【原神】冒険ランク45から始める初心者向け聖遺物厳選!おすすめ秘境と解説

まずはじめに

当記事では「どこから手を付けたらいいかわからない…」「どんな聖遺物を強化していけばいいの?」という、これから聖遺物厳選を始める方に向けた解説となっています。

☆5聖遺物が確定ドロップする冒険ランク45、もしくはこれから45になる方は是非ご覧になっていってくださいね!

  1. 最初に欲しい聖遺物とは
  2. どんな性能(オプション)の聖遺物を選ぶべきか
  3. 最高性能を目指さずに、まずは繋ぎをひとまず揃えよう!

この記事は10分で読み終わりますので、どうぞ最後までお付き合いください!

(この記事は2022年7月、ver 2.8 で作成された記事です。最終更新:2022.07.29)

最初に回るおすすめ秘境

入手しているキャラクターにもよりますが、最初に回るべき秘境はここ!

『追憶のしめ縄』『絶縁の旗印』こと紅葉ノ庭です!

多くの方が予想がつき教わってきたことだと思いますが、あらためてなぜ紅葉ノ庭が最初におススメされるかを解説。

その理由とは、この秘境ひとつでメインアタッカー・サブアタッカー・サポーターすべての適正セット効果をもつ聖遺物が揃うと言っても過言ではないからです!

しめ縄と絶縁どちらのセット効果を見ても2set効果は汎用性に優れ、とくに絶縁の4set効果が飛び抜けて強力バージョンが進んでも長く使用できると予想できます。

「最初に集める聖遺物はメインアタッカーに最適な火魔女や氷風の方がいいのでは?」と思われるかもしれませんが、参照ステータスが攻撃力のキャラクターの場合は、4セット効果から始めるよりも2セット効果を組み合わせた方が聖遺物の完成が早く、早期に螺旋の戦力として投入できるようになります。

そして何よりも上記の聖遺物厳選における一番の問題、メインアタッカー以外が強化されないという問題を解消してくれる『絶縁の旗印』という聖遺物の存在があまりにも大きいのです。

  • ノエル、荒瀧一斗を使用している人はしめ縄による伸びしろが少ないため、紅葉ノ庭よりも『華館夢醒形骸記』と『海染硨磲』こと熟眠ノ庭を併せて周回することを推奨します。

サブオプション強化の選び方

聖遺物は未強化の状態ではサブオプション(以下、OP…メインOP、サブOPと省略)の数が違うことにお気づきでしょうか?

☆5聖遺物は 3OP か 4OP からスタート
☆4聖遺物は 2OP か 3OP からスタート

サブオプションは強化+4おきに追加オプション獲得し、最大4つ獲得したあとは各ステータスがランダムでどれか1つずつ強化されていきます。

そして、メインOPになっているステータスはサブOPに選ばれることはありません。

【メインOP攻撃実数値の羽根】
→サブOPに攻撃実数値なし

【メインOP攻撃%の砂時計】
→サブOPに攻撃%なし

【メインOP会心率の冠】
→サブOPに会心率なし

そのため、時計や冠は最初はメインOPが目的のものであった場合はサブOPにひとつでも目標サブOPがついていたらそれを強化していってもかまいません。

また、初期3OPでも会心率や会心ダメージなどが最初からついていれば最後の1枠に理想のサブOPがつく可能性があります。
なので欲しいステータスが複数、もしくは会心率や会心ダメージがついた3OPの聖遺物は+4まで強化してみましょう。

+12くらいまで強化して目標のステータスが伸びなかった場合は強化を中断して別の聖遺物を強化していきましょう。

☆5聖遺物で中々良いOPに恵まれない場合は☆4聖遺物からメインOP・会心・会心ダメージが揃った初期3OPを繋ぎとして使うのもアリ!

余談ですがセット効果は同名聖遺物であればレアリティが異なっていても発動可能です。

メインアタッカー向け聖遺物

メインアタッカーとは、フィールドにいちばん長く出場し通常攻撃や重撃を主体とするパーティの花形となるキャラクターのことです。

目標メインオプション

  • 時計は攻撃%、元素爆発アタッカー(一斗、ノエル、雷電将軍…等)は元素チャージも◎
  • 杯は元素ダメージバフ、入手確率が低いので攻撃%の採用もあり
  • 冠は会心率、武器やキャラクター突破ボーナスが会心率の場合で会心率が60%以上確保できているなら会心ダメージに乗り換え
サブオプション備考
攻撃%
(天賦により変わることあり)
ノエル、一斗は防御力
胡桃はHPステータスを参照
会心率最低60%を目標に
会心ダメージ会心率を稼げたら仕上げに目指そう
いわゆる会心率1:会心ダメージ2
会心率が60%に対して会心ダメージ120%

わりやすくアタッカーの火力に直結するのが、この3つのステータス。攻撃実数値よりも攻撃%の方が効果が高いため実数値は優先するほどではありません。

この3つのOPが揃っていることが理想ではですが、先は長いので焦らず最初はメインOP含め2つか3つのOPから始めてもいいでしょう。

攻撃性能が元素爆発に依存しているキャラクターは元素チャージ効率も意識!

おすすめセット効果

・剣闘士、しめ縄、2set か 4set(『来歆の余響』『辰砂往生録』の 2set も同効果)
・血染め、蒼白 2set
・各元素ダメージ15%

剣闘士と血染めは廻聖を活用して、しめ縄と並行して集めよう。

4setを選ぶ場合は通常・重撃のバフの種類や発動条件に注意!

繋ぎに優秀な☆4聖遺物

・狂戦士 2set
・武人 2set
・厳選の☆5聖遺物と同名☆4聖遺物

とくに狂戦士はタルタリヤの断流、煙緋の追加重撃といった会心攻撃をトリガーにした固有天賦を持っているキャラクターや刻星、神里綾人のように氷元素以外の突破ボーナスが会心ダメージのキャラクターの会心率をケアしてくれる優秀な聖遺物でオススメ。

サブアタッカー向け聖遺物

サブアタッカーとは待機中でも場に残る攻撃手段でダメージを稼ぐ高難易度コンテンツには欠かせないアタッカーのことです。

目標メインオプション

  • 時計は元素爆発の必要Eが80以上なら元素チャージ、80未満なら攻撃%
  • 杯は元素ダメージバフ、入手確率が低いので攻撃%の採用もあり
  • 冠は会心率、武器やキャラクター突破ボーナスが会心率の場合は会心ダメージ
サブオプション備考
攻撃%
(天賦により変わることあり)
ゴロー、アルベドは防御力
夜蘭はHPステータスを参照
会心率最低50%を目標に
会心ダメージ会心率を稼げたら仕上げに目指そう

鍾離は攻撃力+HPで計算しており、ダメージを伸ばすなら攻撃力、シールドの耐久値を優先するならHPを選びましょう。
ざっくりですがHP%は攻撃%に対して半分程度のダメージ増加が得られます。

多くのサブアタッカーの役割が『元素爆発をメインアタッカーに繋げる』ことにあり、メインアタッカーと異なり火力的なステータスよりも元素チャージ効率が重要になってきます。

ただし元素スキルがメインのキャラクターには元素チャージは不要です。

必ずしも厳選で元素チャージ効率を稼ぐ必要はなく、武器と砂時計のメインオプションで足りる場合が多いのでその場合はメインアタッカーと同じく会心率と攻撃力を確保し、仕上げに会心ダメージを目標にしよう。

サブアタッカーの多くはヒット数が多い傾向があり、最終的に与える合計ダメージが収束しやすいため会心率を意識しすぎる必要はありません。

しかし例外として、武器の西風シリーズが絶縁4setと相性が良く会心率を優先することで粒子生成による元素爆発の回転率が期待できます。

おすすめセット効果

・絶縁 4set
・旧貴族 2set + 各元素ダメージバフ 15% 2set
・旧貴族 4set

強化したしめ縄や剣闘士が余っている場合は、元素ダメージバフ15%の代用になります。

サポーター向け聖遺物

サポーターとは主にヒール、シールド、バフを使ってアタッカーの火力や安定に貢献するキャラクターのことです。

目標オプション

  • 元素爆発がメインのキャラクターには元素チャージ効率を重点的に
  • 元素チャージ効率は控えキャラクターへのエネルギー分配量を増やす効果があるため、過剰くらいでも良い
  • シールド耐久値や回復量はプレイスタイルに合わせよう
HP%防御%攻撃%元素熟知元素チャージ効率
ベネット
バーバラ
ディオナ
鍾離
煙緋(4凸)
トーマ
珊瑚宮心海
久岐忍
辛炎

雲菫

ゴロー(4凸)

七七

ジン

早柚

申鶴

スクロース

楓原万葉

雷主人公

雷電将軍

聖遺物厳選の恩恵がある天賦に対応した表のため、基礎ステータス参照は含んでおりません。
(例:ベネットの基礎攻撃参照バフは聖遺物厳選で伸ばせないためHP%のみ)

サポーター向けなのでアタッカー系のキャラクターや厳選によりサポート性能ではなくアタッカー性能が伸びるキャラクターも含みません。
(例:ノエルのサポート能力はノエルをメインアタッカーとして運用した場合に付随する要素が強く他キャラクターをサポートというよりも自己強化に近いため除外)

『旧貴族のしつけ』『千岩牢固』といった4set効果が優先されがちですが、例えばベネットのように元素爆発を使用しないと効果を発揮できないキャラクターは何よりも元素チャージ効率を優先しておきたいところ。

  • 肝心な時にだけ、ではなくいつでも発動くらいがベスト!

アタッカーは元素ダメージバフが杯につきますが、ヒーラーは治療効果バフが冠についています。杯のHP%や防御%と比べて、治療効果バフは杯の元素ダメージバフと同じくらいドロップ率が低めに設定されているので冠を自由枠にするのがおすすめ!

『旧貴族のしつけ』『千岩牢固』の4set効果が適さないサポーターには絶縁2setが最適になるため、こちらも長く活用していけます。

とはいえ、サポーター用の聖遺物は厳選目標がアタッカーに比べて簡単なこともあり、強化するのは初期4OPのものに絞るくらいが丁度いいです。

初期3opのアタッカー用にならない聖遺物は次の項で紹介する聖遺物廻聖にどんどん回しても問題ありません。

おすすめセット効果

・絶縁 2set + 千岩・華館・海染・少女 2set
・旧貴族 4set
・千岩牢固 4set
・海染硨磲 4set

『逆飛びの流星』の2set効果である「シールド強化+15%」は装備しているキャラクター本人にしか効果がないため要注意!

聖遺物廻聖

経験値が多いからと☆5聖遺物を強化素材に使用していませんか?それはいけません!

Ver 2.0 から聖遺物廻聖というシステムが追加され、不要な☆5聖遺物を3つ消費して新たな☆5聖遺物を合成することができます。

合成台からタブを切り替えることで廻聖が行えます。

合成に必要なものは☆5聖遺物が3つのみでモラや樹脂は消費しません。

マメ知識ですが、聖遺物廻聖によって得られる聖遺物は秘境のドロップよりも少しだけ高い確率4OPが得られるようになっているので、積極的に活用していきたいですね。

強化予定の聖遺物や誰にも未装備にしている強化済み聖遺物をうっかり合成しないためにもロックはお忘れずに!

Ver 2.8 で廻聖できる聖遺物

・剣闘士のフィナーレ
・大地を流浪する楽団
・血染めの騎士道
・旧貴族のしつけ

おすすめはまず『剣闘士のフィナーレ』『血染めの騎士道』のどちらかでメインアタッカーを☆5聖遺物で揃えたのち、『旧貴族のしつけ』を回していきましょう。

元素爆発を活用するキャラクターに使用する聖遺物として絶縁がありますが、旧貴族は攻撃バフをPT全体に配れるという点が優秀です。

煙緋、甘雨を育成している人は『大地を流浪する楽団』をおすすめ。

凝光も楽団の適正はありますが、通常・元素スキル・元素爆発すべてを使い元素熟知の恩恵が低いためしめ縄・剣闘士の方が効果が高いです。

これくらいの妥協はOK!

厳選を始めたては0からのスタート、どんなに強い人でも最初は弱い聖遺物から「今より良い聖遺物が出来た!」を積み重ねて徐々に強くなって今に至ります。

その中でも「0よりはあった方がいい」と言うべきオプションがこちら。

メイン攻撃OP/サブ会心OPの杯と冠です。

サブOPが同じくらいであればダメージバフや会心の方が強いというのはもちろん大前提ですが、攻撃%でも着実にダメージが伸びるため、良いサブOPが揃った攻撃杯や冠の方が強くなるということは多々あります。

また攻撃%がメインOPの聖遺物は元素ダメージバフや会心率、会心ダメージと比べて抽選率が高く設定されているため入手チャンスが多くなります。

とくに攻撃杯は攻撃する元素を選ばない汎用性が極めて高い聖遺物になるほか、中には攻撃杯が最適になり得るキャラクターというのも存在します。

攻撃杯の有名どころでは雷電将軍と魈。

煙緋も元素爆発中は50%以上のダメージバフを獲得できるため聖遺物と合わせて高い水準のダメージバフを獲得しており、武器やPT編成によっては攻撃杯でも炎ダメージバフ杯と遜色のない火力を得られます。

最後に

聖遺物の考え方は十人十色、キャラクターの数とプレイスタイルの数だけ多くの捉え方があります。

武器やPT編成によって、必要になる聖遺物も変わってくるでしょう。

今回の記事を執筆するにあたり、筆者本人が無課金のサブアカウントで「脆弱樹脂を50個割ったその日のうちに螺旋12層を☆なしでクリアできるくらい」を目安にした厳選方法に基づいて記事を作成しております。

脆弱樹脂50個 = 3000天然樹脂 = 400時間 = 16.6日

なので、今回は「今の自分ならこうするだろうな」「サブアカウントの聖遺物デビューは新しいシステムのおかげで助かったな」という経験を振り返り、初心を思い出しつつ主観性を強めに解説させていただきました。

既に十分な厳選が進んでいるにも関わらず最後までお目を通していただけた方は記事に思うところ多々あるでしょうが、これから聖遺物厳選を始める初心者の方へアドバイスを送る際に、数ある考え方のひとつとして参考にしていただければ幸いです。

聖遺物厳選は苦難の連続ですが、それを乗り換えた先には爽快感のある戦闘が待っているので、ぜひ頑張ってください!

星と深淵を目指せ!