【原神】甘雨(かんう)の作画資料になりそうな情報をチェックしていく

甘雨(かんう)のキャラデザチェック

仙獣「麒麟」を象徴するような角のデザインが特徴的な甘雨。

今回はそんな甘雨のキャラデザインを、公式動画や公式Twitter、公式配布の3Dモデル、モチーフになった逸話などからチェックしていきたいと思います。

ゲーム内では確認の難しい詳細部分もチェックしていきますので、二次創作や各種考察のお供にお役立てください。

  1. 甘雨は「黒麒麟」の血を引く存在?
  2. 角端と弓の関係
  3. 公式配布3Dモデルからデザインをチェックしていく!

各種モーションは公式動画から確認可能

お馴染み、「実践紹介」という名のキャラPV動画です。

各キャラクターのイメージに沿って、各種モーションが確認できる原神のこのキャラクタープロデュース方式はとてもいいですよね。

声や動きの確認だけでなく、ゲーム内とはまた違った演出など、ドラマチックな感じで鑑賞できるのはファンとしてはとてもありがたいです。

中国における「麒麟」

麒麟とは中国における伝説上の生き物で、「人々を慈しむことのできる王が生まれた際に姿をあらわす」とされた存在のようです。

麒麟の出現は、幻の存在に認められる王が誕生した証でもありますから、おめでたい存在として大切に扱われているようですね。

そんな甘雨が「帝君」と呼び慕う岩神が、どれほど王として素晴らしい存在だったのかは想像に難くありません。

甘雨のモチーフは黒麒麟?

麒麟は更に色によって種類があるようですが、甘雨はおそらく「寒い場所に住む」といわれる黒麒麟(角端)がモチーフとなっていると思われます。

麒麟の中でも牛に近い見た目をしているんだとか。

角が黒いのもその影響でしょう。

夢に関する逸話は確認できず

キャラクター紹介動画では「夢」をモチーフにしているようなので、何か逸話がありそうだなと思ったのですが、ざっと調べた感じでは何もなさそうでした…残念。

ちなみに、この角端の角から弓を作ることができる、と言われていたようです。

角に触れるのを嫌がるのは、角目当てで狩られてきた先祖の血から来るものだったってことでしょうか。

弓の扱いや製造に見識が深いのも、この事実を知った後だと少し複雑な気持ちで見てしまいますね。

争いを好まない優しき仙獣

甘雨は麒麟の血を引く存在、と明言されています。

麒麟は仁王の前に姿を現す幻の獣。そして争いを好まない心優しい存在です。帝君との契約を大切にしているのも、人々の安寧のために身を粉にするのも、麒麟の性質が強く影響しているのかもしれません。

3Dモデルで見る甘雨のキャラデザ

心優しき王の前に現れ仕える、争いを好まない幻獣の王。

その中でも寒い地域に住み、牛に近い見た目、角で一級品の弓を作ることができる。

そんな麒麟の元設定を確認したところで、改めて甘雨のキャラクターデザインをチェックしていきましょう!

甘雨の瞳

甘雨の瞳の色はかなり特徴的です。

他のキャラクターと仕様をあわせるためなのか右上、左下の2か所のハイライトは分離していますが、それがなくても支障がなさそうな目力があります。

ベースは赤紫で、青紫の黒目、薄いオレンジの反射光でアクセント、といった感じでしょうか。濃い色合いなのに、境界線がぼやけているせいとても神秘的ですね。

甘雨の髪はかなり特徴的な造形

大きなウェーブを描きながら、たてがみのように跳ねる甘雨の髪の毛はかなり特徴的。

毛量に対してかなり複雑な跳ね方をしているので、どの角度から見てもリッチな印象はあるものの、かなり絵師泣かせ、コスプレのウィッグなんかも非常に難しいのではないでしょうか。

3本にわかれて回転している

薄い水色から濃い水色へのグラデーションがかかった甘雨の髪は、後ろ側は大きく回転し重なることで流れが表現されています。

正面から見たらこんな感じ

髪部分以外OFFで見るとこんな感じ。前、後ろどこから見ても、3つの髪の束のどこかしらは見えるよう、三つ編みをほぐしたように大きく重なっています。

甘雨のリボン

髪に隠れてほとんど見えませんが、甘雨の首の後ろ側を飾るリボンもとても凝ったデザインをしています。

柄は璃月によくあるものなので、これ自体が何か考察のきっかけになる、といったことはなさそう。

甘雨の全身図(横、後ろ)

後ろから見た場合、裾部分が左右非対称なんですね。ここは完全に絵師泣かせというか、モデラーも辛かったのでは。

手のひら側のデザイン

甘雨の手については完全に左右対称。素肌ではなく、手袋のようなものを付けているのか、柄が付いていますね。

袖口は花のようなデザイン

氷花のイメージなのか、袖口のデザインは花のようになっています。

甘雨のこういう細かいデザインにこだわっているところ、本当に可愛いです。

甘雨の角

甘雨の角は正面からのみ赤い柄が確認できます。

真後ろから見るとこの柄が隠れて、青みがかった黒い角のようにみえるのも神秘的ですね。

甘雨の靴

靴は飾りも含め左右対称のデザイン。色使いはかなりモノクロ寄りなのは意外ですね。

足首の飾り縄は、腰の飾りと同じデザイン、と言ってしまってよさそうです。

並々ならぬ足へのこだわり

黒タイツにレオタードと、足を綺麗に見せるデザインの甘雨。

各種モーションもそれを活かしたものが多い気がします。

縦に入っている模様は氷柱(つらら)を表しているのでしょうか。足がより長く見えるデザイン!という感じがしますね。

甘雨の神の目

左側の腰に飾られています。特に隠しているわけでもないですし、かなり目立つのでここで新たな要素はなさそう。

前回紹介した胡桃(フータオ)と同様に、璃月のキャラが身につけている神の目のケースに飾られていますね。

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甘雨の作画資料まとめ

ゲーム内でも眠そうにしたりあくびすることも多い甘雨さん。伸びをしたら腋が無防備になるデザインは狙っているんでしょうか。

優しい性格に穏やかな声、戦闘時の有能さのギャップといい、刺さる人はかなり多いキャラクターだと思います。

そんな甘雨のキャラクター性をより引き立てるビジュアルをご紹介させていただきました!考察や二次創作などの参考にしていただき、原神界隈がもっと盛り上がったら嬉しいなと思います。