに関係のないアビリティ回復が存在します。
軽減や回復の際には、まずはこのアビリティ回復を優先して使用するようにしましょう。
アビリティ回復なら、攻撃の手を止めることも無いですし、ギミックの処理の為に走りながらでも使用できるのが強みです。
こういったアビリティ回復のリキャストタイムを考慮しながら、どの順番で使っていくかを考えるのが、ヒールワークの構築の足掛かりになります!
もちろん、アビリティ回復だけでは回復が足りないことの方が多いので、そういった際にはしっかりと詠唱回復も使用していきましょう!
相方のやり方に合わせるまたは相談する
高難易度コンテンツでは、PHとBHに分かれるヒーラーですが、人によってヒールの仕方は様々です。
最低限の回復だけで済ませるPHもいれば、オーバーヒール気味のPHもいたりします。
相方となるヒーラーさんがどういったヒール傾向にあるのかを考え、自分のヒールワークをそれに合わせる、または相談してヒールワークを考えるのが重要です。
回復をいっぱい頑張ってくれるPHの相方さんなら、自分はHPの戻しにあまり手を出さずに火力に貢献するといった、ヒーラー内でのバランスを考えて動くようにしましょう!
ヒールワークの構築の考え方(6.X版)
高難易度コンテンツでのヒールワークの構築の仕方について、ジョブごとに重要な点を解説します。
ヒールワークの構築方法
ヒールワークを構築する際にまず最初に考えることは、コンテンツ内でどの攻撃が痛くてヒールが辛いかということです。
ヒールが辛いということは、その場面に強いアビリティ回復を入れる必要がありますよね。
そして、その攻撃の際にそのアビリティ回復を使うためには、どの順番でアビリティ回復を使用していけばいいのかを逆算していくのがヒールワーク構築の第一歩になります。
一番外せないアビリティ回復を決めたら、あとは他の強いアビリティ回復をどこに使用していくかを当てはめていきます。
そして、最後に実際に戦闘をしながら調整していくのがヒールワーク構築の基本となります。
白魔導士について
白魔導士のヒールワークを構築する際に気を付けるべきことは、「リタージー・オブ・ベル」「テンパランス」「インドゥルゲンティア」をどこで使用するかということです。
この3つのスキルはかなり強力で、白魔導士のヒールワークを考える上では外せないものになっています。
リタージー・オブ・ベル | リタージー・オブ・ベルの効果時間中に自身がダメージを受けると、スタックを1つ消費してリタージー・オブ・ベルの周囲20m以内にいる自身およびパーティメンバーを回復する。 回復力:400 |
テンパランス | 一定時間、自身の回復魔法の回復量を20%上昇させ、自身と周囲50m以内にいるパーティメンバーの被ダメージを10%軽減する。 効果時間:20秒 |
インドゥルゲンティア | 効果時間中にメディカ、ケアルガ、メディカラ、ハート・オブ・ラプチャーを実行すると、対象は追加で回復効果を受ける。 回復力:200 効果時間:10秒 |
特にベルは設置型のアビリティなので、全員が散会した後にすぐ回復をしないといけない場合などにかなり有効です。
自身が離れていても、ベルを中心に設置しておけば全員に回復を届けられるのはかなりの強みと言えます。
そのため白魔導士は、コンテンツのギミックとの相性を考えながら、この3つをどこで使用していくのかを考えるのがヒールワーク構築の第一歩となります!
占星術師について
占星術師のヒールワークを構築する際に気を付けるべきことは、「マクロコスモス」「ニュートラルセクト」をどこで使用するかということです。
この2つのスキルはかなり強力で、占星術師のヒールワークを考える上では外せないものになっています。
マクロコスモス | 効果中に対象がダメージを受けるとそのダメージを蓄積する。 効果時間が経過するか、効果時間中に「ミクロコスモス」を実行すると、対象のHPを回復する。 回復量:回復力200+蓄積されたダメージの50%分 効果時間:15秒 |
ニュートラルセクト | 一定時間、自身の回復魔法の回復量を20%増加させる。効果時間:20秒 追加効果:アスペクト・ベネフィクおよびアスペクト・ヘリオスの実行時に、対象に一定量のダメージを防ぐバリアを張る。 効果時間:30秒 アスペクト・ベネフィクの効果量:回復量の250%分 アスペクト・ヘリオスの効果量:回復量の125%分 |
特にマクロコスモスは、HPを大きく削る攻撃を受けても一瞬で大体のHPを元に戻せるという、かなり強力なアビリティです。
効果を付与さえしておけば時間経過で勝手に回復されるので、広く散会が必要な場面などで自身が離れていても回復が行えるのはかなりの強みでもあります。
そのため占星術師は、コンテンツのギミックとの相性を考えながら、この2つをどこで使用していくのかを考えるのがヒールワーク構築の第一歩となります!
学者について
学者のヒールワークを構築する際に気を付けるべきことは、「秘策+展開」「サモン・セラフィム」をどこで使用するかということです。
この2つのスキルはかなり強力で、学者のヒールワークを考える上では外せないものになっています。
秘策+展開 | 効果時間中に実行する1回の「鼓舞激励の策」「士気高揚の策」「不撓不屈の策」「深謀遠慮の策」について、MPや「エーテルフロー」を消費することなく実行することができ、かつ必ずクリティカルヒットする。 効果時間:15秒 + 対象に付与した「鼓舞」を対象の周囲のパーティメンバーに拡散させる。 |
サモン・セラフィム | HPが減少したパーティメンバーに対して「セラフィックヴェール」を実行する。 召喚時間:22秒 |
特に秘策+展開は、超強力なバリアを張ることができるので、大きな攻撃の前に使用すればかなりダメージを軽減することができます。
FF14内で最も強いバリアが90秒に1度使えるのは、かなり大きいメリットと言えます。
そのため学者は、コンテンツのギミックとの相性を考えながら、この2つをどこで使用していくのかを考えるのがヒールワーク構築の第一歩となります!
賢者について
賢者のヒールワークを構築する際に気を付けるべきことは、「パンハイマ」「ホーリズム」をどこで使用するかということです。
この2つのスキルはかなり強力で、賢者のヒールワークを考える上では外せないものになっています。
パンハイマ | 自身と周囲のパーティメンバーに、回復力200相当のダメージを軽減するバリアを付与し、さらに5スタックの「パンハイマの印」を付与する。 効果時間:15秒 |
ホーリズム | 自身と周囲のパーティメンバーのHPを回復する。 回復力:300 追加効果:対象に一定量のダメージを防ぐバリアを張る。このバリアは回復量の100%分のダメージを軽減する。 効果時間:30秒 追加効果:自身と周囲のパーティメンバーの被ダメージを10%軽減させる。 効果時間:20秒 |
特にパンハイマは、バリアを複数枚張るので連続攻撃との相性がかなり良いです。
また余った分は回復にも使用されるので、軽減と回復を同時に行えるのが強みとも言えます。
そのため賢者は、コンテンツのギミックとの相性を考えながら、この2つをどこで使用していくのかを考えるのがヒールワーク構築の第一歩となります!
さいごに
今回はFF14のヒーラーについて、上級者向けの解説をしてきました。
高難易度コンテンツは、他の通常コンテンツと比べると必要な準備や心構えが大きく異なるので、今まで手を出しかねていた人も多いかと思います。
そんな人たちが本記事を読むことで、新たな挑戦の第一歩を踏み出す後押しができていたら嬉しいです!
今まで勇気が出なかった人たちも、ぜひFF14の高難易度コンテンツに挑戦してみてください!
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