【バイオハザード HD リマスター】恐怖と魅力の解説・まとめ(評価付)

恐怖の原点である名作

バイオハザードといえばホラー要素。

おそらく、バイオを遊んでみたいという方の多くは、上質なホラーを体験したい!という方が多いのではないかと思います。

今回は、バイオのナンバリングタイトルを全て経験してきた私が、今でも色褪せる事のない初代バイオ( HD リマスター版)の魅力について徹底的に解説致します!

最終的にはどれくらいオススメ出来るか、バイオハザードを検討される方に向けての総合評価もしています。

この記事は5分で読み終わりますので、是非読んでみて下さいね♪

※バイオハザードが苦手な方はご注意下さい。

  1. 本作の魅力・恐怖を演出するシステム
  2. サバイバル要素
  3. 総合評価
  4. まとめ

本作の魅力・恐怖を演出するシステム

シリーズにおいて「恐怖」は最も大切な要素です。

ここでは、初代バイオハザードの恐怖について解説してみたいと思います。

独特の視点で先が分からない

操作中、自分では一切視点の切り替えが出来ません。

場所によって勝手に切り替わる為、ゾンビが突然出てきたなんて事もあり得ます。

独特で不自由なシステムではありますが、この不自由さが探索する恐怖を際立たせる要因の一つです。

ロードの演出

バイオハザードでは、扉を開ける際にもこんな演出が入ります。

実はこれ、ただのロード画面です。

この扉の先、次は何が出てくるのか?と考えてしまいませんか?

恐怖に特化する為、ロード画面ですら演出の一部となっているのです。

真っ暗でない恐怖

初代バイオの舞台は洋館がメインになっています。

この洋館、実は意外と明るいのです。

暖炉だったり燭台だったり。

ですが、真っ暗でないからこそ「そこにある恐怖」が際立っています。

微妙に揺れ動く影、点滅するライト、明るい洋館とは違って暗い森の中。

穏やかな光ですら、洋館の中では不気味なものに。

恐怖の中の安らぎ

恐怖ばかりではストレスになってしまう事もあります。

そんな中、緊張を和らげてくれるのが仲間の存在です。

一緒に探索出来る訳ではないですが、仲間がいる、というだけで何だか心強いと思いませんか?

探索に疲れた、なんて時は仲間に会いにいってみましょう。

逃げるしかない恐怖

時にはどうやっても倒せない敵も出てきます。

遭遇する場面は多くないですが、倒せない、という圧倒的な恐怖は、本作における一番の恐怖かもしれません。

サバイバル要素

クリス達はバイオハザードから生還する為、ありとあらゆるアイテムを活用して脱出を図ります。

仕掛けも多いので、考える場面も多いのが特徴です。

ギミックを解いて進む

舞台となる洋館には様々な仕掛けが待ち構えています。

中にはゲームオーバーになるようなものも。

バイオハザードは謎解きの要素も多く含まれています。

限られたアイテム

アクションに特化したバイオ(主に4以降のタイトル)では、敵を倒せばアイテムをドロップする事がありましたが、本作ではそれがありません。

基本的には自分が訪れた場所で使えそうな物を活用するしかないのです。

弾や回復アイテムはドロップしないので、限りがあります。

生き残る為に、場合によっては敵を倒さない、という選択が必要になります。

アイテムの取捨選択

アイテムを持てる数はキャラによって決まっており、時には見つけたアイテムを持てない、なんて事もあるでしょう。

そんな時はどうしますか?

アイテムを諦める、回復系アイテムを使って空きを作る、また取りに戻って来る。

多くの物を持てない不便さが、サバイバル要素のリアリティを高めています。

後のリスクを回避すべきかどうか

本作ではゾンビを撃破した後、一定の時間を経てクリムゾンヘッドと呼ばれるゾンビになる事があります。

動きも早いため探索の邪魔になります。

対策として、倒したゾンビをライターと灯油で処理しておけば、大丈夫なのですが…

灯油を持ち歩くという事は、その分アイテムが持てなくなるかもしれない、という事です。

総合評価

色々お伝えしてきましたが、最後に総合評価をしたいと思います。

素晴らしい部分もある反面、悪い部分ももちろんあります。

総合評価 ★★★★☆純粋に恐怖を楽しめるバイオハザードとしてオススメ。

物語や恐怖を体感する事がメインとなっており、アクションや爽快感を求めている方には不向きです。

ストーリー★★★★★バイオハザードの発生、捜査、脱出。

展開がスムーズで、無駄もないので面白い。

クリス編、ジル編で若干ストーリーに違いがあります。

誰が生存したか、どこでどうなったか、これによってストーリーやエンディングが若干変化します。

アクション★☆☆☆☆4以降のバイオはアクション要素もありますが、本作では全くと言っていいほどその要素はありません。
操作性  ★★★☆☆従来の操作に加え、リマスター版では直感的に操作出来るアレンジ操作のおかげで少し遊びやすくなりました(スティックを倒した方向に動いてくれる)。

視点固定は相変わらずなので、恐怖の為の演出として楽しめないとただのストレスに。

ホラー要素★★★★☆恐怖に特化した演出がゲームを盛り上げてくれます。

ゾンビに慣れた頃に、違うタイプの敵が出てくるので、追われる恐怖も味わう事が出来ます。

本作は長く続くシリーズの原点であり、その後のストーリーもここから始まっています。

恐怖(ホラー要素)が苦手でない、バイオの始まりに興味がある!という方にはオススメ出来るタイトルです。

バイオハザードとして楽しめるタイトルではありますが、独特な操作システムやアクション要素がほぼない事については注意が必要です。

アクション要素や操作性が大きく変わったバイオ4以降のシリーズとは全く違いますので…

まとめ

恐怖の演出についてはその他のシリーズ作品でも色々工夫されています。

しかし、ここまで純粋な恐怖を追求したタイトルは他にないでしょう。

余計な演出はなく、ストーリーも無駄がない。

それでいて、ストーリー中の分岐や結末が複数ある為、2週目も楽しめる。

システム面での不便さもあるものの、それもまた上質な恐怖体験を際立たせてくれています。

ウェスカーも言っていますが、まさに期待通りの面白さです。

バイオハザード HD リマスターを検討されている方、是非参考にして頂けたらと思います!

ライター紹介

しらたま
おもちが大好き、しらたまです。
基本的にどんなジャンルでも遊びますが、バイオやモンハン、ファイアーエムブレムは全シリーズやりこんでます。
アプリだとDBZドッカンバトルやパワプロが中心。
記事を読んで楽しんでもらえたら最高です~!