【原神】申鶴の本質は「サポーター」ではなく「サブアタッカー」である件

この記事では、ver2.4で実装された「申鶴(しんかく)」の本質部分について、ざっくばらんに解説させていただきます。

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申鶴の本質は「サブアタッカー」です

みなさんこんにちは、「横島先生」です。

本日は、ver.2.4で実装された「申鶴(しんかく)」について、誤解されやすい部分を詳しく説明させていただきます。

申鶴は、氷元素キャラクターのダメージを底上げする能力を持っています。

「サポーター」であるというのが、一般の認識であると思います。

そのため、「甘雨」や「神里綾華」のような、強力なメインアタッカーと組むことを想定したキャラクターと思われがちです。

しかし、申鶴の本質は、実はちょっと違ったところにあります。

今回の記事では、その点について、詳細に解説させていただきます。

ではさっそく、詳細を見ていきましょう

  1. 元素スキルの「ダメージアップ」について
  2. 申鶴の運用方法について
  3. パーティ編成について

この記事は5分程度で読み終わりますので、さいごまでお付き合いください。

元素スキルの「ダメージアップ」について

申鶴の元素スキルは、

・通常攻撃、重撃、落下攻撃、元素スキル、元素爆発が敵に氷元素ダメージを与える時、申鶴自身の攻撃力を基準にダメージがアップする

という効果となっております。

そして、その効果回数は、

・元素スキル短押時:5回

・元素スキル長押時:7回

となっております。

この記述が、「実は非常に誤解を招きやすい」内容となっていうため、まずは幾つかの補足をさせていただきます。

元素スキルの効果回数について

この元素スキルの効果については、純粋に、

・5回または7回、氷元素ダメージが発生したら消滅する

と誤解されている方も多いのではないかと思います。

ある意味、それは正しい認識ではあるのですが、正確に言うと、

・1人あたり5回または7回が効果回数であるため、パーティ全体で考えると4倍の20回または28回の効果回数である

ということとなります。

実は申鶴の元素スキルは、「各キャラクター」に「5回または7回」のダメージアップを付与するため、1人が使い切っても、他のキャラクターの効果回数は残っていることになります。

「ダメージアップ」の量について

原神のダメージ計算は、基本的には以下のようなものとなります。

・「ダメージ量」=「攻撃力」×「天賦倍率」×「元素ダメージバフ」×「会心ダメージ率」

ここで、申鶴の元素スキルにおけるダメージアップ量を「80%攻撃力」とし、そのバフを「ガイア」に付与したとすると、ガイアの元素スキルのダメージは、

・「ガイアのダメージ量」=(「ガイアの攻撃力」×「ガイアの天賦倍率」+「申鶴の攻撃力」×「80%」)×「ガイアの氷元素ダメージバフ」×「ガイアの会心ダメージ率」

となります。

この計算式から見えてくることは、

(1)申鶴のパラメータは「攻撃力」しか使われておらず、他のパラメータはバフを受けたキャラクターを参照する

(2)申鶴のバフの恩恵は、攻撃力や天賦倍率が低いキャラクターの方が大きい

ということです。

(1)については、申鶴のパラメータは「攻撃力」しか参照していないため、申鶴は基本的に「攻撃力だけ上げていれば良い」ということになります。

(2)については、甘雨のように攻撃力や天賦倍率が大きいキャラクターにとっては、「申鶴の攻撃力×80%」は相対的に小さい値となりますが、ディオナのように値が低いキャラクターにとっては、相対的に大きな値となります。

つまり、

・申鶴は、強力なメインアタッカーではなく、打点が低いサポーターとの相性が良い

という一面を持っているということです。

申鶴の運用方法について

巷では甘雨や神里綾華のようなメインアタッカーをサポートするキャラのように言われていますが・・・

原神における「サポートキャラ」は、ハイパーキャリ―編成に代表されるように、

・特定の強いキャラクターを、更に強くする

という役割を期待されがちです。

そのため、甘雨や神里綾華のような強力なメインアタッカーに目が行きがちです。

しかし、前述のように、申鶴の元素スキルのバフは制限回数があるため、1人のキャラクターを強化する場合、「5回または7回」という制約を受けてしまうことになります。

申鶴は実は「サブアタッカー」という性質をもっています

前述のように、申鶴の元素スキルには、

・全体で「5回または7回」ではなく、各キャラクターに「5回または7回」の氷元素ダメージアップを付与する

・強力なメインアタッカーではなく、攻撃力や天賦倍率が低いキャラクターの方が恩恵が大きい

という特徴があります。

つまり、

・強力なメインアタッカーだけで申鶴のバフを活用するよりも、多くのキャラクターでバフを使い切る方が総ダメージ量は高くなる

ということになります。

例えば、申鶴の元素スキルバフのダメージアップ量を「80%攻撃力」と仮定すると、

・メインアタッカーだけが活用した場合は、「400%攻撃力(5回)」または「560%攻撃力(7回)」

・申鶴は攻撃力特化にするとして、他の3人でバフを使い切った場合は、「1,200%攻撃力(5回)」または「1,680%攻撃力(7回)」

となり、パーティ全体の火力としては非常に大きいものとなります。

これはもちろん、

・パーティメンバーを氷元素キャラクターで染める

・各キャラクターともに、氷元素ダメージバフや会心系パラメータをしっかり積む

・申鶴の元素スキルの効果時間内に、きっちりとバフを使い切る

ということを前提としておりますが、

・申鶴というキャラクターは、そういった条件をクリアした際に、最高のパフォーマンスを発揮するキャラクター

と言うことができます。

そして、その条件が整った時、申鶴はクールタイム毎(短押時10秒、長押時15秒)に、

・「1,200%攻撃力(短押時)」または「1,680%攻撃力(長押時)」

のダメージを叩き出す、実質的な「サブアタッカー」になると見なすことができます。

パーティ編成について

申鶴の元素スキルの効果時間内に、申鶴以外の3人がバフを使い切れる編成は、実は結構限られています。

特に、申鶴の固有天賦である、

・短押しの場合、元素スキルおよび元素爆発ダメージ+15%、継続時間10秒

を活用しようとした場合、難易度は急上昇します。

ここでは、優秀な「バフ消化要員」をご紹介いたします。

ディオナ

まず、一番の候補として挙げられるキャラクターは「ディオナ」です。

ディオナは元素スキルを長押しすることにより、5発の氷元素ダメージが発生するため、瞬時に「5回」のバフを消化することができます。

神里綾華

元素爆発により、一気に申鶴のバフを消化することができます。

また、元素スキルが範囲攻撃であるため、複数の敵がいる場合はこちらでも消化可能です。

ダッシュ後の重撃も有効です。

甘雨

真っ先に元素爆発を発動しておくことにより、バフの消化が可能です。

(申鶴の元素スキルを発動する前に、事前に使っておいても大丈夫です。)

また、6凸していれば「重撃⇒2段チャージショット×2」で、瞬時に消化できます。

ガイア

こちらも、真っ先に元素爆発を発動させておけば、バフの消化が可能です。

重雲

元素爆発により、「3回」は消化が可能です。

申鶴の本質は「サポーター」ではなく「サブアタッカー」である件

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

本日は、ver.2.4で実装された「申鶴(しんかく)」について、誤解されやすい部分を詳しく説明させていただきました。

では、本日はここまでとさせていただきます。

ではでは。

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ライター紹介

横島先生
こんにちわ、『横島先生』と申します。
工学の博士号を持つ異色のゲームライターです。
ネットゲーム歴は長く、「Diabro2」や「Age of Empire2」などの海外ゲームから入り、国産ゲームでは「FF11」を長くプレイしておりました。
現在はmihoyo社の「原神」に出会い、熱中しております。
皆様に有意義な情報をお伝えしたいと考えておりますので、何卒、よろしくお願いします。
twitterアカウント:https://twitter.com/yokoshimasensei