ヤンチャな双子が可愛い!!本格派アクションRPG『Young Souls』

ポップな見た目でも硬派なベルスクアクション!

こんにちは、こんばんは、お久しぶりです。幽棲ヒーローでございます~。

今回もゲームレビューをやっていこうと思います!

今日のゲームはインディーズのタイトルで、『Young Souls』!とてもポップで可愛いビジュアルですね!

こちら Xbox でプレイした感想となりますが、本作は多数のプラットフォームで展開されておりまして、 PS4 版・Switch 版 、それから PC 版もございます。

XboxGamePass でも配信されていまして、 XboxCloudGaming に対応で、さらにタッチ操作でも遊べます!

本作はジェンとトリスタンという双子のお話。ポップで可愛いビジュアルながら内容はストーリー含めてかなり本格的なものになっています。

前後の奥行のあるベルトスクロールタイプのアクションRPGでパリィや回避を主体としたソウルライクとも呼べそうな骨太なアクションが魅力です。

さらに協力プレイにも対応していて兄弟や友達と、カップルや夫婦でもワイワイ楽しめる作品になっています。

  1. キャラはもちろん背景から何からとにかくポップで可愛い!
  2. 骨太で良質な戦闘アクションを楽しめる
  3. 二人プレイや難易度選択でアクション苦手でも物語を楽しめる

本稿は、5分程度で読める内容です。それではレビューいってみましょう!

とりあえずスクショ見て!!

まずなんといっても『Young Souls』の魅力はビジュアルですね!

昨今 RPG 界隈を中心に 2.5Dという表現が流行っていますが、本作はドット絵ではないものの所謂カートゥーン調のようなアニメに奥行をプラスしたような描写がされています。

”ぼかし”を使った遠近の表現や光の表現などアニメなんだけどペーパークラフトでできているような、見ているだけでも楽しくなります♪

さらに本作のビジュアルを語る上で外せないのがカットシーンのカメラワークです!

カットシーンでも同じカートゥーン調で描かれているのですが、カメラワークで映画やアニメのように迫力ある映像に仕上がっています。

キャラクターの表情も細かく描写されていたり、ゲームをしていてもアニメを見ているような感覚で見入ってしまいます。

アクション初級者から上級者まで楽しめる絶妙なバランス

さて、本作のアクションはというと基本はシンプルです。

攻撃、防御、回避が基本にはなってくるんですが、相手の攻撃に合わせて防御態勢を取ることでパリィができます。

パリィとは、タイミングよく防御することで防御をした上で、敵の攻撃を弾いて無防備な状態にすることができるアクションです。

高難易度ゲームが好きな方であればぜひ難易度ハード以上で遊んでみていただきたい。僕が下手なだけかもわかりませんが、ホントに難しいので(笑)

ただ初心者さんだとパリィのタイミングなど、慣れるまでは難しく、苦戦するところかと思うのですが、その難しさを緩和する方法も用意されています。

一つは難易度の変更です。難易度を下げることでパリィをせずとも、攻撃と回避のヒット&アウェイである程度戦えます。

さらにもう一つの方法ですが、協力プレイです。

本作はソロプレイ時は双子を切り替えながら戦うんですが、協力プレイでは二人プレイに対応していて、それぞれジェンとトリスタンとなって遊ぶこともできます。

二人で協力することでパリィを多用せずに簡単に倒すこともできます。

例えば敵を両側から挟み込んで攻撃の間を与えずに叩いたり、上手い人が前線を張って、近接戦に慣れない人は遠距離攻撃で後方支援・・・なんて戦い方も。

それぞれ力量に合わせて協力プレイや難易度の変更も組み合わせることで、アクション苦手な人から高難易度を求める猛者な人まで、自分に合ったプレイ環境を構築できます。

ゲームとしての完成度はインディーズらしからぬレベル

ここまで、ビジュアル面と戦闘について書いてみましたが、ストーリーもしっかり作り込まれています。

ここでちょっとだけ冒頭のあらすじを。

街ではヤンチャな双子で有名なジェンとトリスタン。

自分たちに対する様々な良くない噂が聞こえてはきますが、博士とそれなりに平穏な日々を送っていました。

そんなある日、自らの親代わりでもある博士が突然失踪してしまいます。

家中を探すのですが見つからず、博士が入ることを固く禁じていた部屋に立ち入ってしまいます。

その奥底には現実とは別の世界への入り口が・・・といったところから物語は始まります。

基本的にゲームは、現実である主人公の暮らす街と、別世界であるダンジョンの往復で進めていきます。

街でできることは装飾品やアイテムの売買、フィットネスジムで筋トレ等々。

筋トレはもちろんお察しの通りステータスを強化できます。

面白いのは、別世界と現実世界とで通貨が異なるところ。

つまりダンジョンで稼いだお金は別世界のもので街で買い物をする際にはほぼ使えません。

例外として一部別世界通貨が通用するお店もありますが、そこで向かうのが質屋です。

拾ったガラクタなどを現実世界の通貨で買い取ってくれます

ちょっと体のいいマネーロンダリングみたいな感じ(笑)

街で購入できる服は基本的に装飾品で付加効果はありませんが、主人公たちの見た目を好きにカスタマイズができてロールプレイングとしては嬉しい要素。

もちろん防具もあって、とある場所でゴブリンがやってるお店で防具に加えて武器も購入することができます

現実世界が現代と変わらない、どこかにありそうな街なので、普通の表向きなお店で武器や防具が売ってないという設定は妙に、リアルでロールプレイング好きとしてはテンションの上がる作りで嬉しいです!

個人的に RPG タイトルではキャラの見た目とか生活感を感じられる要素って感情移入度合いにかなり影響してくるので、洋服を気分で変えれるって要素も、、、星三つデス!!はい(笑)

ただ例外として街のスニーカーショップで買える靴には様々な効果があります。ここではなぜか別世界の通貨で買えるという・・・なぜかは本編で確認していただきたい!

さいごに

私個人的に大好きです、このゲーム♪

普通にアニメを見ているようなカットシーン、キャラクターなどビジュアルが好みというのもありますが、 RPG として個人的に大事だなと思うポイントをちゃんと踏んでくれていて、安心して感情移入できる懐の深いゲームです。

ただし!全く不満がないというと嘘になります。その最たる部分はやっぱりローカライズです。

UIやチュートリアル部分などはほぼ不満はないのですが、キャラのセリフがちょっと・・・。

英語を直訳しただけ?みたいのとか・・・

この場面でそんな言い方する??とか。

英文を直訳したような日本語が散見されるので、そこは脳内変換を活用するしかないのですが、人によって許容範囲に入るかどうかってところでしょうか。

と、最後の最後に良くない点も話しましたが、個人的にはそこを踏まえた上でも良ゲーと言えるゲームかと思います。

ベルトスクロールのアクションである点とビジュアルのテイストさえ受け入れられる人なら楽しめるタイトルではないでしょうか。

冒頭でも話しましたが、本稿投稿時点では XboxGamePass 、および PCGamePass で配信中です。 GamePass で配信されるゲームは一定期間後に配信タイトルから外れることがあります(自社タイトル以外)ので、興味ある方はお早めに。

では、また次回。