Yosterが送る本格派タワーディフェンス!
『ブルーアーカイブ』や『アズールレーン』の運営・配信で有名なYoster。
そのYosterが配信しているゲームの一つが『アークナイツ』です。
ケモミミな美男美女が活躍するタワーディフェンスゲームなのですが、とても重要なことが一点。
このゲーム、メチャクチャ面白いのです!
今回はそんな『アークナイツ』の面白さを、皆さまにお伝えしていきたいと思います!
先に本記事をざっくりまとめます!
- キャラのバランスが良く、編成が奥深い!
- あえて限られた育成リソースによる取捨選択
- 高難易度ステージを試行錯誤で突破した時の快感!
この記事は4分で読み終わりますので、最後まで読んでいってくださいね!
そもそもアークナイツってどんなゲーム?
先に述べた通り、本作のジャンルはタワーディフェンスです。
決められたルートを侵攻してくる敵を、本作においてタワーの代わりとなるキャラを配置して食い止めるゲームとなっています。
キャラを配置するためには、時間経過で回復するコストを消費します。
基本的に強いキャラほど配置するコストが高くなる傾向にあります。
また、キャラたちはスキルを持っているので、それを駆使して戦っていくことになります。
アークナイツの最大の魅力が、このタワーディフェンス部分の完成度の高さです。
役割ごとに分かれた多くのキャラたち
本作ではキャラに大まかな役職が割り振られています。
その役職をザッとまとめてみます。
先鋒 | 前半において敵を食い止めつつ、キャラを配置する為のコストを溜める。 |
前衛 | 単純な攻撃力はピカイチ。前線で敵を倒していく。 |
狙撃 | 空を飛ぶ敵を攻撃できる遠距離職。また攻撃力も比較的高め。 |
重装 | 防御力に特化。最前線で敵を食い止める盾役。 |
術師 | 物理ダメージとは違った術ダメージを与える。硬い敵に効果的。 |
医療 | 回復役。最低でも1人は欲しい。 |
補助 | 相手を減速させたりロボットを召喚したり全体的なサポートが得意。 |
特殊 | 読んで字の如く。他のキャラにはできない一芸を持っている。 |
基本的には上記の役職をバランスよく編成に組み込んでいくこととなります。
役職があるおかげで、どのキャラをどのタイミングでどこに配置するべきか、直感的にわかりやすくなっているのが特徴ですね!
完全な下位互換、上位互換が少ない
アークナイツの魅力として、キャラのバランスが良好であることは外せません。
上記の役職の中に、いわゆるサブカテゴリーのような物が存在します。
例えば「前衛に属していて、術ダメージを出せるキャラたち」といった具合にです。
このサブカテゴリー内で、極力他のキャラと個性が被らないように調整がされています。
先の「前衛に属していて、術ダメージを出せるキャラたち」の例で言うと……
・相手にデバフを与えつつタイマンで殴り合うキャラ
・自分にバフをかけて複数の敵をまとめて倒すキャラ
・自分で回復しながら前線で敵を受け止めるキャラ
・常軌を逸した火力で攻撃範囲内の敵を消滅させるキャラ
と個性豊かなことがわかります。
もちろんレアリティーが高いキャラの方が、単純な性能的には強めな傾向にはあります。
しかし、その強いキャラではできない仕事が、低レアリティーのキャラならできる。
そういったことが往々にしてあるので、ついつい色んなキャラを育てたくなってしまいます。
なってしまうのですが……!
あえて限られた育成リソースによる取捨選択
アークナイツは常に「足りない」ゲームです。
育成素材も、経験値用アイテムも、ゲーム内マネーも全て足りません。
またスタミナの回復も遅く、それを回復させるアイテムの量もかなり限られています。
これは恐らく、本作の退廃的な世界観にも合わせた、意図的な調整でしょう。
足りないからこそ、「誰を育てるのか」の取捨選択が必要になってきます。
後に解説する「危機契約」を初めとした、高難易度コンテンツの攻略を目指すならなおさらです。
未来を知っているからこその、計画的な育成
本作は本家である「中国版」と「グローバル版」に分かれており、日本国内で主にプレイされているのは後者となっています。
現在(2021年4月時点)はまだ、グローバル版が中国版の後追いをしている状態となっています。
つまり、中国版で先に開催されたイベントが、数か月後グローバル版で開催される、といった状態です。
これが何を意味するかと言うと、「グローバル版プレイヤーは、これから先どんなイベントが開催されて、そこでどんな素材が効率よく掘れるのか」を知れるということです。
更に、「将来の高難易度ステージはどんなものなのか、またそこで活躍するキャラは誰なのか」をも、ネタバレを厭わなければ知ることができます。
限られたリソースを使い、将来のイベントに向けて誰を育成するのか、それに頭を悩ませるのはかなり独特な楽しみがあります。
アークナイツの面白さの結晶「危機契約」とは
アークナイツにおけるエンドコンテンツ、それが「危機契約」です。
約3ヶ月に1度のペースで開催されるイベントなのですが、この開催期間は界隈がお祭り状態となります。
そんな危機契約とはどんなイベントなのか、一言で言えば「セルフ縛りプレイ」です。
契約を上手く組み合わせて攻略を目指そう!
危機契約では、決められたステージに対し、契約と呼ばれる制限を課した状態で挑みます。
例えば、「味方キャラの攻撃力半減 + 敵の攻撃力が2倍 + 敵の移動速度が上昇」した状態でステージのクリアを目指します。
この契約は20を超える種類があり、編成やステージと相談しながら、何の契約を取るべきか頭を悩ませる必要があります。
この契約を一定数取った状態でクリアすると報酬が貰えます。
しかし、契約を取れば取るほど……つまり難易度が上がれば上がるほど、貰える報酬が少なくなり、最終的には貰えなくなる、というのが特徴です。
つまり、ライトに楽しみたい場合は報酬が貰える範囲で、ヘビーに楽しみたい場合は契約を取りまくって限界を目指す。
エンドコンテンツであると同時に、懐の広さを兼ね備えています。
激烈な難易度の先にある快感!
そしてエンドコンテンツとしての難易度の高さ、奥深さは一級品です。
「味方キャラの攻撃力半減 + 敵の攻撃力が2倍 + 敵の移動速度が上昇」した状態で何も考えずにステージに挑めば、恐らくは「暴力的な攻撃力の敵に味方は蹂躪され、攻撃力や数に欠けた味方では敵を食い止められず崩壊」するでしょう。
クリアのためには、これまでの高難易度ステージで培ってきた知識や感覚、限りあるリソースを注ぎ込んだキャラたちが必要になってくるでしょう。
逆に言えば最低限必要なのはその2つだけです。
試行錯誤で誰にでも見えてくるクリアへの道!
必ずしも、最高レアリティのキャラが揃っている必要はありません。
低レアリティのキャラで編成を固めて契約を多く取っても、戦術次第では十分にクリアが可能です。
もしどうしようもなければ、フレンドのキャラを1人借りることもできます。
その上で何度も何度も失敗を重ね、何度も何度も編成を見直し、何度も何度もキャラの配置場所やタイミングを吟味し、少しずつクリアまでの道筋が開けていく。
重要な点として、スタミナを消費しないので、時間の許す限り試行錯誤を繰り返すことができます。
何時間も何日も「あそこをああすればクリアできそう」を弾き返されて、ようやく正解が見えた時の快感は並のゲームでは味わえません。
さいごに
本記事ではアークナイツの、ゲームプレイ部分における面白さについて書かせて頂きました。
ただもちろん、アークナイツの魅力はそこだけではありません。
退廃的で重厚な世界観。
死の病を主軸に差別をテーマとした重いストーリー。
ケモミミな美男美女と、彼らが抱えるバックストーリー。
可愛らしく動く魅力的なSDキャラ。
などなど、様々な魅力にあふれたゲームです。
本当に全体的な完成度が高く、じっくり腰を据えてプレイしたくなるゲームです!
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