はじめに
現在開催中のドラクエ3 Re:WALKイベントの第5章と同時に追加されたガチャについてです。
その名も、ReWALKラーミア装備ふくびき!
ナンバリング・スピンオフ含めて多分初登場、ドラクエウォーク完全オリジナルですね。
イベント期間中はまだ新装備がくると思われますが、一旦このガチャについて整理したいと思います。
- かなり強い!ただの置物として考えたら大損!
- 妖精の円月輪を持っている方は、よく考えよう!
- この後「対ゾーマ装備」が来ることも想定しよう!
この記事も5分で読み終わりますので、最後まで読んでいってください♪
ラーミアって、あんなクジャクみたいだったっけ・・・?
合わせて読みたい
【ラーミアのムチ】スキル
- 来てしまった、円月輪のほぼ上位互換
- 誰かに持たせておくだけで発動する、優秀な2つの「いきなりスキル」
- 持たせておくだけでは勿体ない!全体攻撃の追加効果が強すぎる
ドラクエウォークにおいて、「妖精の円月輪」の登場は歴史的転換点だったと思います。
いきなりスキルの優秀な効果がパーティ全体に及び、殴った後の追加バフも強かったから。
それ以降、皆さん口を開けば円月輪、円月輪と連呼して生活してきましたよね。
今回、円月輪のほぼ上位互換の登場の日をついに迎えてしまいました。
性能を1つ1つ見ていこうと思います。
いきなりスキル① いきなりピオリム
円月輪の代名詞でもあった、このスキル。
ピオラじゃないところがポイントで、パーティ全員の素早さが上昇します。
15章や最近の千里行クエストでは敵の素早さがかなり高く、装備次第で先制されるケースも結構あります。
しかしこのスキルがあるおかげで、バトルの敷居がかなり下がります。
円月輪以来、二度目の登場となる「いきなりピオリム」。
もちろんピオリムだけが円月輪の良さではないため、まだ円月輪も生存余地があります。
いきなりスキル② まばゆき翼
確率付与ではありますが、この衰弱Lv1もとてもいいですね。
衰弱Lv1の効果は、【被ダメ10%増・与ダメ10%減】で、この効果を敵に付与します。
似た効果を持つ装備では闇竜のキバがありますが、あちらは戦意喪失を付与するため、少し効果が異なります。
(戦意喪失は1段階的で【被ダメ5%増・与ダメ10%減・状態異常成功率20%減】)
闇竜のキバと性質が若干異なることと、何より闇竜のキバはニンジャや守り人であれば確定で付与できます。
そして、確率付与と確定付与では雲泥の差であるため、円月輪ほどの上位互換の雰囲気はありません。
闇竜のキバはラーミアと共存可能、むしろ併用すらあり得ます。
メインスキル 不死鳥のほむら
今年のトレンドである、2属性攻撃スキルですね。
敵ごとに耐性を参照し、よく効く方でダメージを与えてくれるので、使い勝手が大変よろしい!
でもそんなことより、このスキルの凄いところは、火力部分よりも追加効果です。
限界突破状態でバイシオン系の効果がかかると、通常2段階が最大のところを、3段階目の強化が入るようになります。
2段階で40%の攻撃力上昇のところを、3段階で60%、これは強いです。
そしてさらに、スキルダメージと会心or暴走の確率を上げてくれるという嘘みたいなスキル。
なんかもう、全部強いです。
「次に行動する味方1人に」という条件も、個人的には非常に面白く感じます。
編成時の素早さをうまくマネージメントするなど、新しい遊びが始まりますね。
※限界突破のバフが付与されただけでは、3段階の強化になっていない点に注意です。
サブスキル ラーミアの祝福
「職業固有特性の発動率を100%上げる」この表記は議論になりそうです。
「発動率が100%になる」「発動率が2倍になる」どっちにも取れるんですよね。
正解は前者です。
例えば影縛りは通常で発動率が15%のところを、+100%で115%=100%にするものです。
だったらもうちょっと、書き方ありましたよね!
※職業固有特性の全てのスキルに有効ではない点に注意です。
補足①「発動率」と「成功率」の区別について
「発動率」と「成功率」は、別カテゴリーで設定されていることはご存知でしょうか?
例えば影縛りは、「状態異常成功率」の影響を受けないことは有名だと思います。
一方で、一部の装備やこころ道には影縛りの「発動率」という項目がありますよね。
そして、影縛りのエフェクトが出た時、それが成功しなかった事はないはずです。
厳密にいうと、「成功しない」のではなく「発動しない」が正しく、影縛りは発動すれば初回は100%で決まります。
(例外:メタル系などの一部の敵)
スキルの成否までの流れとして、まず「発動率」の判定、次に「成功率」の判定と、2回の成否判定を行います。
ヘナトスやルカニなどは、封印状態でなければ「発動」は100%、結果は影縛りと逆で、敵の状態異常耐性なども計算に含めた「成功率」次第です。
お気づきと思いますが、ラーミアの祝福の「発動率100%」は影縛りと非常に相性が良いです。
補足②同等倍率の全体スキルを比較
武器名称 (全体スキル) | 倍率・属性 追加効果 |
ラーミアのムチ (不死鳥のほむら) | 440%体技メラ/イオ 限界突破・会心or暴走率UP |
まじんのオノ・ゾンビキラー (火炎はらい斬り) | 360%メラ斬撃 ルカニ |
闇はらう光の大剣 (ギガ空裂斬) | 370%斬撃デイン/バギ メタルに48 |
らいめいのけん (ジゴスパーク) | 500%斬撃デイン/ドルマ |
はかいのてっきゅう (破壊の撃砕) | 630%体技/バギ/イオ/無属性 メタルに66・「戦意喪失」付与・MP回復 |
ゴールデンクレイモア (ゴールデンクラッシュ) | 490%斬撃ジバリア メタル48・「魅了」付与・MP回復 |
総評
ラーミアのムチ、強い!
ボスに強い、周回にも強い。
置物以上、ラーミアです。
ダメージ倍率も悪くはないですが、このスキルの本体は追加効果です。
「いきなりピオリム」と聞くと、持たせておくだけで放置オッケーの、いわゆる「置物武器」を想像しますがこれは違う!
芸能人のマネージャーさんが実は大喜利が超強かった、みたいな雰囲気です。
置物どころかそれ単体で余裕で活動可能、いろんなところで試したくなるような、新しい感覚の武器です。
パーティ全体の火力に、プレイヤーの工夫が反映されるのも、遊びの幅が広がるいいポイントですね。
アンコールと絡ませたりしても、結構面白そうです。
今まで全く考えもつかなかった遊びが楽しめるので、ちょっと世界が変わった感じがあります。
ドラクエの日以降、ジェムを使っている人は結構いそうですが、今回も使い所といえます。
まさに、プレイヤー泣かせの武器!
妖精の円月輪を持つ人、冷静になって
そんな中、あえてこのガチャを「引かなくてもいいような人」を考えるとするならば、円月輪の有無です。
ラーミアのムチは、円月輪どころの性能ではない上に共存もできるので、持っていても狙う意味は大いにあります。
ですが、円月輪を持つ人にとって、ラーミアの重要なインパクトの1つが欠けている事は事実です。
一度冷静になって、この後のイベントを考えてみてください。
きっとまだまだ来ます、驚くような性能の武器が。
ラーミアのムチの性能を考え、円月輪と比較してどのように使うかのイメージを必ずしてください。
悩む・迷うくらいなら、それがブレーキをかけるサインかもしれません。
そして、狙う場合は無理をせず、消費するジェムをあらかじめ決めておくなどの工夫を強くお勧めします。
「○連引いて、ダメなら諦め、ハイ次!」
これくらい潔く考えておくのが、このゲームを長く遊ぶためのコツです。
バラモスとゾーマ、覚醒させるならどっち優先?
これはプレイスタイルやこころの所持状況にもよると思います。
今回のラーミア装備はバラモス特効が乗っていて、バラモスに対して与ダメ増加・被ダメ軽減ができます。
今後、ゾーマが現れることは間違いなく、それに合わせた特効ガチャも実装されるでしょう。
武器を狙おうとしてもすぐに武器は出ず、防具ばかりが出てしまったケースを想像してみてください。
ゾーマを大量に周回する予定であれば、出まくった防具もまだ利用価値がありそうですよね。
現時点でバラモスと戦えているのか、バラモスのこころの覚醒を目指すのか、など。
ゾーマをどれくらい周回するつもりでいるのか、など考えてみるのも、判断材料になるかもしれません。
そもそもBGM含め、何度も挑むとしたら絶対にバラモスよりゾーマでしょう。
ゾーマはかっこいい、バラモスは・・・ごめんなさい。
さいごに
ラーミア装備は久々に、環境を丸ごと変えちゃう可能性のある装備でした。
ドラクエの日以来、まだ日も浅いのに随分派手な武器がきたな、という印象です。
ただ、これだけは言いたい!
今、どれだけ圧倒的でも、強くても、必ず終焉の時は来ます。
ガチャで狙う方は、いつか必ず無双の終わりの日が来る、これだけは念頭に入れて狙ってください。
それではまた!
ライター紹介
- DQ5、FF6、クロノトリガー、マリオRPGあたりが青春。
一番熱くなったゲームはラグナロクオンライン。
現在はアプリでドラクエウォーク、家ではDQ10オンラインをプレイ中。
今となってはライトプレイ思考の、お気楽エンジョイ勢です。
ネタっぽい記事を書いていこうと思います!
X:@WTmiso