【エターナルツリー】デバフの枠や重複・組み合わせの仕様についての基礎知識

 

みなさんこんにちは、「横島先生」です。

エターナルツリーの戦闘においては、バフデバフと呼ばれる仕組みが非常に重要になっております。

この記事では、その片方の仕組みである「デバフ」とはなんであるのかという基本的な仕様から、「デバフの重複の法則」といったパーティ編成にまで影響を与える内容まで幅広く解説いたします。

「デバフ」について

デバフ(debuff)というのは、敵の攻撃力や防御力を減少させる弱体効果全般のことです。

こちらについては「割り算(正確に言えば係数1.0未満の掛け算)」で効果を発揮するため、バフと同様に飛躍的にダメージ量を高めることができます。

デバフを使って主にパーティメンバーを支援する役割のキャラクターを「デバッファー」と呼んだりもします。

「デバフ」の主な枠について

基本的にはバフよりもデバフの方が使い勝手が良いことが多いです。

バフの効果時間の多くが「ターン数(3ターンが多い)」であるのに対し、デバフは「実時間(2分が多い)」であるため、効果時間内にかけなおすことによりデバフは実質的に永続で効果を発揮することができるためです。

今回はその「デバフ」について掘り下げて解説していくこととします。

デバフには以下のよう枠があることが確認されております。

① 片面デバフ

② 両面デバフ

③ 属性デバフ

④ 累積デバフ

① 片面デバフ

「攻撃力」または「防御力」のどちらか片方だけを弱体化するデバフです。

戦闘中の状態アイコンでは「剣(攻撃力ダウン)」や「盾(防御力ダウン)」として表示されます。

② 両面デバフ

「攻撃力」と「防御力」の両方を弱体化するデバフです。

戦闘中の状態アイコンでは「剣と盾(攻撃力&防御力ダウン)」として表示されます。

③ 属性デバフ

特定の属性の「攻撃力」または「防御力」を弱体化するデバフです。

戦闘中の状態アイコンでは「剣+属性の色(属性攻撃力ダウン)」や「盾+属性の色(属性防御力ダウン)」として表示されます。

④ 累積デバフ

使用すればするほどスタックが上がっていき、徐々に「攻撃力」または「防御力」を弱体化するデバフです。

戦闘中の状態アイコンでは「剣+スタックの数(攻撃力ダウン)」や「盾+スタックの数(防御力ダウン)」として表示されます。

補足

エターナルツリーと似たようなシステムのゲームに「グランブルーファンタジー(グラブル)」というゲームがあります。

グラブルでは「アビリティ・召喚 or 奥義」によってデバフの枠が異なりましたが、エターナルツリーではその違いが無いようです。

(今後の調整で違いが出てくる可能性はあると思います。)

枠が異なるデバフは重複する

前述の①~④のデバフ枠ですが、枠が異なるものは効果は重複します。

例えば、

・主人公のスキル「武装破壊(両面デバフ)」:攻撃力と防御力-20%

・エイミーのスキル「天降の輝光(片面デバフ)」:防御力-20%

・ミンネのスキル「恩恵の第二楽章(属性デバフ)」:風属性防御力-10%

については、デバフの枠が異なるため、両者の「防御力ダウン」は重複(共存)することになります。

(戦闘中の状態異常リストに表示されている効果は重複(共存)しております。)

そのため、この場合においては敵の防御力が合計の「50%ダウン」することになります。

同じ枠のデバフは重複しない

一方、前述の①~④のデバフ枠ですが、枠が異なるものは効果は重複しません。

基本的には、効果が高いものであれば上書きされます。

上書きについては内部的に優先順位があるようで、例えば同じ効果量のスキルとして、

・杏のスキル「拘束の矢+(片面デバフ)」:攻撃力-20%

・シルティアの調律爆発「セイクリッドブリーズ++(片面デバフ)」:攻撃力-20%

を見てみた場合、杏⇒シルティアの順で使用すると上書きされて効果時間が更新されます。

一方、シルティア⇒杏の順で使用すると「ノーエフェクト」と表示されて効果時間は更新されません。

ひょっとしたら調律爆発の方がスキルよりも優先度が高く設定されているのかもしれません。

デバフの下限値について

まだ検証が進んでいない状態ですが、グラブルと同じであるならば、

・攻撃力デバフは「-60%」

・防御力デバフは「-50%」

ではないかと予想されます。

例えば、

・主人公のスキル「武装破壊(両面デバフ)」:攻撃力と防御力-20%

・エイミーのスキル「天降の輝光(片面デバフ)」:防御力-20%

・ミラの調律爆発「シャイニングブレイド(属性デバフ)」:光属性防御力-15%

を同じ敵に使用した場合、計算上は光属性ダメージに対する防御力ダウンの合計は60%となりますが、下限値の影響により「-50%」になるということです。

エターナルツリーがグラブルと同じ下限値であるかは現在不明ですが、下限値を設けないと青天井で敵へのダメージ量が上がったり、敵の攻撃で一切ダメージを受けないといったことが起きうるため、なんらかの下限値は設定されているものと思われます。

デバフの成功率は属性相性に影響を受ける

エターナルツリーの戦闘には「属性相性」というものが存在します。

・火は風につよい

・風は土につよい

・土は水につよい

・水は火につよい

・光と闇はお互いに対してつよい

という法則です。

そして、この仕様はデバフの成功率にも影響を与え、有利な属性に使用するデバフは成功率が高くなります。

例えば、火属性である杏子のスキル「拘束の矢(片面攻撃力デバフ)」は、有利である風属性の敵にはほぼ必中ですが、苦手である水属性の敵には外すことが多くなります。

そのため、パーティを属性染めする「ティターン編成」を組んで、得意な属性のパーティを敵にぶつける戦略が重要となります。

【エターナルツリー】ティターン編成の作り方を初心者向けに徹底解説します!!属性染め開始からティターンSSR完凸完成まで

パーティ編成を考えるうえで防御力デバフの重要度は非常に高い

エターナルツリーの戦闘において、もっとも重視すべきポイントは「殲滅速度」です。

敵を早く倒すことによって、攻略速度が高まるだけでなく、敵からの被弾を減らすこともでき、パーティの生存率を飛躍的に向上させることができます。

そして、その殲滅速度にもっとも寄与する要素の一つが「防御力デバフ」となります。

例えば、「防御力デバフなし」と「防御力デバフ-50%」では、純粋に敵に与えるダメージが2倍の差が出てきます。

この差を他の要素(キャラクターやエコーの取得・育成)でカバーすることは非常に難しいです。

また、同じく火力に大きく関わってくる要素である「バフ」が基本的に効果時間がターン数であるのに対し、「デバフ」は実時間であるため、効果時間中に付与しなおすことによって永続的に効果を発揮することができます。

このような要因により、「防御力デバフ」はパーティを編成する際にもっとも優先すべき要素であり、今回ご紹介した重複するデバフを持ったキャラクター達をパーティに加えて「デバフ下限値」に近づけていくことが重要です。

デバフの枠や重複・組み合わせの仕様についての基礎知識のまとめ

さいごまでお読みいただき、ありがとうございました。

この記事では、その片方の仕組みである「デバフ」とはなんであるのかという基本的な仕様から、「デバフの重複の法則」といったパーティ編成にまで影響を与える内容まで幅広く解説いただきました。

エターナルツリーの基本的な部分となりますので、早めに覚えてしまうことをおすすめします。

では、本日はここまでとさせていただきます。

ではでは。

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ライター紹介

横島先生
こんにちわ、『横島先生』と申します。
工学の博士号を持つ異色のゲームライターです。
ネットゲーム歴は長く、「Diabro2」や「Age of Empire2」などの海外ゲームから入り、国産ゲームでは「FF11」を長くプレイしておりました。
現在はmihoyo社の「原神」に出会い、熱中しております。
皆様に有意義な情報をお伝えしたいと考えておりますので、何卒、よろしくお願いします。
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