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「冷気(凍傷)」の仕様について検証しました!
今回は、割合ダメージと防御力にデバフ効果を与える状態異常「冷気(凍傷)」について、
気になったことを色々検証してみました!
「凍傷になった時の割合ダメージは、出血より強い?弱い?」
「敵の被ダメージはどのくらい変わる?」
など、細かい仕様の部分を解説します!
- 割合ダメージは最大HPの何%?
- キャラクターのステータスで変化はある?
- 凍傷が発生すると、敵の被ダメージはどのくらい増える?
- 武器や魔術で割合ダメージは変わる?
この記事は5分で読み終わりますので、ぜひ最後まで見ていってください!
まずは検証結果から!
検証パートは長くなってしまうので、まずは結論から書いていきます!
結論1:雑魚敵に対する凍傷時のダメージ計算は「最大HPの約10%+30」
凍傷時の割合ダメージですが、
雑魚敵の場合「最大HPの約10%+30」で計算している可能性が高いことがわかりました!
同じく割合ダメージを与える状態異常「出血」は「最大HPの約15%+100」で計算しているので、
割合ダメージだけを見ると「冷気」より「出血」の方がダメージが高いようです!
結論2:ボスに対する凍傷時のダメージ計算は「最大HPの約7%+20」
ボスの場合「最大HPの約7%+20」で計算している可能性が高いことがわかりました!
「出血」の場合、ボスに対しては「最大HPの約10%+70」で計算しているので、
前述の結論と同じく、ボスに対してのダメージ自体は「冷気」より「出血」の高いようです!
結論3:凍傷発生中、敵の被ダメージは約19〜20%上がる
凍傷発生中は敵の被ダメージは19〜20%上がることがわかりました!
これは前述の「結論1」や「結論2」と違い、雑魚敵とボスで効果に差はないようです!
「出血」にはこのようなデバフ効果はないので、
これが「冷気」にあって「出血」にない強みと言えそうですね!
結論4:武器や魔術等で「冷気」の効果に変化は無い
「冷気」の効果を持つ武器や魔術、戦技は色々ありますが、
どのタイプの攻撃で凍傷を発生させても、状態異常の効果に変化はありませんでした!
前述した「結論4」の通り、ステータスの影響もないので、
「冷気」はステ振り・戦闘スタイルに関係なく運用できる、と言えると思います!
結論5:ステータスによるダメージや蓄積値の増減は無い
これはかなり意外な結果だったのですが、
キャラクターのステータスによるダメージや蓄積値の増減はありませんでした!
似たような状態異常の「出血」の場合、「神秘」補正がある武器は
ステータスが上がれば、状態異常の蓄積値も上がったのですが、
「冷気」に関しては「知力」補正がある武器でも、ステータスの影響は受けないようです。
ちなみに…
前述した結論の中で、何度か比較対象として出している「出血」のダメージ計算式ですが、
下記の記事で検証しています!
興味がある方は、こちらの記事も併せて読んでみて下さい!
検証1:武器や魔術による効果の変化について
さて、楽しい検証パートの始まりです!
ここからは、前述した結論に至った検証や経緯を書いていき、
検証結果の信憑性を証明したいと思いますので、
興味がある方は、是非お付き合い下さい!!
前提条件1:検証に立ち会ってもらう敵
「嵐の丘」にいる「トロル(2周目)」に立ち会ってもらいました!
前提条件2:使用する魔術やアイテム
氷殻の斧(冷気効果が付いている通常武器その1)
氷結の針(冷気効果が付いている通常武器その2)
冷たいセスタス(冷気派生にした通常武器)
暗月の剣(冷気効果が付いている魔力武器)
霜踏み(冷気効果がある戦技)
氷結壺(冷気効果があるアイテム)
輝石の氷塊(冷気効果がある魔術その1)
氷の霧(冷気効果がある魔術その2)
これらの手段を使って検証していきます!
前提条件3:凍傷ダメージの確認方法
実は、「出血」や「冷気」ような追加ダメージを与える効果は
攻撃からダメージが発生するまでの間に若干のラグがあります!
例として凍傷ダメージが発生する瞬間を見てみましょう。
通常攻撃のダメージがカウントされた後に、
凍傷発生によるダメージが発生し、ダメージの表示が加算されています。
約1フレームですがダメージの発生にラグがあり、
通常攻撃によるダメージと凍傷によるダメージを目視で見分けることができます。
これを利用し、「凍傷発生直後のダメージ表示−凍傷発生直前のダメージ表示=凍傷時のダメージ」
として、凍傷ダメージを確認していきます!
検証結果
冷気を発生させる手段 | 凍傷ダメージ |
氷殻の斧 | 707 |
氷結の針 | 707 |
冷たいセスタス | 707 |
暗月の剣(戦技発動前) | 707 |
暗月の剣(戦技発動後) | 707 |
霜踏み | 707 |
氷結壺 | 707 |
輝石の氷塊 | 707 |
氷の霧 | 707 |
検証の結果、
凍傷によるダメージは武器や魔術に依存しない。
ということがわかりました!
「出血」の場合、「レドゥビア」や一部の出血派生武器だけ出血ダメージが増える、
という仕様があったのですが、「冷気」にはそのような仕様は無いようです!
検証2:割合ダメージの計算式について
続いて、凍傷ダメージの計算式について検証していきます!
前提条件1:検証に立ち会ってもらう敵
敵ごとにダメージに変化があるか、という点も確認したいので、
「嵐の丘」にいる「トロル(2周目)」
「モーグウィン王朝廟」にいる「赤いしろがね人(2周目)」
「アギール湖」にいる「飛竜アギール(2周目)」
「ケイリッド神授塔、地下」にいる「神肌の使徒(2週目)」に立ち会ってもらいました!
それぞれの最大HPは、「トロル」が6771、「赤いしろがね人」が1742、
「飛竜アギール」が6718、「神肌の使徒」が13610となっております!
前提条件2:検証に使用する武器
「検証1」で武器によるダメージの違いがないことは証明済みなので、
今回は「氷結の針」のみを使用します!
検証結果1
対象の敵 | 最大HP | 凍傷ダメージ | 最大HPの何%か |
トロル | 6771 | 707 | 10.442% |
赤いしろがね人 | 1742 | 204 | 11.711% |
飛竜アギール | 6718 | 491 | 7.309% |
神肌の使徒 | 13610 | 973 | 7.149% |
このような結果となりました!
ここまでだとかなり数字がバラけているように見えますが、
似たような状態異常の「出血」では、
雑魚敵の場合「最大HPの約15%+100」ダメージ
ボスの場合「最大HPの約10%+70」ダメージ
という仕様があったので、
・「(凍傷ダメージ−y)÷最大HP×100」でyを変動させて綺麗なパーセンテージになる数字を探す
・雑魚敵とボスで分けて計算を行う
先ほどの検証結果に上の条件を足して、再度計算してみました!
検証結果2
「トロル」の場合
y(固定ダメージ) | 最大HP | 凍傷ダメージ | 最大HPの何%か |
10 | 6771 | 707 | 10.293 |
20 | 6771 | 707 | 10.146 |
30 | 6771 | 707 | 9.998 |
40 | 6771 | 707 | 9.850 |
「赤いしろがね人」の場合
y(固定ダメージ) | 最大HP | 凍傷ダメージ | 最大HPの何%か |
10 | 1742 | 204 | 11.136 |
20 | 1742 | 204 | 10.562 |
30 | 1742 | 204 | 9.988 |
40 | 1742 | 204 | 9.414 |
雑魚敵の場合は、このような結果となりました!
「y=30」の場合、誤差が0.01まで縮まるので、
雑魚敵に対しては「最大HPの約10%+30」で凍傷ダメージが計算されているものと考えられます!
続いて、ボスの場合も同じように計算していきましょう!
検証結果3
「飛竜アギール」の場合
y(固定ダメージ) | 最大HP | 凍傷ダメージ | 最大HPの何%か |
10 | 6718 | 491 | 7.159 |
20 | 6718 | 491 | 7.011 |
30 | 6718 | 491 | 6.862 |
「神肌の使徒」の場合
y(固定ダメージ) | 最大HP | 凍傷ダメージ | 最大HPの何%か |
10 | 13610 | 973 | 7.075 |
20 | 13610 | 973 | 7.002 |
30 | 13610 | 973 | 6.928 |
ボスの場合は、このような結果となりました!
「y=20」の場合、誤差が0.009まで縮まるので、
ボスに対しては「最大HPの約7%+20」で凍傷ダメージが計算されているものと考えられます!
結論ですが、
凍傷ダメージは、雑魚敵の場合は「最大HPの約10%+30」
ボスの場合は「最大HPの約7%+20」という結果となりました!
ダメージだけで言えば、「出血」の方が強いみたいです!
検証3:凍傷発生中の被ダメージ上昇について
続いて、凍傷発生中に敵の被ダメージがどのくらい上昇するか、検証していきます!
前提条件1:検証に立ち会ってもらう敵
今回も「検証2」と同じように、雑魚敵とボスで効果が変わる可能性があるので、
「検証2」と同じ4体に立ち会ってもらいました!
前提条件2:検証に使用する武器
今回も「氷結の針」を使用します!
なお、ストーリーを進めているデータで検証してしまったので、
雑魚敵時は未強化でしたが、ボスに対しては強化値+20の「氷結の針」を使用しています。
ややこしくてすみません…
検証結果
対象の敵 | 凍傷発生前(R1攻撃) | 凍傷発生後(R1攻撃) | ダメージ上昇率 |
トロル | 61 | 73 | 19.672% |
赤いしろがね人 | 52 | 62 | 19.231% |
飛竜アギール | 241 | 289 | 19.917% |
神肌の使徒 | 338 | 406 | 20.118% |
このような結果となりました!
雑魚敵とボスで被ダメージの上昇率に違いはないようなので、
結論としては「凍傷発生時は、敵の種類に関わらず「19〜20%」被ダメージが上がる」と言えそうです。
手数が稼げる武器を使えば、総ダメージは「出血」を超える可能性がありますね!
検証4:ステータスによる変化について
続いては、ステータスによって「冷気」の蓄積値が増減したり、
凍傷ダメージに変化がないか検証していきます!
前提条件1:立ち会ってもらう敵
今回は敵ごとに比べるような検証ではないので
「嵐の丘」にいる「トロル」のみに立ち会ってもらいます!
前提条件2:上昇させるステータス
「冷気」は「魔力」属性と関係があるので、「知力」のステータスを対象とし、
「知力:38」と「知力:99」の2パターンで検証を進めていきます!
前提条件3:検証に使用する武器
「前提条件2」の通り、「知力」のステータスを上昇させるので、
「冷気」の効果付きで、なおかつ知力補正がある武器ということで
「暗月の剣」を使って検証を進めていきます!
検証結果
知力の値 | 凍傷ダメージ | 蓄積値 |
38 | 707 | 55 |
99 | 707 | 55 |
このような結果となりました!
どうやら、「冷気」はステータスに依存しないようですね…
念の為、装備やタリスマンを利用して「信仰」「神秘」のステータスも上昇させてみましたが、
結果は変わりませんでした。
また、「冷気」が付いている別の武器でも確認しましたが、
「暗月の剣」と同様で変化は見られませんでした。
そのため、結論としては
ステータスを増減させても「冷気」のダメージや蓄積値に変化はない。
と言えるかと思います!
ステータス補正がないため「出血」のような特化型ステ振りはできませんが、
逆に言えば、どんなステ振りでも一定の恩恵を必ず得られるので、
どんなキャラでも簡単に戦闘に組み込める、という点は「冷気」だけの強みかもしれません!
最後に
もう一度、検証の結果をまとめると、
・武器や魔術など、攻撃手段によって効果は変化しない
・雑魚敵に対しては「最大HPの約10%+70」の凍傷ダメージ
・ボスに対しては「最大HPの約7%+20」の凍傷ダメージ
・凍傷発生中、敵の被ダメージは約19〜20%上がる
・ステータスによるダメージや蓄積値の増減は無い
ということがわかりました!
似たような効果を持つ状態異常の「出血」と比べると、瞬間的なダメージは負けますが
「冷気」には防御力を下げる効果があるので、手数が多い武器や一撃の威力が高い武器など、
戦い方によっては「出血」の総ダメージを超えることも可能だと思います!
「出血」の下位互換だと思われがちな「冷気」ですが、
今回の検証で、少しでも「冷気」の魅力が伝われば幸いです!!
それでは、ここまで見て頂きありがとうございました!
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