【原神】3分でわかる「八重神子」の正体と「神櫻大祓」や「花散里」との関係

この記事では、「八重神子(やえみこ)」の正体について解説します。

「八重神子」って一体なにものなんだろうか・・・

みなさんこんにちは、「横島先生」です。

本日は、雷神こと「雷電・影」とは旧知の仲である、「八重神子」の正体について解説いたします。

メインストーリーでは、旅人と協力し(利用し)、影の考えを改めることに成功した八重神子ですが、そのやりとりから、影(及び、その姉神である眞)とは親しい仲であることが伺えます。

しかし、その関係性については、直接は語られておりません。

今回の記事では、ざっくりと、「八重神子」についてご説明する予定です。

  1. 「八重神子」は雷神の眷属
  2. 雷神の盟友
  3. 「狐斎宮」とは
  4. 「狐斎宮」の無念と「神櫻大祓」
  5. 「狐斎宮」と「八重神子」の関係
  6. 「雷電・影」と「八重神子」の関係

この記事は3分程度で読み終わりますので、さいごまでお付き合い頂ければうれしいです。

「八重神子」は雷神の眷属

最初に結論を申し上げてしまうと、八重神子は雷神である「雷電・影」の眷属となります。

「風神バルバトスとトワリン」、「岩神モラクスと若陀龍王」のような関係と言えます。

風神や岩神にとって、眷属は「盟友」と呼べる存在ですが、雷神にとっての八重神子は少々複雑な関係にあります。

その点について、少しずつ見ていきたいと思います。

雷神の盟友

雷神とは、「雷電・眞」と「雷電・影」の双子の魔神のことを指します。

詳しくは、下のリンクをご覧ください。

関連:【原神】「影」と雷電将軍は違うの?「眞」って誰?雷神について散兵スカラマシュも交えて解説します。 

雷神には、「天狗」、「鬼」そして「狐」の3人の盟友がいました。

今回スポットライトを当てるのは「狐」こと「狐斎宮」となります。

(上の画像で右側で寝転がっているケモミミの女性です。)

「狐斎宮」とは

原神には、重要な年代が2つほどあります。

1つは「2000年前」の魔神戦争終結、もう1つは「500年前」のカーンルイアの滅亡です。

「狐斎宮」は、双子の雷神とともに魔神戦争を戦い抜いた盟友です。

魔神戦争が終わったのちには、鳴神神社の神子として、稲妻を内外の敵から護る役目に就きます。

そして、500年前に、カーンルイアが闇の軍勢を率いて、世界に対して宣戦布告をおこないます。

「俗世の七執政」と呼ばれる各国の神は、カーンルイアと戦うこととなりますが、その際に双子の雷神の片割れである「雷電・眞」が戦死します。

また、カーンルイアの「漆黒の意思」が稲妻を飲み込もうとしますが、「狐斎宮」が命を賭して結界を張り、なんとか持ちこたえることに成功します。

しかし、その過程で「狐斎宮」は「漆黒の意思」に飲み込まれて、行方不明となってしまいます。

「狐斎宮」の無念と「神櫻大祓」

「狐斎宮」の張った結界は不完全であり、「漆黒の意思」は「穢れ」として少しずつ稲妻を浸食していきました。

「漆黒の意思」を完全に防ぐことができなかったため、「狐斎宮」は自分の役目を果たせなかったことを強く悔いました。

その「無念」と、「漆黒の意思の穢れ」が呼応して生まれたのが、「花散里」です。

「花散里」は当初、自分の名前だけを憶えている状態であり、過去の記憶や、自分の役目を忘れていました。

しかし、旅人とともに「狐斎宮」のゆかりの地を巡ることにより、自分が「狐斎宮」であったことや、「漆黒の意思の穢れ」を祓うことが役目であることを思い出します。

そして、自分という存在が、役目を果たせなかった「無念」と「穢れ」が呼応して生まれたものであることも悟ります。

つまり、「穢れを祓うこと」は、「自分を祓うこと」と同義であったわけです。

深く悩みながらも、最終的には、自分が護ってきたものの大切さを思い出し、満足しながら成仏することとなりました。

「狐斎宮」と「八重神子」の関係

「狐斎宮」には、6人の弟子がいました。

そのうちの1人が「八重神子」となります。

他の5人の弟子は、世の中の平和を求めて旅に出たり、行方不明となった「狐斎宮」の帰りを待つために自らの時間を止めたりと、各自の道を歩み始めました。

(稲妻の各地に存在する狐の石像は、自らの時間を止めて稲妻中に分裂した「狐斎宮の弟子」です。)

「八重神子」は、「狐斎宮」の遺志を継ぎ、鳴神神社の巫女となりました。

「八重神子」の役目は、「狐斎宮」と同じであり、稲妻を内外の敵から護ることです。

そして、メインストーリーでは、稲妻の最大の敵となった「雷電・影」に対処することとなります。

この経緯がわかっていると、「散兵」スカラマシュに惜しげもなく「神の心」を渡したことも理解しやすいと思います。

(「雷電・影」と同様に、「八重神子」もファデュイや邪眼を大した障害には感じておらず、最大の脅威である「雷電・影」に全力で対応したということです。)

「雷電・影」と「八重神子」の関係

メインストーリーでは、「雷電・影」と「八重神子」が親しい友人のように描かれています。

しかし、実際には、「雷電・影」の親友と呼べる存在は「狐斎宮」ということになります。

つまり、「雷電・影」にとって「八重神子」は、親友の忘れ形見といった存在ということになります。

この関係を理解した上でメインストーリーを見てみると、今までとは違った見方ができると思います。

「八重神子」の正体と「神櫻大祓」や「花散里」との関係のまとめ

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

本日は、雷神こと「雷電・影」とは旧知の仲である、「八重神子」の正体について解説させていただきました。

メインストーリーではあまり語られなかった部分ではありますが、物語を理解するためには重要な部分であると思います。

今後、八重神子もプレイアブルキャラクターになると予想されますが、その際には、さらにドラマティックなストーリーが展開されると思います。

非常に楽しみです。

では、本日はここまでとさせていただきます。

ではでは。

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ライター紹介

横島先生
こんにちわ、『横島先生』と申します。
工学の博士号を持つ異色のゲームライターです。
ネットゲーム歴は長く、「Diabro2」や「Age of Empire2」などの海外ゲームから入り、国産ゲームでは「FF11」を長くプレイしておりました。
現在はmihoyo社の「原神」に出会い、熱中しております。
皆様に有意義な情報をお伝えしたいと考えておりますので、何卒、よろしくお願いします。
twitterアカウント:https://twitter.com/yokoshimasensei