『Darkest Dungeon』とは
皆さん『Darkest Dungeon』というゲームを知っていますか?
巷では『Darkest Dungeon』ではなく『ダーケストダンジョン』と言われることもありますが、この記事では『Darkest Dungeon』で統一します。
知る人ぞ知るローグライクダークファンタジーRPGです!
独特な雰囲気なので、どうしても最初は近寄りにくいゲームです・・・
そんな方向けに、この『Darkest Dungeon』とはどういうゲームなのか、面白いのかのレビューをご紹介していきます!
この記事をざっくりまとめると!
- 『Darkest Dungeon』はローグライクダークファンタジー RPG!
- システム面は馴染めるかどうかで賛否が分かれる!
- デザイン面は不評でも MOD で変更可能!
この記事は約5分で読み終わるので、是非最後まで読んでいってください!
ゲーム・ストーリー概要!
『Darkest Dungeon』というゲームのレビューをご紹介する前に、『Darkest Dungeon』がどんなゲームか知らないと何とも言えないと思います。
そこで、まずは『Darkest Dungeon』のゲームやストーリーの概要についてご紹介していきます!
主人公は・・・
『Darkest Dungeon』の主人公は、とある領主の一族を継ぐ人となります。
決して冒険者ではないので、この辺りを理解した人としていない人では、ゲームのプレイスタイルがガラリと変わるのでご注意ください。
自動生成のダンジョンを探索!
『Darkest Dungeon』は基本的に、自動生成されたダンジョンを探索することになります!
ダンジョンは、基本的に部屋でイベント、その部屋間の移動するための通路がある形式となっています。
部屋では、敵やボスが待っていたり、宝箱があったりします。
通路では、お墓や本棚など、触れるオブジェクトがあったり、敵の待ち伏せやトラップが置いてあるので、注意して進んでください!
コマンド式の戦闘
『Darkest Dungeon』の戦闘は、コマンド式の戦闘となっています。
ターンが開始すると、見方か敵のどちらかのキャラ1体が行動!
行動できるキャラが、どの攻撃をするかを選んで攻撃、攻撃後や次のキャラへという感じです。
RPGでありがちな戦闘スタイルなので、戦闘方法が分からない!ということはなりにくいと思います。
村を発展させる!
ダンジョンを探索すると、様々なものをゲットできます。
その中で資材みたいなものがあり、この資材を使って領地を発展させることができます!
領地を発展させると、武器の強化ができるようになったり、治療のお金が減ったりと、いいことだらけです!
なので、『Darkest Dungeon』をプレイしたら、まずは領土を発展させることになります。
「システム」に関するレビュー!
どんなゲームなのか分かっても、実際に『Darkest Dungeon』が面白いかは別です!
なので、ここからは『Darkest Dungeon』のレビューについてご紹介していきます。
まずは、一番根幹となる『Darkest Dungeon』のシステムに関するレビューから!
「使い捨て」に馴染めるか
『Darkest Dungeon』はとても残酷なことを言えば、平気で使い捨てをしなければならないゲームです。
キャラクターが不治の呪いにかかったり、変な病気を持つことなど多々あります。
そういった場合、ある程度治療しますが、最終的に解雇、つまり使い捨てることになってしまいます。
解雇しなくても、何も持たせずダンジョンに行かせて、あえて死亡させることも・・・
なので、この使い捨てという恐ろしくプレイヤーの心をえぐってくるような環境に慣れるかどうかで、レビューは大きく変わってきます。
「ストレス」システムを受け入れられるか
『Darkest Dungeon』の特徴的なシステムとして「ストレス」というものがあります。
暗いところにいたり、敵から不快な攻撃を受けたり、恐怖しているものと対面したとき等々・・・
キャラによってストレスが溜まる条件が異なってきます。
このストレスが一定以上溜まると、キャラが思い通りに動かなかったりするため、プレイヤーのストレスも上がっていくことに・・・
なので、この「ストレス」システムを受け入れるかによっても、『Darkest Dungeon』のレビューは大きく変わってきます。
雑魚戦でも緊張感がある
『Darkest Dungeon』ではキャラクターのレベルや技、装備を鍛えることで、ダンジョンは結構簡単なものになります。
しかし、さきほどご紹介した「ストレス」システムのため、雑魚敵でもできるだけ敵から攻撃を食らわないことが重要になります。
なので、『Darkest Dungeon』では雑魚戦でもしっかり攻撃順などを考えるため、緊張感を持った戦闘になります。
「デザイン・ストーリー」に関するレビュー!
次に『Darkest Dungeon』のデザインやストーリーに関するレビューをご紹介していきます!
圧倒的に導線不足!
まず『Darkest Dungeon』をプレイしていて感じたことは圧倒的な導線不足!
『Darkest Dungeon』の目的はダーケスト・ダンジョンを踏破して領地を再興することですが、それに至るまでがとても不親切です。
通常のRPGで例えると、魔王を倒して世界平和が目的とすると、町を解放したり装備のためにダンジョンを踏破すると思います。
『Darkest Dungeon』では、そのような町を解放といった小さな目的はほぼありません。
一応メインクエストで、特定のモンスターを倒せとありますが、なぜ倒すのか、倒したらどうなるのかが分からないので、モチベーションにも関わってきます。
このように、ストーリーを含めてゲームを楽しみたい!という方には、向いたゲームとは言えません。
日本人好みのデザインではない
『Darkest Dungeon』は見ただけで分かると思いますが、日本人が好むデザインではありません。
可愛い女の子!やイケメン男子!を楽しみたいにしている方は、商品ページの段階で購入をやめるくらいだと思います。
どちらかというと、アメリカンコミックのようなデザインとなっているため、それらのデザインや好きな人や、あんまり気にしない人には向いています。
デザインはMODで変更可能
『Darkest Dungeon』は日本人好みのデザインではないことを先ほどご紹介しました。
しかし、この『Darkest Dungeon』実は MOD が盛んな方で、あらゆるデザインを変更する MOD が作成されています。
キャラクターを、可愛い女の子にしたり、FF7 のティファにしたり、BloodBorn のキャラにしたり・・・
Steam ワークショップや Nexus Mod 等のサイトで自分好みのデザインが存在する可能性は十分あります。
そのため、デザインが気に入らない!という方でも、自分好みのデザインが存在するか MOD を探してみてからでも遅くありません!
総評!
ここからは『Darkest Dungeon』が本当に面白いゲームなのかの総評をしていきたいと思います。
かなり賛否が分かれる!
『Darkest Dungeon』ははっきり言ってしまえば、かなり賛否が分かれるゲームとなっています。
システム・デザインは人を選び、ストーリーも分かりにくいというのが原因です。
ただ、ささる人にとっては最高なゲームとなっており、多数の追加ダウンロードコンテンツや続編である『Darkest Dungeon 2』が開発されていることからも、人気の高さが分かると思います。
シミュレーション感覚ですると
『Darkest Dungeon』の評価は、どのような感覚でゲームをしているかによって異なってくると思います。
まず、この『Darkest Dungeon』をシミュレーションゲーム感覚でプレイしている場合、探索が少し面倒ですが建物のレベルアップはワクワクします。
ただ、レベルアップできる回数が少ないこと、レベルアップできる建物が少ないことが少しネックになります。
ですが、一生懸命建物をレベルアップして、その建物を活用しながらより多くのレベルアップ素材を集めるのは楽しいものとなっています。
RPG・ローグライク感覚ですると
『Darkest Dungeon』をカテゴリー通りのRPGやローグライク感覚でプレイすると、否定的な意見がどうしても多くなってしまうと思います。
理由として、先にご紹介したように『Darkest Dungeon』は使い捨てが前提です。
名前を付けて一生懸命育てたキャラクターを捨てるのは苦痛でしかありません。
なので、『Darkest Dungeon』をカテゴリー通りRPGやローグライクとして楽しもうとしている方にはオススメしにくいものです。
さいごに
『Darkest Dungeon』はとても賛否がはっきり分かれるゲームシステムやデザインとなっています。
システム面では、使い捨てやストレスシステムといったものに馴染めるかどうかで、ゲーム自体の面白さが変わってきます。
デザイン面では、日本人受けするようなものではありませんが、MOD で好みに変更することが可能なので、これは自由度があります。
ライター紹介
- RPGやシューティングゲーム、シミュレーションゲームが大好きなPCゲーマーです。
『Dark Souls シリーズ』や『Metal Gear TPP』、『Kenshi』、『Satisfactory』、『Raft』等々、幅広いジャンルのゲームをプレイしています。
楽しく読みやすい記事を目指していますので、最後までご覧いただければ嬉しいです!