はじめに
2022年。
FGO第二部が完結すると(私が勝手に)予想されていますね。
今回は未だに謎の多いこの子、シオンにスポットライトを当てた記事となっています。
彼女に焦点を当てた理由として、
「なんか、このツインテール怪しい言動ばかりだし、もしかして裏切る?」
なんて疑問を浮かべる方が多いと思ったからです。
なお、内容的に長くなりそうなので、幾つかのパートに分けて解説していきます。
今回はパート①「シオンに関する基本的な情報」になります。
- 初登場は第二部3章
- 「トリスメギストス」や「ペーパームーン」の開発者
- 可愛い顔して実は「〇〇〇」
- 型月作品初登場は月姫系作品の格闘ゲーム
- その他、小ネタなど
この記事は、5分程で読み終わります。楽しんで書きましたので頑張ってご覧くださいませ。
第二部3章「人智統合真国シン」で初登場
本名シオン・エルトナム・ソカリス。
アトラス院院長の娘にて、稀代の錬金術師。
彼女は第二部3章にて初登場します。
地球白紙化を事前に察知したシオンは彷徨海に潜むことで難を逃れて、一人カルデアの訪れを待ち続けていました。
新たな拠点「ノウム・カルデア」を提供する
それまで協力者もおらず、周囲全てが敵の状態だったカルデアの為に、シオンは協力を申し出ます。
まず、彷徨海内部にカルデアと遜色無い施設を再現。
以降、これは「ノウム・カルデア」と呼ばれ新たな拠点となります。
魔術師としてのシオン
続いて、魔術師としてのシオンについて解説します。
元はアトラス院出身ということもあり、シオンは主に技術者としてカルデアに貢献していきます。
ここからは、シオンがこれまでに開発してきた兵器等を紹介していきます。
『天寿』の概念礼装『ブラックバレル』
元はシオンの研究テーマであったこの概念武装は、ホームズに『世界を簡単に滅ぼせる』とまで言わしめる凶悪な兵器。
簡単に言うと、寿命のある対象であればそれが神だろうと何だろうと殺せるトンデモ兵器。
登場時期は第二部5章オリュンポス。
以降、デメテル、アフロディーデ、ゼウス、ケルヌンノスと言った神を葬ってきました。
霊子演算装置『トリスメギストス』
旧カルデア本部にもあった霊子演算装置『トリスメギストス』の制作者はシオンです。
正確には、シオンの父より開発を譲られました。
で、それをシオンが完成させたことになります。
なお、姉妹機である『トリスメギストスⅡ』が存在しており、現在はストーム・ボーダーに搭載されています。
虚数観測機『ペーパームーン』
ペーパームーンとは、虚数空間に潜航する際の方位磁石の様なもの。
アトラス院から提供されたそれを搭載したシャドウ・ボーダーは幾つもの異聞帯に突入していきます。
その開発者が何を隠そうシオンさん。
元は、人理修復(第一部)の際に、レイシフトが失敗した際の代替案。
それが、第二部においては欠かせない代物となりました。
脳をハッキングする魔術?『エーテライト』
FGOではツングースカ・サンクチュアリのエピローグで語られた技術のこと。
シオンの家系エルトナム家に伝わる秘伝の様なもの。
なお、月姫系作品『MELTY BLOOD』においては脳をジャックして、相手の知識や思考までを読み取る技術とされています。
実は吸血種
魔術師として類まれなる才能を魅せるシオンですが、その正体は、実は吸血鬼であると予想されています。
その根拠は幾つかあります。
第二部3章のセリフ
まずはカルデアと合流直後のシオンのセリフから。
上記画像の様に「人工血液」で栄養補充するとの発言が本人からあること。
そして、もう一つ。
ツングースカ・サンクチュアリのエピローグのセリフ
ビーストⅦの強襲から逃れる際のシオン。
吸血鬼の真祖である虞美人が使う霧化の様なスキルでストーム・ボーダーと合流していること。
奈須きのこ先生の発言
決定的なのは、原作者奈須きのこ先生のブログ『竹箒日記』にて。
シオンは吸血鬼や死徒ではないものの、吸血種であることが明言されています。
元ネタは格闘ゲーム『MELTY BLOOD』
ちなみに、シオンというキャラクターはFGOよりも以前から登場しています。
2002年にTYPE-MOONが制作したノベル式格ゲー『MELTY BLOOD』が初登場作。
通称メルブラにおけるシオンとFGOのシオンでは若干設定が異なります。
大きなところだと、
- FGOでは本名が「ソカリス」だが、メルブラでは「アトラシア」
これはアトラス院院長の娘であるシオンが、メルブラでは院長の座を継いでいるけど、FGOでは継いでいない為の違いとなっています。
なお、他にも相違点はあります。
- FGOでは吸血種だが、メルブラでは半分死徒化している
- 性格が真逆(メルブラではクール系美少女だが、FGOでは明るい)
- 髪型(メルブラでは三つ編みだが、FGOではツインテール)
と言ったところですね。
ちなみに
上記画像はツングースカ・サンクチュアリのエピローグでの一幕です。
彷徨海から脱出する直前、シオンは彷徨海に所属するとある魔術師と遭遇します。
この魔術師の名はフォアブロ・ロワイン。
その正体は、型月作品『月姫』において死徒二十七祖の一人とされる「ネロ・カオス」。
シオンが吸血種であることを理解した上で、改めてこのシーンを読み直すと非常に衝撃的な出会いだと思いませんか?
個人的にツングースカ・サンクチュアリで一番盛り上がった瞬間だったので、取り上げてみました。
小ネタ「シオンのスリーサイズ」
ちなみに「MELTY BLOOD」ではシオンのスリーサイズが判明しています。
おそらくはFGOのシオンも同様だと思われますが、意外に知らない方も多いでは?
- スリーサイズ:86/55/83
なお、FGOでは玉藻の前と同じくらいのスタイルらしいです。
さいごに
以上がシオンに関する基本情報の解説になります。
簡単にまとめておくと、
- アトラス院出身の錬金術師
- ブラックバレルをはじめとした兵器の開発者
- 実は吸血種
- スタイル抜群
一見、シオンはカルデアに協力的な姿勢を見せていますね。
ところが、第六異聞帯攻略以降、シオンへの印象はかなり変わります。
ここで冒頭で語った疑問である
- シオンはいつか裏切るのでは?
という、疑問に戻ります。
実際のところ、シオンは裏切るのか?それとも裏切らないのか?
ゲームをプレイしていてこの疑問を抱いた方は非常に多いかと思います。
ですのでパート②では「シオンさん裏切るの?」と言ったテーマで解説します。
それでは、また次回お会いしましょう。
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