【ドラクエXI】徹底考察!ロトの称号と悪魔の子、主人公の正体とは

ドラクエXIってどんなゲーム?

『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて』は、2017年にスクウェア・エニックスから発売されたドラクエシリーズ第11作目です。

現在発売されているドラクエシリーズの中では最新のもので、3DSやPlayStation4、2019年にはSwitchで新たなストーリーを加えたバージョンが発売されるなど、人気のタイトルです。

発売前から主人公の出自や時代設定について、様々な議論が行われていました!

今回は、謎に包まれたドラクエXIの主人公(XI主人公)の正体について、解説していきます(ネタバレ注意です)!

  1. 「悪魔の子」はウルノーガによる謀略!
  2. XI主人公の正体は勇者ロト!
  3. III主人公にもつながる?XIの世界はIIIの数百年前!

この記事は約5分ほどで読み終わるので、是非最後までお付き合いください!

「悪魔の子」と呼ばれた主人公

勇者なのに…何故か「悪魔の子」と呼ばれ追われる主人公

ドラクエXIをプレイすると、最初の方は勇者の生まれ変わりとして散々持ち上げられるのに、行けと言われて城に行った瞬間投獄されます

なんとか脱獄しますが、それからはずっと「悪魔の子」呼ばわりされ、世界を逃げ惑う指名手配犯状態です。

全てはラスボス、ウルノーガの策略だった!

結論から言うと、「悪魔の子」にされてしまったのは全てラスボスのせいです。

ラスボス「ウルノーガ」が勇者の力を恐れたために、「悪魔の子」だと噂を広め、捕えようとしていたのです。

結局、主人公一行はウルノーガの魔の手に気付くことができず、世界を闇の手に渡らせてしまうこととなりました。

この後、主人公は過ぎ去りし時」を求めていくようになります。

「ロトの称号」とは?

ではここで、ドラクエXIを語る上で絶対に外せない、「ロト」という名前について見ていきましょう!

ドラクエI、IIで世界を救った勇者に与えられる称号

「ロト」という名前は、ファミコン時代のドラクエをプレイしたことがある方なら1度は聞いたことがあるのではないでしょうか。

ドラクエI、II、IIIの中では、「ロト」伝説の勇者の名前・称号として度々登場します。

また、I・IIの主人公たちは伝説の勇者「ロト」の子孫として語り継がれています。

IIIのエンディングの中で、主人公がラスボスを倒した際に、「ロト」の称号が与えられました。そこから、I・IIでの「伝説の勇者ロト」は、III主人公の事だと判明します。

しかし、なぜ「ロト」なのかは長らく語られてきませんでした…

XI主人公と「ロト」の関係

III発売から長いこと語られなかった「ロト」の称号ですが、XIの発売によってその真実が明かされることとなりました。

それは、XIの舞台となる世界の名前が「ロトゼタシア」であるということです。

『もしかして、「ロトゼタシア」を救ったからXI主人公が「勇者ロト」なのでは?』と多くのファンをざわつかせました!

もしそうならば、XIの世界はIIIよりもっと昔ということになりますし、何十年も明かされなかった謎がやっと解明されることになります。

XI主人公が生きた時代と大地

「ロトゼタシア」を救ったXI主人公

ロトゼタシアに生まれ、川に流されるゴリラみたいなおっさんに追い回されるわ、ロクなことがなかったXI主人公ですが、彼の手の甲には「勇者の印」が刻まれています。

彼は紛れもなく勇者であり、このロトゼタシアを魔王ウルノーガの魔の手から救います

しかし、ウルノーガを倒して終わりではありませんでした。

なんと、真ラスボスである「邪神ニズゼルファ」を倒すため、時を超えた旅に出ることになるのです!

先代勇者ローシュとは?

真エンディングを迎えるにあたって外せないのがこの人、先代の勇者「ローシュ」さん。

彼はXIの時代よりもっと昔に、ロトゼタシアで勇者をやっていた人です。

過去に邪神ニズゼルファと戦い、倒す寸前で仲間の手によって死んでしまっています

しかし、真エンディングでは、仲間兼恋人であるセニカさんがXI主人公から勇者の力を貰い、時をさかのぼってきたことで、彼の死は無かったことになります

「初代ロト」は結局どちらか

XI主人公と先代勇者ローシュ、真エンディングまで見ると、どちらもロトゼタシアを救っています

一体、本物の「伝説の勇者ロト」はどちらなのでしょうか?

ロトの称号とパラレルワールド

二人の勇者と二つの世界線

真エンディングによる疑問、「ロトって結局どっち?」の答えですが、

答えは「どちらもロト」というほかありません…

それにはパラレルワールドの考え方が絡んできます。

XI主人公が「ロト」の場合

こちらは、XI主人公がニズゼルファを倒した場合の世界線となります。

どういうことかと言うと、XI主人公が時を渡り、ニズゼルファを倒した後、命の大樹に「勇者の剣・真」を収めた世界です

この場合、先代勇者ローシュはニズゼルファを倒さず亡くなっていることになり、XI主人公こそが初めてニズゼルファを倒しロトゼタシアを救った、

「初代ロト」ということになります。

したがって、この後の世界であるIIIやI・IIの主人公たちはXI主人公の子孫ということになります。

エンディングにI主人公のカットがある点、そしてクリア特典としてIを無料でダウンロードできる(現在は終了しているようです)点からも、XI主人公とのつながりが伺えます。

先代勇者ローシュが「ロト」の場合

こちらはローシュがニズゼルファを倒した世界です。

つまり、XI主人公がセニカに勇者の剣と勇者の印を託し、セニカが過去へ戻った場合です。

過去へ戻ったセニカはローシュが仲間の手によって殺されるのを阻止します。

そのおかげで、ローシュが初めてロトゼタシアを救ったということになり、ローシュが「初代ロト」になります。

しかしこの場合、ニズゼルファの復活は無くなるので、未来でXI主人公が世界を救うことも無くなり、XI主人公が存在しない世界になってしまいます。

しかし、ローシュはめちゃくちゃIII主人公に似てますね…

さいごに

今回はドラクエXI主人公について考察していきましたが、どうだったでしょうか?

XIは複数の世界が考えられ、複数の勇者が存在するという、これまでに無い非常にユニークな作品だと思います。

XI主人公とローシュどちらが「真のロト」なのか、正解は無いのかもしれません。

ドラクエXIは様々なハードで発売されているので、是非遊んでみてください!特にSwitch版の「S」では、オリジナルのボイスドラマも付いています!

ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました!