【アークナイツ】イベント攻略! 「塵影に交わる残響」編!

こんにちは、Seiraです!

今回は【アークナイツ】にて現在来ているイベント『塵影に交わる残響』についてお話をしようと思います。

お話しする内容は

  1. イベントギミック、光があるところに勝機あり
  2. 周回推奨ステージ。5,6,7が安定か
  3. イベント新オペレーター評価

の3つになります。

この記事は15分程度で読み終わると思いますので、是非ともお付き合いください!

イベントギミック

早速本題に入りましょう。

まず、本イベントにて追加されたギミックについてです。

今回の『塵影に交わる残響』では、すべてのオペレーターに「異音の調べ」という弱体状態がかかっています。

異音の調べは、味方オペレーターのSP回復速度が減少します。

実際に何パーセントという明言はないものの、少なくともSP回復速度は半分以下になっていると思われます。

その状態異常を治す方法が、「指揮光線」と呼ばれる青白いビームです。

指揮光線は直線にのみ進み、直線状に配置した味方オペレーターの向いている方向に進路が変わります。

指揮光線は、すでに伸びている光線を突き抜けて進むことはできず、光線と光線が垂直に交わることはありません。

そしてこの指揮光線を利用するギミックが2つ。

上のL-7 ウィスパラーと、下のレゾネーターです。

上のL-7「ウィスパラー」は、オペレーターの配置なしに指揮光線の方向を変えることができるものです。

ウィスパラーは方向を好きに決められるというわけではなく、L字の内側(画像でいう上・右方向)からしか光が届かず、背面から光を入れても止まってしまいます。

オペレーターの配置角度、位置に注意しながら戦う必要があります。

下の「レゾネーター」は、その位置に指揮光線を充電することができるものです。

充電が完了したマスにオペレーターを配置すると、配置したマスが新たな指揮光線の発生場所となります。

原則チューバという場所からしか発生しない指揮光線を増やしたり、必要な場所に光を進ませるための必要配置数を減らしたりと、うまく活用すればステージ攻略が楽になることでしょう。

周回推奨ステージと出てくる敵

アークナイツにおいて、イベントステージは多くの場合ドロップ率が高めに設定されています。

  • ステージ1~4のコスパは悪め
  • 回るべきはステージ5、6、7
  • ステージ8はチャレンジクエスト

そのためイベント期間中に欲しいアイテムがある場合、ストーリーをクリアすることで解放されるステージ(以下”恒常ステージ”)よりもイベントステージで周回することをお勧めします。

ステージ1「トリッチ・トラッチ・ポルカ」

出てくる敵は「戦術猟犬」「街の遊び人」「街の芸人」で、三種とも防御力・術耐性は低いです。

「街の遊び人」は指揮光線上にいないオペレーターに攻撃するとき一定の術ダメージを与え、「街の芸人」は同条件下で追撃を発生させます。

どちらも致命的なダメージにはならないものの、注意しておく必要はあるでしょう。

獲得できるアイテムは「手書きの楽譜(確定入手)」「源岩鉱(中確率)」「破損装置(低確率)」「エステル原料(低確率)」「ブドウ糖(低確率)」「異鉄の欠片(低確率)」「アケトン試剤(低確率)」の7種です。

このステージは獲得できるアイテムがどれも恒常ステージで確定入手があるため、率先して周回する必要はないと思います。

ステージ2「熱情、あるいは悲愴」

出現する敵は「街の遊び人」「街の芸人」「量産型巨象」の三種です。

「街の遊び人」と「街の芸人」はステージ1と同じものです。

特徴は「量産型巨象」の方。

「量産型巨象」は、攻撃力、防御力、術耐性のすべてにおいて平均値以上の値が設定されていることに加え、2ブロック以上のオペレーターでなければブロックすることができません

巨象はブロックする際に必要な必要ブロック数が2であり、攻撃力も高いため注意が必要です。

巨象のブロックは耐久力に自信があり、他にも迫ってくる敵にも対応できるオペレーター、強襲者や範囲狙撃・術師を採用するのが得策でしょう。

ステージ2はステージ1と全く同じアイテム・確率のため割愛させていただきます。

ステージ3「魔弾の射手」

出現する敵は「街の遊び人」「街の芸人」「高塔の術師」の3種。

高塔の術師は攻撃力は平均的な値である代わりに術耐性が高く、名前にもある通り術攻撃を行います。

また指揮光線上にいないオペレーターを攻撃するとき対象を中心とする範囲ダメージになるという特性を持っています。

物理攻撃の耐性が低いため、重装オペレーターなどで耐えつつ狙撃オペレーターで倒す戦い方が有効です。

獲得できるアイテムは「手書きの楽譜(確定入手)」「初級源岩(高確率)」「初級装置(中確率)」

イベントアイテムである「手書きの楽譜」が入手できるので全くの無駄というわけではありませんが、初級源岩は恒常ステージに最高率のものがあるためアイテムが目的であればそちらを周回する方がいいです。

ステージ4「驚愕」

ステージ4では「街の遊び人」「量産型巨象」「高塔の術師」に加えて「残党のバイオリン奏者」という敵が出現します。

「残党のバイオリン奏者」は攻撃力、防御力、術耐性が平均して高く、これといった弱点が存在しない敵です。

またその特徴として、指揮光線を伝って離れたオペレーターにもダメージを与えてくる、というものがあります。

「残党のバイオリン奏者」がいるとき、医療オペレーターや攻撃回復系スキルを持つオペレーターなどSPの有無があまり重要ではないオペレーターや、ダメージを受けさせたくないオペレーターは指揮光線上に配置しないようにするのも攻略のカギとなるでしょう。

獲得できるアイテムは「手書きの楽譜(確定入手)」「初級糖原(中確率)」「初級異鉄(高確率)」です。

優先度は低いですが、イベントアイテムと並行でどうしても周回したい、という場合は候補に入れてもいいかもしれません。

とはいえ初級素材は恒常ステージで確定入手できる場所はあるので、お勧めできるとは言い難いです。

ステージ5「月光」

出現する敵は「街の遊び人」「街の芸人」「量産型巨象」「高塔の術師」と「残党の陣地術師」です。

「残党の陣地術師」の特徴は攻撃力が低く、防御力・術耐性が高い点です。

攻撃力が低いから脅威ではない、というわけではなく、指揮光線上にいるオペレーターを攻撃するときにスタンと継続術ダメージを与え、周囲の指揮光線を断ち切ります。

継続ダメージによる嫌がらせに加え、スタン中のオペレーターを経由している指揮光線は使えなくなるため十分に厄介な敵です。

「残党の陣地術師」は術耐性より防御力の方がやや低いため、物理攻撃面で優秀なオペレーターを連れていくと効果的です。

敵の総数はそれほど多くないので、冷静に対処すれば難しいステージではないでしょう。

獲得できるアイテムは「手書きの楽譜(確定入手)」と「中級糖原(高確率)」の2つです。

ドロップ率も高く、確定入手できるステージが存在しない中級素材なので、不足している・ある程度持っておきたい場合はここを回ると良いです。

ステージ6「死者の舞踏」

出現する敵は「街の遊び人」「街の芸人」「量産型巨象」「高塔の術師」のほかに「残党のサックス奏者」と「ドブオリジムシ」の2種が追加されます。

「残党のサックス奏者」は、攻撃力と防御力が高く術攻撃に弱い敵です。

自身を中心とする十字方向に強力な遠距離物理攻撃を行います。

この攻撃は指揮光線に当たると止まるため、「残党のサックス奏者」の十字直線にある指揮光線にはオペレーターを配置せず、盾として利用することで安全に倒すことができます。

「ドブオリジムシ」は、敵が出現するはずの赤いマス以外の場所から出現することができる敵です。

とはいっても、それ以外は通常のオリジムシと同じステータスなので、出現位置にさえ注意すれば問題はありません。

獲得できるアイテムは「手書きの楽譜(確定入手)」と「砥石(中確率)」です。

こちらもステージ5同様、恒常ステージよりもドロップ率が高くなっているため周回をお勧めします。

ステージ7「浄夜」

出現するのは「街の遊び人」「街の芸人」「量産型巨象」「残党のバイオリン奏者」に加えて「ゲルトルーデ」です。

「ゲルトルーデ」は物理・術攻撃に一定の耐性を持っている敵です。

主な特徴はオペレーター2人の同時攻撃ブロックされない点の2つ。

また一定間隔で自身のいるマスに虚像を生成し、囮に使ってきます。

攻撃力もそれなりに高いため回復に気を配りつつ、補助オペレーターなどで移動速度を制限してじわじわ削るのが最善手でしょう。

幸い直線的に防衛ラインに突撃することはないため、安心して処理してください。

獲得できるアイテムは「手書きの楽譜(確定入手)」と「半自然溶剤(中確率)」です。

半自然溶剤は要求される場面こそ少ないですが、それ以前にドロップする恒常ステージが少ないため集めておくことをお勧めします。

理想はまんべんなく周回することですが、理性は無限ではないため厳しいと思います。

必要なアイテム、足りないアイテムを優先して周回しましょう。

イベントアイテムである「手書きの楽譜」のドロップ数はステージの消費理性と同じ数ですので、ステージ5、6、7でアイテムを集めつつ貯めていくのが最善です。

イベントアイテム交換は、理想はすべて交換することですが、難しい場合は「融合剤」や「上級装置」などの上級アイテムを優先するのがお勧めです。

最後のステージ8ですが、報酬は「手書きの楽譜」のみのボス戦となりますので、周回の必要はありません。

ボスは強敵ではありますが、オペレーター育成をしっかりしていれば歯が立たないことはありませんし、最悪クリアできなくても大きな影響はないものです。

チャレンジクエスト、くらいの気持ちで挑んでみるのがいいと思います。

新オペレーター評価

エーベンホルツ

まずはエーベンホルツから紹介しましょう。

彼はイベント『塵影に交わる残響』にて開催されるピックアップ『不協和音程』における目玉であり、イベントストーリーでも重要な役割を持つオペレーターです。

エーベンホルツの性能を簡単に表すと、「対ボス特化の高火力術アタッカー」というところでしょう。

彼の特徴は何と言っても非常に高い攻撃力です。

私のオペレーター育成画面になりますが、昇進2・レベル1の段階ですでに、レベル最大のオペレーターを追い抜いてナンバーワンになっています。

高い攻撃力と術攻撃という特性から、雑に扱っても十分な活躍を期待できます。

最初に素質と特性についてお話します。

「秘術師」という職分に分類されるエーベンホルツは、自身が攻撃していないとき、最大3回までエネルギーをチャージすることができます。

チャージしたエネルギーは次回攻撃時、一斉に発射します。

敵が出現するタイミング次第なので運も絡みますが、術攻撃が苦手な敵に当たれば大ダメージを期待できるでしょう。

素質の1つ目は「デュナーミク」です。

これはチャージしたエネルギーのダメージが135%まで上昇し、エリートとボスにだけ攻撃可能なエネルギーを追加でチャージするというもの。

エネルギーのダメージ上昇効果とボスにだけ当たる攻撃をストックできる素質です。

素質の2つ目は「アボジャトゥーラ」です。

素質2は、攻撃対象の周囲に他の敵がいないとき、攻撃力の15%の追加ダメージを与える、というものです。

正確な範囲は不明なものの、おそらく攻撃対象がいるマスの隣接する4マスが該当するものだと思われます。

スキルの解説です。

スキル1初期SP 5→19攻撃範囲変化、攻撃の感覚を短縮し、通常攻撃時、敵に攻撃力の40%の術ダメージを与える。(5秒)
スキル2初期SP 0→14すべてのエネルギーを消費し、攻撃範囲内の配置マスに消費エネルギー+1体、召喚物を配置する。敵が接近時に攻撃力の200%の術ダメージを与え、召喚物の中心に引き寄せる。
スキル3初期SP 8→22攻撃速度+60、攻撃力+50%、攻撃対象をエリートとボスに限定し、ダメージ上昇効果を元々の130%にまで上昇する。(30秒)

まずはスキル1から見ていきます。

攻撃範囲は、もともとの前方3×3の9マスから、画像の通り前方4マスに変化します。

説明文だけを見ると「火力下がってね?」と思うかもしれませんが、少し違います。

スキル1は通常攻撃の感覚を大幅に短縮することで、約10秒ほどかかる3回チャージを3分の1程度にまで短縮することができます。

通常の術攻撃が弱化する代わりに、素質と特性を最大限に発揮して攻撃するスキルと言えるでしょう。

変化する攻撃範囲が特徴的なうえ5秒しか効果時間がないので、十分注意が必要です。

続いてスキル2です。

スキル2の説明はやや複雑ですが、チャージしているエネルギーの数に応じて地雷を配置できる、という認識で問題ありません。

自動発動のスキルのため、タイミングを計る必要がないのも嬉しい点ですね。

消費エネルギー数+1なので、スキル発動時に3回チャージできていれば、素質のエリート・ボス専用も含めて4、+1して最大で5体の召喚が可能です。

ダメージ源としても期待できるうえ配置マスは高台・地上を問わないので、基本的にはこのスキル2を基本運用することになると思います。

最後にスキル3の解説です。

スキル3は、攻撃対象をボス等の中・大型に限定する代わりに、攻撃速度と攻撃力を上昇させます。

素質の上昇効果は、第一素質の135%に乗算されるため、限定的ではあるもののチャージ攻撃のダメージは約1,75倍になる恐ろしいものです。

また手動でスキルを停止させられるため、ボスを倒した後スキル終了まで攻撃できない、なんて事故を防ぐこともできます。

ボス戦以外にも多くの局面に対応できる優れたオペレーターです。

しかし同時に「エーベンホルツがいないと戦えない!」という状況にはなることはないという予想から、「引いて損はしないけどリセマラや課金してまで手に入れる必要はない」というのが総合評価です。

オペレーター自体が好きだから引きたい、という方はもちろんガチャを回すべきです。

エーベンホルツの紹介は以上になります。

濯塵ハイビスカス

2人目の紹介は濯塵ハイビスカスです。

濯塵ハイビスカスは、過去何人も実装されている「異格オペレーター」というもので、すでに実装されているオペレーターの異なる職種・性能をしています。

通常のハイビスカスは星3の医療オペレーターであり、汎用的な医療オペレーターです。

それに対しこの濯塵ハイビスカスは、敵を攻撃できる医療オペレーターなのです。

そんな彼女は医療オペレーターで唯一「呪癒師」という分類がなされており、その特性として与ダメージの50%、攻撃範囲内の味方を回復できます。

回復は通常の医療オペレーターと同様、HPが最も少ない味方から順番に回復していくようで、ランダム要素はありません。

医療オペレーターとして区分されてはいますが、基本行動は「敵に術ダメージを与える」ことです。

そんな濯塵ハイビスカスでも医療オペレーターとしての働きをこなせるよう、朝瞬の花という素質が与えられています。

この素質は、濯塵ハイビスカスが攻撃した相手に「対術脆弱」という状態を付与するもの。

通常の脆弱効果は物理・術攻撃問わず受けるダメージが上昇しますが、対術脆弱は術攻撃のみ、受けるダメージが12%増加します。

濯塵ハイビスカスの回復量は敵に与える術ダメージに比例しますので、間接的に回復量を増やす素質と言えるでしょう。

スキルの解説です。

スキル1初期SP 10→35攻撃力+60%(30秒)
スキル2初期SP 10→19攻撃範囲内の敵最大2人に、一秒ごとに攻撃力の140%の術ダメージを与え、移動速度-35%。

スキル1は単純な攻撃力アップスキルです。

与ダメージが増加するため、そのまま回復スキルと言ってもいいと思います。

スキル2は主に2つの効果があります。

ひとつは、8秒間持続する術ダメージの継続攻撃です。

1ヒットごとに回復判定があるため、周囲の味方オペレーターを高い頻度で回復することができます。

もうひとつは移動速度低下効果です。

移動速度低下のデバフは、攻撃チャンスの増加や防衛ラインへの侵入阻止など多くの場面で活用できるものであるため、これだけを目的にスキルを発動する選択もあるかもしれません。

濯塵ハイビスカスは一見すると扱いが難しそうなオペレーターですが、オペレーター回復のアプローチが異なるだけでしっかりと医療オペレーターとしての役割を果たしてくれます。

攻撃しながら味方を回復できる存在は貴重なため、今後増えると思われる「呪癒師」の筆頭である濯塵ハイビスカスを育ててみてはいかがでしょうか。

ツェルニー

最後の追加オペレーターは、今回のイベント『塵影に交わる残響』における配布オペレーターです。

ストーリーを進めることで、最低1人、ツェルニーを獲得することができます。

潜在強化のためにはイベントアイテム「手書きの楽譜」を大量に集める必要があるためすこし大変です。

そのため、今回は潜在1時点でのステータスで解説させていただきます。

まず、ツェルニーは「術技衛士」に分類され、その特性としてスキル発動時に攻撃が術攻撃に変化します。

また、エコーという素質を持っており、術耐性が+10され、術攻撃を受けると自身の攻撃力の80%術ダメージで反撃します。

反撃の判定は遠距離攻撃にも反映されるため、空中にいるドローンや弓兵に対して微量ながらダメージを入れられるのは大きいです。

スキルの解説に入ります。

スキル1初期SP 12→42攻撃力+50%、術耐性+80%(29秒)
スキル2初期SP 6→34最大HP+70%、攻撃されやすくなり、攻撃されるたび自身の攻撃力+24%(最大10回)。スキル終了時、周囲の敵に攻撃力の190%の術ダメージを与える。(20秒)

スキル1は攻撃力と術耐性を上げるシンプルなものです。

術耐性の上昇でダメージを軽減させつつ、攻撃力の上昇で通常攻撃と素質の反撃を強化する、使いやすいスキルだと思います。

スキル2は、制限付きの攻撃力上昇スキルになります。

最大HPを上昇させることで耐久力を上げ、ブロックされていない敵からの攻撃を受けやすくなります。

敵からの攻撃を最大で10回まで自身の攻撃力に変換できるスキルです。

敵の攻撃を10回受ければ、攻撃力を240%も上昇させることができます。

そして効果時間の20秒が経過すると、画像赤いエリアに上昇した攻撃力の190%の術ダメージを敵に与えることができます。

重装オペレーターは耐久とブロックが主な仕事ですが、術攻撃の特性も相まって十分な火力減としても期待できると思います。

さいごに

ステージギミックは活用の幅が広く、ドロップするアイテムも豊富です。

新オペレーターはリセマラを進められるとは言えないまでも、使っていて楽しいオペレーターです。

初心者の方も中級者以上の方も、時間があればチャレンジしてみてはいかがでしょうか。