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理解したと思ってもすぐにわからなくなるダメージ枠
グラブルといえばダメージ計算!というくらい、グラブルの戦闘における武器スキルは切っても切り離せない関係にあります。
新武器が実装されるたび、どの枠のスキルが実装されたのか、効果量はどれくらいなのか、と話題になりますが、あまりにもスキルの種類が多く、話題についていけない騎空士さんも多いのではないでしょうか。
今回は、そんなややこしいグラブルの編成の中で、武器や召喚石を選ぶための基礎知識、ダメージの「枠」に絞ってざっくり解説をしていきたいと思います。
- 加護別にざっくり4つに分けられる
- 同じ加護枠の中でもスキルごとに枠が違う
- あの武器・石ってどの枠だっけ?特殊な装備について
- 技巧(クリティカル)について
基礎火力にそれぞれの「枠」を掛け算
たくさんあるダメージ枠ですが、それらをざっくりと、加護の種類で分けるならこんな感じでしょうか。
様々なサイト、動画で解説されているので、ここまでは理解しているよ!という人が多いと思います。
武器を編成する際、非常に大まかにこういった「枠」が存在していて、メイン召喚石の加護で更にこの枠を強化したり、様々なバフ、デバフをかけて実際に戦闘をしていくわけです。
枠の中でも掛け算が発生している
同じ「マグナ枠」、例えば「嵐竜方陣・攻刃」と「嵐竜方陣・背水」は、それぞれ独立した枠として計算されます。
掛け算なので、マグナ枠の中であろうが枠は枠です。
渾身などが一部で「別枠」と呼ばれているのもそのためです。攻刃とは別で掛け算されるので、そういう呼ばれ方をしているんですね。
できるだけ多くの枠を取り入れる
通常攻撃に関しては、武器の枠数はそんなに多いわけではありません。(特にマグナ)
渾身と背水は短期戦で共存させる戦闘は難しいので、M攻刃×M渾身(M背水)×M技巧 などの組み合わせに、EX武器や天司(通常攻刃)、上限武器を入れていくのが一般的な組み方になっています。
どうしても火力が出ないときは、枠の数を数えて編成を見直してみるのもいいかもしれませんよ。
少し特殊な武器・召喚石たち
多くの武器(スキル)は、通常枠(神石)、方陣枠(マグナ)、EX枠のどこかに入ります。
ですが、例えば加護が乗らなかったり、加護とは別の枠で計算されたりする特殊な武器も増えてきました。
その武器の一例をご紹介します。
六竜武器(ビークなど)
イーウィヤビークは、通常攻刃特大を持っていますが、スキル名が劫風となっており、ゼピュロスの加護は乗りません。
他属性の六竜武器(アンセスタルシリーズ)も、技巧や秘奥などのお馴染みスキルを持っているものの、すべて加護は乗らない仕様となっています。
加護なしで神石、マグナともに同様の効果が乗る仕様上、神石編成、マグナ編成どちらでも使用することができます。
バハ・オメガ武器
バハ武器、加護が乗らない通常枠の武器です。
→オメガ武器については、攻撃力上昇の枠が通常攻刃からEX攻刃に変更になりました。
オメガについては、スキルレベルの関係上効果量はそこまで大きくはないものの、スキルの付け替えで手軽に渾身等、通常枠かつ攻刃以外のスキルを補強できるのが嬉しいですね。
こちらも加護が乗らない=神石、マグナともに同様の数値が得られる、ということで、スキルレベルは低いものの、マグナでは神石用のリミ武器を入れるより、オメガ武器のほうが火力が出るケースがあります。
また、バハ武器はHPも同時に確保できるため、高難易度やフルオート編成などで、今でも使用することがあります。
オメガ武器がEX攻刃に変更
2021年12月にスパバハが実装、オメガ武器に5凸が実装されたタイミングで、オメガ武器の「攻撃力UP」が通常攻刃からEX攻刃に変更になりました。
強力なリミテッド武器にもEX攻刃を持つものが増えてきた関係から、強い武器を揃えていくと通常攻刃が過剰になる現象は減ってきているようです。
強力な攻刃を持っている、というだけでは編成入りが難しい時期も長かったですが、EXが過剰になりやすい今では、W攻刃武器やバハ武器が再評価される流れがあるようですよ。
進境武器
進境武器は、例えば四象降臨にて入手ができるマグナ武器の「嵐竜方陣・進境」の「効果量」にはマグナ石の加護が乗ります。
進境のスキルを持ったリミ武器の場合は、神石の加護が乗ります。
ですが、実際に上がる攻撃力は攻刃枠やM攻刃枠ではなく、属性枠です。
ちなみに、属性石(グリームニルなど)の加護は乗りません。むしろ、進境の枠と属性石の枠が同じ、ということは、相性が良くないということ。
だから、進境武器は両面マグナや両面神石といった、両面編成で採用されているわけですね。
ドラゴニックウェポン(進境)
ドラゴニックウェポンは、第一スキルの心境がEX枠、第三スキル(付け替え可能)がマグナ、または通常枠となります。
第一スキルの心境には加護は乗りませんが、第三スキルについては、他の武器と同様、加護を乗せることが可能です。
こちらは他の進境武器と違い、属性枠ではなくEX枠の攻撃力が上がっていくため、属性石との相性は悪くはありません。
片面属性石の場合、両面神石や両面マグナよりEX武器を多く積みたいものの、技巧確定などの問題で枠がない!というケースも多いですよね。
短期火力至上主義のグラブルではドラポン採用はあまり見ませんが、上限ではなく基礎火力を上げたい、かつ、ターン数がかかる、という場合は、ドラポンを検討してみるのもいいかもしれません。
支配の天秤
天秤は加護がかかるスキルを持っていません。
上限UPについては「ダメージ枠」とはまた別の話になってしまうため除外するとして、攻撃力UP部分はEX枠なので、一応EX武器、ということになるでしょうか。
上限UPのイメージが強い武器ではあるものの、EX部分の数値も、実はブレグラ武器などのEX大(18%)よりも高い20%となっています。
キャラ攻撃力UP石
たまに目にする片面アーカルム石編成。これは通常攻刃の枠になります。
もちろん加護は乗らないので、イメージとしては加護が乗らない攻刃130%の武器をもう1本装備する、といった感じ。
数値としてはそこそこ大きい(攻刃量が多いと言われているビークで33%)ので、加護の乗る武器が少ないマグナ編成を使っている、という場合は、片面加護を犠牲にして、キャラ石の選択肢を選ぶ人も増えてきました。
この場合は、前提の「加護が乗る武器が少ない」関係上、フレンド石もマグナや神石ではなく、属性石が採用されるケースが多いようです。
ですが、もちろん片面で十分加護が足りる、といった場合でも、高倍率のキャラ石を選ぶのはアリでしょう。
とはいえ、高倍率のキャラ石の実装数自体が少ない(現状ごく一部のアーカルム石のみ)という関係上、まだまだ実際に運用されている編成自体は少ないです。
その他の特殊な武器たち
プライマルシリーズの武器、ナラクーバラとオールド・ナラクーバラは加護が乗りますが、編成しても1本までしか効果はありません。枠が違えば同時に編成しても問題ないです。
また、賢者加入後に入手が可能になる「礎武器」はEXの攻撃力UPを持っています。
そのほか、攻刃や渾身等の攻撃力UPを持たない英雄武器等、様々な武器が存在しています。
こういった特殊な武器は今後も増えていくでしょうが、大まかな枠さえ把握していれば、なんとなく「今の自分の編成」に組み込むかどうかを考えることができそうですね!
技巧(クリティカル)武器
技巧(クリティカル)は、有利属性、または無属性の敵に攻撃した際、〇%の確率で、ダメージを50%UPさせるよ!というもの。
この武器の仕様が非常にややこしいのですが、とりあえず、確率部分とダメージUP部分、それぞれに計算があるよ!というのをなんとなく把握すれば大丈夫だと思います。
クリティカル「確率」部分の仕様
この、「〇%の確率で」の部分は、スキル名がメイン石の加護効果に記載されているものと同じであれば、加護が乗ります。
なので、先ほど「加護が乗らない」と紹介した六竜武器、ワム槍のクリティカルには加護が乗らない仕様ですが、泡沫やニーベルン・ホルンにはそれぞれ神石、マグナの加護が乗るわけですね。
この確率部分については、以前は枠が存在し、それぞれの枠ごとに確率計算されていましたが、現在は枠が統合され、編成に入っているすべての確率の合計でクリティカルが発生するようになりました。
つまり、リミ武器だろうがマグナ武器だろうが六竜武器だろうが、合わせて確率を100%にできれば、すべての攻撃にクリティカルが乗ることになります。
クリティカルの「ダメージUP」部分の仕様
この技巧(クリティカル)の「50%ダメージUP」は、クリティカル枠として、通常枠、マグナ枠、EX枠、属性枠とは別で乗算されます。
なので、例えば一般的な風のマグナ編成の場合、
通常攻刃×マグナ攻刃×マグナ渾身×EX×技巧×属性補正=武器編成での基本ダメージ
になるわけですね。
別で乗算といっても、渾身や背水も攻刃枠やマグナ枠で「乗算」されているわけですから、渾身や背水、EXに比べて優れている!というわけではありません。
ただ、掛け算が一つ増えるというのはそれだけでとても強力なので、確定技巧(確定クリティカル)が重宝されているわけです。
枠の数や効果量は「予測ダメージ」で確認可能
予測ダメージのスキル効果量のタブでは、発動中の武器スキルについて、各効果量を確認できるようになっています。
ここで、露骨に低い数値の枠がないかな?枠数は他の属性と比べてどうかな?などが簡単に確認できるようになったのは嬉しいですね。
武器で乗算できる枠についてまとめ
有利属性相手の戦闘は、通常枠、マグナ枠、EX枠、属性枠、技巧枠などの枠があり、掛け算されてダメージが決まる、というところまで解説させていただきました。
アビリティや奥義、チェインバーストは、またそれぞれ攻撃力UPのスキルが実装されているので、さらに掛け算が発生するケースもあります。
また、今後新しいスキルが実装されて、枠が追加されることもあるかもしれません。
上限UPや与ダメ上昇、与ダメUPについては「ダメージ減衰」「特殊ダメージ上限」「防御値」「非有利耐性」などの説明がないと意味が分からないと思うので、別で詳しく解説できればな、と思っています。
ごく基本的な武器編成上の「ダメージ枠」。自分の今使っている編成の武器を「枠」で分けてみると、編成強化の道が見えてくるかもしれませんよ!
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