【原神3.1】激化に依存しない無凸セノのオススメ聖遺物!剣闘士4セット通常特化でダメージバフを確保しよう!オススメ編成と解説

セノを引いて満を持して激化運用をして「なんか思ったよりダメージが少ないな…」と感じるダメージが伸び悩んでしまう人たちに向けて、剣闘士4セットを活用したセノを解説していきます。

  1. 無~1凸のセノにオススメ
  2. 激化に依存しないので激化を使っても使わなくても、どちらでも強い!
  3. Ver3.1では激化型を活かしきれない環境に問題あり

なぜセノのダメージが低く感じてしまうのか?

それはセノは2凸以外のダメージバフに乏しいからに他なりません!

0~1凸のセノを使っている人に向けて、剣闘士4セットを軸にした通常特化ビルドを紹介していきます。

  • 当記事はVer3.1前半、セノ実装時の解説記事になるためVer3.2以降の解説は含まれません。

この記事は10分程度で読み終わるため、ぜひ最後まで読んでいってください!

セノのダメージバフについて

2凸は通常攻撃を当てるだけで最大ダメージバフ50%を維持可能と群を抜いて強力な星座効果を持っていますが、これを持っていないセノはダメージバフがほぼ素の状態。

赤砂を含み、長柄武器にはセノの低すぎるダメージバフを補える武器が限られるため、2凸がないセノはどうしても攻撃・会心・熟知のみのステータスではダメージの伸びが悪くなってしまいます。

特に激化特化にしようと思って金メッキの夢4セットを装備しようものなら、セノ自身の持つダメージバフは雷杯46.6%と固有天賦のスキルダメージ+35%しかありません。

これではモチーフ武器の『赤砂の杖』を持っていたとしてもダメージが伸びなくて当然です。

楓原万葉を用いたとしてもメインアタッカーのダメージバフが100%にすら届かないというのは、由々しき事態。

この低すぎるダメージバフを補うための剣闘士4セットの通常ダメージバフ+35%をコンセプトに、剣闘士4セットを軸にしたセノの編成を紹介します!

セノの基本情報

まずは簡単にセノの性能をおさらいしましょう。

基礎ステータス

突破ボーナス:会心ダメージ

(90Lv時点ステータス)

基礎攻撃力:318

会心ダメージ:38.4%

元素熟知で攻撃を補うタイプかと思いきや、素の攻撃力は☆5アタッカーらしい高めの300オーバー。

『赤砂の杖』を装備時は基礎攻撃力が控えめかつ元素熟知の攻撃変換があるため攻撃%の価値が相対的に低く見えますが、『赤砂の杖』以外の武器を装備した時は攻撃%がしっかり機能するステータスになっています。

激化に依存せず、雷元素アタッカーとして攻撃%を中心にしたビルドを組むことでも安定してダメージを伸ばせます。

元素爆発『聖儀・狼駆憑走』

元素爆発こそがセノの本体とも言える最も重要な天賦です。

元素爆発中は「啓途誓使」と呼ばれる状態なり、上書きされない雷元素ダメージを獲得し通常攻撃・重撃・落下攻撃が元素爆発の天賦レベルに依存した倍率を持ちます。

このためセノは通常攻撃の天賦は必要ありません。

元素爆発中は通常攻撃には通常ダメージバフ、重撃には重撃ダメージバフがそれぞれ適用されます。

元素爆発による攻撃として扱われないため、『絶縁の旗印』の4セット効果は適用されません。

元素爆発中、5秒間隔で画面にで「末路真眼」と呼ばれるエフェクトが出現します。

このエフェクトが出現中に元素スキルをタイミングよく使用すると元素スキルが強化され100%×3の追加ダメージを発生します。

元素スキルによる延長効果は末路真眼のタイミングに合わなくても延長が可能です。

  • 平時の元素スキルの粒子生成量は3、元素爆発中は粒子生成量が1~2に減少します。
  • 「末路真眼」は元素爆発を発動してから5秒後に発生のため、元素爆発に入る前に元素スキルを使用→即元素爆発を発動で元素粒子3つ回収することで元素チャージ要求を緩和することができます。

元素スキル『秘儀・律淵渡魂』

元素爆発の延長が主な役割ですが、それとは別に20レベル突破で得られる固有天賦『落羽の裁決』と合わせると倍率100%×3+266.6%(天賦9Lv)の合計566.6%の倍率を4秒の間隔で使用することができます。

元素スキルかつ4秒で500%を超える倍率を持つキャラクターは非常に稀で、メインアタッカータイプで元素スキルの倍率が高い神里綾華の二人と比較しても4秒おきに500%を超える倍率が破格の性能であることがわかります。

セノ:266.6%+100%×3 合計566.6% クールタイム3秒(目押し4~5秒)

神里綾華:407% クールタイム10秒

魈:430% クールタイム10秒

(天賦レベル9)

天賦倍率が高いということは、『剣闘士のフィナーレ』2セット効果の攻撃18%による伸びしろが大きくなります。

当記事のコンセプトとして4セット効果のダメージバフを推していますが、雷元素アタッカーとしてスキルダメージを伸ばすことができる攻撃18%の2セット効果だけでもかなり強力なセット効果です。

スキルのクールタイムは3秒ではありますが「末路真眼」に合わせて発動しなければ『落羽の裁決』による追加ダメージが発生せず時間が延長されるだけなので、4~5秒の間隔に合わせてしっかり発動しましょう。

この仕様から、『雷のような怒り』4セットによるクールタイム短縮効果によって元素スキルの使用回数を増やしてもダメージが増えるどころか、『落羽の裁決』が乗っていない分のダメージが減ってしまいます。

基礎攻撃力の高い武器を使用している場合は4~5秒の目押しを活用しましょう。

セノ1凸やその他攻撃速度バフ、操作環境(FPSや入力速度)次第では元素反応の回数が増えることで、2回目に発動した元素スキルのクールタイム短縮が目押し猶予4~5秒に追いつく場合があります。

基礎攻撃力が低い死闘の槍、もしくは白纓槍を装備している方は「末路真眼」の目押し成否に関わらず、激化や雲菫バフ等の攻撃力に依存しない攻撃手段を用いて激化の反応回数の増加と元素チャージ効率の緩和を目的に『雷のような怒り』を活用してスキルを最速入力するという戦術も考えられます。

固有天賦『九弓の権能』

元素熟知の150%が通常攻撃に、250%が元素スキルに適用されます。

この効果はダメージバフではなく、雲菫・申鶴・激化反応のようなダメージ加算効果になります。

  • 天賦としては鍾離の固有天賦『贅沢な食饌』が最も近い増加率

元素熟知100につきに追加されるダメージは通常攻撃の場合、以下になります。

会心ダメージ200%、ダメージバフを杯のみ46.6%

元素熟知100 × 150% = 150ダメージ

150ダメージ × 会心(1+200%) × ダメージバフ(杯46.6%) =659.7

659.7 × 敵の元素耐性10% × 防御補正0.5 = 296.8

とても強力と言える効果ではないため、「この固有天賦があるから激化を使わなくても元素熟知には意味がある!」とは言い難いところ。

2凸効果、赤砂の杖、超激化反応を使う前提で活用する固有天賦となっています。

岩共鳴型・通常特化セノ

激化運用においてセノが抱える環境的な問題として、長すぎる出場時間をカバーできるサポートが少ないという問題があります。

サポートはもちろんのこと、激化のための元素付着も対応できるのは草主人公の元素爆発15秒、コレイの元素爆発9秒。

最後に原激化を起こして草元素付着の残留が消失するまでとはいえ、草主人公は元素爆発の回転率に、コレイは継続時間がネック。

また元素爆発がフィールド生成タイプであることも、セノの高い機動力に制限がかかってしまいます。

原激化は水・炎元素を編成すると終了時間が早まってしまうため編成できるキャラクターが限定されてしまい、セノの出場時間が長ければ長いほどバフや原激化終了したまま殴る時間が多くなってしまうとDPSが低下してしまいます。

この問題を解決するために、今回は激化アタッカーではなく雷元素アタッカーに焦点を絞ることで、PTの編成幅が広まります。

今回は通常特化型に焦点を絞り、一つのパーティ編成例を紹介します

セノの長い出現時間を多くカバーしつつ、激化に依存しない通常攻撃に特化した岩共鳴を採用したPT編成例がこちら。

セノ岩共鳴サポーター

鍾離

耐性デバフでお馴染みの『翠緑の影』は装備者が控えから発動不可能のため、セノの元素爆発カットイン時間も加味すると8秒程度しか耐性デバフを受けることができません。

しかし鍾離であれば20秒という最長のシールド時間でセノの出場時間の大半をカバー、耐性デバフだけでなく岩共鳴によりシールド中は与えるダメージ+15%がシールドの続く限り得られるため、セノの出場時間のほぼフルタイムにバフを掛けることができます。

『悠久の盤岩』4セットにより雷元素ダメージバフ35%を補うこともできます。

継続時間が10秒とPTバフの中で効果時間が最も短いため、ローテーションを雲菫→ジン→鍾離もしくは久岐忍→雲菫→鍾離にします。

悠久運用はサポーター枠のジン・久岐忍の項目にて解説。

雲菫

そして共鳴役を務める通常特化の要が雲菫。

無凸セノは元素熟知を捨ててダメージバフに寄せた部分の元素熟知(激化反応)の加算ダメージアップの代替として投入。

  • 剣闘士4セットはダメージバフの確保が目的のため、激化運用にそのまま流用が可能。
  • 激化アタッカーとしてセノを使いたい場合は、雲菫の枠を草元素キャラクターに置き換えると良いでしょう。

ダメージバフを必要とした編成のため、通常ダメージバフを持つ2凸が欲しいところ。

岩共鳴枠の雲菫と鍾離は確定とします。

元素爆発の継続時間が12秒のため、ローテーションは鍾離に『悠久の盤岩』4セット、もしくはジンに『翠緑の影』を装備していない場合は雲菫の元素爆発を最後に発動してセノの元素爆発に入ります。

そして自由枠としてセノとシナジーが高いのがこの3人。

ジン

ジンの役割は全体ヒーラー+翠緑デバフ+蒼古+2凸による攻撃速度バフです。

セノの元素爆発はヒットストップが極端に少ないかヒットストップがないため、攻撃速度バフによる速度上昇の恩恵が高くなります。

少ない敵に対して雲菫の元素爆発バフを使い切るためにも速度バフの重要度は高く、翠緑の影の時間が短いため短時間に少しでも多くの攻撃回数を稼ぐことができればセノ+雲菫との相乗効果を得られます。

翠緑の影を用いて短時間に高速で攻撃を繰り出す場合、鍾離に『悠久の盤岩』4セットでさらに瞬発力を高めても良いでしょう。

久岐忍

久岐忍の役割は単体ヒーラー+蒼古+粒子補助です。

激化運用でも久岐忍の役割は地味ながら見えないところでの貢献度が高く、出場時間が極めて少ない元素スキルで他キャラクターのバフ時間を圧迫しない点が優秀です。

粒子補助によりセノの元素爆発の回転率を高めることで、セノにかかったバフが終了した時点で元素爆発を切り上げ次のバフの準備に移ることができます。

出場のローテーションを早く回すことができるため、ジンのDPS圧縮とはまた違った方向性で鍾離に『悠久の盤岩』4セットのシナジーを生むことができます。

行秋

行秋の役割は微量ヒーラー+シールド強化+サブアタッカーです。

上記ヒーラーと異なる点は、行秋はセノの出場時間を最大まで支えることに長けています。

行秋の「雨すだれの剣」の効果によるダメージ軽減効果は実質的にシールドの耐久値を約2倍弱にしてくれるため、18秒間敵の攻撃を受け続けられるほど鍾離のシールドを強化することができます。

このダメージ軽減効果にくわえて岩共鳴もあり、「地心」が破られることは滅多にありません。

行秋は元素爆発にスナップショットがなくPTバフを受ける機会が少ない単体で完結したサブアタッカーのため、バフの回す回数が少ない編成でもDPSの低下が起こりにくく、セノと同じ20秒ローテーションを使い切るという点においてはセノと相性が良いサブタッカーです。

鍾離のシールド耐久値が十分である場合は中断耐性を鍾離が一任しているため、夜蘭がダメージバフを補うキャラクターとして通常特化編成においては行秋の上位互換にあたります。

早見表ダメージバフその他
通常・元素スキル・元素
セノ固有天賦
スキル+35%
空の杯46.6%46.6%
剣闘士のフィナーレ+35%攻撃+18%
鍾離悠久+35%悠久+35%
雲菫2凸+15%6凸 速度+12%
岩共鳴+15%+15%
合計
(悠久込み)
111.6%
(146.6%)
96.6%
(131.6%)
ジン蒼古+16~32%翠緑の影
蒼古 攻撃+20%
2凸 速度+15%
久岐忍蒼古+16~32%蒼古 攻撃+20%
行秋ダメージ軽減

通常特化型のオススメ武器

和璞鳶

長時間出場するアタッカー向けということで長らく魈専用武器でしたが、激化に依存しないビルドの場合は攻撃力が重要になるため高い基礎攻撃力・突破ボーナスを補完する会心率・控えめながらダメージバフつきと最適解のひとつになります。

高い攻撃力から高倍率の元素スキルを繰り出して敵を薙ぎ払いましょう。

護摩の杖 / 赤砂の杖

どちらも会心系OPでパッシブに特定のステータスを攻撃力に変換する効果を持っています。

岩共鳴型であればダメージバフをPT編成でしっかりと確保できているため、高い会心ボーナスによって他の☆4武器よりも優れています。

攻撃変換量は(元素爆発中)元素熟知100の赤砂・HP半分以上の護摩でほぼ差はありません。

黒岩の突槍

☆4武器ながら高めの基礎攻撃力と会心ダメージ、そして最大バフ獲得時は72%と驚異の攻撃補正を持った武器です。

セノは広範囲の殲滅力に欠けるため各個撃破になりやすく、出場時間の長さから黒岩バフの恩恵を受けやすい戦闘スタイルのため相性は悪くありません。

激化運用に使う場合でもメインOPが会心ダメージという点が嬉しい。

スターライトの交換で確実に入手できる入手性の良さと最大バフを発動できた瞬間は☆5武器に迫る効果力を発揮することができるコストパフォーマンスに優れた武器です。

死闘の槍 / 千岩長槍

会心率と攻撃力を補うことができる☆4武器。

自由枠に行秋を編成する最大のメリットが璃月出身3人編成での千岩長槍バフの獲得です。

千岩長槍は精錬ランクが高い方が望ましいです。

死闘の槍は通常特化型には精錬ランクが高い方が良いですが、激化で運用する場合は攻撃力の低さはある程度は元素熟知でケアすることができるため、精錬ランクが低い場合は激化運用で採用しましょう。

星鎌・試作 / 白纓槍

通常ダメージバフを持っているのがこの2本。

星鎌・試作は鍛造で入手できますが、精錬ランクが必要で精錬5でも32%のバフ量はちょっと物足りないところ。

星鎌よりも☆3武器の白纓槍の方が総合的に優れています。

☆3武器にも関わらず、攻撃力に依存しない攻撃手段が増えるたびにじわじわと評価を伸ばしているのが白纓槍です。

基礎攻撃力こそ低すぎるものの、会心率23.4%と通常ダメージバフ48%は攻撃力が低いというデメリットを無視できる前提であれば強力な性能をしています。

サブオプションが同値であれば、固有天賦『九弓の権能』の元素熟知によるダメージアップ効果により時計は攻撃よりも元素熟知の方がダメージの増加量が大きいです。

通常特化型編成の場合は雲菫バフが終了したと同時にダメージが激減してしまうため、『雷のような怒り』4セットや久岐忍を編成してローテーションを早く回転できるようにしましょう。

通常特化・激化運用どちらでも白纓槍は☆3武器とは思えないほど強力で、☆4武器の精錬ランクが低い場合は完凸白纓槍の方が強いケースがあるほどです。

まとめと補足

激化でしっかり使った方が強いと感じつつも、激化編成の手間や効果時間、草元素爆発のフィールドという制約に対して見合った強さなのかと悩んだ末に、このような編成にたどり着きました。

ティナリ・コレイ・草主人公ではどうしてもセノと噛み合っているとは言い難く、超激化編成の全体に言えることではありますがよほど突出した草元素サポーターか無難に草元素ヒーラーがこないと激化で戦う戦闘スタイルでは制限が多さに悩みどころ。

環境が追い付いていないせいでセノの評価が難しく、無凸確保で様子を見ている旅人も多いのではないでしょうか?

2凸がとびぬけて強力なのはもちろんのこと、1凸はアクションの爽快感が高い満足感のある星座効果なので無凸での解説をさせていただきましたが、個人的にはぜひとも2凸までしてほしいところ。

この記事で無凸でセノを諦めてしまう旅人が少しでも減ることを願っています。

最後までご覧いただきありがとうございました!

星と深淵を目指せ!

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