【グラブル】クリティカルにも枠がある?重複の仕様について

「確定クリ」編成でもクリバフに意味はある?

武器スキルのクリティカル効果(発動確率・倍率)が、神石、マグナ統合になったことから、広く使われるようになった確定クリティカル編成。

今回はそんなクリティカルの枠、仕組みについて解説していきたいと思います!

  1. 武器クリティカルは発動時50%固定
  2. キャラLBのクリティカル、発動率の考え方は?
  3. アビリティ(バフ)のクリティカルって意味あるの?

この記事は5分で読み終わりますので、最後まで読んでいってくださいね!

クリバフはどのタイミングでかかる?

ここからは、みんな大好きグラブルダメージ計算のお時間です。

といっても、出てくるのは「予測ダメージ」、「バフデバフ」、「ダメージ減衰(ダメージ上限)」、「防御値」の4つ。まだギリギリなんとかなる?でしょうか。

バフデバフや減衰の計算、防御値の計算などはどれも「掛け算」「割り算」なので、計算する順番を入れ替えても結果は変わりません。(与ダメ系は別ですが今回はクリティカルのお話なので割愛)

ただ、予測ダメージ→バフデバフ→減衰(上限)→防御値、の順で覚えておいた方が、考え方としてシンプルでわかりやすいかもしれないですね。

クリティカルは減衰・防御値の影響を受ける

技巧装備で発生させるクリティカルは、発動率を100%にした場合、予測ダメに反映されるようになりました。

なので、上の4枠でいうと、装備による確定クリティカルは予測ダメ、その他のバフやLBなどでのクリティカルはバフデバフに入ることになります。

いずれにせよ、他の攻刃スキルや渾身スキル等と同じく、ダメージ減衰やダメージ上限、および防御値の計算対象になります。

単純に最終ダメージを1.5倍してくれる!と思っている人がいますが、残念ながらちゃんと減衰には引っ掛かっちゃうのでご注意を。

クリティカルの発動率と発動倍率について

ここで簡単にクリティカルの仕様についておさらいです。

クリティカルには、何%の枠で発生するのか、という発動率と、発動した場合ダメージが何倍になるのか、という発動倍率があります。

武器クリティカルの仕様

武器の発動率についてはスキルの組み合わせによっていくらでも変えられますが、発動倍率については固定で50%を加算、つまり1.5倍になります。

ダメージ枠について

【グラブル】ダメージ計算の基本のしくみについて

ちなみにこのはどこの枠が1.5倍なの?攻刃?渾身?方陣?となる人のために補足しておくと、クリティカルはクリティカル枠です。つまり渾身などとは別枠です。

キャラLBのクリティカルについて

キャラLBは1つのアイコン(星3)ごとに、発動率25%、発動倍率25%です。

このキャラLB、武器のクリティカルとはだいぶ異なる仕様になっています。

発動率、発動倍率共に強化される

技巧武器の場合は、スキルレベルを上げたり、両面加護にしたり、武器を並べることで「発動率」のほうは強化されますが、発動した場合の倍率は50%固定です。

一方、キャラLBの場合は、発動率、発動倍率共に強化されていく仕様になっています。

キャラLBは、基本的に星1→星2→星3と上がるにつれ上昇する効果量が下がるため、攻撃LBなどはひとつに星3つ振るよりも、攻撃LB3つにそれぞれ星1ずつ振ったほうが良いのですが、クリティカルだけは3つ振り切りましょう。

キャラLBクリティカルの効果量

発動率、発動倍率
12%
★★20%
★★★25%

数値引用:グラブル攻略wiki

ちなみに発動率は「個別」判定となっていて、クリティカルLBを4つ★3にしたとしても、25×4で100%にはなりません。25%の抽選が4回行われるようになるだけです。

確定クリティカル編成でキャラLBを振る意味はある?

あります。

キャラLBのクリティカルと武器のクリティカルの「発動率」はそれぞれ個別で計算されます。両方発動すればその分ダメージが上がるので、ちゃんと意味はあります

両方発動した場合、クリティカルの発動倍率は加算されていくので、武器クリティカルとキャラLBクリティカルが両方発動した場合、以下のようになります。

武器クリティカル(発動率100%、倍率50%加算)とキャラLBの星3クリ(発動率25%、倍率25%加算)が同時に発動した場合、クリティカル倍率は50%+25%で75%になる。

予測ダメが1.5倍から1.75倍になる、と考えたほうがわかりやすいかもしれません。

クリティカルの発動抽選は星が降られている全キャラLBで行われるので、クリティカルLBを多く持つキャラクターは、ダメージが全部発動した場合、ダメージ倍率が非常に高くなります。

キャラクターLBの発動例

キャラLB限界まで盛れるキャラ代表水着メグちゃん

キャラLBを6枠持つ水着メグの場合、25%のキャラLBすべてが発動する確率と、ひとつも発動しない確率を計算してみます。

全部発動すると150%

キャラLBが6枠(最大)まであるキャラの場合、すべて発動する確率は0.02%とかなり低め。ただし、クリティカル発動自体の期待値は上げることが出来ます。

とはいえ6つ全部振っても17.8%でクリ無しになると考えると、クリティカル発動によって追加効果を持つキャラを採用する際は、ある程度武器やアビリティ等でクリティカルの発動率を補助したいですね。

奥義やアビリティのクリティカルは重複する?

します。

武器クリティカルやキャラLBクリティカルと、アビリティや奥義効果で付与できるクリティカルバフは重複して効果を得ることが可能です。

バフ同士の重複については「枠による」

よく同時に編成されるキャラで例をあげると、浴衣ザルハメリナとリミジャンヌの3アビが両方とも20%の確定クリティカルバフになっています。

こちらは両方とも「光属性キャラ」全体に撒くバフだからなのか、共存せず上書きされてしまいます。

一方で、奥義枠になるからなのか、対象が「味方全体」だからなのか、最終ソーンの奥義効果であるクリティカルバフは共存可能です。

「よくフロント採用されている複数キャラが、全体確定クリティカルのバフを撒ける」属性は現時点では光パだけだと思っているのですが、キャラが増えていくソシャゲの特性上、他属性でも今後発生はしていきそうなので、仕様自体は覚えておいて損はないと思います。

クリティカル重複の仕様まとめ

  • 武器クリティカルとキャラLBクリティカルは共存可能
  • クリティカルの発生率は個別判定
  • クリティカルの発生倍率(ダメージ率)は加算
  • 戦闘中のバフも武器、キャラLBのクリと共存可能
  • クリティカルのバフ同士は、枠が重なると上書き
  • クリティカルダメージも減衰(上限)の対象

技巧武器を取り入れる際は確定クリティカルにするのが主流になり、扱いやすいイメージも強いクリティカルダメージ。

ですが、本来はキャラLBや各キャラが持つクリティカルバフのように、発動が不安定でちょっとピーキーなスキルとなっています。

ダメージの期待値が大きく上昇するにも関わらず、古戦場などではキャラLBを外す人が多いのも、「ダメージがぶれて安定化させにくい」から。

キャラクリティカルのLBを使用する際は、どれくらいダメージがぶれるのか、等も考慮した上で編成を考えていけると楽しくなるかもしれませんよ。