キャラ愛があるからこそ悩む! FGO でのサーヴァントと概念礼装の関係性

関係性を知っていると悩むもの

FGO をプレイしていて、関連作品にも触れているとこんなこと思いませんか?

「このキャラには縁がある、あの概念礼装をつけてあげたいけど……」

私も同じようなことを思っている身なので、少しその辺りについてお話したいと思います。

  1. 縁はあっても、使いにくい概念礼装が存在する
  2. 性能が噛み合うのも、噛み合わないのも実は「その通り」
  3. 性能だけで概念礼装を見るのは勿体ないですよ!

Fate 愛を拗らせたファンの攻略とも解説とも言いがたいお話です。

なんというか、「同じ悩みを抱えているマスターはいるはずだ!」という記事なので、恐らく3分程度で読んでいただけると思います。

サーヴァントの特徴を考えると使いにくいけれど……

個人的にこうした部分で挙げたいのはこの概念礼装ですね。

「騎士の矜持」です。

これが何故?と思われる方もいらっしゃるでしょう。

実はこの方、星3アーチャーとして FGO に登場しているロビンフッドのマスターです。

ロビンフッドは「Fate/extra」が初出でして、この老人……ダン・ブラックモアがマスターでした。

「Fate/extra」と「Fate/extra CCC」をプレイしていたり、どういった世界観なのかを知っている方は、バレンタインイベントでのロビンフッドの台詞などに心を抉られた方もいらっしゃるのでは……

折角なのでとロビンフッドにつけてあげたいところですが、癖のある礼装でもあります。

尚且つそれがロビンフッドの性能と絶妙に噛み合わないのは、それはそれで「分かる」と頷くものではありますが、それ故に戦闘時につけるのは躊躇われるんですよね。

防御力ダウンのデメリットを消すには、本人のスキルでは少々厳しいのが実状なので。

有効活用出来るサーヴァントは?

じゃあ誰か有効活用出来ないかとなりますと、現状この状態のマシュがトップかもしれません。

と言いますのも、マシュはクリティカルスターの吸収が良く、防御力ダウンのデメリットを自分でどうにか出来てしまえます。

それに、他のサーヴァントならまた少し差が出るでしょうが、マシュについてはスキルも含めしっかり育てていらっしゃるマスターさんが多いと思うので。

なので、自前のスキルと宝具でデメリットを消しつつ、クリティカルでガツガツと殴れちゃったりします。

頼もしい後輩に早変わりですね!

特徴と概念礼装が噛み合うパターンもある

また、ロビンフッドと同じく初出が「Fate/extra」のサーヴァントでもマスターとの概念礼装と上手く噛み合う場合も勿論あります。

というか、噛み合わないのが珍しいというか……月の聖杯戦争は聖遺物による召喚ではなく、完全なる「お見合いシステム」のようなものなので。

ガウェインなどは、そこでのマスターの概念礼装が2種類ありますが、どちらもデメリットはありません。

ガウェインのマスター礼装って?

さて、先ずはこちら。

「理想の王聖」

結構なマスターさんがお世話になっているのではないでしょうか。

(そして、作品に触れていたマスターさん達が苦悶する礼装でもある気がします)

パーティ編成の時などに入れておきたい礼装ですが、戦術によっては誰につけておくか悩むこともありますよね。

でも、全体の HP を底上げしてくれるというのは魅力的。

ガウェインの場合、自前でバフをかけられますし、ガッツもついています。

なのでまあ、概念礼装の力を借りなくてもどうにか出来ちゃうんですよね。

誰かにつけておきたいけど、この編成だと他の誰かにつけるにはちょっとなあ……なんて時に自前でどうにか出来るガウェインとの相性は良いです。

お次はこちら。

「黄昏の王聖」

此方も此方で、作品に触れていらっしゃるマスターさん達は苦しくなったと思います。

私がそうなので。

こちらの彼は……正確に言うと「Fate/EXTRA Last Encore」というアニメでの姿なんですが。

ゲームとは少しばかり違う世界観であっても、この主従はやはりムーンセルが選んだだけあって相性が良いです。

その相性の良さがこの概念礼装にも出ているほどに。

バスターでゴリ押し、というならば他にも性能のいい礼装も確かにありますが、今回はサーヴァントとの関係性というお話なので、置いておきましょう。

自己満足、キャラ愛を優先してもいいんです

攻略するために、というものはゲームである以上大切なことです。

けれど、FGO に関しては性能ばかり語ってしまうのも少し無粋かもしれないと思う時があるんです。

これが「Fate」という「運命」の物語であることを考えると、それぞれのマスターにそれぞれの物語がありますし。

フレンドのサポート欄などを見ると、きっとどうしても譲れない何かがあったのだろうと思うような、何かを感じ取れることもあるものです。

だからこそ、性能云々は二の次にしても悪いことではないと思います。

FGO もソシャゲである以上、いつかは終わりが来るものですし……実際今の主人公達のメインシナリオについては二部で終わるというお話が公式から出ていますからね。

奈須きのこ氏の作品は「終わり」や「喪失感」が大体当たり前のこととして描かれます。

なのでまあ、他人のサポート欄を見て「性能を考えろよ」なんて考えるのは野暮ですよ、野暮。