【FF14】「賢者」追加に向けたバリアヒーラーのススメ

新ジョブ「賢者」の追加

2021年2月6日、いつものように楽しいエオルゼアライフを堪能していたとき、FF14公式からとある情報が発表されました

パッチ6.0での新ジョブ「賢者」

「か、かっこいい… なんて中二心をくすぐられるジョブなんだ…!」

そう歓喜した人も多いことでしょう。

私のように。

ところがそう歓喜したのも束の間、吉田氏曰く賢者は学者と同じバリアヒーラーであるとの言葉が。

バリアヒーラーのススメ

「ヒーラーの中でも難しい方のバリアヒーラーなんてハードルが高すぎる…」

と目を逸らしている人に一言。

バリアヒーラーって、案外楽しいですよ?

もちろんやったことのないロールに不安感を抱く気持ちは分かります。

しかし賢者の追加は11月、つまりあと半年近くもあります。

ご安心ください、半年もあれば誰でもプロ級のバリアヒーラーになれます。(たぶん)

特に今イフリートやバハムートを呼び出し戦っているあなた。

今すぐそのかっこいい蛮神をしまって、かわいいフェアリーを呼び出すのです!

そもそもバリアヒーラーって?

「ヒーラーはわかるけどピュアとバリアの違いがよく分からない」

そんな人も中にはいるかもしれません。

ピュアヒーラーはその名の通り純粋なヒーラーで、その強大な回復力を駆使し、傷ついてしまった味方を癒すという役割を持っています。

それに対しバリアヒーラーは、これから飛んでくる敵の攻撃に合わせ味方にバリアを貼り、本来食らうダメージそのものを軽減する役割を持っています。

そうすることで味方を癒すピュアヒーラーの仕事も減り、手が空いた分二人で仲良く攻撃ができるということです。

つまりバリアヒーラーが本領を発揮するのは相方のピュアヒーラーが存在する、討伐などの八人以上コンテンツなわけですね。

バリアヒーラーの持つスキル

例えばDPSのスキルはそのほとんどが攻撃スキルとなっていますが、バリアヒーラーのスキルは大きく分けて四種類あります。

攻撃スキル

ヒーラーの攻撃スキルはDPSやタンクに比べて極端に数が少ないです。

要は手が空いているときは同じスキルを連打し、そうしながらパーティーの状況、敵の攻撃などを見るわけです。

「自分はよくギミックを失敗するからヒーラーなんて出来ない」

と不安に思っている方もいるかもしれませんがむしろ逆で、ヒーラーは攻撃が単調であることで周りが見やすいように作られており、むしろギミックの処理なども圧倒的にやりやすいです。

回復スキル

バリアとはいえヒーラーなので、もちろん純粋な回復スキルもあります。

しかしバリアヒーラーはピュアヒーラーに比べて、その種類も回復力も控えめとなっています。

その限られた回復スキルを余らせず使いすぎず、バランスよく使っていくことが大切です。

バリアスキル

こちらがバリアヒーラーの本業。

バリアスキルにはMPや詠唱を必要とする「魔法」と、それらが必要ない代わりに固有のリキャストを持つ「アビリティ」とがあります。

バリアスキルの使い方については、後ほど詳しく説明します。

軽減スキル

「バリアと軽減って一緒じゃないの?」

という声が聞こえてきそうですが、実はこの二つ、全然違います。

スキル説明を見ていただけば分かる通り、バリアスキルはその回復量に応じたバリアを味方に付与し、そのバリアの分だけ敵の攻撃を防ぐという仕様です。

HPのかさ増しのようなイメージで正解。

それに対し軽減スキルは、一定時間味方が受けるダメージを割合で軽減します。

つまり、その時間内に食らう攻撃が痛ければ痛いほど軽減スキルは効果が高くなるということですね。

ちなみに、これを聞くと

「じゃあ敵が強い攻撃をしてくるタイミングで軽減スキルを使えばいいんだな」

と思うかもしれません。

もちろんそれも正しいですが、軽減スキルはその時間内のすべての攻撃が軽減されるため、ダンジョン道中など、長時間攻撃を食らい続ける場面での使用も非常に効果的です。

バリアヒーラーの注意点

さて、これまで基本的な戦い方について解説してきましたが、バリアヒーラーには使う上で絶対に知っておいてほしい注意点がいくつかあります。

そしてこれさえ気を付けているだけで、プロ級のバリアヒーラーへグッと近づきます。(たぶん)

なぜか?

実はこれができていないバリアヒーラーの方は案外たくさんいるんです。

過剰にバリア、回復魔法を使わない

「ずっとタンクにバリアを貼り続ければ絶対に死なないタンクの出来上がり!」

というのはバリアヒーラーを始めたばかりのときに陥りがちなミスです。

FF14はタイムリミットまでに敵を倒し切らないといけないというシステムのため、例えヒーラーであろうとも可能な限り攻撃をすることが求められます。

そのため、攻撃の手を止める必要のあるバリア、回復魔法の使用は本当に必要なときのみにし、アビリティでの軽減、回復を心がけましょう。

そして、例え全体攻撃などが飛んでくる場合でも、アビリティ一つでHPが戻りきるようなものにはわざわざバリアをつける意味はありません。

しかし逆に、敵を攻撃する必要のないときは魔法の出番です。

例えばダンジョンでの移動中、例えばボスのギミックで敵が攻撃できなくなった時ときなど、そのタイミングで次に攻撃が来ることが分かっていれば、どや顔でバリアをつけてあげましょう。

バリアスキルを回復のために使わない

バリアヒーラーを始めたての頃は、その回復スキルの少なさからすぐに使い切ってしまうこともよくあります。

そんなとき、バリア魔法を使ってHPを戻そうとするのはNGです。

確かにバリア魔法にも回復効果はついています。

しかし、バリア魔法は回復魔法に比べてその回復力に対しての消費MPが非常に割高。

更にはそのMPを犠牲に得られるバリア効果も重ね掛けは出来ず、一見大層なもののように習得するバリアスキルですが、回復としての性能はレベル4で覚えるような回復魔法にすら劣ります。

どうしても回復が必要なときはそちらを使いましょう。

アビリティは全て使う!

今まで魔法はできるだけ使わないように解説してきました。

そしてそれを補うのが、持っている様々なアビリティです。

アビリティは攻撃の手を止めることなく使うことができ、効果も非常に強力です。

その代わり固有のリキャストがあり、バランスよく使うようにと言いましたが、実は使い過ぎよりもよくないことが「使わないこと」です。

「そんなこと言ってもどうせHPが減ってきたらあるもの探して使うでしょ」

そう思ったあなた、大事なことを忘れていませんか?

あなたが使おうとしているのはバリアヒーラーなのです。

つまりHPが減ってきたときに探して見つかるアビリティのほとんどは軽減アビリティだということです。

例え軽減したとしても食らうものは食らいますし、HPは減っていきます。

確かにアビリティは種類も多く、よく分からないまま使わずにいることも多いでしょう。

しかしこのような事態にならないためにも、アビリティは余らせないようにすることが何より重要です。

アビリティは攻撃の手も止まりませんし、もし使っていないアビリティがあれば最初のうちは、

「攻撃がくる場面ならとりあえず使う」

これに限ります。

おわりに

最後まで読んでいただきありがとうございます。

ここまで読んでいただいた方ならこう思ったはずです。

「え、バリアヒーラーってバリア使う機会少なくない…?」

大正解です。

アビリティのバリアはともかく、バリア魔法を使う機会は本当に限られています。

ことインスタンスダンジョンにおいては、戦闘前にとりあえず付けておく以外の使い道は限りなくゼロに近いです。

しかし最初に書いた通り、バリアヒーラーが輝くのは討伐やレイドなどのコンテンツです。

そこでは、バリアなしではHPがごっそり持っていかれるような攻撃だって存在します。

そんな攻撃を見極め、バリアや軽減を使って味方の命を守れたなら、そのときあなたはプロ級のバリアヒーラーとなります。(たぶん)

更にご安心ください。

エンドコンテンツは全ての攻撃が致命傷になり得ます。

つまりそのバリア一つがパーティー全体の生死を左右することだってあるわけです。

是非あなたのバリアでみんなを守ってみませんか?