【原神】元素反応・応用~雷の無相に感電が効かないのはなぜ?~

はじめに

突然ですが、原神をプレイしている時に、敵との戦闘の中で謎の『無効』の文字を見ることはありませんか?

もしくは、なぜか元素反応ダメージが適応されないことはありませんか?

今回は、タイトルにもある『雷の無相に感電ダメージが通らない』という事例を切り口に、元素反応の応用的な知識をいくつかご紹介します。

  • 元素反応のダメージも元素攻撃の一つ
  • 拡散される元素には優先順位がある

この記事は5分ほどで読み終わりますので、ぜひ最後までお付き合いください!

雷の無相のプリズムは、水元素で破壊できない

スライム・無相といった元素生命体が、自身を構成する元素による攻撃を無効化することは皆さんご存じかと思います。

しかし、『雷の無相』の復活を阻止するために破壊することが必要な『プリズムの破壊』に関して、雷元素キャラクターだけでなく、水元素キャラクターも無力化されてしまいます。

この『プリズム』は、もともと雷の無相が持つ雷元素と元素反応を起こすことで破壊することが出来ます。

けれど、水元素を付与しても、これが通じない。つまり、雷の無相は感電ダメージを受けないのです。

その理由は、元素反応ダメージが元素攻撃ダメージの一種であるからです。

元素反応ダメージの扱い

追加ダメージを与えるタイプの元素反応(蒸発・溶解・凍結・氷砕き以外の元素反応)の各元素反応ダメージには、それぞれ属している元素があります

これは元素の付与順に関わらず、各元素反応ごとに、常に同じ元素による攻撃とみなされされます。

また、同一元素が完全に無効になるスライムや無相のほかに、急凍樹など特定の元素に耐性のある敵にも注意が必要です。

ただし、元素反応ダメージには元素ダメージアップ効果は適応されません

感電ダメージは雷元素攻撃

雷+水で起こすことが出来る感電ダメージは、雷元素による攻撃としてカウントされます。

ですので、雷の無相はもちろん、雷スライムに対しても追加の感電ダメージは発生しません。

過負荷ダメージは炎元素攻撃

雷+炎で起こすことが出来る過負荷ダメージは、炎元素による攻撃とみなされます。

なお、ダメージの数値は炎ダメージと違った赤色で表示されます。

超伝導ダメージは氷元素攻撃

氷+雷で起こすことが出来る超伝導ダメージは、氷元素による攻撃とみなされます。

しかし、ダメージが無効化されても、超電導反応による物理耐性ダウン効果は付与することが可能です。

結晶ダメージは岩元素反応

岩+風以外の元素で起こすことが出来る結晶ダメージは、相手がどの元素であろうと岩元素ダメージになります。

拡散ダメージは拡散した元素による反応

風+岩以外の元素で起こすことが出来る拡散ダメージは、元素反応を起こした相手の元素のダメージになります。

拡散される元素には優先度がある

では、拡散ダメージについて、さらに詳しく見ていきましょう。

広範囲に風元素攻撃を仕掛け、いくつかの元素が風元素を一度に付与された場合、その中から一つの元素のみが拡散されます。

また、風主人公やスクロース、楓原万葉の元素爆発は、一番初めに拡散した一つの元素に染まる特徴があります。

これらのシーンで拡散される元素は、優先順位によって決定されています

秘境『華池岩岫』(Lv90)での検証

『旧貴族のしつけ』『血染めの騎士道』が手に入る聖遺物秘境である『華池岩岫』のLv90では、氷・炎・水のアビスの魔術師がそれぞれ一体づつ出現します。

この秘境を使い、まずは炎・氷・水の優先順位を確認していきます。

まず、三体居るアビスの魔術師を一か所に集合させ、それからスクロースの元素爆発を発動すると、赤色に染まります。

よって、この3元素の中で最優先が高いのは炎元素だと確定できました。

次に、同じ秘境にてアビスの魔術師・炎のバリアを割ってからスクロースの元素爆発を発動したところ、水元素が拡散されました。

よって、炎元素>水元素>氷元素の順番で拡散反応が起こりやすいことがわかります。

炎>水>雷>氷

これらに加え、孤雲閣の水辺に居る雷スライムに対してスクロースの元素爆発を発動すると、水元素が拡散されました。

また、『追憶のしめ縄』『絶縁の旗印』が手に入る聖遺物秘境『紅葉の庭』のLv90では、アビスの魔術師・雷と雷スライム、ヒルチャール・雷兜が出現するため、氷元素付与状態のアビスの魔術師と強化状態化のヒルチャールにて拡散を発生させた場合、雷元素が拡散されました。

よって、4元素は炎元素、水元素、雷元素、氷元素の順で優先して拡散されることがわかりました。

これを使うと、例えば拡散反応と凍結反応を組み合わせて狙っていく場合は元素付与役を水元素キャラにしたうえで氷元素キャラによって攻撃を畳みかける、拡散反応と過負荷反応を組み合わせる場合は元素付与役を炎元素キャラにしてアタッカーを雷元素キャラにする、など元素反応をより起こしやすいパーティーを作ることが可能です。

また、拡散によるバフ効果を狙う際に目当ての元素よりも拡散優先度の高い元素を巻き込まないよう気を付けるといった、戦闘内での動きにも応用することが出来ます。

まとめ

本記事では、各元素反応ダメージのダメージの扱いと元素の拡散される優先順位を紹介しました。

  • 感電ダメージは雷
  • 過負荷ダメージは炎
  • 超伝導ダメージは氷
  • 結晶ダメージは岩
  • 拡散ダメージは風
  • 炎、水、雷、氷の順に拡散されやすい

複雑な部分で応用的な知識ですが、これらを知っていて損をすることはありません。

元素反応の仕組みを知って、より効率的で強力なパーティーを作りましょう!