FGOで増えるエリちゃん、まだあるレパートリーと「罪」のお話

ハロウィンに詰まっている、エリザベート・バートリーの魅力と罪

FGO、新規ハロウィンイベントお疲れ様でした!

丁度いいタイミングかもしれませんし、今回ゲーム内でのエリザベート・バートリーについておさらいをしたいと思います。

もう色々とご存知の方々は、そうそうそれそれと頷いていただけたら幸いです。

  1. FGO のハロウィンイベントの度に、霊基が増える面白くて強いサーヴァント
  2. 初出作品でもクラスチェンジして、その後も変化している
  3. FGO でも分かる、初出作品で彼女が犯した罪
  4. 懐かしいネタに溢れたハロウィン総集編と新規ハロウィンイベント、お疲れ様でした

この記事で難しいお話はしないので、5分程度で読み終わります。周回の合間にでもどうぞ!

基本のエリザベート・バートリーについて

さて、基本のエリザベート・バートリー……と書くと奇妙ですが、実際いっぱい増えているので仕方ないですね

初出作品は「Fate/extra CCC」です(画像は EXTELLA のものですが)。

ランサークラスで登場した彼女は、FGO よりも残酷で自由奔放で容赦なく……その辺りは実際プレイしていただきたいところですね。

FGO ではスキル強化もされ、女性のみでパーティ編成をすれば火力アップにもなりますし、デバフもかけられる上に、場に残りやすいということで戦闘中お世話になっているマスターさんも多いのではないでしょうか。

レア度も星4ということで、コストの問題から見ても運用しやすいサーヴァントだと思っています。

FGOでも増えているけれど、実は月でも増えている

ハロウィンイベントが出る度に、謎の出来事を起こし謎の増殖をするエリザベート・バートリーですが、初出作品の舞台である月でもバリエーションがあります。

そのひとつが、「ダークエリザ」こと、エリザベート・ヴォイドです。

どうしてこうなったのかという理由は勿論あるのですが、非常にエリちゃんらしい理由なのと、そこそこのネタバレにもなるので説明は止めておきます。

増える、というのとはまた少し違いますが、エリちゃんのバリエーションは月でも順調に増えているんですよね。

初出作品で既に……

CCC の作中においても、彼女のクラスはランサーでした。

ですが、バーサーカーにクラスチェンジもしてしまいます。

「ジキルとハイド」のような「その変化こそが切り札=宝具」というわけでもないんですね。

アルトリア達のような理由も特になく、何故か増えたりクラスチェンジが出来てしまう……変な謎を持つサーヴァントというのがエリザベート・バートリーなのかもしれません。

ゲーム内での彼女の罪とは

史実でも彼女はとんでもない罪人で悲惨な最期を迎えましたが、Fate 作品において彼女は別の罪を犯しています

それがハロウィンイベント内の端々で明かされるのですが、FGO では明確に「何をした」とは語られません。

二人のヴラド公の対応の違い

FGO には、クラス違いのヴラド公が存在します。

バーサーカーのヴラド公と、ランサーのヴラド公ですね。

こちらのヴラド公は、晩年や城主としての部分と、吸血鬼という無辜の怪物の影響かエリちゃんに対してわりと穏やかです。

こちらは、己の領地を守るために戦った武人としての姿です。

荒々しいですね。

武人ということを除いても、この登場時に「同じヴラド公なのに対応が違いすぎないか?」と思われた方も多いかもしれません。

その理由は、こちらのヴラド公はエリちゃんの罪を知っているからでしょう。

そしてそれはこの画像にある台詞の通り、「無かった事にされた世界」で起こした、エリちゃんも覚えていない罪。

知っているのは、彼とあの作品に触れたマスター達だけ、ということです。

とある概念礼装に……

皆さんは、こちらの概念礼装をご存知でしょうか。

少し不気味なこの人物、実は CCC の前作「Fate/extra」でランサーのヴラド公のマスターでした。

見た目と言動が狂気混じりですが、埋めることも何も出来ない飢餓の中、それでも心に確かな愛を持っていた女性です。

月の表を舞台とした前作と違い、月の裏側を舞台とした CCC において、彼女もマスターの一人として出てくるはずでした。

けれど、ヴラド公ではなくエリザベートがサーヴァントとして与えられることになった際に、エリザベートは彼女を殺したのです。

「キミの愛はおいしくない」と言われた時に、つまらない人間だと判断して。

ハロウィンシナリオは関連作品の小ネタがいっぱい

ハロウィンイベントはエリザベート・バートリーがメインになることから、彼女が出た作品に関連する小ネタが含まれていることが多々あります。

今回のイベントだとこれですね。

「どこが?」と思われる方と、懐かしく感じた方で分かれると思います。

実は、パートナーを特定のサーヴァントにしてとあるイベントバトルに挑むと出てくるんです。

「アーチャーは、プラナリアだった……!?」なんて。

あとは、何処ぞの技師系サーヴァントを探していたりしますね、そろそろ彼も月から連れて来られても良さそうですが。

そんなちょっとした、小ネタにも満たない小ネタがハロウィンには随所に存在しています。

最後に

「Fate/extra」「Fate/extra CCC」共にプレイ環境は、PSP 若しくは PSvita でのダウンロード購入というじわじわ入手難易度が上がっている状態です。

今後はもっと入手困難になる可能性があります。

なので、エリちゃん含め初出作品がこちらというサーヴァントが好きな方々、プレイを検討されている方々はお早めに!

そして新規ハロウィンイベント、お疲れ様でした!