スチームパンク好きがお贈りする『Bioshock Infinite』プレイ日記その8 考察編

FPSゲーム『Bioshock Infinite』をご紹介!

今回プレイするのはFPSゲーム『Bioshock Infinite』です!

このゲームは本当に面白くて、思い入れがあるのでぜひ楽しみながらご紹介したいと思います。

※残酷描写などがあるため18歳未満の方はプレイできません。

※ネタバレ有です。

今回の記事をザックリまとめると!

  • 123回目の挑戦!
  • 世界移動の流れ!
  • ルーテス兄妹の伏線!

この記事は、5分程度で読み終わりますので是非読んでいってください!

前回のあらすじ

『娘を連れてくれば借金が帳消しになる。これが最後のチャンスだ』

カムストックに会うためにの飛行船『預言者の手』へと向かう二人。

だが、ここで敵の猛攻撃に合う。

無事にカムストックの部屋にたどり着くが、そこにはエリザベスがとらえられていた像の模型が置かれていた。

どうやら、この像全体が彼女の力を吸い取る装置だったようだ。

奥にいるカムストックと対面する。

すべてはエリザベスを守るためだった語るカムストック。

しかし、彼女の指の話になった途端、彼女につかみかかる。

ブッカーは怒りに身を任せて、カムストックの顔を水に沈めて殺してしまう。

操縦席へ向かうと、『ヴォックス・ポピュライ』の襲撃が。

エリザベスは、あることに気が付く。

年老いたエリザベスからもらったカードの鳥かご『CAGE』は単語ではなく、楽器のコードであることに。

笛を奏で、ソングバードを操り、『ヴォックス・ポピュライ』から船を守ることになる。

彼らを退けると、二人は真実を知るために、像を破壊する。

それにより、力が解放されたエリザベスは、ソングバードを破壊し、謎の海底都市へと誘う。

そこから、不思議な空間へと渡り、ブッカーの過去が明らかになる。

彼女を借金の肩代わりに、娘のアンナをカムストックへ渡そうとするが、やはり取り返すことを決意。

ティアの狭間で、アンナを取り返そうと、彼女にしがみつくが、そこでティアが消えてしまい、彼女の指は境目でちぎれてしまう。

アンナこそ、エリザベスであったことが判明する。

カムストックを倒すために、再び、違う世界を旅するが、最後、二人は、牧師の目の前へとやってくる。

彼は20年前にブッカーが出会った牧師だった。

突然、色々な世界のエリザベスが現れて、ブッカーに真実を告げる。

ここで洗礼を受けたブッカーこそがカムストックだったのだと。

彼はカムストックの存在を亡き者にするために、ここで娘たちに溺死させられる。

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プレイ日記その8 世界移動考察編

ついにクリアしてしまいましたが、興奮冷めやらぬ中、まだ語りたいことがあります!

物語で何度か世界を移動してますが、これはどうなっていたのかなと。

途中で訳がわからなくなってしまったので整理したいと思います。

まず、物語序盤。ブッカーがコロンビアに行くところですね。

ここでは初めて、コロンビアに行ったように思われますが、実はもう何度も訪れています。

その証拠が、最初の灯台の屋上で鐘を鳴らすシーン。


カードの数字、122というのが、122回救出に失敗したブッカーへの弔いなのではと考えられています。

他にも、ルーテス兄妹のこのシーンからもわかります。


何度も訪れていて、コインを投げて122回、表が出ています。

今回の123回目でも表が出て、がっかりしているルーテス兄妹。

最初は何してんだろうこの人たちは?と不思議で仕方ありませんでした。

まさか、このような伏線が張られていたとは夢にも思いませんでした。

作り込まれた作品だなあと改めて、感動しております!

フィンクトンでは、チェン・リンが死ななかった世界へと移動します。

その後『ヴォックス・ポピュライ』が武器を手にした世界へと移動します。

そこで、ブッカーに鼻血がでますが、これは彼が『ヴォックス・ポピュライ』の英雄として死んだ世界でもあったのです。

物語が進み、『ヴォックス・ポピュライ』の革命の後、カムストックハウスへ向かうと、季節外れの雪が降り、エリザベスの像があったり、彼女の演説の声が聞こえる世界へとやってきます。


ここは捕らわれたエリザベスがカムストックの後を継いで、新たな預言者になった世界を意味しています。

途中でルーテス兄妹が現れますが、この「『いつ』と訊けばいいのに」というセリフに注目です。


この世界が先程までとはまた違う世界だということがわかります。

先へ進むと、年老いたエリザベスが出迎えてくれます。

彼女はブッカーがエリザベス救出に失敗した世界の結末を見せてくれます。


世界がコロンビアの炎によって焼かれていくのです。

彼女はソングバードのヒントとなるカードをブッカーに託し、元の世界へと送り返してくれます。

そこで無事にエリザベスを救出するのです。

物語は進み、『預言者の手』でカムストックを殺すと、ブッカーにも鼻血がでるのは違う世界の自分が死んだからなのです。

ここでカンの良い方は気づくんでしょうね、ブッカー=カムストックだということに。

像を壊し、覚醒したエリザベスに連れていかれたのはブッカーが20年前に訪れていた洗礼の場所。


ここがターニングポイントだったわけです。

今考えれば、徐々にネタ晴らししていっていたのですね。

そして、アンナがエリザベスだということがわかり、世界は再び、あの洗礼の場に。

真実が告げられ、ブッカー=カムストックは娘たちの手により、溺死させられる結末になるわけです。

カムストックはいなくなり、エリザベスもコロンビアもいなくなるのです。

なので、複数のエリザベスたちは消えていきます。

タイトルの『Infinite』は無限を意味します。

123回目の挑戦でやっと、ブッカーは罪を償えたといって良いでしょう。

さいごに

時間軸については途中ではてなになってしまいましたが、こうして整理してみると、なるほど~!となりますね。

真実に向けて、丁寧に順を追って説明してくれていたのですね。

世界をまたにかけた大冒険。

すごい体験ができたなあと改めて思います。

ちょっとだけ、パラレルワールドの存在を意識するようになりましたよ。

それにしても、ルーテス兄妹の伏線がこれは見返さないとわかりませんね💦

最初はおかしな二人組くらいしか思いませんでしたよ。

でもこの二人、123回も同じことをやれたのってすごいですね。

何だか、クリア後はこの二人に興味を持ってしまいましたよ。