【ヘブバン】イベント「この星に紡ぐ一手」の「謎」と「伏線」の考察【ヘブンバーンズレッド】ストーリーあらすじ・第31D部隊長である二階堂三郷の物語

 

この記事では、期間限定イベント「この星に紡ぐ一手」を振り返りつつ、残された「謎」や「伏線」について考察していきます。

ヘブバンのストーリーに興味がある方はご覧ください。

第31D部隊と部隊長「二階堂三郷」に焦点を当てたサイドストーリーです!!

みなさんこんにちは、「横島先生」です。

本日は、期間限定イベント「この星に紡ぐ一手」のストーリーを振り返りつつ、未解決の様々な「謎」や「伏線」について考察します。

公式が公表している動画配信等ガイドラインが更新され、ストーリー紹介が完全に解禁されました。

それを受け、この記事を執筆している段階の情報をフル活用して考察していきます。

そのため、「この星に紡ぐ一手」だけでなく、最新のストーリーのネタバレも含む可能性がございますのでご注意ください。

ではさっそく、詳細を見ていきましょう。

  1. イベント「この星に紡ぐ一手」を忘れてしまった方のためのおさらい!!
  2. イベントで残された「謎」と「伏線」!!
  3. 妄想にまみれた考察!!

この記事は5分程度で読み終わりますので、最後までお付き合いいただければ幸いです。

時系列

ストーリー中に明言はされていませんが、

・第31C部隊が活躍していること

・蒼井えりかを見かけないこと

・東城つかさが覚醒していないこと

から鑑みるに、おそらくメインストーリー第2章と第3章との間でのストーリーなのではないかと予想しております。

また、イベント「優しさと切なさと心強さと」、「Requiem for the Blue」および「行動観察報告書 第1186号」は、対応するメインストーリーと表裏をなし、メインストーリーとの関連性が強かったのですが、このイベント「この星に紡ぐ一手」は完全に独立したサイドストーリーとなっておりますので、気楽に読み進めることができます。

主な登場人物

第31D部隊

・二階堂三郷:第31D部隊の部隊長。囲碁の達人であり、最年少名人。

第31A部隊

・茅森月歌:主人公。囲碁の初心者であるが、ビギナーズラックにより二階堂三郷に勝利したことがある。

超おおまかなイベント「この星に紡ぐ一手」のあらすじ

二階堂三郷について

第31D部隊の部隊長である「二階堂三郷」は、囲碁の達人です。

戦闘においては、囲碁で培った状況判断能力を活かし、効率よくキャンサーを撃退することができます。

また、民間人が住むドームに対し、娯楽として詰碁の問題や棋譜を定期的に送っています。

祖父との思い出

二階堂三郷の祖父も高名な囲碁棋士であり、幼い頃の三郷に囲碁を教えていました。

しかし、二人で囲碁を打っている途中で、祖父は行方知れずとなってしまいます。

自分の才能のなさに幻滅して祖父が去っていったと思い込んだ二階堂三郷は、祖父に認められようとして懸命に囲碁の研究を続けます。

その結果、最年少名人にまで到達し、将来は棋聖となることが確実であると噂されるまでに成長しました。

祖父の棋風にそっくりな詰碁問題

二階堂三郷は、ドームに住む民間人に娯楽を提供するため、詰碁問題のやりとりをしていました。

そして、たまに送られてくる祖父の棋風にそっくりなうち筋の棋譜が気がかりとなっていました。

ある日、ドームから送られてきた棋譜の中に、祖父と最後に打った棋譜を発見します。

失踪していた祖父が生きているのではないかと、二階堂三郷の心は大きく揺さぶられます。

しかし、セラフ部隊と民間人の接触は禁じられており、どのドームから棋譜が送られてきたのかを突き止めることはできませんでした。

大切な碁石を破壊する茅森月歌

茅森月歌は囲碁の初心者でありながら、持ち前の才能とビギナーズラックにより、最年少名人であり将来の棋聖と評判の二階堂三郷を打ち負かした経験がありました。

気を引き締めた二階堂三郷には勝てないものの、二人は暇なときに囲碁を打ち合う友人となっていました。

ある日、二人がいつものように囲碁を打っていると、1つの碁石が割れてしまいました。

日々の訓練によって碁石を叩き割るまでに筋力が付いたと誤解した茅森月歌は、調子に乗って他の碁石も割ってしまいます。

しかし、これほどの耐久性を持った碁石は今では入手が難しく、囲碁を続けることが(物理的に)困難だと感じた二階堂三郷は大きなショックを受けてしまいます。

代替品を探す茅森月歌

大きなショックを受けて、何も手につかなくなってしまった二階堂三郷を見て、茅森月歌は罪悪感に苛まれます。

そして、同じく部隊長である二階堂三郷のことを心配する第31D部隊と協力し、(強靭なセラフ部隊でも破壊できないような)碁石を探し出すことになります。

その話を聞きつけた二階堂三郷も、やる気を取り戻し、碁石探しに参加することとなります。

その結果、キャンサーの外殻から製作した碁石が、強靭な耐久性を持つことを発見します。

キャンサー狩り

民間人が住むドームの近くにキャンサーが現れたとの情報を受けた第31A部隊と第31D部隊は、碁石の材料(キャンサーの外殻)収集を兼ねて、キャンサー撃退に向かいます。

無事にキャンサーを撃退した一行に対し、軍の補給係の女性が声をかけてきます。

内密ではありますが、このドームから祖父(の棋風にそっくりなうち筋の)棋譜が送られてきたことを教えてくれたのでした。

そして、主人公たち一行をある場所へと案内してくれます。

認知症により失踪していた祖父

軍の補給係の女性に案内されたのは、祖父のお墓でした。

そして、祖父が現在どのような状況であったのかを教えてくれます。

実は、祖父は二階堂三郷の才能に失望して失踪したのではなく、認知症により記憶を失ったため家に帰れなくなっていました。

そして、たまたま辿り着いたドームで、記憶を失ったまま生活を送っていました。

それまで住んでいた場所や家族などの記憶は失われていましたが、囲碁のことだけは覚えていたようです。

祖父は娯楽の少ないドームの人々に囲碁の打ち方を教えました。

このドームの人々から送られてくる棋譜が祖父の棋風にそっくりだったのは、祖父の教えを受けているからだったのです。

そして、先日送られてきた「祖父と最後に打った棋譜」は、祖父が最期まで大事に持っており、いつも嬉しそうに眺めていたとのことでした。

「未来の棋聖が生まれた棋譜」だと、それだけははっきり言っていたそうです。

ただ、対戦の途中で祖父が失踪したため棋譜は途中で終わっており、次の手順を知りたい(このドームで囲碁を教わった)祖父の弟子が二階堂三郷にたまたま送ったというものでした。

完成した碁石と棋譜の続き

先日のドーム付近でのキャンサーとの戦闘により、碁石の製作に十分な材料を得ることができました。

そして、佐月マリの協力により、新しい碁石が完成します。

さっそく囲碁を打とうと持ち掛ける茅森月歌ですが、二階堂三郷に断られます。

三郷は、まず、祖父と打ちたいと思ったのです。

最期の棋譜を通して、思い出の中の祖父と囲碁を打ち始めます。

自分に幻滅したからではなく、自分の中に棋聖としての才能を見出してくれたことがわかったため、二階堂三郷の心持ちは以前とは違って非常に前向きなものとなっていました。

自分が如何に祖父に愛されていたかを思い出した三郷は、祖父の意思を継いで、棋聖への道を歩み始めます。

「この星に紡ぐ一手」の『謎・伏線』と考察

どうしてセラフ部隊員は民間人と接触できないのか

期間限定イベント「この星に紡ぐ一手」のストーリーは、他のイベントストーリーと異なり、本章(メインストーリー)との関連が薄いシナリオとなっております。

その分、メインストーリーにちなんだ「謎」や「伏線」はあまり出てこなかったように感じます。

ただし、1つだけ明確な「謎」となっている点があります。

どうしてセラフ部隊員は民間人と接触できないのか、という点です。

このシナリオでは、残念ながらこの謎を解くヒントはあまり提示されなかったように感じます。

一方、細かい点ではありますが、いくつかの断片的な情報は提示されました。

それは以下の点です。

・接触できないのはドームそのものではなく、あくまで民間人(祖父の墓には行くことができたため)

・直接会わなければ民間人との交流は可能(棋譜のやりとりはできたため)

そのため、セラフ部隊員は民間人は「直接対面することが不可」ということが明らかになったと言えます。

この点については、インターネットでも数々の考察がなされておりますが、大きく分けて以下の2つの考え方が多いように感じます。

① セラフ部隊員は「死者」、民間人(またはその逆)は「生者」であり、接触することができない

② そもそも民間人は存在しないため、接触することができない

①については、「セラフ部隊員と民間人」の関係が「幽霊と人間」のような関係であり、そもそもお互いを認識することができないというものです。

一方、②については、そもそも民間人は存在しないので、逢うことが出来ないというものです。

この2つの説に共通するのは、「セラフ部隊員と民間人の接触が禁止されている」のではなく、「接触することができない」という点です。

これらの説に則れば、このシナリオでは二階堂三郷が民間人と棋譜のやり取りをしていますが、棋譜は民間人が直接用意したものではなく、軍部が用意したということになります。

この謎については、おそらくヘブバンストーリーの根幹を成す部分であるため、今後明らかになってくると思われます。

「この星に紡ぐ一手」の「謎」と「伏線」の考察のまとめ

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

本日は、期間限定イベント「この星に紡ぐ一手」のストーリーを振り返りつつ、未解決の様々な「謎」や「伏線」について考察させていただきました。

では、本日はここまでとさせていただきます。

ではでは。

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ライター紹介

横島先生
こんにちわ、『横島先生』と申します。
工学の博士号を持つ異色のゲームライターです。
ネットゲーム歴は長く、「Diabro2」や「Age of Empire2」などの海外ゲームから入り、国産ゲームでは「FF11」を長くプレイしておりました。
現在はmihoyo社の「原神」に出会い、熱中しております。
皆様に有意義な情報をお伝えしたいと考えておりますので、何卒、よろしくお願いします。
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