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アルベドのキャラデザチェック
その生い立ちそのものが原神の物語の核心に触れる。そんな特殊な立ち位置のキャラクター、アルベド。
「首席錬金術師兼調査小隊隊長」というその肩書きの通り、少し不思議な戦い方をする
今回はそんなアルベドのキャラデザインを、公式動画や公式配布の3Dモデルからチェックしていきたいと思います。
ゲーム外の雑学等にも触れていければと思っていますので、アルベドの二次創作や考察の資料としてお使いいただければ幸いです。
- 錬金術の考え方について
- 元素スキルで出る花、モデルはある?
- 3Dモデルの気になるところ見ていく!
この記事は5分で読み終わりますので、最後まで読んでいってくださいね!
公式キャラ動画は3つ全部見たほうがいい
基本的にはアルベドの独白で進むキャラ紹介動画。ひと通りのモーションが確認可能。
5分オーバーと長めのキャラクターチュートリアル動画。手に入れた人はもちろん、未所持でアルベドのキャラクターが知りたいだけ!という人にもおすすめ。
パッシブスキル名や後半のダインスレイヴさんのナレーションでわりと重要なネタバレをぶちかましているものの、ネタバレ部分(アルベドの正体)があるからこそ魅力的なキャラクターだよ、だからちゃんとここまではたどり着いてね!というメッセージなのかもしれません。
錬金術からみる「白亜」
ファンタジーの世界でよく登場する「錬金術」、および「錬金術師」ですが、現実世界の錬金術でも実際に使用されていたとされる言葉です。
錬金術の目的
ファンタジー世界では「人体錬成」、もっというと「魂の錬成」だったり「世界の真理への到達」が目的とされがちですが、古代に実在した錬金術では、黄金の錬成を目的として誕生、発展していったようです。
黄金、要は富を得るために発展してきたと考えれば、多くの人々が長い年月をかけ、命を削ってでも没頭し、のちの化学へと進化していく、というのも納得できますね。
原神での錬金術
「黒土、錬金術の語源、命の源なり。」
「白亜、無垢なる土から原初の人間を創造する…」
ウェンティのボイスやキャラクター実戦紹介に出てくる言葉ですね。
繰り返し登場するフレーズなので、少なくともアルベドと彼の師匠にとっては、それ(原初の人間の創造)が目的、もしくはそういった力を(最終的には)もつものが錬金術、ということなのでしょう。
黒土と白亜
元々の錬金術では、錬金術に使用する「素材」は黒→白→赤の順に変色し、最終的には様々な金属を黄金に変える神秘の物質、「賢者の石」へと変化すると信じられていました。
原神での各色に関する位置づけは、アルベドの突破時のセリフから確認することができます。
- 黒土、はじまりの状態
- 白亜、不純物が取り除かれ、安定し、変化を始める状態
- 赤化、感情の精錬
- 黄金、完成
アルベドは「白亜の申し子」…はてさて。
宇宙と地層
錬金術では、宇宙というのは空に浮かぶ星空という意味合いだけではなく、世界そのものである、そして、その宇宙は人間の中にも存在する、と考えられていました。
私たちが存在している日常、歴史のそのものである地層と、宇宙(世界や人が内包する宇宙、魂)は互いに共鳴しているとも考えられており、長い年月をかけて作られる黄金を錬金する(仕組みを知る)ことは、すなわち宇宙の真理に到達できる(人間の魂をも錬成できる)と同義と考えられていたようです。
ここは宗教的な意味合いと膨大な歴史、さまざまな解釈があるので軽く触れるにとどめますが、一部でそういう考え方があったよ、というのを知っていると、アルベドの意味深なセリフもなんとなく意味が分かってくるかもしれません。
疑似陽花について
元素スキルによって出現する疑似陽花、アルベドの3Dモデルに同梱されておりました!!
暗めの紫っぽい色をしていますね。日本では広く一般的に「陽花」と呼ばれる花は存在していないため(紫陽花がかなり近いですが)、その名の通り、太陽を目指す花、という架空の花と考えていいかもしれません。
英語名だとソーラーイソトマ
英語名だとイソトマという、桔梗科の花の名前になっています。桔梗らしく紫ではあるものの、本物のイソトマの花弁は細長く、疑似陽花のように2色が重なっているわけでもありません。
更に、「ソーラーイソトマ」という品種も存在しないようです。
日本名の陽花のように、太陽に向かっていく紫色の花、ということが重要で、花自体は何でもいいのかもしれませんね。
真横からだとこんな感じ
こうしてみると結構デカイ。上に乗れますし、戦闘中に目視で確認できるサイズじゃないとちょっと不便なので当然なのでしょうが、地面に埋まってないと結構な迫力です。
3Dモデルから見るアルベドのデザイン
こちらは原神1.4時の特設ページ(中国版)にて公式配布されていたモデルです。ページ自体は2021年11月14現時点でも生きているのでそこから取得、ないしは模之屋の原神公式アカウントで配布されているものでも同じモデルが取得できます。
さすがにモーションは同梱されていませんが、表情モーフや物理設定などはちゃんとあるので、MMDとモデル修正の知識がある程度あれば使用可能だと思います。
それでは、細かく見ていきましょう!
アルベドの瞳
使用カラー
瞳孔(063849) | |
瞳孔2(3D9396) | |
瞳ベース(79C2A9) | |
瞳影(3F6471) | |
ハイライト(39D8D2) | |
瞳下(C5F6E3) |
瞳は3パーツ構成
真ん中のいちばん濃い色の瞳孔、および白のハイライトは、3Dモデル的には分離しており、角度によって若干瞳の中での位置が変わって見えるようになっています。
こうすることで、(モデルを動かさなくても)角度によって瞳孔の位置が変わってくれるので、より自然に見せることができます。
アルベドの顔三面図
首には星型の…これはアザ?でしょうか。肌にピッタリくっついているため、アクセサリーではありません。
確かアルベドのイベント、「白亜と黒龍」で取得可能だった「腐植の剣」の柄にも同じようなマークがあったような…偶然でしょうか。
耳飾りや帽子などの装飾が存在しないため、かなり固い印象があります。
とはいえ髪型がかなり特徴的かつ華やかなので、地味ではないという絶妙な塩梅。天才です。
アルベドの胴部分
左肩から右胴部分にかけてベルト?のようなもので白衣を固定している感じです。
後ろのこれは、何のマークでしょう?ただの装飾かもしれませんが、竜のようにも、剣のようにも見えますね。
アルベドの靴
グレーのタイツ?に膝上丈ブーツ、短パンという少年スタイル。危険なところに赴くことが多いはずなので、動きやすさと安全性を考慮、といった感じなのでしょうか。
ブーツの後ろはざっくり開いたデザイン。
なにかの紋章?
アルベドのズボンにあるこの模様、公式イラストでも外衣が風でめくれているシーンなどでは普通に描写されています。これ、なにかの紋章なのでしょうか。
アルベドの神の目
神の目を入れるケース?的なのはジンやスクロースなど、西風騎士団の人たちと同じデザインですね。
神の目のみを取り出して真横から見た場合。炎元素と違って、少し丸みがあるフォルムです。属性ごとに違いがあったりするんでしょうか。
アルベドの作画資料になりそうな情報まとめ!
自分でモデルが触れるようになると、ゲーム内ではあまりしないような表情も確認できたりするので、また違う驚きがある原神。公式からゲームモデルを配布してもらえるのは本当にありがたいですね!
今回は錬金術などの雑学に触れつつ、ざっくりアルベドのモデルを紹介させていただきました。
皆さんの創作のお供にしていただければ嬉しいです。
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