ウィザードリィらしいウィズ
Wizardry 囚われし亡霊の街は、日本独自とは言いながらも、実にウィザードリィらしいゲームです。
それは、本来の本家ウィザードリィを大切に、尊重した結果生まれたものなので、まったくの新機軸というわけではありません。
もとのシステムがすでに完成されていたから、というのもあります。
しかし、おいしい料理でも、レシピ通り作っても、失敗するときは失敗します。
Wizardry 囚われし亡霊の街はどうでしょう?
- これまでの日本でのウィザードリィの展開
- 実際にプレイ
- これまでとの比較
この記事は3分で読めますので、よろしければ最後までご覧ください!
これまでの日本でのウィザードリィの展開
本家ウィザードリィは2001年11月14日発売の8まで作られ、そこで終わりました。
日本では米国サーテック社の本家ウィザードリィとは違う、独自の動きがありました。
ウィザードリィ愛によるものでしょう。
はじめ、外伝Ⅰ~Ⅲというゲームボーイを中心とする展開がありました。
そこから多く派生していくのですが、本家1~5のシステムを基軸に、オリジナルのシステムや新職業等の要素を追加していくという手法をとっていきました。
エンパイアシリーズ、 BUSIN シリーズ、クロニクル、サマナー、エクス、 Windows 版の外伝2つを経て、このゲーム、ウィザードリィルネッサンスへと至ります。
フューチャーフォンのシリーズもあるのですが、ここでは割愛しましょう。
Wizardry 囚われし亡霊の街をプレイ
それでは Wizardry 囚われし亡霊の街です。
ウィザードリィルネッサンス第6弾として制作されています。
前作までは囚われし魂の迷宮(修道女の赤き影)といいます。
主人公がいる、趣向を変えたウィズ(ウィザードリィの略称、以降、こう記す場合があります)となっています。
今回、より本家に寄せたといわれる、現段階で最新のをプレイすることにしました。
- ディメントの伝説
- キャラ作成
- 第1エリア
ディメントの伝説
チュ・ル・ガーが森で迷い、半死半生でこの街にたどり着いた時、街の者たちは救いの手を差し伸べませんでした。
彼はいまわの際に、「我が苦しみをすべての者たちが味わうがいい!」と叫びます。
すると、街は霧に包まれ、森も歪み、魔物を呼び込み、巨大な迷宮へと変わってしまいました。
街の人々は囚われ、出られなくなってしまったのです。
キャラ作成
気がつくと、プレイヤーはこの街に迷い込んでいます。
最初に会うベアトリクスの話によると、プレイヤーも囚われ、出られなくなったらしいのです。
とりあえず、この街で生活していかなくてはなりません。
ベアトリクスは、この街に冒険者ギルドはないけれど、酒場に依頼は来るといいます。
それにはまず、登録してもらわないと、とキャラ作成をします。
ここで重要なのが、再ロールできるかできないか、リセマラできるかどうかです。
名前から決めなおさなくてはいけないとはいえ、ボーナスポイントは変動してくれるようです。
好ポイントが出る確率は、なかなかに高いようです。
人間の善の戦士アイーシャ、ドワーフの戦士ミリカ、人間の中立の戦士ブリーギット、ノームの僧侶リリーシャ、エルフの魔術士スリーレス、フェルパーの盗賊ミクニを、次々に登録し、パーティを編成します。
第1エリア
酒場で、フィオレという若い女盗賊から、グリズリーから傷薬の減益を10本取り戻してくれと依頼されます。
第1エリア、ボーフォンケルクです。
朽ちた、入り組んだ廃墟、といった様相です。
常道のレベル上げをしながら、そこそこ探索もしてみます。
敵にはじめは苦戦しますが、弱くもなく、強すぎもしないです。
ただし、グリズリーからは逃げること!
初期装備でもなんとかやっていけます。
さまよっているうちに、そこそこ強くなり、グリズリーの死骸から、襲われたりもしましたが、原液をゲット!
2カ所で10本、余裕です。
X 00 Y 19で制御スイッチ発見。
これで鉄格子の先へ行けるようになりました。
どうやら第2エリアへと続いているようです。
こうして第1エリアの探索を終えたのでした。
これまでとの比較
・職業が、剣聖、妖術士、僧兵、野伏、召喚士と増えています。
・戦歴として、プレイ時間、死亡回数、全滅回数、宝箱入手、モンスター総討伐数と各種類が閲覧できます。
・登場モンスターが、クリーピングコイン、グレイブミストなど、本家のもいて、グラフィックもリアル寄りで悪くないのですが、ファミコン版のほうが味があってよかったです。
・「ムチャしないの」、「嘲笑ってあげましょう」などの声掛けがあり、キャラクターを感じます。
・あまり、というか、ほとんど宝箱を落とさず、そのままアイテムを手に入れたりしました。
・その場でレベルアップするので、馬小屋に泊まるのは呪文職が回復に使うぐらいかなと、思いました。
・キャラクターの絵があって、瞬きするのが細かい芸だな、と感じました。
・オートマッピングでいつでも全体マップを見れるので、手書きで地図作りする必要がなくなり、楽にはなりました。
・壁にぶつかった声が痛々しいのです・・・
さいごに
種族、キャラクターの絵が美化されていて、日本人受けを狙っているな、とか、環境音を入れることにより、 BGM とは違った雰囲気づくりができている、ランキング、アルバム機能でやりこみがいがある、のはいい点です。
しかし、セーブが一つしかなく、道具屋の品ぞろえは悪く、高いと極端、と不満点もありました。
それでも、総合として、日本独自の味付けは効を奏し、オリジナルの部分はちゃんと残しつつ、控えめな改変が遊びやすさをつくりだしていて好印象なつくりでした。
ウィザードリィらしいウィズ。
それが Wizardry 囚われし亡霊の街でした。
【イチ推し】世界中で大人気の本格RPG!
奥深い戦術性が中毒性バツグンの爽快コマンドバトルの傑作!

月に10本以上のゲームをプレイしている編集部が【おすすめのゲーム】をご紹介するコーナーです!
「Raid: Shadow Legends」は、基本プレイ無料の王道ターン制アクションRPG。
なんと、ストーリーを手掛けたのは全米脚本家組合主催の賞にノミネートされ「アサシン クリード シンジケート」を制作した Paul C.R. Monk 氏。
また声優陣も「Mass Effect」「ウィッチャー3」などで活躍するベテラン海外声優陣が担当!

300以上のプレイアブルキャラクターが登場し、それぞれスキルや属性、装備品などの組み合わせ方により全く違った戦闘スタイルへと変化できるのが特徴です。
そんな奥深いストーリーと育成要素、そして戦略的なコマンドバトルが見事に融合して生まれた本作。
課金要素もありますが、もちろん無料でも十分楽しめます!(私は無料派)
レビューも驚異の4.5(5.0満点)! 編集部もみんなでハマってます!
注※ PCからアクセスしてください。スマホからではページが開きません。
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RAID: Shadow Legends 公式サイトレビューのご紹介



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RAID: Shadow Legends 公式サイト美麗なキャラ達で彩られる重厚な世界感

魅力的なキャラクターと重厚な世界観を美麗なグラフィックで表現した「Raid」。
ゲームを始めた直後から、無料ゲームとは思えないほど大迫力の演出が目白押しです!
ストーリー面については、少しダークなファンタジーで重厚な印象。
ただし、キャラクターが冗談を言いながら戦う姿は、アメコミのようなちょうど良い温度感のストーリー展開が私の好み!
しかも、ストーリーを手掛けたのは全米脚本家組合主催の賞にノミネートされ「アサシン クリード シンジケート」を制作した Paul C.R. Monk 氏。
(どんどん沼っていく理由が分かりました…)
注※ PCからアクセスしてください。スマホからではページが開きません。
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RAID: Shadow Legends 公式サイト戦略性のある中毒性があるバトル!

何も考えずにクリアできる最近のゲームはつまらないと思っている方は必見!
戦闘はゲージが貯まった人から行動できるターン制バトルですが、よくある一般的なものではありません。
編集部のAさんは当初、適当にチームを編成してクエストに突撃したら、まさかの全滅!笑
戦闘で重要なのは、「属性」と「バフ・デバフ」の相性です。
クエストで出現する敵の情報を見て、有利属性、デバフやバフの組み合わせを考えながらチームを編成してきます。
また、自分の好きなように育てることもできる「育成」も戦略上、とても大事な要素になってきます。
そんな戦略性のあるバトルにとにかくハマること必至。
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RAID: Shadow Legends 公式サイト遊び尽くせないほどの豊富なコンテンツ

Raidは、「豊富なコンテンツ」が魅力のゲームです。
主なコンテンツは、この6つ!
- ゲームのメインコンテンツ「キャンペーン」
- 強化素材集めにピッタリ「ダンジョン」
- 激しいクリプト争奪戦「ファクションウォー」
- ライダルに打ち勝て「アリーナ」
- 皆で強大なボスに挑む「クランボス」
- 報酬を目指して駆け上がれ「ドゥームタワー」
特に、メインである「キャンペーン」のストーリー数だけでも、かなりの歯ごたえ。
編集部の私も、会社帰りや寝る前に毎日プレイしていますが、未だに飽きがきません。
無料ゲームで、ここまでコンテンツ量が多いのはかなり珍しいと言えるデキ。
1つのゲームをじっくりプレイしたい方には「間違いなしの作品」です!
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RAID: Shadow Legends 公式サイトライター紹介
- 本とゲームが大好きです!
ゲームはアナログ、TRPG、ボードゲームも好物。デジタルは特にアドベンチャーとRPG。
他にもイラスト、音楽、映画、アニメ、マンガと、言ってしまえばカルチャーに浸かっているようなものです。どれもこれもがいいんです。
無類の珈琲党。
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