SFホラーの人気作【リメイク版DEAD SPACE】発売!!
当作は2008年に発売された【DEAD SPACE】のリメイク作に当たります。本作はナンバリングも発売されている人気シリーズで、既に3まであります。宇宙を漂う船の中で、迫りくる化け物をかいくぐりながら、船内を探索していく、といった内容です。
四肢の切断、大量の血、グロテスクな表現等がよりリアルになることから、日本国内でのリメイク作発売が危ぶまれていましたが、その人気の高さから一切の規制なしで、PC版にて発売されることとなりました。
そこで今回は!過去作未プレイ完全初見の筆者が、SFホラーゲームの人気作【リメイク版DEAD SPACE】をプレイして、徹底レビューしていきたいと思います!!
ちなみに、筆者の環境は以下の通りです。
- プラットフォーム:steam
- プレイ時間:30時間程度
- 操作方法:PS4コントローラー
- 進行状況:クリア済み(難易度ノーマル)
本記事をザックリ言うとこんな感じ!
- 本作の主な概要について
- ゲームシステムについて
- 初見プレイしてみた感想(良かった点・気になった点)
※本記事は7分程度で読み終わりますので、是非最後まで読んでいってくださいね!
本編の概要
ストーリー冒頭
主な登場人物
本作の主人公です。バケツのようなヘルメットが特徴的です。船のシステムエンジニアである彼は、採掘船【USGイシムラ】から救難信号が発せられたことを知ります。当時アイザックは、この採掘船で勤務中の恋人ニコールから、あるメッセージを受け取っていました。その助けを求めるような内容から、彼女の安否を危ぶんだアイザックは、イシムラの調査に参加します。
ケンドラ・ダニエルズ
USGイシムラの調査委員の一人で技術者です。調査リーダーのハモンドとは、馬が合わないのか意見がぶつかることもしばしば。劇中では扉のロックの解除や、次の行動に対する助言等、道中のアイザックを様々な面でサポートしてくれます。ただ、USGイシムラに対し何かを知っているような物言いから、ハモンドからは疑いの目を向けられています。
ザック・ハモンド
アイザック、ダニエルズと同じメンバーで、調査リーダーでもあります。任務の遂行を最優先するきらいがあり、その態度にダニエルズは嫌悪しています。しかしながら、イシムラ内で起きた惨状を目の当たりにすることで、仲間と共に船を脱出しようと心を入れ替えるようになります。何事にも動じない精神力の持ち主です。
ニコール・ブレナン
アイザックの恋人で、彼がUSGイシムラへ向かうきっかけとなった人物です。劇中ではイシムラを調査していくことで、ニコールの残した研究資料が至る所で発見されます。本人と遭遇するシーンもありますが、発言や行動に対し不可解な点が多く見受けられます。本編のキーパーソンに当たります。
チャールズ・マーサー博士
ニコールと同様、USGイシムラに搭乗している医師で、宗教団体【ユニトロジー教会】の信奉者でもあります。その狂信ぶりは相当なもので、船内で入手する資料からも常軌を逸した姿が伺えます。物語ではアイザックを挑発するような素振りも見せ、行く手を幾度となく阻んできます。彼もキーパーソンの一人です。
ゲームシステム
ナンバリングタイトルの1作目なだけに、他のホラーゲームとは差別化されたコンテンツが多数存在します。
中でも筆者が「これは!」と感じた特徴的な点を、いくつか挙げていきます。
他のTPSには存在しない装備の数々
その代わりとして【プラズマカッター】という武器が登場します。このプラズマカッター、名前の通り切断を目的とした武器です。特に特徴的なのが、カッターの射出する角度を90度変えることができる点です。これにより敵の足や腕を切り落とし、弱体化させることができます。他にも連射と爆発が行えるパルスライフル、のこぎり状の円盤で切り刻むリッパー、レーザーで敵を一掃できるコンタクトビーム等、個性的な武器ばかりです。
またサポート装備として、落ちているものを浮かせて投げつけるキネシスモジュール、対象を一時的に遅くするステイシスモジュールがあり、これらを駆使して迫りくる化け物を退きます。
勿論、武器装備をアップグレードすることも可能で、火力や弾数、攻撃範囲の強化などが行えます。気に入った武器1つを徹底的に強くする、といった方法も良いかもしれません。
神出鬼没の化け物【ネクロモーフ】
この化け物たちには、ヘッドショットは余り効果がありません。ではどうすればよいか。答えは「四肢の切断」です。ここが、他のゲームと大きく異なる点ではないでしょうか。先程紹介したプラズマカッターは、この切断をしやすくするためにあります。
凶器と化した腕を狙って攻撃を弱体化させるか、足を切り落として鈍くさせるか、状況に合わせた立ち回りが問われます。
またネクロモーフはどこから襲ってくるか分かりません。物陰から、天井から、ダクトから。。。彼らはあらゆる場所からアイザックを狙ってきます。
採掘船の探索と謎解き
更には無重力や空気の存在しないエリアもあります。無重力エリアでは、ジェットで立体的に移動させることになります。この時上下の概念がなくなり、足場と天井の区別がつきにくくなります。人によっては酔ってしまうかもしれません。空気がないエリアでは、酸素を適度に補充する必要があります。当然、酸素が切れれば一発ゲームオーバーです。このように制限された場所もあるので、常に緊張感あるプレイができます。
初見プレイした感想
良かった点
- とんでもない映像美!さすがリメイク!!
- 常に飽きさせない緊張感と戦闘
- 資料の情報量の多さ、そこからわかるストーリーの奥深さ
- 最強のエンジニア、アイザックにき
なんとこのゲーム、絶対安全という場所が基本ありません。セーブポイントやショップにアクセスしている時でさえ、ネクロモーフが襲ってくることがあります。そのため常にアドレナリンがすごいです(笑)。ゲームを一時停止したい場合は、ポーズする必要があります。
またアイザックは、ただのエンジニアとは思えないほど屈強です。とにかく屈強です。それは敵を踏みつぶして四肢をバラしてしまうほどです。武器の振り回しで、相手を立ち退かせ出血させる腕力も持ち合わせています。なので、一方的になぶられることはなく、適切に対処すれば多数の相手でもしっかり応戦できます。しかし不意打ちもされるので、油断がならない。そういった駆け引きも楽しいと感じました。
気になった点
- 会話のスクロールがやや早い
- バグが多い
- グロ表現がホントにグロい
臨場感を出すためか、戦闘中に会話が行われるシーンがあります。ただでさえ字幕がスラスラ進んでしまうので、字幕表示にあまり慣れていない方ですと、重要なセリフでも容易に見逃してしまいます。筆者は何とかついてこれましたが、それでももう2~3秒くらいは字幕を残してほしいかな、と思いました。
またこれがかなりの痛手でした。進行不可のバグが存在します。筆者の場合幸いにもほとんど出くわしませんでした。他にも様々なバグが発見されているので、こればかりは改善されるまで待つしかないのかな、といったところです。
さいごに
ライター紹介
- 主にアクションゲームが好きなゲーマーです。メトロイド、ゼルダ、バイオなど2D3Dなんでもござれ!一度ハマってしまうと、1日中ゲームに費やす事もしばしば…読者の方に好きなゲームの魅力を知っていただくべく、執筆しております。是非読んでいただけますとと幸いです。