【原神】荒瀧一斗(あらたきいっと)の公式配布モデルでキャラデザを見ながら、設定や元ネタを考察していく

作画&考察資料に役立ちそうな情報をチェック!

2021年12月15日に、さっそくゲーム内モデルが配布されました!

というわけで今回は、荒瀧一斗の資料集めをしつつ、キャラ考察などに役立ちそうな「元ネタ」や「デザイン」について触れていきたいと思います。

※この記事は攻略、およびキャラストーリーそのものの考察ではありません!キャラの考察などをする際の参考や、原神の世界観、キャラクターの世界観をより深く考えるための読み物としてお楽しみいただければ嬉しいです。

神の目を奪われた男

公式のキャラクター紹介動画では、一斗が神の目を奪われ、取り返すまでのエピソードが語られています。

神の目に関する謎はあまり明かされていませんが、強い願いに呼応して与えられる「神の目」は、奪われるとその願い自体も忘れてしまう、というエピソードが語られました。

一斗が変わらず子分から慕われ、明るく豪快な人物で居続けられたのは、どういった理由があったのでしょうね。

荒瀧一斗の元ネタは誰?

日本には「鬼」と言われる人物は多数存在しますが、その多くは刀狩りや鎖国が行われるより昔の時代のものが多く、更に「将軍」と関りを持っていたとされる人物はほとんど存在しません。

彼のプロフィールを確認し、伝説任務をプレイしてみても「これだ!」となる人物というよりは、「これかな?」と思った程度ではありますが、可能性の話としてご紹介しておきます。

鬼作左

徳川家康に仕えた奉行で、勇ましく度胸もあり、気性が荒く怒りっぽい性格だったといわれています。ただ、実際は民の声によく耳を傾け、優れた采配で問題解決能力も高かったようです。働き者だったんですね。

主である家康が病気になった際、医者に掛かろうとしない家康の前で切腹をしようとし、根負けした家康が治療を受ける流れになった逸話も。

正確に関しては荒瀧一斗を思わせる部分はありますが、鬼に関する逸話があるわけではなく(家康にズバズバいう性格から鬼と呼ばれていただけのようです)、元ネタとしては少し弱いかもしれません。

井伊直政

こちらも徳川に仕えていた人物で、徳川四天王などといった名称で広く知られています。

鬼のような角をつけた兜で戦場に立ち、その恐ろしい姿から、井伊の赤鬼とも呼ばれていたようです。

ただ、本人は美男子で人々から愛され、とても無口で静かな人物だったようです。荒瀧一斗のイメージからはかけ離れているため、こちらも違いそうですね。

元ネタは泣いた赤鬼?

「泣いた赤鬼」とは、日本ではとても有名な児童文学です。このタイトルだけでストーリーが思い浮かぶ人もいるのではないでしょうか。

泣いた赤鬼の大まかな内容は以下の通りです。

人と仲良くなりたい赤鬼のために、親友の青鬼が村の子どもを襲うふりをする。

赤鬼が青鬼を退治したことで人々は赤鬼を受け入れ、青鬼は手紙を残して旅に出てしまう。

手紙には「自分と一緒にいると悪い鬼だと思われるから」と書き残されており、それを見た赤鬼は泣いたのだった。

荒瀧一斗の伝説任務で語られたストーリーと完全に一致しています。ちょっと心配になるほどの一致っぷりなので、これが元ネタと考えていいでしょう。

3Dモデルを確認していく

ゲーム実装翌日に3Dモデルも配布され、さっそくMMD等でも遊ぶことができるようになっています。

モデルをダウンロードしなくても、ニコニコ立体のように好きな角度から確認することができるので、メールアドレス等を使って登録をしたくないよ!という人にも嬉しいですね!

こん棒、牛べこは同梱されていない

残念ながら荒瀧一斗の技で確認できる「こん棒」や「牛べこ」の同梱はありません。

技発動時に出てくるものなので、3Dモデルに同梱されていればじっくり確認出来て嬉しかったんですけどね。

荒瀧一斗の瞳

ひし形の瞳孔が特徴的な、シンプルな瞳のデザイン。眉の輪郭も含め、とにかく全体的に線が太い!!

この瞳のデザインについては、ゲーム内のムービーでも度々アップで描かれるので、しっかりイメージ通りではありますね。

「正直者で誠実」が特徴である一斗のキャラストーリーで、「瞳」のアップが多いの、運営さんわかってる!!

特徴的な髪形

アルベドもそうですが、ゆるく跳ねているこのタイプの髪型、あまりにも難しすぎる。

首の後ろにスペースがあるのは、デザインというよりは「よく動く首周りにパーツが少ない方が動かすときに何かと便利」という、ゲームならではの理由の方が強そうですね。

正面から見て左右非対称

荒瀧一斗のくせっ毛については、正面からみても左右非対称。髪を撫でつけながら整えるモーションがあるためか、サイドの部分の髪もしっかり動くようになっていますね。

荒瀧一斗の上着OFF資料

装飾を外すとさすがにシンプルになりますね。背中にもしっかりと赤い模様が刻まれています。これは化粧なのか入れ墨なのか、それとも鬼族共通のアザのようなものなのでしょうか。

赤鬼と青鬼の角の色は生まれつきではなく、立場の違い(色を塗った)のようなので、生まれつきのものではないはずなのですが、青鬼の体の模様が青だったことを考えると、こちらも生まれつきのものではない、と考えるのが自然そう。

上着の内側には金具?

しっかりと布のような動きをしているので、そこまで「かたいもの」が入っている設定ではないのでしょうが、この独特のデザインは何を意味しているのでしょうか。

ただの模様というよりは、ベルトか金具?が入っているようにも見えます。

縄部分の詳細

作画コスト爆上げ要素。形はシンプルではありますが、交互になっている色も含め、ファンアートの大きな壁になりそう。描ければ恰好いい要素でもあります。

後ろから見た図

横から見た図

ベルトにも鬼の顔があしらわれている

この部分の鬼は、角に赤や青の色を塗っているわけではないのですね。もしかしたら、赤や青に塗る前の鬼族の元々の角の色は白なのかもしれません。

ちなみに、伝説イベントで登場した「青鬼」も同様にベルト部分に鬼のような飾りがあしらわれていましたが、角含め青一色でした。

下駄というよりサンダルに近い

鼻緒のみで履く下駄と違い、鼻緒の紐とは別の、かかと部分から伸びている紐で足首をぐるっと固定しています。

足の裏だけ見れば二枚歯の下駄とまったく同じではあるのですが、鼻緒の紐は手前の歯の部分で消えているので、2か所で固定していると思ってよさそう。

足首とふくらはぎで固定?

靴周りについては、本当に何がどうなっているのか全然わからないので、ここは想像していくしかなさそう。足首の紐とふくらはぎの上部分の紐は同じ?

安定はしそうですし、めちゃくちゃ力も入りやすそうではあるものの、着脱はかなり大変そう。

荒瀧一斗の作画資料、元ネタ考察まとめ

個人的に一斗はデザインを見ていてとても楽しいキャラでした!ここから更に、イベントなどで明かされていく設定もあると思うので、どのように描かれていくのか、とても楽しみですね!

肩周りの装飾を全部外した時の印象がだいぶ違うので、個人的にはジン&バーバラのような別衣装もどんどん展開されていって欲しいです。

それではまた!