【平成 No.1 RPG 】クロノ・トリガー思い出深いイベント5選

クロノ・トリガーとは?

クロノ・トリガーは、1995年に株式会社スクウェアより発売された RPG です。

「平成のゲーム最高の1本」(ファミ通調べ)では堂々の1位を獲得しました!

開発陣も豪華で、「ファイナルファンタジー」の生みの親:坂口博信氏、「ドラゴンボール」の著者:鳥山明氏、「ドラゴンクエスト」の生みの親:堀井雄二氏の3名が携わっているんですよ!

まさにドリームプロジェクト!

そんな伝説的名作とも言えるクロノ・トリガーの魅力は、その王道かつ感動的なストーリーでしょう。

ということで、今回はその魅力的なストーリーの中から、特に思い出深いイベントを5つご紹介していきます。

  1. 400年間働き続けるロボ
  2. 幼少期ルッカのトラウマ
  3. おてんばマールの親子喧嘩
  4. ラヴォスの襲来と恐竜人の最後
  5. まさかの主人公の死

この記事は5分で読み終わりますので、さいごまで読んでいってくださいね!

荒野を耕す姿に涙!ロボの森林再生

まず一つ目に紹介するイベントは、終盤で訪れる中世での一幕。

森林を復活させるため、ロボが400年にも渡って孤独に奮闘するイベントです。

中世の物悲しい音楽と、時の流れを感じるイベントに涙を流した方も多いのではないでしょうか。

荒廃した時代とフィオナ

魔王族と人間の戦いにより自然が失われ、砂漠が広がる中世。

荒廃した時代に希望を捨てることなく自然を取り戻そうと奮闘する女性、フィオナがいました。

彼女は苗木の力さえあれば森林を復活させられると語ります。

一方で、森林の復活にはそれこそ気の遠くなるほどの時間が必要だと悟り、半ば諦めかけてもいました。

そんななか、クロノの仲間のロボが森林復活に名乗りをあげます。

寿命がある人間とは異なり、彼の命は尽きることがありません。

森林再生のため、ロボは自らの時間を犠牲にすることを誓うのでした。

400年の時を越えて

自然を取り戻すため、クロノ達と別れたロボ。

これ以降、ロボは中世の時代で永遠と農作業に勤しむこととなります。

(物悲しい曲とロボの労働姿に涙が・・・)

そしてクロノ達は豊かな森林が蘇っていることを願い400年の時を越え、現代へと戻ってきます。

するとそこには、かつての荒廃した土地の面影が感じられないほど素晴らしい緑が!

ロボは立派に400年にもわたる務めを果たしたのです!

そして、中央にある神殿へ向かうとボロボロになったロボの姿が。

ロボを回収し話しかけると、おぼろげながらクロノ達に気づき再会を喜びます。

「クロノ・・・ナツカシイ・・・」

時間を超えることに慣れすぎた中で、寿命のないロボが400年も働き続けるというシーンには衝撃が走りました!

我々にとっては一瞬であっても、その時空移動の裏側には多くの歴史があると感じさせてくれるイベントでした!

トラウマイベントといえばこれ!ルッカの幼少期

続いて紹介するのは、平和なクロノ・トリガーでは珍しいトラウマ級のイベント

それは、幼少期のルッカが機械に巻き込まれる母親を見てしまうというもの!

プレイヤーの操作により結末が180°変わるイベントですが、残酷な結末と担ってしまった方も多いのではないでしょうか。

トラウマの瞬間へ

400年ぶりにロボと再会した夜。

皆と眠りこけていると、見知らぬゲートが出来ていることに気づきます。

寝ている仲間を尻目に単身でゲートへ入ると、到着したのは数年前の自宅でした。

幼いルッカを襲う悲しき事故

大人ルッカが家を散策していると、母親と幼きルッカの姿を発見。

母親は家中に散らかる機械の山へ文句を言いながら不用心に近づいていきます。

すると突然、近くの機械が母親のスカートを巻き込み動き出します!

ジリジリと機械の歯車へ引き寄せられる母親。

当然、幼きルッカは機械の操作など分かりません。

しかし、たまたま居合わせた大人ルッカが機械を停止させ母親を救います

研究を理由に約束をすっぽかしてばかりの父親を見て、科学者にはならないと決めていた幼い頃のルッカですが、この事件をきっかけに科学を学ぶと決意するのです。

もう一つの結末

大人ルッカが時空を遡り、過去の母親を救うというこのイベント。

実はイベント中に機械を操作せずに放置すると、母親が機械に巻き込まれてしまいます。

巻き込まれても母親は生存しますが、一生立つことができなくなります。

操作を誤り母親が救えず、トラウマを感じたプレイヤーも多いかもしれませんね・・・

不器用な国王とマールの親子喧嘩

クロノと旅を共にするガルディア王国のお姫様マール。

物語終盤では実の父親であるガルディア国王とすれ違いによる親子喧嘩をしてしまいます。

不器用な愛情と喧嘩の結末に多くの方が涙したことでしょう。

親子のすれ違い

序盤に仲間になるマールは王女と思えないほどのおてんば娘。

物語序盤から父親であるガルディア国王の心配の種となっていました。

冒険の途中、久しぶりに実家の城へ帰宅したマールは、大臣から思わぬことを聞かされます。

「国王は王妃の死に目にも立ち会わずに仕事していた」

激怒し父親である国王に詰め寄るマール。

ついには勘当を言い渡されてしまいます。

裁判にかけられた国王

喧嘩別れとなった国王とマール。

しばらくは冒険を続けますが、しばらくして王国へ戻ると、国王が裁判にかけられることを知ります。

罪状は国宝である「虹色の貝がら」を売却した罪。

いくら喧嘩中の父親とはいえ、そんなことをするはずないと考え裁判へと乗り込むマール。

思った通り父親は大臣の策略によってあらぬ疑いをかけられてました。

「虹色の貝がら」を見つけ出せば父親の無実を証明できると考えたマール達。

城の宝物庫を探し、ついに貝がらを見つけます!

しかしその頃、裁判では大臣の陰謀によって国王に有罪判決が・・・。

急いで裁判へ向かうマール達でしたが、警備員によって足止めを食らいます。

手荒な真似をしてでも裁判に乗り込まなくては・・・。

無罪の証明と仲直り

仲間一のおてんば娘マール。

父親である国王が、あらぬ容疑により有罪を言い渡されたその瞬間。

裁判所の窓から大ジャンプ!

派手な登場とともに、父親の無実の証明に成功したマール達。

容疑をでっち上げた大臣を問い詰めると、姿を現わしたのは大臣に化けていたヤクラ13世。

これを無事に撃退し、互いに謝罪する父親とマール。

壮大な親子喧嘩はこうして幕を閉じるのでした。

物語最序盤からおてんばなマールが、感情をあらわにするシーンが目立つこのイベント。

特に裁判に窓から飛び出して乱入するシーンは音楽も相まって鳥肌モノですよ!

ラヴォス襲来と恐竜人絶滅

クロノ・トリガー最大の敵「ラヴォス」。

実はラヴォスが宇宙から飛来してきた宇宙生命体であることが物語中盤で発覚します!

ということでラヴォスの襲来と恐竜人の絶滅という二大事件についてご紹介していきましょう。

猿と恐竜人

文明が栄えるはるか昔の原始時代では、人類と恐竜族の熾烈な争いが繰り広げられていました。

女首長エイラの力もあり一度は恐竜人の猛攻を退けますが、恨みを持った恐竜人によって村が一つ焼き払われてしまいます。

これに激怒したエイラ。

恐竜人との戦いに決着をつけるべく、敵の本拠地である「ティラン城」へ乗り込むことを決意します。

人類の勝利

敵の猛追に耐えながら奥へと進むエイラ達。

ついには恐竜人の長アザーラを追い詰めます。

巨大な恐竜ブラックティラノと共に人類へ襲い掛かるアザーラ。

しかし、空に謎の赤い星が輝くなか激戦を制したのは人類でした。

虫の息となったアザーラは、巨大な火の玉が落ちてくるという不穏な予言を残し、未来を人類へと託します。

ラヴォス襲来!

アザーラの予言は的中します。

人類と恐竜人の争いに決着がついたその時。

空で怪しく輝いていた赤き星が、地球へと落ちてきます。

大きな火のような星、その正体は宇宙生命体「ラヴォス」

魔王が呼び出したと考えられていたラヴォスは、なんと原始時代に宇宙から襲来してきたのでした!

長きにわたり争ってきたアザーラが、最後に人類へ未来を託す姿が印象的なこのイベント。

ラヴォスがこれほど昔から地球に存在していたことも衝撃でした!

これまでの人類 vs 恐竜人から地球生命体 vs ラヴォスへ構図が変わる瞬間でもあり、まさにクロノ・トリガー史における重要なポイントです。

まさかの別れ!クロノの死

最後に紹介するイベントは、誰しもが驚いたであろう主人公クロノの死!

主人公が死んでしまうという展開は、本当に衝撃が走りました。

ラヴォスに魅了された女王

古代、それは魔法国家ジール王国が英華を極めていた冬の時代です。

ジール王国は地下深くに眠るラヴォスエネルギーを活用し、圧倒的な技術力を誇っていました。

そんなジール王国の女王は、強大すぎるラヴォスエネルギーに心を蝕まれ人の心を失ってしまいます。

ラヴォスの目覚めとクロノの死

ラヴォスに魅了された女王ジールは、ついにラヴォスを永き眠りから起こしてしまいます。

圧倒的な力を持つラヴォスとジールの前に、なすすべもなく敗れるクロノ達。

最後のとどめを刺そうとするラヴォスに対し、仲間を守ろうとクロノが立ちはだかります。

そして・・・

おかえりクロノ

帰らぬ人となったクロノ。

大きな悲しみに暮れる仲間達は、時の賢者ハッシュのもとを訪ねます。

ハッシュからもらったのは時の卵「クロノ・トリガー」

死の山の頂上に「クロノ・トリガー」を捧げれば、クロノを生き返らせることがしれません。

微かな希望を胸に、プチラヴォスが巣食う死の山を登るマール達。

ようやく辿り着いた頂上で祈りを捧げるマールの想いが届き、クロノは仲間達のもとへ帰ってきました。

初めてプレイしたときは、主人公が死ぬという展開に衝撃を受けたのを覚えています。

クロノ不在のままクリアも可能ですが、やっぱりクロノがいないと始まりませんよね!

あとは、生き返らせるアイテムが「クロノ・トリガー」という名前なのもなかなか粋ですね。

最後に

ということで本日は平成 No.1 RPG のクロノ・トリガーにおける、思い出深いイベント5選を紹介してきました。

もちろん今回紹介した以外にも魅力的なイベントはまだまだあります。

しかもマルチエンディングを採用していますので、エンディングの種類も豊富です。

周回要素もあってサクサク何周でも遊べちゃいますよ!

クロノ・トリガーはスマホや現行機でも配信されていますので、記事を見て興味を持った、あるいは久しぶりにプレイしたい、という方はぜひダウンロードしてみてください!