【Caligula2/カリギュラ2】バッドエンドへの進み方!入るメリットはある?

カリギュラ2にはバッドエンドが存在!?

フリューの学園ジュブナイルRPG作品「Caligula2/カリギュラ2(以下:カリギュラ2)」には二種類のエンディングが存在します。

一つ目は物語がちゃんと終わるエンディング、もう一つが物語が途中で終わってしまう「バッドエンド」です。

このバッドエンドは物語が完全に解決しないまま終わる内容。

内容的にもやるせないものとなっています。

ですがカリギュラ2のバッドエンドは前作「カリギュラ」と「カリギュラ オーバードーズ」のファン必見のもの。

特に小説版までしっかり読み込んだプレイヤーや、前作のとある楽士のファンには是非とも入ってほしい内容なのです。

今回はそんなカリギュラ2のバッドエンドの入り方、及びバッドエンドを迎える利点について説明します。

尚、今回の内容はバッドとはいえエンディングを扱う記事となっています。

ネタバレになる画像や記述が満載です。

なので、ネタバレを気にするプレイヤーや、これからカリギュラ2を遊ぶという人は十分に注意して閲覧してください。

  1. カリギュラ2のバッドエンドは第六章である「クランケ編」から分岐!
  2. 表示される超重要な選択肢で「はい」を選ぶとバッドエンド確定!
  3. バッドエンド特典は楽曲「コスモダンサー」!

この記事は3分で読み終わりますので、最後まで読んでいってくださいね!

バッドエンドへの分岐はどこで起こる?

まずはバッドエンド分岐への情報です。

カリギュラ2のバッドエンドは第六章である「クランケ編」から分岐します。

分岐までに踏んでおかなければならないフラグなどは存在しません。

バッドエンドまでのあらすじ

まずはバッドエンドに至るまでのあらすじを紹介します。

当然バッドエンド前までのネタバレが多分に含まれますので、閲覧注意です。

楯節大学附属病院の医師であり、オブリガードの楽士である「ドクトル」を退けた帰宅部の面々。
だが、別室で囚われていた「天吹茉莉絵」に異変が起こる。
病院という場所をトリガーとして、突如恐怖心を露にする茉莉絵。
その慟哭は病院を赤黒いオーラで包み込み、彼女を監視していたオブリガードの楽士「クランケ」を巻き込んで異界化させてしまった。
異界化した病院に囚われた茉莉絵とクランケを救うべく、一時的に休戦協定を結ぶドクトルと帰宅部。
その最中、帰宅部は「リドゥ」が茉莉絵のためにバーチャドール「μ」が作り上げた「ミクロメビウス」を改変した世界であると知る。
更には茉莉絵が現実では「脊椎損傷」によって二度と動けない体であること、茉莉絵を殺せばリドゥが消え去ることも知ってしまう。
茉莉絵が死ねば、帰宅部の大願である現実への帰還は成る。
リグレットの圧倒的な力を一度味わった主人公と「キィ」。
彼らはどうしても、リグレットを倒してリドゥから帰還する、ということに対して消極的にならざるを得なかった。
一人を犠牲にして目的の確実な達成をするべきか。
それとも不可能に近かろうとも一人の犠牲も許さずに抗い続けるべきなのか。
帰宅部に、部長に、決断の時は迫る。

物語は前作「カリギュラ」のスピンオフ小説「Caligula-カリギュラ-EPISODE水口茉莉絵〜彼女の見た世界〜」の内容を絡めて展開されます。

天吹茉莉絵がイコールで、前作に登場した「水口茉莉絵」であることも明かされ、スピンオフ小説の内容が今作に密接にかかわっているということもわかるのです。

バッドエンドに入る方法

それでは、バッドエンドに至る方法です。

図解付きで説明していきます。

「ドクトル」→「クランケ&車椅子」との連戦後から進行します。

尚、ドクトル→クランケ戦後、部屋にセーブポイントが出現します。

セーブを分けたいという人は利用しましょう。

帰宅部とクランケに話を聞く

帰宅部メンバー全員と、クランケに話しかけて意見を聞きます。

まずこの行動を取らないとイベントが進行しません。

話が全て聞き終わって、部屋の中央付近に寝ている茉莉絵に近づくとイベントが自動的に始まります

始まらない場合は誰かに話しかけていないということになりますので、意見の聞き洩らしがないかどうかを確認しましょう。

特にクランケに話しかけるのは忘れやすいので、注意してください。

茉莉絵に近づいてイベント進行

全員に話かけて、茉莉絵に近づくとイベントが自動進行します。

茉莉絵が自らを「殺してくれ」と主人公に懇願

そして、選択肢が表示されます。

茉莉絵を殺すか殺さないか、決断が迫られます

ここで「はい」を選ぶと、バッドエンド確定です。

ちなみに選択肢は若干誰かの心に踏み込むときのように表示されますが、確認はありません

「本当に踏み込みますか?」のような選択肢は一切ないので、間違えて選ばないように注意しましょう

※以下、茉莉絵を殺すと選択した場合、一連のイベント終了までゲームのスクリーンショット撮影などができなくなります

そのため、以下の解説よりスクリーンショット無しとなりますので、ご了承ください。

茉莉絵死亡、そして…?

「はい」を選ぶとイベント進行、主人公が自分のカタルシスエフェクトで茉莉絵を殺害します。

ベッドに倒れ伏す茉莉絵。

ですが、直後に突如荒っぽい叫びと共に立ち上がります。

起き上がった茉莉絵の表情は、善良で公明正大な優等生とは思えないほどに歪んだものでした。

かつてμが封印した茉莉絵の凄惨な過去を象徴する存在、メビウスの楽士にして現実の茉莉絵である「ウィキッド」が復活してしまいます。

ちなみに、この際に表示される茉莉絵ことウィキッドの立ち絵や、ウィキッドのポリゴンモデルは前作から一新された書き下し

前作ウィキッドファン垂涎の出来となっているので、チェックしてみましょう。

ウィキッドとの戦闘

復活したウィキッドは帰宅部に襲い掛かってきます。

ここで帰宅部メンバーとウィキッド(Lv.42)と戦闘が開始

撃破すると再度ウィキッド(Lv.45)と戦闘となります。

つまり、ウィキッドとの二連戦です。

ドクトルとクランケ&車椅子戦も直前にあるため、バッドエンドの場合は4連戦ということになりますね。

ボルテージとストレスゲージは計画的に使用しましょう。

どちらのウィキッドも広範囲のデバフ攻撃を持った面倒な相手

二戦目には自分の能力を上げるバフも使ってきます。

幸いにして攻撃力自体は大したことがありませんので、回復を怠らず戦えばレベル40くらいでも全然撃破可能

特に敵のバフを解除すると高確率でまたバフを付けてくるため、敵の動きを封じ続けることが可能。

デバフ解除とバフ解除が行える「釣巻鐘太」がいると便利です。

撃破でエンディング

ウィキッドとの二連戦が終了し、会話イベントが発生。

一通りの会話イベントが終了すると、エンディングに移ります。

エンディングは主題歌などが流れない味気ないもの。

後日談的なストーリーもありません。

バッドエンド時のクリア後特典は?

物語の途中でエンディングを迎える「バッドエンド」。

しかし、バッドエンドに入る意義もしっかりと用意されています

むしろバッドエンドに入らないと貰えない特典もあります

以下、バッドエンドを迎えることで獲得出来る特典の解説です。

「New Game+」が解禁される

カリギュラ2にてバッドエンドを迎えると、「New Game+」が解禁されます。

このNew Game+は、エンディングを迎えたセーブデータの内容を一部引き継いで、再び最初からゲームを遊べるというモード

一度でもエンディングを迎えたゲームデータがあると表示されるようになります。

バッドエンドもエンディングに数えられるため、解禁されるようですね。

あらかじめ強い状態でゲームが遊べるため、非常にサクサクと進められます。

ジュークボックスに特別な楽曲が追加される

カリギュラ2にてバッドエンドを迎えると、バッドエンドを迎えないと解禁されない楽曲がジュークボックスに収録されます

それが、ウィキッドが制作した楽曲「コスモダンサー」。

ウィキッドとの対戦時に流れた、前作カリギュラに登場する楽曲です。

この楽曲のリグレット歌唱バージョン、カリギュラ2専用Remixバージョン、キィ歌唱バージョンが追加され、自由に聞けるようになります。

前作ではμが歌っていた楽曲を、新たなバーチャドール二人が歌い、Remixされた新規収録版です。

前作ファン垂涎の楽曲なので、一度は絶対に聞いてほしいですね。

キィが「コスモダンサー」を歌えるようになる

カリギュラ2でバッドエンドを迎えると、ジュークボックスに「コスモダンサー」各種が追加されます。

それと同時に、キィがフロアージャック時の楽曲としてコスモダンサーを歌えるようになります

コスモダンサーの楽曲効果は「フロアージャック中にクリティカル率アップ」。

実はこのクリティカル率アップの効果は非常に貴重であり、現状通常獲得できる楽曲の中では唯一の効果です。

他にクリティカルアップがつけられるのは、初回生産限定版に付属する「追加楽曲DLC」で解禁される「Orbit」のみ

Orbitをダウンロードしていないというプレイヤーにとってはありがたいものです。

クリティカルアップの楽曲が欲しいなら、一度はバッドエンドを通りましょう。

さいごに

カリギュラ2には物語の途中で入ることができるバッドエンドが存在します。

バッドエンドの内容は前作「カリギュラ」及び「カリギュラ オーバードーズ」とその派生作品である小説に関連するもの。

前作からカリギュラを遊んでいるプレイヤーにはぜひとも見てほしい内容です。

また、バッドエンドを迎えることで解禁される要素もあり、特に楽曲「コスモダンサー」はバッドエンドでしか回収できません

楽曲効果も初回生産限定版を所持していない場合はほぼ唯一無二です。

バッドエンドと銘打たれていますが、物語を深める意味でも、前作との繋がりを強めるためにも、ゲーム内要素の回収にも必要不可欠なルート

カリギュラ2を遊びつくしたいというならば、避けては通れません。

通り方は決して難しくありませんので、一度は通ることをおすすめします。

ライター紹介

カンダカズマ
カンダカズマ
幅広いゲームが大好きな、ゲーマー歴20年以上の女ヲタク「カンダカズマ」です。
海外ゲームから国内ゲーム、アクションからRPGまでいろいろ嗜みます。
マニアックなメーカーの作品を遊ぶことも多いので、マニアックでマイナーなメーカーの作品(特にエクスペリエンス社の作品)の面白さを共有できればと思います。
みなさまのゲーム選びの参考になれば幸いです。
よろしくお願いいたします。