この記事では、ver2.4で実装された「淵下宮」のストーリーを解説いたします。
淵下宮(えんかのみや)のストーリーが難解すぎるのですが・・・
みなさんこんにちは、「横島先生」です。
本日は、ver2.4で実装された淵下宮のストーリーを、超ざっくりと説明させていただきます。
淵下宮のストーリーって、頭に入ってこないんですよね・・・。
・地名や人名が難解な上に、馴染が浅い
・登場人物の言い回しが硬い
・前提で知っていなくてはならない知識を、大抵の人は忘れている(時間が経過しすぎている)
といったものが、理解を妨げる主な要因な気がします。
今回の記事は、淵下宮(えんかのみや)のストーリーを(ある程度適当に)わかりやすくご説明しようとする試みです。
ではさっそく、詳細を見ていきましょう。
- テイワットの歴史
- テイワットの現状
- 淵下宮のストーリーの解説
この記事は5分程度で読み終わりますので、さいごまでお付き合いいただければ幸いです。
テイワットの歴史
テイワットと元素の関係について
まずは大前提として、原神の世界である「テイワット」について簡単に説明させていただきます。
テイワットという世界は「元素」エネルギーによって成り立っている世界です。
一部の人間(存在?)は、元素を「操る」ことができます。
しかし、テイワットの住民は元素を「生み出す」ことができません。
ですので、元素は消費されるのみであり、いずれは枯渇することとなります。
元素を生み出せる存在について
ゲーム内の書籍から読み取れることですが、テイワットには定期的に「元素を供給する存在」が、外の世界から訪れていました。
そして、彼らは特定の元素を十分量供給した後、世界を去っていきました。
彼らが世界を去る理由は、テイワットに長居しすぎると、特定の元素が過剰供給されることになってしまうからです。
(例えば、氷元素の供給により、世界の全てが氷に覆われ始めるという現象が起きております。)
原神においては数多くの「神」が登場しますが、彼らはまさに「創造神」とも呼べる存在と言えます。
「創造神」の不在と「天理」の台頭
草・氷・炎・水・雷の元素供給が行われた後、テイワットに3人の女神が降り立ちます。
しかし、この3女神は姉妹喧嘩によって『大災禍』を発生し、世界に被害を与えた後に、任期途中で全滅しております。
このことにより「創造神」が不在の時代が到来します。
この隙を突いて、世界を簒奪したのが「天理」という存在となります。
長々とご説明してしまいましたが、覚えておいていただきたいのは、
・テイワットには、「創造神」によって統治されていた時代と、「天理」によって統治されていた時代の2つが存在する
という点です。
テイワットの現状
テイワットに存在する勢力について
前述の歴史により、テイワットには大きく分けて、以下の2つの勢力が存在します。
・現在の最大勢力である「天理」グループ(7神及びその統治国の住民はこちらに所属)
・「創造神」グループ(カーンルイア、アビス、(旧)淵下宮はこちらに所属)
世界のほとんどは簒奪者である「天理」勢力によって支配されていますが、7神ではなく「創造神」を信奉する「カーンルイア(そして、そのなれの果てであるアビス)」という勢力もあります。
ちょっとややこしい話ですが、「創造神(おそらく天理も)」は外の世界の存在ですが、それぞれに所属するメンバーは、いずれもテイワットの住民となります。
つまり、この2勢力の争いは、どちらの神を信奉するかという「宗教戦争」の様相を呈しております。
「天理」グループの動向
「創造神」から世界を簒奪した「天理」側の行動原理は非常に単純であり、
・世界を簒奪したことの隠蔽
となります。
つまり、世界はもとから「天理」が支配していたということにしたいわけです。
「創造神」グループの動向
「創造神」グループの行動原理についても非常に単純であり、
・世界の奪回
となります。
長めの前提説明となってしまいましたが、この点を把握していないと淵下宮のストーリーはチンプンカンプンとなってしまいます。
淵下宮のストーリーの解説
淵下宮とはどういう存在なのか
淵下宮は、
・天理が世界を簒奪する前に、世界から隔離された地域
となります。
(おそらく、3女神の姉妹喧嘩によって発生した『大災禍』によって地の底に沈んだものと思われます。)
淵下宮という地域自体はそこまで重要ではないのですが、
・(天理が世界を簒奪する前の)「創造神」が統治していた時代の痕跡が数多く残っている
という特徴があり、それが今回のストーリーに大きく影響してきます。
魔神「オロバシ」の登場
地の底に沈んでいた淵下宮ですが、陽も当たらないような状況であり、その住民は苦しい生活を強いられていました。
そこに登場したのが、魔神「オロバシ」となります。
オロバシは魔神戦争に敗れて、たまたま淵下宮に辿り着く(逃げ込む)こととなりました。
そこで、淵下宮の住民から神として崇められ、その住民を救うために地上へと導きます。
その場所が、現在の稲妻国の海神島となります。
「天理」によるオロバシの処刑
淵下宮の住民がオロバシと共に地上に出てくる時代には、既に「天理」による世界の簒奪は終了していました。
そして、前述のように天理の行動原理は、
・世界を簒奪したことの隠蔽
となります。
そのため、「創造神」の時代の痕跡を残した淵下宮は、天理としては消し去りたい存在でした。
そこで、天理はオロバシに対し、
・淵下宮から、天理が世界を簒奪する前の世界の痕跡を消すこと
・天理が世界を簒奪する前の歴史を(淵下宮にあった資料により)知ってしまったオロバシが滅亡すること
を条件に、淵下宮の住民の鳴神島への移住を認めることとしました。
それを受け入れたオロバシは、淵下宮の歴史を葬るとともに、雷神に処刑される道を選びました。
表向きのストーリーについて
ストーリーにおいて、鳴神島の「露子」から、海祇御霊祭の準備の手伝いとして、淵下宮行きを依頼されます。
この海祇御霊祭というものが、
・鳴神島の住民が淵下宮にいたころの名残(オロバシが痕跡を消し忘れた)
なのか、
・何者かの明確な意思によるものなのか
は、現状わかりません。
今後明らかになってくると思いますが、今のところは、この表向きのストーリーはあまり重要ではないように感じます。
アビスの使徒の動向について
ver2.4のストーリーにおいては、こちらの方がクローズアップされていたように思います。
前述のように、「創造神」グループの行動原理は、
・世界の奪回
となります。
そのため、「創造神」グループの一員であるアビス勢力は、
・世界はもともと「創造神」が統治していたものであり、「天理」は簒奪者である
という事実を、明らかにしたいと考えています。
ストーリーに登場した炎のアビスの使徒は、その証拠を探しに淵下宮にやってきたわけです。
(おそらく目的は、オロバシが見たと思われる太古の歴史資料だと思われます。)
淵下宮のストーリー解説のまとめ
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
本日は、ver2.4で実装された淵下宮のストーリーを、超ざっくりと説明させていただきました。
では、本日はここまでとさせていただきます。
ではでは。
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ライター紹介
- こんにちわ、『横島先生』と申します。
工学の博士号を持つ異色のゲームライターです。
ネットゲーム歴は長く、「Diabro2」や「Age of Empire2」などの海外ゲームから入り、国産ゲームでは「FF11」を長くプレイしておりました。
現在はmihoyo社の「原神」に出会い、熱中しております。
皆様に有意義な情報をお伝えしたいと考えておりますので、何卒、よろしくお願いします。
twitterアカウント:https://twitter.com/yokoshimasensei
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