中世のロマン?理想の攻城兵器を作って大暴れ!
キャラゲッ!ライターの幽棲ヒーローです。
今回も Xbox で配信されているタイトルになりますが、『ビシージ: コンソール版』をレビューしていきたいと思います。
こちら Xbox では22年2月に配信開始されましたが、PC 版のリリースは2年前にリリースされています。
レビューに入る前に、こちらのタイトルは基本的には PC 版と同じ内容ですが、UI をはじめ、仕様が細かい部分で違っていますので、あくまで PC 版とは違うものとして捉えて見ていただければと思います。
本作は中世を舞台に、当時の戦争には欠かせない攻城兵器に焦点を当てたゲームで、色々なパーツを自由に組み合わせて兵器を作り上げ、用意されたステージで色々なミッションをクリアしていくというもの。
内容は城や建物を破壊するというミッションから、敵兵士を蹴散らしたり、物の運搬や障害物を避けながら目的地まで行くというものまで様々用意されています。
本レビューでは、始める敷居を少しでも下げらるように、超簡単にですが UI 部分でどうすればどういうことができるか解説も含めていますので、興味ある方は一読の価値アリです!
- 歴史や小説、映画などに出てくる攻城兵器の設計技師になれる!
- 多くのパーツが用意されていて、攻城兵器でないものまで作れる
- 作った兵器で建物や敵を蹴散らすのは気分爽快!
この記事は10分程度で読める内容です。
まず、『ビシージ』ってどんなゲームなの?
まず本作は Game Preview 版であるということをお伝えしておきたいと思います。
まだ完成品・製品版ではないけど、とりあえず遊べるよ!ということです。
いわゆるベータ版や早期アクセスバージョンといった位置づけのものです。要するにこれからもいろんなコンテンツが追加されたり、バランスや内容の調整が入っていくので、この記事は投稿時点でのゲームの内容で、数か月や一年後にはここに書いている内容と変わっているかもしれないということはご留意ください。
何はともあれ、とりあえず作ってみよう!
まずはとにもかくにも何か作ってみないと始まらない!ということで上のスクショです。
上部にはセーブアイコンがあったり消しゴム(パーツの削除)ボタン、アングルを変えられるアイコンが並んでいます。自由に作れますが作業範囲に制限があってそれ以上の大きさのものは作れないようなので、制作物自体を回転したり上下左右に移動させることも頻繁に必要になってきますがそれらのボタンも上部に揃っています。
下部にはいろいろなパーツが表示され、ここから選んで取り付けていくといった具合です。下部左端にあるアイコン、または十字キーの上を押すと、
カテゴリに分けられたパーツがたくさん出てきます!車輪やプロペラといった機動力部分のパーツから大砲やドリルなど攻撃用パーツも様々です。
これはドリルを選択していますが、上のドリルというパーツの名前の下には、LT なら逆回転、RT なら・・・といった具合に動作に対応したボタンが表示されています。このボタンはパーツ事に変えることも可能なので、他のパーツと動作が被って一緒に動いちゃうんだけど!って場合も安心です。
まず手始めに、簡単そうな自走式の大砲を組んでみたいと思います。
真ん中の緑に見えるブロックが車体というか兵器の中心になるものです。そこに支柱を設けて、動力付きの車輪と前方の車輪には左スティックに対応させたステアリングヒンジというものを付けています。これだけで前進後退、左右へ曲がれる車の部分が出来上がりました。
とりあえずこの車体に大砲を乗っけてみました。もう兵器できたじゃん!と思ったのもつかの間、このまま大砲を撃つと、
大砲の反動に車体が耐えられず、後方に吹っ飛んでしまいました。さらに右後輪は支柱から折れてしまうほど。大砲3門はやりすぎなのかもしれませんが。(笑)
そこで、
中央と後輪の支柱にブレースという鉄の補強材を入れてみました。
今度は後輪の支柱が折れることはありませんでしたが、やはり反動に耐え切れずひっくり返ってしまいました。
ということで、反動を抑えるために真ん中の支柱を延長して車輪を装着して、さらにブレースでの補強を数か所入れました。
試射してみると、
おー!反動で吹っ飛ぶことなく無事に大砲を放つことができました!どこも壊れてない。(笑)
全てのオブジェクトは物理演算で動きが計算され、各パーツごとに重さや形状によってそれぞれ違った挙動を見せます。
なので大きく複雑になるほど使用するパーツは増え、バランスの取り方も難しくなってきます。
けど、この試行錯誤する過程がすごく楽しくて、思った形に仕上がったときの達成感が気持ちよく、ついつい時間を忘れて夢中になってしまいます。
作った物をオンラインで共有できちゃう!
こうやってあーでもないこーでもない、と手間暇掛けて出来上がった物はとても愛着があって、人に自慢したくなるものですが、本作では作った作品を共有するワークショップというものがあります!
先ほどの作ったもの保存するところに、ワークショップというタブがあって、こちらで世界中のプレイヤーが作った兵器を閲覧したり、実際にダウンロードして使用することができます!
もちろん自身で作ったものもここにアップできるので、自信作ができたらドンドンアップして自慢しましょう!
自慢の攻城兵器で敵も城も木っ端みじん!
出来上がった兵器を活躍させることができる、シナリオモードのようなものもあります。
各ステージごとにミッションが用意され、上のスクショでは城壁奥の家と風車を破壊するのが目標です。
ちなみにさきほど作った攻城兵器では各大砲一発ずつしか撃てず、機動力もイマイチなので、城壁を回り込む前に城壁上の射手に逆に破壊されてしまいました。
破壊するミッション以外にも、用意された物資の運搬や指定ポイントまで移動するというものもあったり、単純に攻撃力があればいいというものでもありません。
ステージ毎にミッションに合わせたものを作る必要があります。攻撃兵器はその中でも簡単なほうで、前述した物資運搬のミッションの場合、運ぶ物の大きさや形状で、押して運ぶ、挟んで運ぶ、乗っけて運ぶ等々いろんな手段を考える必要があります。
また地形も様々で上り坂下り坂以外にも、地形と地形の間に大きな谷があって空中を飛ぶ必要がある場合もあります。
アイデア次第で様々な兵器を作れますが、その分一つのステージをクリアするのにも攻略方法はプレイヤーの数だけあるといっても過言ではありません。
飛ぶ機構、持ち上げる機構、走る機構、それぞれをパズルのように組み立てていく面白さもありつつ、そのステージの見方によってどう攻略するかという戦略性もとても奥深いものがあります。
さいごに
僕自身レビュー用のスクショ撮りのつもりが夢中になって一日中遊んでしまいました。
PC 版の存在は知っていて、興味はあったもののなかなか購入するタイミングもなく、今まで遊んでいませんでした。コンソール版が発売される!しかもXbox Game Pass で配信される!ということで今回満を持して初ビシージに挑戦したわけですが、結論、めちゃくちゃハマる!ゲームです。
子供の頃からレゴで遊んだり、プラモを作ることや絵を描くことも好きだったし、それに加えて中世の歴史も好きな僕には中毒性が高すぎました。(笑)
まだ Game Preview版 なので操作性に難がある部分やバグなどもチラホラ見受けられます。日本語の表記が怪しいところも・・・。でもそれを補って余りあるほどの手軽さと中毒性で、ものを作るゲームやサンドボックスタイプのゲームがお好きな方にはとりあえず触ってもらえたら、すぐ面白さがわかると思います!
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