【原神】聖遺物「氷風を彷徨う勇士」はどのキャラが最適!?ストーリーやドロップ場所なども含めてご紹介します!!

「氷風を彷徨う勇士」のセット効果・装備すべきキャラ・聖遺物にまつわるストーリーについてご紹介しています。

聖遺物「氷風を彷徨う勇士」について解説します。

みなさんこんにちは、「横島先生」です。

本日は、聖遺物「氷風を彷徨う勇士」についてざっくばらんにお話したいと思っています。

「氷風を彷徨う勇士」は、氷属性の攻撃に関連した聖遺物となっております。

ではさっそく、詳しく見ていきましょう。

  1. 聖遺物「氷風を彷徨う勇士」のドロップ場所
  2. 聖遺物「氷風を彷徨う勇士」のストーリー
  3. 聖遺物「氷風を彷徨う勇士」の性能
  4. 2セット効果「氷属性ダメージアップ」について
  5. 4セット効果「会心率アップ」について
  6. 聖遺物「氷風を彷徨う勇士」4セットを装備すべきキャラクター紹介

この記事は3分程度で読み終わりますので、さいごまでお付き合いください。

聖遺物「氷風を彷徨う勇士」のドロップ場所

「翠緑の影」は、秘境「フィンドニールの頂上」で入手できます。

聖遺物「氷風を彷徨う勇士」のストーリー

フィンドニールを訪れた異邦人「エーモンロカ」と、フィンドニールの姫「ロッカ」の物語です。

時代的には、フィンドニールが雪に覆われた頃ですので、「竜巻の魔神デカラビアン」と「狼の魔神アンドリュス」が戦っていた頃となります。

(バルバトスと吟遊詩人の少年がデカラビアンを倒す数百年前です。)

2人の魔神の戦闘の影響によりモンドの大半が吹雪に覆われたため、人々は今のドラゴンスパインの位置に「フィンドニール」という都市を築き、移住します。

しかし、戦闘が激化し、フィンドニールも吹雪に巻き込まれてしまいます。

そこで、後にモンドの有力貴族となる「エーモンロカ家」の始祖である異邦人「エーモンロカ」は、フィンドニールの姫の「ロッカ」や人々のため、吹雪を止めるための方法を探す旅に出ます。

ロッカから譲り受けた大剣『雪葬の星銀』を手に、魔物や吹雪を切り裂きながら旅を続け、(成功したかどうかは触れられていませんが・・・。)遂に彼の旅を終えることとなります。

疲れ果てたエーモンロカがフィンドニールの宮殿に戻った時、彼を待っていたのは吹雪により絶命したロッカと国の人々でした。

「ここですら、俺の守るものは残ってないのか・・・」

エーモンロカは空を仰ぎます。

その後、守るべきものを全て失ったエーモンロカは、「もがき苦しむ人々の姿を見て笑っているであろう」天上の神々を想像し、自らの身を戦いの場に投じるようになります。

これらの物語は、聖遺物「氷風を彷徨う勇士」シリーズや大剣「雪葬の星銀」のフレーバーテキストから垣間見ることができます。

このように(他の聖遺物のフレーバーテキスト同様に)非常に悲しい物語ですが、氷風シリーズには「救い」が用意されており、それは「祭礼の大剣」のフレーバーテキストで描かれています。

「エーモンロカ一族」は、その後も始祖と同様に「天上の神々」を喜ばせるために戦い続けますが、彼らの戦いには終わりが無い以上、いつかは滅んでしまう運命でした。

しかし、モンド国の誕生によって、彼らは自分の守るべきものをついに見つけることとなります。

聖遺物「氷風を彷徨う勇士」の性能

2セット効果は「氷元素ダメージ+15%」となっており、氷属性キャラクターに適したセット効果となっております。

一方、4セット効果は「氷元素の影響を受けている敵を攻撃した場合、会心率+20%。敵が凍結状態の場合、会心率は更に+20%。」となっており、アタッカーにとって非常に重要なパラメーターである「会心率」を大きく上昇させることができます。

以下では、2セット効果と4セット効果をそれぞれ詳しく説明いたします。

2セット効果「氷元素ダメージアップ」について

「氷風を彷徨う勇士」の2セット効果

「氷風を彷徨う勇士」の2セット効果は「氷元素ダメージ+15%」です。

一見すると、「剣闘士」2セットや「しめ縄」2セットの「攻撃力+18%」よりも効果量が小さいように見えますが、ダメージ計算上は「氷元素ダメージ+15%」の方が需要であることが多いです。

ここでは、この点についてご説明いたします。

ダメージ計算式の考え方について

原神のダメージ計算はざっくり説明すると以下のような式になっています。

与ダメージ量 =『基礎攻撃力』×『攻撃力(%)』×『会心ダメージ(%)』×『○属性ダメージ(%)』×『天賦倍率(%)』

一方、算数には「2つの数字の合計が一定であれば、2つの数字が同じ数値であるとき、2つの数字を掛け合わせた数値は最大になる」という定義があります。

いきなり異様にむずかしい話になってしまいましたが、小学校のときの算数を思い出してください。

四角形の辺の長さの合計が同じであれば、長方形よりも正方形の方が面積が大きくなる、と習いましたね。

四角形の面積の求め方

長方形と正方形の面積は「縦の辺の長さ × 横の辺の長さ」で計算しますが、辺の長さの合計が一定であれば、辺の長さが同じである正方形の方が面積が大きくなるというものです。

このように、「与ダメージ量」は「基礎攻撃力」に4つのパラメーターを掛け合わせて計算しますが、掛け算の性質上、4つのパラメータの合計値が同じ場合は、4つのパラメーターが同じ数値になるほど、掛け合わせた数値は大きくなります。

改めて「氷風」2セットと「剣闘士・しめ縄」2セットの違いについて

「氷風」2セット効果の「氷属性ダメージ+15%」は、ダメージ計算式で言うところの「○属性ダメージ(%)」が上昇します。

それに対して、「剣闘士」や「しめ縄」の2セット効果は、「攻撃力(%)」が上昇します。

一般的に、「攻撃力(%)」は「○属性ダメージ(%)」に比べて、武器・聖遺物・元素スキルなどの効果により育成しやすく、大きな数値となりがちです。

前述のように、「基礎攻撃力」に掛け合わせるパラメーターは合計値が同じであれば近い数値になることが望ましいため、大きな数値になりやすい「攻撃力(%)」を更に上昇させるよりは、「○属性ダメージ(%)」を上昇させた方がダメージ量が大きくなることが多いです。

少々ややこしい話になってしまいましたが、このような理由により、少なくとも氷属性のダメージに関して言えば、「氷風」2セットの方が効果量が遥かに大きくなります。

4セット効果「会心率アップ」について

「氷風を彷徨う勇士」の4セット効果

「氷風を彷徨う勇士」の4セット効果は「氷元素の影響を受けている敵を攻撃した場合、会心率+20%。敵が凍結状態の場合、会心率は更に+20%。」です。

効果の説明文がやや長いですが、要約すると以下の2つの効果が発揮されます。

敵に氷元素が付着していると「会心率+20%」

敵が凍結状態の場合は、更に「会心率+20%」(つまり、合計で「会心率+40%」)

「会心率+40%」がどの程度の効果量なのか理解しずらいかもしれませんが、聖遺物の厳選難易度で言うと「攻撃力+60%」と同等となります。

これは「剣闘士のフィナーレ」2セットの効果の3倍以上の数値であり、効果量の凄まじさであることがわかります。

この4セット効果については、3点ほど補足の説明をさせていただきます。

(1)氷属性の元素共鳴と非常に相性が良い

パーティに氷属性キャラクターを二人以上入れた場合の元素共鳴の効果は「氷元素付着または凍結状態の敵を攻撃する時、会心率+15%。」となります。

これは「氷風」4セット効果と発動条件が丸被りするため、更に会心率を伸ばすことができます。

(2)ボスなどの凍結しない敵には効果が半減

凍結した敵に対して「更に会心率アップ」となっているため、ボスなどの凍結無効である大型の敵には効果を発揮することができません。

そのため、深境螺旋などの雑魚敵が大量に出るコンテンツで有効な4セット効果であると言えます。

(3)水や風属性「以外」のパーティメンバーとの相性が悪い

敵に付着した「氷属性」は、「炎元素・雷元素・岩元素」と触れて「融解・超電導・結晶化」反応が発生すると「氷属性」が消えてしまいます。

そうなってしまうと4セット効果が一切発揮されない状態となってしまいます。

氷風4セットを装備する際には、「炎属性・水属性・風元素」のキャラクターでパーティを組むとセット効果を活かしやすいです。

(とはいえ、シールドを張るために鍾離先生をパーティに入れなくてはならない場合も多いのですが・・・。)

聖遺物「氷風を彷徨う勇士」4セットを装備すべきキャラクター紹介

「氷風を彷徨う勇士」4セットと相性が良いキャラ一覧

基本的な考え方

前述のように「会心率+40%」は破格の効果量であるため、氷属性アタッカーであれば4セット効果を活かすように運用したいです。

また、重雲の元素スキルによって、氷風4セットを装備した他属性のアタッカーを強引に氷属性に変換して戦うスタイルもあります。

ここでは相性が良いキャラクターについて1人ずつご紹介させていただきます。

神里綾華(かみさとあやか)

通常攻撃、重撃、元素スキル、元素爆発の全てが氷属性であるため、4セット効果を容易に発動することができます。

メインアタッカーであるため、会心率アップの恩恵は非常に大きいです。

関連:【原神】神里綾華(かみさとあやか)についてブログ調に語りたい!!

甘雨(カンウ)

2段チャージショットの1段目で氷属性を付与できるため、2段目が4セット効果の恩恵を受けられるのが嬉しいです。

更に、次の2段チャージショットには甘雨の固有天賦により、更に「会心率+20%」を盛ることができます。

4セット効果の半分(20%)、氷属性の元素共鳴(20%)、固有天賦(20%)によって、あまり苦労せずに会心率を60%も盛れるのが甘雨の強みとなります。

関連:【原神】甘雨(かんう)についてブログ調に語りたい

刻晴(コクセイ)

重雲の元素スキルで、刻晴の通常攻撃を「氷属性」に変換するプランです。

行秋などの水属性キャラクターをサポーターとすることにより敵を凍結させ、刻晴の重撃で吹っ飛ばない状況にするのが狙いです。

会心を大きく盛れるため、刻晴のビルドを会心ダメージ極振りにできます。

非常にDPS(単位時間当たりのダメージ)は大きくなるのですが、そもそも凍るような敵に対してそんなに火力は必要ないという課題を抱えています。

関連:【原神】刻晴(こくせい)についてブログ調に語りたい

ガイア

ガイアをメインアタッカーとする際に、有力な選択肢となります。

水属性のサポーターと組んで凍結を狙い、4セット効果の会心を稼いでいきます。

ガイアが片手剣であるため氷砕きが発生せず、4セット効果の恩恵を長く受けることができます。

関連:【原神】ガイアについてブログ調に語りたい!!正体不明!?ミステリアスで強いキャラクターです!!

重雲(チョウウン)

元素スキルによって通常攻撃に「氷属性」を付与できるため、「氷風」4セットの効果を容易に受けることができます。

ガイアと異なり、重雲は両手剣であるため「氷砕き」が発生してしまう点には注意が必要です。

関連:【原神】重雲(チョウウン)についてブログ調に語りたい!!

ロサリア

ロサリア自身でも氷元素を付着できるため4セット効果は有効ですが、重雲と組んで通常攻撃も「氷属性」に変化させると更に効果的です。

関連:【原神】ロサリアについてブログ調に語りたい!!

聖遺物「氷風を彷徨う勇士」のまとめ

ここまでお読みいただきありがとうございました。

本日は、聖遺物「氷風を彷徨う勇士」についてざっくばらんにお話しさせていただきました。

一言(二言?)で表現しますと、

2セット効果は、氷属性アタッカーに非常に有効。

4セット効果は、破格の「会心率」強化。

ということになります。

多くの氷属性キャラクターにとって最適な聖遺物となるため、聖遺物の厳選は必須になってくると思います。

本日はここまでとさせていただきます。

ではでは。

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ライター紹介

横島先生
こんにちわ、『横島先生』と申します。
工学の博士号を持つ異色のゲームライターです。
ネットゲーム歴は長く、「Diabro2」や「Age of Empire2」などの海外ゲームから入り、国産ゲームでは「FF11」を長くプレイしておりました。
現在はmihoyo社の「原神」に出会い、熱中しております。
皆様に有意義な情報をお伝えしたいと考えておりますので、何卒、よろしくお願いします。
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