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ネタにも手を抜かない!こだわりのモンスターたち
夏イベントで初登場となることが多い、グラブルの「荒ぶる」海産物モンスター。
変態的で頭がおかしい(褒め言葉)こだわりっぷりで、初登場時にはTwitterのトレンドに上がることも珍しくありません。
そんな制作陣の愛と遊び心が詰まった海産物モンスターの一部をまとめました。
あなたの推し海産物は出ているでしょうか?
- デザインだけでなく、登場のしかたがカオスなモンスターだらけ
- 夏イベントで登場するボスは食材が多め!?
- パロディ要素を盛り込んだ問題作も!
この記事は5分ほどで読み終わりますので、ぜひ最後まで読んでいってくださいね!
「意味がわからない」モンスター代表、通称「エビフライ」
それではここから、グラブルの変態的モンスターのひとつ、エビフライについて説明を試みます。
歴戦の騎空士たちが口をそろえて「意味わからん」と言い放ったエビフライ、しっかり伝えられるでしょうか。
初登場は年末イベント
エビフライの初登場は、2018年の年末に行われた年年歳歳という干支キャラの交代イベント。
舞台は戌神宮。そこでフライデーと名乗る謎の女が、毎月最後の金曜日は仕事を早く切り上げようと提案したことが本エピソードのきっかけです。
フライデーさんが提案した習慣だから、毎月末の金曜日は「プレミアムフライデー」とのこと。自分の名前を組み込むあたり、かなり自己主張が強い人ですね。
エビフライは、プレミアムフライデーの「フライ」からもじったダジャレってことでしょうか…。
フライデーが所持する謎の武器
「全員が同じ日に仕事を休むのは、困る人も出てしまうし現実的ではない」とする主人公たちに対し、主張が認められなかったフライデーは強硬手段に出ます。
フライデーがボタンを押すとエビフライの形をした謎の物体が現れ、高温の油をまき散らして建物に放火してしまうのです。
村に火の手があがり、当然ここから戦闘に。
戦闘シーンの姿にもこだわりが
戦闘開始時点では、黄金色の衣をまとったおいしそうな姿で登場する「通称エビフライ」。
ですが、ダメージを与えていくと途中で姿が変化します。第二形態で衣がはがれ、中から立派なエビが!
ところどころに衣が残っているのも相まって、カラッと油で揚げたようなこれまた美味しそうな姿。とはいえしっかり技を繰り出してくるエビフライはすごく元気そうです。
最終形態はロボット姿!?
更にダメージを与えていくと、腹の部分がわれて、中から人型ロボットのようなものが!
この状態のエリート・ビジョンofファンタスティック・ライフを倒せば、通称エビフライの討伐は完了です。
初回イベントで討伐した際は、諦めない!という不穏なセリフを残して撤退したフライデーさん。
その後約2年間、毎月末の最後の金曜日に登場する諦めの悪さを発揮してくれました。
しかし、流石に放火はやりすぎだと思ったのか、村を燃やされた戌神宮の主、ヴァジラにはきちんと謝って和解した様子。
和解後にエビフライが怒って暴れるちょっとしたイベントもありましたが、現在では毎月末の金曜日に、戦闘無しで自動的にアイテムが入手できるようになりました。
毎月の戦闘は正直ものすごく面倒臭かったですが、凝った演出が見れなくなるのもそれはそれで寂しいですね。
夏イベントはここから始まった
いくらグラブルといえど、最初の夏イベントから意味不明な海産物モンスターが登場していたわけではありません。
最初の夏イベント「蒼海を征く暗黒巨大魚」では、その名の通り巨大魚と戦う、王道ファンタジー物としては理解できるものだったのです。
モンスター名も「アルバコア」と、アメリカ海軍の潜水艦を基にしたモンスター名が付けられており、モンスターと戦っているんだ!という感じがしていたのです、が…。
2年目からもう様子がおかしい
2年目の夏イベントで討伐することになるのは「カツウォヌス」。まさか2年目にして、星晶獣ではなくただの魚と戦闘することになるとは。
イベント後半では脂がのっておいしくなった「モドリカツウォヌス」と戦闘!なるほどわからん!
更に2019年に開催されたグラブルの団イベント、「決選!星の古戦場」では、ボスとして煉獄カツウォヌスが登場しました。
その名の通り燃やされたカツウォヌスが登場。ただ、この煉獄カツウォヌスは(古戦場に出ているので)多分星晶獣。
水属性が有利なイベントだったため、水属性の召喚石カツウォヌスも活躍するなど、カツウォヌスが飛び交うイベントとなりました。
夏といえば海!海といえばスイカ割り!?
スイカといえば、そう、モンスターですね。
「盛夏、来たりて」では、守畏禍(スイカ)割りをするべく一行が奮闘します。
夏にスイカ割りをするためのスイカを手に入れるため、スイカ島を目指す一行。
しかし、スイカ島を目指す航路の途中、マンボウに似た魚に激突されるハプニングで無人島に漂着。
なんとそこは目指していたスイカ島でした。
そこでスイカ割りをしようとしたところ、おや、スイカの様子が…?
というもの。あらすじをまとめただけでだいぶカオスですね。
丸いスイカが人型に変形して襲い掛かってくるイベントで、エビフライといい、やっぱりロボット系が好きなスタッフが絶対いる…というこだわりを感じますね。
ウニにウナギ、お寿司にカキフライも登場
毎年のようにリゾート地である「アウギュステ」を訪れては、様々なトラブルに巻き込まれる一行。
「ポーチャーズ・デイ」では、私達の世界にあるウニとよく似た「ンニ」という生き物が登場。
グラブルしりとりの救世主ですね。
翌年に開催された夏イベント、「ビリビリ☆エレクトリカルサマー」はウナギによく似た「ンナギ」をめぐるお話!
ンナギのカヴァ焼き、おいしそうです。
モンスターではないものの、他の食材も登場
そのほか、夏イベントでは、タラヴァガニやオパールエヴィといった普通の(?)食材を堪能するシーンも描かれました。
山盛りの食材を平らげるルリアとドン引きするカトルくん、可愛いです。
また、カッパとお寿司を題材にした「カッパサマー・クロニクル」も開催。
もちろんカッパ寿司も登場します。
回るカキは賛否両論
2020年に開催された夏イベント、「熱闘!真夏のフードファイト!」では、大食い勝負を題材に様々なドラマが繰り広げられました。
そんなイベントで登場したボス、カキフライは空飛ぶ巨大カキとして登場。
バトルでは、軸がぶれつつも高速で回転するカキが画面に表示され続けたため、『画面酔いする』といった意見が多くの騎空士から上がってしまいます。
ストーリーとはあまり関係のない部分だったため、バトルで常時回転はしなくてもよかったかもしれませんね。
話題の問題作「THE MAYDAYS」
グラブルの「様子のおかしいイベント」といえば、2019年に開催された夏イベント、THE MAYDAYSは外せません。
タイトルでなんとなく察した方もいると思うのですが、このイベントはいわゆる「クソサメ映画」のパロディです。
サメ映画でよくある展開だけでも、以下のようなものがありました。
・冒頭に出てくる美女とチャラ男のカップル(男の方が海に飛び込み、沈んだまま浮かんでこなくなった状態でシーン切り替え)
・なぜか飛ぶサメ
・巨大サメに食べられた仲間をお腹から救出
・なぜかビームを放つサメ
・唐突に挟まるサメハンターと海洋学者のラブロマンス
・なぜか人の言葉を解すサメ
・無駄に続く続編(THE MAYDAYS3までありました)
・サメ、ついに人型になる
・安定の爆発オチ
これでごく一部です。サメ映画好きな人であれば、おそらくもっと細かいネタにも気づけるのかも。
「THE MAYDAYS」のメインはもちろんサメです。巨大サメや羽がはえているサメ、サメが集まって更に大きなサメになったり、サメ人間が出てきたり、と、サメでできることは全部している感じですね。
ちなみにこのときに打ち漏らした(倒し損ねた)小さなサメが「はぐれサメ」となる後日談も存在します。
ゴミを漁って飢えをしのいでいたところを普通の女の子に拾われ、女の子と合体して島を守るようになるというもの。
「頭アウギュステ」な女の子の奮闘記!?
夏になれば毎年のようにおかしな海産物に襲われ、それらを美味しく頂いてきた主人公一行。
これらがすべて、夏のバカンスの定番リゾート地「アウギュステ」で行われてきたのですが、流石にこれだけトラブルが起これば巻き込まれていた一般人がいたよね、というのがこのイベント。
これまでのグラブルの夏イベントの総集編的な内容になっており、かつ、主人公たちが知らないうちに、毎回巻き込まれていたアウギュステ大好きな女の子が主役となっています。
「私の愛しのアウギュステ」には続編も
2021年には巻き込まれているだけだった「普通の女の子」のその後を描いた続編も登場。
無事にアウギュステでバカンスを楽しめるのか?メグは毎回おかしなことに巻き込まれる呪縛から解き放たれるのか?
こちらもパロディ要素満載の作品になっているので本当におすすめなのですが、2021年9月現在、まだサイドストーリーに追加がありません。
前作がサイド入りしたため、来年あたりには追加されそうだな、とは思うのですが、まだまだ先は長い。
全スキップしちゃった方も、一度ルリアノートでオート再生してみてください!
来年からはちょっとおとなしくなりそう?
ちなみにこの続編発表後に行われた夏の生放送では、ディレクターさんが「終わりました…」と感慨深げに発言するシーンも。
様々な海産物が出てきて流石にネタも厳しかったであろう中、こうしていい形にまとめられ、ほっとしたのかもしれませんね。
アウギュステ編は一応の完結、それに伴ってストーリーからリミテッドも追加、という感じでしょうから、来年からはもう少し「普通の」イベントになっていくかもしれません。
それはそれで寂しい。
さいごに
海産物ではないものも結構混ざってしまいましたが、グラブルの突飛なモンスターたちをまとめてみました。
これでまだ一部。コラボや常設クエストも併せるとまだまだあるので、歴史とボリュームを感じますね。
皆さんも、おかしなモンスターたちとバトルして、グラブルで「夏」を感じてみませんか。
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