はじめに
原神の戦闘をグッと一段奥深いものにしているのが『元素反応』システムです。
元素反応は異なる元素を二種類くみあわせると発動し、うまく利用することでキャラの能力を120%引き出すことができます。
しかし、組み合わせ毎に効果が違うなど、その煩雑なシステムに頭を抱えてしまう旅人さんも多いことでしょう。
そこで、本記事では初心者や復帰勢の方にも分かりやすく、様々な角度から元素反応の仕組みや効果・各元素の活用方法について解説します。
メインとなる内容は以下の通り。
- 使い方別:元素反応の種類
- 元素熟知とは
- 各元素を活かす元素反応
この記事は10分ほどで読み終わりますので、ぜひ最後までお読みください!
元素反応とは?
元素反応とは、2種類の元素を同時に付着させることで、組み合わせごとに特別な効果を得ることができるシステムです。
風元素+岩元素を除くすべての組み合わせに名前がついており、それぞれ違った効果を持っています。
また、炎元素と水・氷元素の組み合わせは、元素を付与する順番によっても効果が変化します。
元素反応早見表
元素反応の効果
元素反応の効果には幾つかの種類があります。今回は、通常時のダメージを増幅させる元素反応、元素反応それ自体にダメージが発生し通常の攻撃に上乗せされる元素反応、元素反応が直接ダメージに結び付かない反応に分けて、元素反応それぞれの効果を紹介します。
ダメージを増幅させる元素反応
蒸発反応・溶解反応は、元素反応を起こす事によって、元素反応を起こした攻撃のダメージを、通常時より大きくして敵に与えることが出来ます。
ですから、元のダメージが大きければ大きいほど、元素反応の効果は大きくなります。
この2つの元素反応は、元素を付着させる順番によってダメージの上昇値が変化するため注意が必要です。
- 蒸発反応:水→炎の場合ダメージが1.5倍、炎→水の場合ダメージが2倍になる。
- 溶解反応:炎→氷の場合ダメージが1.5倍、氷→炎の場合ダメージが2倍になる。
大きい方は2倍、小さい方は1.5倍と覚えるとわかりやすいです。
追加ダメージが発生する元素反応
感電・過負荷・拡散といった元素反応では、元のダメージに加えてキャラのレベルなどを参照して、追加のダメージを与えることが出来ます。
言い換えると、元素反応自体にダメージが発生しているとも表現できます。これらに元素を付与する順番は関係ありません。
感電:水+雷で、2ヒットする追加ダメージを与えることができる。水面が帯電すると、しばらくそのエリアは敵にも味方にもダメージを与えるようになる。
過負荷:炎+雷で、1ヒットの大きい追加ダメージを与えることが出来る。過負荷反応が発生するとき、爆発によって敵がノックバックする。
拡散:風・岩・草以外の元素+風で反応し、反応相手の元素を周囲に拡げる。これによって、他の元素反応を起こすことも出来る。
これらの反応によるダメージ量はキャラクターレベルのほかに、元素熟知によっても大幅に上昇させることが出来ます。
逆に言えば、この元素反応ダメージのみで戦う場合は、キャラクターレベルと元素熟知を上げるだけで戦力になれます。
戦闘の補助に使う元素反応
凍結反応、超電導反応は元素反応がダメージに直結はしないものの、効果を活用することで戦いやすくなる元素反応です。
注意しなければならない点としては、凍結は解除してしまう炎元素や両手剣のキャラと相性が悪かったり、超電導は元素攻撃中心のパーティーだと効果が十分に受け取ることが出来なかったりといった、組み合わせで考慮すべきポイントがあることです。
適切な編成を組んで、作戦を練りましょう。
凍結:水+氷で相手を凍結させ、動きを封じる事が出来る。ダメージは発生しない。
超電導:雷+氷で少しの追加ダメージを与え、相手の物理耐性を大きく下げることができる。
おまけ
効果が少なく、意識する場面が少ないため、氷砕き反応・結晶反応の効果はオマケとしてこちらで紹介します。
また、燃焼についても、現在草元素のプレイアブルキャラが未実装であるため、こちらもおまけとして紹介させていただきます。
氷砕き:凍結状態の敵に対し、両手剣で攻撃をすると、相手の凍結状態が解除される。また、少しのダメージが発生する。
結晶:風・岩・岩以外の元+岩元素で反応し、シールドを生成する。これの耐久力はキャラクターのレベルと元素熟知によって変化する。
燃焼:草+炎で燃焼状態になり、持続的に大きくHPが減少する。
元素熟知とは?
『元素熟知』は平たく言うと、元素反応の効果をより高める数値です。
実際に現在の数値でどれほどの上昇効果が得られているかについては、キャラクターのステータスの詳細情報から確認することが出来ます。
また、この上昇量ついては元素反応の種類ごとに違い、上の項目でいう『追加ダメージを与える元素反応』の上昇率はかなり大きく、逆に『ダメージを増幅させる元素反応』の上昇率はわずかです。
上昇率の高い元素反応は、特に雷元素・風元素が関わってくる反応で構成されているため、雷元素キャラや風元素キャラは元素熟知を意識してみるのも良いでしょう。
また、元素反応を起こしやすい法器キャラについても、元素熟知は活用しやすいステータスになります。
炎元素が活きる元素反応
ダメージを出すなら!:溶解(氷×炎)
炎元素キャラで大きなダメージを出したいのであれば、溶解反応は欠かせません。
氷元素を付着させた敵に対しての炎元素攻撃は普段の2倍の威力を発揮します。
また、溶解反応は「凍結」状態の敵に対しても同じように効果を発揮します。
炎元素アタッカーを起用するときは、まず氷元素キャラと組み合わせてみるのがオススメです。
アリよりのアリ:蒸発(水×炎)
溶解反応の次に威力を発揮するのが蒸発反応です。
水元素を付着させた敵に対しての水元素攻撃は普段の1.5倍の威力を発揮します。
溶解反応よりも増加割合の少ない反応ですが、これを『アリ寄りのアリ』とした理由には、水元素と他の元素の相性にあります。
パーティーにもう一人、雷元素のキャラを加入させる場合を想定してみましょう。
氷元素を利用する場合、雷元素との反応は「超伝導」になり、物理キャラ用の反応になってしまいます。
一方で水元素であれば、雷元素を加えた場合の反応もダメージを稼ぐことが可能な「感電」となります。余すことなく元素反応を活用することが出来るのです。
工夫次第で強くなる!:過負荷(雷×炎)
『追加ダメージ』系の一つ、過負荷反応は活用する際に少し工夫が必要になります。
この反応の大きな特徴として、『ノックバック』という効果があります。
簡潔に言うと、小型の敵を(物理的に)ブッ飛ばす効果です。
これによって、一度で仕留め損なったときは走って敵が飛んで行った方向に向かわなければいけない不便さが発生するのです。
一方で、過負荷反応は大型の敵をブッ飛ばさず、怯ませることが出来るため、特に大型ヒルチャール等には効果的です。
小型敵のブッ飛び対策としては、スクロース・ウェンティ・楓原万葉といったキャラの集敵スキルが便利です。
ブッ飛ばした敵をすぐにその場へ引き戻すことが出来るため、タコ殴りにできます。
水元素が活きる元素反応
ダメージを出すなら:蒸発(炎×水)
水元素キャラでダメージを出すのであれば、蒸発反応が最もオススメできます。
炎元素を付着させた敵に対する水元素攻撃のダメージは、普段の2倍になります。
蒸発反応は逆の向きでもダメージ1.5倍の効果を発生させることが出来るため、炎元素と水元素のダブルアタッカーという構成もおすすめです。
意外と優秀!:感電(水×雷)
水元素キャラでダメージを出す場合は、水元素と雷元素を組み合わせて追加ダメージを出す感電反応もおすすめです。
後述する、雷元素キャラによる感電反応は、水上での放電の場合に、ダメージエリアによって自身もデメリットを被ることになりますが、逆に水元素キャラを使用するような陸地や秘境での戦闘ではそういった心配はありません。
2回の攻撃を与えることが出来る感電反応は、2回分を合わせると追加ダメージを出すタイプの元素反応の中でも最もダメージの量が大きいなど、地味に優秀な反応です。
ストレス半減?:凍結(水×氷)
水元素と氷元素を敵に付着させると、凍結反応によって敵を「凍結」状態にして、動きを止めることが出来ます。
(ただし、ボスなど一部の敵には無効であるため注意が必要です。)
この凍結反応は、元素反応それ自体にはダメージアップ効果や追加ダメージは発生しません。
しかし、敵の動きを止めることによって、複数の敵をまとめて攻撃できるようにしたり、敵が攻撃してくるのを防ぐことができ、戦闘をとても快適にすることが出来ます。
また、「凍結」状態の敵に炎元素攻撃をすると、敵の凍結を解除してしまう代わりに溶解反応を発動することも可能です。
両手剣キャラクターの攻撃は、敵の凍結を解除してしまう代わりに氷砕き反応を発動できます。
しかし、この氷砕き反応は与えられるダメージが少なく、せっかくの「凍結」状態が解除されるデメリットの方が大きいため、オススメできません。凍結反応と両手剣キャラの組み合わせは極力避けると良いでしょう。
氷元素が活きる元素反応
氷アタッカーのド定番:凍結(氷×水)
最も元素付与の簡単な法器キャラが存在しない氷元素ですが、現在リリースされている氷元素キャラクターの主な特徴として、スキルのクールタイムが比較的短いという共通点があります。
これによって、氷元素キャラを元素アタッカーとする際には、一度に大きなダメージを狙うよりも、手数によってダメージを稼ぐことがより重要になってきます。
そこで活躍するのが、水元素と氷元素を組み合わせて敵の動きを封じ、攻撃を畳みかける事が出来る凍結反応です。
スキルのクールタイムが短いというのは元素を付与しやすいという事でもあり、氷元素キャラ向けの聖遺物『氷風を彷徨う戦士』の4セット効果にも『敵が凍結状態の場合、会心率は更に20%』とあるように、凍結反応は氷元素キャラと最も相性が良い元素反応ではないかと思われます。
火力重視なら:溶解(炎+氷)
上で紹介した凍結反応は、反応自体でダメージを伸ばすことは出来ません。
もし、氷元素でとにかく大ダメージを出したい!と考えるのであれば、溶解反応がオススメです。
炎元素が付着した敵に対する氷元素攻撃は、ダメージを普段の1.5倍にすることが出来ます。
物理キャラにはこれ:超電導(氷×雷)
エウルアをはじめ、氷元素キャラの物理ダメージを伸ばすには、雷元素と氷元素を組み合わせて超伝導反応を起こすのがおすすめです。
この反応では敵の物理耐性を下げることができ、敵が物理攻撃によるダメージをより大きく受けるようになります。
なお、この超電導反応自体にもダメージは発生しますが、微細な量ですのであまり影響はありません。
雷元素が活きる元素反応
実は一番ダメージが出る?:感電(水×雷)
水元素と雷元素を組み合わせて追加ダメージを出す感電反応は、他の元素反応と違い、敵に2回ヒットします。
1回に発生するダメージは過負荷反応より少ないですが、2回分を足すと過負荷反応より大きいダメージを出すことが可能です。
また、周囲に敵が複数いる場合、一体の敵に雷元素を付与すると、周囲すべての水元素が付着している敵に反応ダメージが発生することも、感電反応の強さの一つです。
ただし、水の上で雷元素を放つと、しばらく辺りの水面がダメージエリアとなり、敵だけでなく自身のHPも減少します。
更にはそれでなく、キャラの通常攻撃の邪魔をしてしまうため、水元素の付与が必要なく一見便利な水上での放電は、諸刃の剣と言えます。
大型敵なら:過負荷(雷×炎)
炎元素の部分でも紹介した通り、過負荷反応は炎元素と雷元素によって大きな追加ダメージを与える事が出来ます。
が、『ノックバック』という小型敵をブッ飛ばしてしまう副作用によって敵が遠くへ行ってしまい、追いかける手間が発生してしまいます。
これの対策には集敵スキルを持つスクロース・ウェンティ・楓原万葉などが有効ですが、やはりひと手間かかってしまうことは否めません。
一方でこの『ノックバック』は吹っ飛ばない大型敵に対しては怯みのみを与える事ができ、かなり優秀な元素反応になります。
対策を整えたり、敵を選んだりすることによって大きく化ける元素反応です。
物理をサポート:超伝導(雷×氷)
レザーをはじめ、雷元素のキャラの物理ダメージを伸ばすには、雷元素と氷元素を組み合わせて超伝導反応を起こすのがおすすめです。
この反応では敵の物理耐性を下げることができ、敵が物理攻撃によるダメージをより大きく受けるようになります。
なお、この超電導反応自体にもダメージは発生しますが、微細な量ですのであまり影響はありません。
風元素が活きる元素反応
とにかく強い:拡散(風×岩・草以外)
拡散反応はそのダメージ量もさることながら、相手の元素を選ばないという部分が大きなメリットです。
炎、水、氷、雷すべての元素を付近の敵にバラ撒き、他の元素反応が起きやすい環境を作る事も可能で、風元素キャラ向け聖遺物『翠緑の影』の4セット効果では『拡散された元素タイプを基準に、影響を受けた敵の元素耐性-40%』というデバフ効果を付与することが可能です。
こういった性能から、拡散反応は岩元素以外のすべての元素アタッカーと相性が良く、風元素サポーターが重宝されやすいという状況になっています。
岩元素の元素反応
シールドを生成できる:結晶(岩×風・草以外)
岩元素キャラが、炎・水・氷・雷元素のいずれか1つ以上が付着している敵に元素攻撃をした際、カラフルな宝石の破片のようなものが生まれます。
これが結晶反応であり、生まれた結晶の欠片を拾うとキャラクターがシールド状態を獲得することが出来ます。
このシールドの耐久値は欠片を生んだ岩元素キャラのレベルと元素熟知によって決まり、色は反応相手の元素によって決まります。
また、結晶反応によって生まれたシールドは『元素シールド』と呼ばれるものです。反応相手の元素によって変わるのは色だけではなく、該当元素のダメージを特に大きくカットしてくれます。
例えば反応相手が水元素で、青色のシールドを獲得した場合、そのシールドは水元素攻撃に強いと言えます。
シールド自体はキャラクターの代わりにダメージを吸収してくれる非常にありがたい存在ですが、相手を選ばない事から、特に意識するべき!という元素反応ではない為、欠片が発生したら積極的に回収しておくくらいの認識で良いかと思われます。
まとめ
元素反応は様々な種類がありますが、ダメージアップや戦闘効率アップなど、ほとんどが非常に強力な武器となる要素です。
初めこそは効果や組み合わせを覚えるのに苦労するかもしれませんが、一度覚えると、実はそんなに複雑なものでもありません。
まずは2キャラで一種類の元素反応を意識するところから始めて、実際に戦っていく中で徐々に覚えていくのがおすすめです。
元素反応・元素熟知をうまく活用して、原神ならではの戦闘の魅力をより一層楽しみましょう♪
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