キィは成長するバーチャドール!?
「Caligula2/カリギュラ2(以下:カリギュラ2)」の帰宅部に味方するバーチャドール「キィ」は、まだ世に出ていないバーチャドールという設定です。
前作「カリギュラ」のときに登場した「アリア」とは違い、電脳世界への権限を一切持っていません。
ですが、キィは帰宅部と共に成長していくバーチャドール。
帰宅部が強大な力を持つオブリガードの楽士たちを倒していくと、徐々にキィの力が増大していきます。
その過程で、キィはリドゥに対する干渉能力や、バーチャドールならではの超常的な力に目覚めていくのです。
今回はそんなキィが覚える能力を一覧化してみました。
キィの成長記録を見るような気持ちで、キィの能力を振り返ってみましょう。
尚、当記事はストーリーの進行に伴う内容となっています。
記事文章および画像どちらも全編を通して若干のネタバレになりますので、ネタバレを気にする人は閲覧を控えるようにお願いいたします。
- キィは楽士を倒すたびに能力が強化される!
- 名称がついている能力は6種類!
- 基本的にプレイヤー側が使える能力は一つのみ
この記事は3分で読み終わりますので、最後まで読んでいってくださいね!
キキィミミ
キィが最初に覚える特殊能力です。
マキナ撃破後に習得します。
どんな音も聞き洩らさない地獄耳!?
キキィミミの能力は、作中で「めっっっちゃ…耳がよくなる」と説明されています。
詳しい説明をすると、聴力を強化し、特定のワードにフォーカスをかけ、ピックアップして聞くことができるようになる、という能力です。
例えば「ギン」とフォーカスをかければ、能登吟に関する話題を絞り込んで聞き分け、その発言元を辿ることができるというもの。
ただし、ワードは同音異義語も拾ってしまうため、正確な捜索はしにくいという欠点もあります。
作中では「夢」という単語に絞って話題をピックアップしたところ、寝ている時に見る夢ではなく、「夢にまで見た」という慣用句まで拾ってしまいました。
キィ憶消去パンチ
帰宅部がパンドラを撃破した後に覚える特殊能力。
プラネタリアOKITAMAにて、キィがムーくんに使用したのが初出です。
特定地点の記憶隠蔽!?
キィ憶消去パンチの能力は、キィが打撃を与えた相手の特定地点の記憶を消去及び隠蔽するというものです。
作中では帰宅部の顔を見てしまったムーくんに対して使用され、ムーくんから帰宅部の記憶を消去してしまいました。
ちなみにパンチは普通に物理攻撃になるようで、キィ憶消去パンチを喰らったムーくんは気絶した描写が見られます。
便利な能力ではありますが、一度の使用でかなりのエネルギーを使うらしく、使用後主人公は数日間寝込むことになりました。
そのような原因があるからか、作中ではあまり使用されずに終わっています。
嘘発見キィ
帰宅部がムーくんを撃破したことで覚える特殊能力。
初出は#QP編ですが、以降も比較的使用された能力でした。
嘘を見抜く便利能力!?
嘘発見キィはその名の通り、相手の発汗量や心拍数を見定め、対象者が嘘をついているかどうかを判断できる能力です。
情報の信憑性を探ったり、真意を探ったりするのに使用され、比較的汎用性も高めなことから、キィが複数回使用した能力でもあります。
シンプルがゆえに使い勝手が良かった能力であり、作中でも役立たなかったということはありません。
ピッキィング
帰宅部が#QPを倒したことで覚える特殊能力です。
初出はドクトル編で、ドクトル編からクランケ編にかけて使用されました。
単純な仕組みの鍵ならお茶の子さいさい!?
ピッキィングはその名の通りに鍵開けの能力で、単純な仕組みの鍵ならばリドゥのシステムに干渉して開けられるようにするというものです。
このあたりから、徐々にキィがリドゥに干渉できるだけの能力を持ち始めます。
便利な能力ではありますが、キィがピッキィングを使用したのは楯節大学付属病院内のみ。
以降はあまり使われることはありません。
ハッキィング
帰宅部がドクトルとクランケを倒したことで覚える特殊能力です。
初出は件編ですが、あまり役立った能力ではありませんでした。
ちなみに命名者は月島劉都で、ハッキィング以降の能力名は劉都が命名します。
エネルギーの流れを感じる便利能力!?
ハッキィングはキィがリドゥ上のエネルギーの流れを探知し、騒ぎが起こっている場所や人が集まっている場所を感知することができるという能力。
つまり、熱狂的な人気を誇る楽士やリグレットの居場所を探知することができるというような働きを持っていると考えられます。
ですが、このハッキィングを披露した時には件によってリドゥ住民が扇動されており、帰宅部に対して強大なヘイトが向けられている状態。
おかげでキィの能力が一時的に弱まった挙句、そこかしこで負のエネルギーが発生して騒ぎになっていました。
うまくハッキィングを使用することはできなかった、という結果に終わっています。
マスターキィ
帰宅部が件を倒し、エピメテウスの塔に至るまでにメタバーセスを通ったことで習得した特殊能力です。
実質主人公が自由に使用できる、唯一の能力となっています。
メタバーセスからリドゥをコピー&再構築!
マスターキィはメタバーセスに還元されてしまったリドゥのデータを集め、元の姿にコピーして再構築するという能力。
キィが最早μやアリアのような高位の権限を持つことができるようになったということを示す能力であると言えるでしょう。
この能力により、メタバーセスに飲み込まれてなくなってしまったリドゥに戻ることができ、エピメテウスの塔からリドゥに戻ることが可能となります。
リドゥがなくなってしまったことで進行不能になると思われていたクエストなども再び進行可能に。
他の能力はお披露目直後以降あまり使われませんが、マスターキィはエピメテウスの塔からリドゥに戻るときに必ず使用する能力です。
能動的に使えるという関係上、使用機会も最も多くなる能力と言えますね。
さいごに
以上、キィが物語進行で覚える能力の一覧となります。
マスターキィ以外の能力はストーリーの進行でしか使うことができない技となっている上、一度しか使用されないということも多いと言えます。
反面、ゲームのシステムに紐付けされたマスターキィは目にする機会も、お世話になる機会も多い能力でしょう。
ですが、一覧してみると非常に便利そうな能力も多いため、探索のお供にスキルとして使ってみたかったものも多いと筆者は思います。
もし続編やリメイク、アッパーバージョンやDLC追加シナリオなどがあった場合は、キィの能力も絡めた謎解きをしてみたくなってしまいますね。
ライター紹介
- 幅広いゲームが大好きな、ゲーマー歴20年以上の女ヲタク「カンダカズマ」です。
海外ゲームから国内ゲーム、アクションからRPGまでいろいろ嗜みます。
マニアックなメーカーの作品を遊ぶことも多いので、マニアックでマイナーなメーカーの作品(特にエクスペリエンス社の作品)の面白さを共有できればと思います。
みなさまのゲーム選びの参考になれば幸いです。
よろしくお願いいたします。