【原神3.1】☆4両手剣『マカイラの水色』狼の末路のバフとどう違う?バフの計算(表付き)とオススメキャラクター解説!

Ver 3.1で新規追加される☆4両手剣『マカイラの水色』は装備者本人の元素熟知を参照して自身とPTメンバーに攻撃バフができますが、同じく自身とPTメンバーに攻撃バフができる☆5両手剣『狼の末路』とバフ量がどれくらい違うのか、そして装備して強いキャラクターは誰かを解説していきます!

  1. 『マカイラの水色』のバフは攻撃実数値を加算!
  2. アタッカーと攻撃バッファーの両立は厳しめ
  3. 元素反応アタッカーと攻撃バッファーは両立可

この記事は5分前後で読み終わります、ぜひ最後まで読んでいってください!

▼ 同シリーズ武器解説

『マカイラの水色』と『狼の末路』の違い

どちらも攻撃力をバフする武器という点は同じですが、バフの効果量は大きく異なります。

狼の末路 攻撃%の乗算で補正

マカイラの水色 攻撃力を実数値で加算

実際に攻撃力がいくつ補正されるかは次の項で解説しますが、熟知特化した『マカイラの水色』よりも攻撃%で補正する『狼の末路』の方が効果量が大きくなります。

ただし『狼の末路』は敵のHPが半分以下の時に装備者本人が敵を攻撃すると発動に対して、『マカイラの水色』は待機中でも10秒おきに自動で発動して同バフの重ねがけができるという差別化要素があるので、バフ量こそ劣るものの発動機会を多く獲得できる『マカイラの水色』が必ずしも狼の末路の劣化になるというわけではありません。

しかし肝心のバフ量は無条件常時発動+重ねがけ有効のためか精錬5でも控えめとなっています。

バフの計算

マカイラの水色は装備者の元素熟知を基準に、精錬ランクに応じて自身に24%~48%の攻撃実数値を加算します。

90Lvのマカイラの水色を装備時の元素熟知165を例に計算してみましょう。

元素熟知165 × 24%~48% = 装備者本人の攻撃+39.6~79.2

この補正値の30%分、PTメンバー全員の攻撃力がアップ。(同バフ重ね掛け可)

攻撃39.6~79.2 × 30% = PTメンバーの攻撃+11.88~23.76

元素熟知に対して7.2%~14.4%を掛けることでも、直接PTメンバーの攻撃バフを計算することができます。

(24~48% × 30% = 7.2%~14.4%)

元素熟知装備者本人
攻撃バフ
PTメンバー
攻撃バフ
精錬1精錬5精錬1精錬5
16539.679.211.8823.76
200489614.428.8
3007214421.643.2
4009619228.857.6
5001202403672
60014428843.286.4
70016833650.4100.8
80019238457.6115.2
90021643264.8129.6
100024048072144

元素熟知100につき精錬ランク1では+7.2、精錬ランク5の場合は攻撃力が+14.4されます。

バフ用に元素熟知特化で元素熟知1,000にした場合の実数値+144を攻撃%で換算すると、おおよその値で以下のようになります。

☆5アタッカー+☆5武器で基礎攻撃力が約1,000と仮定した場合、攻撃14.4%相当

☆5アタッカー+☆4武器で基礎攻撃力が約800と仮定した場合、攻撃18%=旧貴族4set相当

☆4キャラクター+☆4武器で基礎攻撃力が約700と仮定した場合、攻撃20%=千岩4set相当

精錬1の狼の末路は攻撃40%(精錬5:80%)なので、元素熟知1000で良くて狼の末路の半分程度のバフ量になります。

サポーターに持たせるならばという前提ですが狼の末路はHP半分以下がトリガー+継続12秒の30秒に1回のみという点を加味すれば、マカイラの水色は待機状態から10秒おき発動の12秒継続と常時発動するため、実際の戦闘では瞬間火力の狼の末路と継続火力のマカイラの水色という使い分けができます。

もちろんアタッカーに狼の末路、サポーターにマカイラの水色と重ね掛けしても良いでしょう。

使い方とキャラクター相性解説

『マカイラの水色』の使い方はアタッカーとして強く使うスタンダードな武器として使う、もしくは元素熟知に特化した元素反応アタッカー 兼 攻撃バッファーの2種類になります。

スタンダード運用

アタッカーに『マカイラの水色』使う場合、元素熟知を両手剣は同じく元素熟知OPでダメージバフを持った『雨裁』と、会心率とダメージバフに優れた『螭龍の剣』が対抗になります。

攻撃力と元素熟知を両方活かすことができるのは炎・水・氷元素の蒸発・溶解型アタッカーです。

激化アタッカーは攻撃力と元素熟知は別枠で計算するため、ダメージバフの『螭龍の剣』や『雨裁』の方が良いでしょう。

あくまで元素熟知を最低限におさえ、残りのステータスを攻撃・会心・ダメージバフに割り振ることになるためPT攻撃バフは元素熟知165~200の+24~28程度と雀の涙ほど。

  • 聖遺物のサブオプション攻撃実数値1つ分

雨裁は同攻撃力・同元素熟知のため差別化は簡単で、ダメージバフがかかる元素が異なる場合や元素付着の維持が難しい場合はマカイラの水色の方が使いやすくなりますが、期待値では精錬ランクが同じであれば雨裁の方が高いです。

螭龍の剣では特にそうですが、サポート用の武器という効果が強いためアタッカーの武器としてはマカイラの水色の評価は何かしらの二番手・三番手の武器というポジションになります。

ディルック

ディルックは蒸発アタッカーとして運用する場合は「水元素の影響を受けた敵」に該当するため雨裁のダメージバフを活用することができます。

炎→水の1.5倍蒸発は水元素の付着が剝がれにくいため、行秋と組ませた場合は雨裁のダメージバフを獲得できる機会は多いため、蒸発編成ではマカイラの水色を使う機会はありません。

溶解型編成では雨裁のダメージバフを獲得できないためマカイラの水色が候補にあがります。

しかし☆5武器・螭龍の剣などを持っている場合はそちらの装備を推奨します。

重雲

溶解アタッカーとして運用の装備適性が非常に高いオススメのキャラクターです。

重雲は基礎攻撃力が全キャラクターの中でもかなり低めで90Lvマカイラの水色を装備時の最大ステータス90Lv時でも223+510の733しかないため、マカイラの水色による攻撃力加算がちょっと嬉しい。

重雲の元素爆発は多段ヒットに溶解を乗せられるため元素熟知の恩恵が高いですが、溶解を多く発動するためには2Uもしくは溶解中に炎元素を追加で付着する必要があります。

最も簡単な方法は、ベネットの元素スキル2Uや元素爆発4Uの直後に重雲の元素爆発を使用するだけで3連溶解ができます。

聖遺物は溶解アタッカーとして運用する場合は「炎元素の影響を受けた敵」に攻撃することになるため、氷共鳴や氷風4setによる「氷元素の影響を受けた敵の会心率アップ」の効果を受けることはできません。

そのため会心率は聖遺物のオプションでしっかりと補う必要があります。

他の装備の候補として『螭龍の剣』の他に『惡王丸』『銜玉の海皇』などが対抗になります。

惡王丸と銜玉の海皇はダメージバフが溶解反応がないダメージに対しても満遍なくダメージの増加を得られるため、既にこの2本を用意している場合は持ち替える必要はありません。

熟知特化運用

マカイラの水色の本命ともいえる運用方法。

ただしいくら特化したと言えど、上記の表のとおり上昇量はそれほど大きくないためマカイラの水色による攻撃バフはあくまでサブプラン。

元素熟知を特化して強いキャラクターが先にありきで、そのキャラクターに持たせる武器の候補の一つに収まるバフ性能です。

早柚

元素熟知の突破ボーナスを持ち、元素熟知による拡散ダメージと固定回復、自身に受ける攻撃バフを回復量に変換することができる最もわかりやすくマカイラの水色による恩恵を一身に受けているキャラクターです。

他のキャラクターの多くが既存武器の方の方が良いですが、早柚だけはマカイラの水色が最適解の候補になります。

翠緑ヒーラーという立ち位置でジンと立場が被っていましたが、ジンはサブDPSと回復量どちらも優れていて戦闘において早柚が唯一ジンに勝る点は「狼の末路を装備できる」ということでした。

(ジンは蒼古を発動できるのでそれも勝る点と言えるかは怪しいところ)

しかし限定とはいえ☆4武器で入手もしやすいマカイラの水色によって、元素熟知特化でも回復量を補えるようになった上でさらにPTメンバーに旧貴族相当の攻撃力バフを担えるようになったため、翠緑デバフ・元素爆発の拡散ダメージ・常時攻撃10~15%バフとひとつひとつは☆4スペックらしい効果でも積もり積もって高い効果を期待できるように。

元素爆発を回すためには元素チャージの要求がかなり高いため、マカイラの水色を装備する場合は時計を元素チャージにするなどのケアは必要になります。

北斗

激化・感電アタッカーとして使う場合は雨裁や螭龍の剣のように会心とダメージバフが重要になるためマカイラの水色は噛み合わないですが、感電反応特化で運用する場合は雨裁ではダメージバフ効果が感電反応に適用しないため、感電サブアタッカー 兼 攻撃バッファーとして元素熟知特化でマカイラの水色が候補になります。

しかし北斗は元素スキルが高倍率、元素爆発は合計倍率が非常に高く攻撃力×会心×ダメージバフによる伸びしろがかなり高いキャラクターのため、感電編成と言えど恵まれた天賦倍率を捨ててまで北斗を熟知特化で運用するのは微妙なところ。

感電の熟知特化かつ攻撃バッファーには終焉弓と千岩4setを装備可能なフィッシュルという強力なライバルがいるため、マカイラの水色で熟知特化した北斗はフィッシュルの劣化に近いポジションになりそうです。

北斗に絶縁の旗印4setを渡す余裕がない時のサブプランに金メッキ4setや教官4setで運用。

補足とまとめ

両手剣では珍しい純サポートの武器が登場、この武器がスメールの☆4シリーズ武器として他武器種も同じような効果で登場するのであれば片手剣・法器のほうがサポーターの層が厚いため第一弾としてなかなか期待の持てる☆4武器ですね!

まだマカイラ単体では決して強いとは言い難い武器ではありますが、マカイラの水色は他のサポート武器と異なり重ね掛けできる、という特徴があります。

1編成では控えめなバフでも同シリーズが出れば出るほどバフ量を増やせるので、同テキスト武器が増えるほどシナジーの高い編成が組めるようになる武器になります。

予告では同シリーズの片手剣と法器も告知されているため、そちらも要注目。

最後までご覧いただきありがとうございました!

星と深淵を目指せ!

▼ 同シリーズ武器解説