【原神】鍛造武器を解説!どれを作ればいいの?

はじめに

原神の数ある素材の中でも屈指の入手困難度を誇る、『武器の原型』。

鍛冶屋で鉱石とともに消費することで、鍛造限定の星4武器を獲得することが出来ます。

しかし、最初は『原型は手に入れたけど、何を作ればいいの?』『そもそも鍛造武器って強いの?』と使い所に悩むこともあるでしょう。

本記事では、初心者の方にも分かりやすく鍛造武器1つ1つについて解説していきます!

  1. それぞれの武器の特徴を知ろう!
  2. 武器を持たせたいキャラを決めて、合う武器を作るのがオススメ
  3. 余ったら『とりあえず放置』でOK

この記事は五分ほどで読み終わりますので、ぜひ最後まで読んでいってください!

鍛造で作れる両手剣・大剣

白影の剣

『白影の剣』はオプションが防御力であり、武器スキルでも攻撃力と共に防御力が上がることが特徴的な武器です。

現状、ほぼノエル・荒滝一斗・辛炎用の武器となっています。

原神においては、防御力を意識して上げるべきケースはかなり限られています。考えられる場合は、主に以下のような時でしょう。

一つは、防御力を攻撃力に変換する能力を持っている場合

ノエルや荒滝一斗は無凸から、元素爆発によって防御力をもとに攻撃力を大幅に強化することが可能です。元素スキルダメージも防御力を参照しています。

辛炎は完凸で、重撃発動時に防御力の半分の値ぶん攻撃力を上昇させることができるようになります。

もう一つは、防御力によって耐久力が上がるシールドを強くしたい場合

辛炎をシールド特化のサポート育成にする場合、この武器が有用です。

また、ノエルは元素スキルのシールド耐久値・回復力の両方が防御力を参照しており、非常に防御力を上げる事の価値が高い両手剣キャラと言えます。

古華・試作

雑に強い』と言われる武器の筆頭が、この『古華・試作』です。

オプションは攻撃力で、武器スキルはややクールタイムが長いものの、そこそこ大きな追加ダメージを出すことが可能。

ディルックをはじめ、アタッカー・サブアタッカーとして運用するのであれば、ノエル以外の誰に持たせても無難にハマる汎用性が強みです。

個人的には、見た目もシックで誰にでも合うのではないかと思います。

雪葬の星銀

ドラゴンスパインの任務で一本の完成品を獲得することが可能で、同時に獲得できる設計図を獲得すると、その後鍛造で作成することが出来るようになる武器です。

オプションも物理ダメージ、武器スキルの追加ダメージも物理ダメージであるため、物理特化と言える武器になります。

武器スキルの追加ダメージは氷元素の影響を受けている敵に対してより威力が出るため、氷元素キャラや超電導反応と組みあわせて使用すると更に物理ダメージを出しやすくなるでしょう。

桂木斬長正

バージョン2.0で新たに実装された武器です。探索によって設計図を獲得することができます。

作成には通常の水晶の代わりに紫水晶を必要とします。

元素チャージ効率のオプションと、元素エネルギーを獲得できる武器スキルを持つため、元素エネルギー回収に特化した武器と言えるでしょう。

武器スキルでは恒常的に元素スキルのダメージを上昇させることができ、元素スキル発動を条件に、元素エネルギーを回復することができます。

継続回復の形を取りますが、待機中も発動できるため、スキルを使用して直ぐに別キャラクターと交代しても問題ありません。

元素スキルと元素爆発を中心に立ち回るサポートキャラにオススメです。

どれを作るべき?

防御力が天賦に関わるキャラクター用の武器が欲しい場合は『白影の剣』、物理アタッカーには『雪葬の星銀』、サポート役には『桂木斬長正』、そのほかの場合には『古華・試作』がおすすめです。

特に『古華・試作』は非常に汎用性に優れているため、他に星5両手剣や紀行両手剣など強力な武器がない場合は、一本所持しておいても困らないかと思います。

鍛造で作れる片手剣

鉄蜂の刺し

元素熟知がステータスにあり、武器スキルが『元素ダメージを与えた後』という条件下で発生する、元素反応に特化した武器です。

武器スキルはダメージ上昇バフであるため、元素熟知を生かすことが出来るキャラにとっては優秀な武器かと感じられます。

主に風元素や雷元素の、元素スキルや元素爆発、元素反応を中心に使用するキャラにオススメです。

ただし、ダメージバフ効果は武器を所持しているキャラクターにしか適応されないため、別のキャラクターには影響しません。

元素熟知をなるべく生かすには、過負荷・感電・拡散反応を狙うパーティーがおすすめです。

斬岩・試作

オプションは物理ダメージ、武器スキルは攻撃力と防御力が上昇するため、全体的にバランスの良い武器になります。

また、武器スキルの発動条件が通常攻撃・重撃の命中になるため、アタッカー向けの装備と言えるでしょう。

基礎攻撃力も星4片手剣の中では高めなので、元素爆発の攻撃力アップ量を上げる目的でベネットに持たせる選択肢もアリです。

天目影打

バージョン2.0にて新たに実装された武器です。

世界任務『農民の宝』をクリアすることで、原型と共に設計図を獲得できます。作成には紫水晶が必要です。

オプションは攻撃力ですが、武器スキルは元素スキルを使用した回数によって回復量が変化する、元素エネルギー回復効果を持ちます。

この武器スキルは無凸時、最大で一度に元素エネルギーを18回復をすることが可能であるため、これを生かすことができる場合はかなり元素爆発の発動効率を上げる事ができます。

ただ、最大効果を得るには、30秒以内に、5秒ごとに、3回スキルを発動した上で、その30秒のうちに元素爆発を発動することが必要になります。

ガイアなど、元素スキルのクールタイムが短く、元素爆発が優秀なキャラクターに向いていると言えそうです。

どれを作るべき?

通常攻撃メインのキャラなら『斬岩・試作』スキルや元素爆発中心のキャラなら『鉄蜂の刺し』か『天目影打』がオススメです。

元素反応を狙うことが可能な場合で、元素ダメージ量を上昇させたいのであれば『鉄蜂の刺し』、元素スキルを頻繁に使うことが可能な場合で、元素爆発をたくさん使いたいのであれば『天目影打』といった使い分けになります。

鍛造で作れる弓

リングボウ

リングボウは弓ながらに物理ダメージオプションであることが特徴的です。

更には通常攻撃と重撃によって武器スキルで攻撃力と通常攻撃速度を上昇させることが出来る、少し変わった武器です。

現在の環境で弓キャラを物理・通常メインで育成するのはあまりメジャーではありません。

ですが、しっかり育成を進めていけば戦力になる為、選択肢の一つとしては数えることが出来ます。

澹月・試作

こちらはリングボウとは対照的に、武器スキル発動のために狙い撃ちで敵の弱点を突くことが要求される武器です。

「弱点」は生物型敵の場合は頭、機械型敵の場合はコアなどにあたります。スライムには弱点がありません。

発動条件は厳しいですが、その代わりに得られる効果は、移動速度+10%に加えて無凸(精錬ランク1)の時から攻撃力+36%と、星4武器としては破格の値となっています。

操作の腕に自信がある場合や、もともとチャージショットを中心に戦うキャラである、甘雨などのキャラには有用です。

破魔の弓

バージョン2.0で新たに実装された武器です。神無塚に居る敬の宝箱の大当たり景品です。

作成には通常の水晶の代わりに紫水晶を使用します。

オプションは『澹月・試作』と同じく攻撃力ですが、武器スキルは発動条件なく恒常的に通常攻撃と重撃のダメージを上昇させることができる、優秀なアタッカー向けの弓となっています。

また、元素エネルギーが満タンの場合は無凸時から通常攻撃ダメージ+32%、重撃ダメージ+24%という『澹月・試作』と同等かそれ以上の効果を発揮します。

これによって、やや元素爆発の発動がためらわれてしまう部分には煩わしさがあるかもしれませんが、たとえ満タンでなくても武器スキルの効果が完全に失われるわけではありません。

今までの二者に比べ、癖が大きく減ったため、汎用性においてもオススメできる武器です。

どれを作るべき?

通常・物理を中心に使用する場合は『リングボウ』、弱点狙い撃ちを安定して発動できる腕前がある場合は『澹月・試作』、それ以外で通常攻撃や重撃を中心に使用する場合は『破魔の弓』がおすすめです。

ただ、スキルや元素爆発中心のキャラに合う鍛造弓は未だ実装されていません。ほかにも武器があり、どの鍛造武器も目的に合わないと感じた場合、無理に鍛造することはオススメできません

鍛造で作れる槍・長柄武器

流月の針

通常攻撃を主軸とした物理型育成にオススメの武器です。

ドラゴンスピアと同じく物理オプション+追加ダメージの武器であるため、比較される場面が多くあります。

こちらは基礎攻撃力が高く、星4武器の中では最も高い部類に入ります。一方でオプションの物理ダメージの値はドラゴンスピアの半分ほどです。

追加ダメージについては元素オーブを回収したのち5秒間、攻撃対象にのみヒットする攻撃力の20%(無凸時)のダメージが発生します。

この一つ一つのダメージは小さいですが、発生条件が緩いのに加えてクールタイムがないため、扱いやすい武器スキルです。

通常攻撃と重撃をする度に発生するため、攻撃速度が速く手数の多いキャラクターであるほど生かすことが出来そうです。

また、オプションの物理ダメージが高すぎない事は、『蒼白の炎』や『血染めの騎士道』、物理ダメージ杯などの物理聖遺物を一部で使用してもステータスがひどく偏る事がない、という利点と捉えることも可能です。

星鎌・試作

元素スキルを頻繁に使用するキャラクターに適するのが『星鎌・試作』です。

オプションで元素チャージ量を増やす事ができ、武器スキルの発動条件がスキルの発動であるため、一見するとサポートキャラに向いているようにも見えますが、武器スキルで上昇するのは通常攻撃と重撃のダメージです。

それも自身の値のみが上昇する形のため、『スキルも使うし通常攻撃もする』というキャラに向けたものになります。

ですので、スキルのみを使ってすぐに退場する完全なサポートキャラには合っているとは言えません。

その場合は、後述の『喜多院十文字槍』がおすすめです。

ドラゴンスピア

通常攻撃を主軸とした物理型育成にオススメの武器です。

流月の針と同じく物理オプション+追加ダメージの武器であるため、比較される場面が多くあります。

こちらはオプションの物理ダメージがLv80で62.9%にも上りますが、基礎攻撃力は『流月の針』に大きく劣ります

追加ダメージは通常攻撃・重撃時に確率で発動する範囲ダメージです。複数敵にヒットする事は強みの一つと言って良いでしょう。

無凸時だと、発動時に敵が氷元素の影響を受けていない場合は攻撃力の80%、氷元素の影響を受けている場合は攻撃力の200%の大ダメージを与えることが出来ます。

ただ、これには10秒のクールタイムが存在するため、頻繁には発動することが出来ません。

流月の針とは対照的に、少ない回数で大ダメージを与える形での追撃です。

喜多院十文字槍

世界任務『オロバシの遺事・五』を完了後、報酬にて図面が獲得できます。

バージョン2.0で新たに実装された武器です。作成には通常の水晶の代わりに紫水晶が必要です。

既存の3つの武器は、物理用であったり、上昇するのが通常攻撃であったりとアタッカー向けの色が濃くありましたが、こちらはサポート役に向けた効果になっています。

武器スキルでは恒常的に元素スキルのダメージを上昇させることができ、元素スキル発動を条件に、元素エネルギーを回復することができます。

元素エネルギーは継続回復の形を取りますが、待機中も発動できるため、スキルを使用して直ぐに別キャラクターと交代しても問題ありません。

元素スキルと元素爆発を中心に立ち回るサポートキャラにオススメです。

また、オプションである元素熟知をなるべく生かすには、過負荷・感電・拡散反応を狙うパーティーがおすすめです。

どれを作るべき?

スキルと元素爆発を中心に使用するキャラクターは『喜多院十文字槍』スキルと共に通常攻撃も使用するキャラクターは『星鎌・試作』通常攻撃を中心に使用するキャラクターは『流月の針』もしくは『ドラゴンスピア』がおすすめです。

『流月の針』と『ドラゴンスピア』については、基礎攻撃力の高い『流月の針』の方がスキル・元素爆発の数値も伸びるためバランスが良くなります。一方で通常攻撃の物理ダメージだけに限定すると、『ドラゴンスピア』に軍配が上がります。

『ドラゴンスピア』を生かすには氷元素を付与する必要があるため、個人の意見としては、使いやすさも含めて『流月の針』をオススメします。ただ、大きく性能に差があるわけではないため、好きな方を選んで問題はないと思います。

鍛造で作れる法器

万国諸海の図譜

元素熟知をオプションに持ち、武器スキルも元素反応を起こすことで元素ダメージが上昇するため、元素反応に特化しているという法器らしい特徴が見られる武器です。

オプションの伸びはそんなに良くありません。同じ元素熟知をオプションに持つ星4武器に『祭礼の断片』がありますが、同じLv80で『万国諸海の図譜』の元素熟知は101、『祭礼の断片』の元素熟知は201であり、100もの差が出てきます。

しかし、この武器のスキルは非常に使いやすく強力で、クールタイムもなく、ダメージ量に直結する元素ダメージを上げることが可能です。全体的に見れば、扱いやすく優秀な武器です。

この武器もまた、元素熟知をなるべく生かすには、過負荷・感電・拡散反応を狙うのがおすすめです。

金珀・試作

こちらは完全にサポート・ヒーラーキャラ向けの武器になります。

現状は、ほとんどバーバラ・珊瑚宮心海用と言っても良いでしょう。

オプションでHPが増加するため、特にHP量が天賦に関係するキャラクターと相性がいいと言えます。

武器スキルの発動には元素爆発を発動する必要がありますが、体力回復に加えて元素エネルギーも回復できることがかなり便利です。

また、発展的な活用方法として「チームに少しだけ回復が欲しいけれど、ヒーラーほどの治癒力はいらない!」という時に、最小の回復力として、ヒーラーではないキャラにこの武器を持たせるという場合もあります。

冬忍びの実

現在はなかなか生かすことが難しい武器が『冬忍びの実』です。

この武器は『雪葬の星銀』『ドラゴンスピア』と同じく、敵に氷元素を付与しているかどうかで範囲攻撃の追加ダメージが変化します。

これに関して、現在、氷元素の法器キャラが実装されていない為、武器スキルを生かすには他の氷元素キャラで元素を付与する必要があり、やや不便です。

追加ダメージも『恒氷昌核』とありますが、物理ダメージであるため、氷元素を付与したりはできません。

もちろん使用できないことはありませんが、マッチするキャラがリリースされるまではあまりオススメはできません。

白辰の輪

世界任務『神櫻大祓』をクリアすることで作り方を覚えることができる武器です。作成には紫水晶が必要です。

『この武器を装備したキャラクターが雷元素に関連する反応を起こした時』という、一風変わった発動条件を持つのが特徴的な、バージョン2.0で新たに実装された武器です。

『雷元素に関連する反応』は過負荷・感電・超伝導にあたるため、この武器に適性があるのは炎・水・氷・雷元素キャラクターになります。(氷法器キャラは現在未実装)

この武器スキルで獲得できる効果は、チーム全員を対象とした、反応に関わった二者の元素の元素ダメージアップです。例えば、過負荷反応を起こした場合は雷元素と炎元素のダメージアップ効果を得ることが可能です。

発動条件を含めると、雷元素ダメージは常に獲得できることになるため、特に雷元素キャラクターをアタッカーとする場合には非常に便利な武器となりそうです。

また、元素攻撃を専門とする法器キャラクターにとっては、元素ダメージアップは自身の強化にもチームへの貢献にも繋がるため、アタッカーにもサポーターにもオススメできる武器と言えそうです。

一方で、発動条件は『装備したキャラクターが』元素反応を起こす必要があり、更にはダメージアップの継続時間が短いため、設置スキル等で稼げない場合、継続してバフ効果を得るには頻繁に場に出て、本人が元素反応を起こさなくてはいけない面倒さはあります。

同じ理由で、追撃スキルを持つ他キャラクターと、この武器を所持するキャラクターの噛み合わせも良くありません。

どれを作るべき?

雷元素関連の元素反応を主軸にパーティーをつくる場合は『白辰の輪』、そのほかの元素反応を狙う場合は『万国諸海の図譜』、ヒーラーには『金珀・試作』がオススメです。

基本はアタッカーやサポーターに万国諸海の図譜、ヒーラーに金珀・試作を持たせておけば良いかと思います。

『冬忍びの実』はアタッカー向けの武器ですが、現在は生かしきるには難しい環境です。

『原型はあるけど、必要な武器は特にない』場合

武器の原型はドロップ率が低く、入手が難しい貴重な素材です。

また、ドラゴンスパインや稲妻など、新たなエリアがリリースされるのと同時に鍛造武器の種類も増えてるため、のちのち今のラインナップよりも更に強力な武器が追加される可能性があります。

ですので、欲しい武器が特にない場合や、星4以上を所持していない武器種がない場合は、原型があるからと無理に鍛造をするよりも、必要な時に必要な武器を作成できるように、大切にとっておくことが一番オススメです。

まとめ

鍛造武器は優秀なものも多くあり、自分で選んで製作できるのが便利なシステムです。

せっかくの素材を無駄にしないよう、しっかりと必要な武器を見極めて鍛造したいですね!

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