【ヘブバン】イベント「Dear My Little HERO」の「謎」と「伏線」の考察【ヘブンバーンズレッド】ストーリーあらすじ・第31A部隊に関する矛盾

 

この記事では、期間限定イベント「Dear My Little HERO」を振り返りつつ、残された「謎」や「伏線」について考察していきます。

ヘブバンのストーリーに興味がある方はご覧ください。

第31X部隊長の「キャロル・リーパー」に焦点をあてたストーリーです

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みなさんこんにちは、「横島先生」です。

本日は、期間限定イベント「Dear My Little HEROのストーリーを振り返りつつ、未解決の様々な「謎」や「伏線」について考察します。

日頃焦点の当たらない珍しいキャラクター達が登場するストーリーとなっております。

この記事がストーリー理解の一助となれば幸いです。

一方、公式が公表している動画配信等ガイドラインが更新され、ストーリー紹介が完全に解禁されました。

それを受け、この記事を執筆している段階の情報をフル活用して考察していきます。

そのため、「Dear My Little HERO」だけでなく、最新のストーリーのネタバレも含む可能性がございますのでご注意ください。

ではさっそく、詳細を見ていきましょう。

この記事は5分程度で読み終わりますので、最後までお付き合いいただければ幸いです。

時系列

ストーリー中に明言はされていませんが、

・蒼井えりかがバンドにいないこと

・逢川めぐみがセラフ部隊にいること

・話があまりシリアスになっていないこと

から鑑みるに、おそらくメインストーリー第2章終了から第3章の中盤の間でのストーリーなのではないかと予想しております。

一方、メインストーリー(第31A部隊)とはあまり関りがないため、メインストーリーを進めていない方、スキップした方、忘れてしまった方でも楽しめる内容となっております。

主な登場人物

第31X部隊

・キャロル・リーパー:第31X部隊の部隊長。本名は「キャロライン・ピーターソン」。アメコミのヒーローに憧れている。

・マリア・デ・アンジェリス:イタリア出身の聖職者。聖職者とは思えない物騒な言動が目立つが、実はイタリア人らしい情熱的な人物。

第31A部隊

・逢川めぐみ:超能力集団のメンバー。救世主になると予言されている。

第31B部隊

・水瀬いちご:殺し屋姉妹の姉。キャッチボールが好き。

第31C部隊

・神崎アーデルハイド:ドイツ出身の忍者に憧れる少女。憧れすぎて忍術を習得してしまう。

第31F部隊

・黒沢真希:暴走族の総長。広島弁がキツイが、義理人情に厚い少女。

超おおまかなイベント「Dear My Little HERO」のあらすじ

セラフ部隊で映画を撮影することに・・・

セラフ部隊のアメリカ支部では、民間人のキャンサーに対する不安を払拭するため、セラフ部隊が活躍する映画を上映しているとのこと。

日本の司令部においても映画の撮影を試みるが、なかなかうまくいかない様子でした。

そこで、アメリカ出身で映画に造詣のある「キャロル・リーパー(第31X部隊長)」が映画監督就任を名乗り出るところからイベントが始まります。

個性的なスタッフ

キャロルはまず、出演する俳優を選定します。

そのメンバーは、

・マリア・デ・アンジェリス

・逢川めぐみ

・水瀬いちご

・神崎アーデルハイド

・黒沢真希

の5人であり、一見するとガラの悪い(とも言える)人物ばかりでした。

この選定理由は「キャロルがダークヒーロー(アメコミで言うところのヴィラン(悪役))」が好きであったためです。

また、ナレーター兼効果音係として司令部の「七瀬七海」を、演出として第31F部隊の「松岡チロル」を抜擢します。

映画撮影

このイベントでは「DAY1」から「DAY3」の3日間で、1日1本ずつ撮影する(さらにはその日に放映する)という超ハードスケジュールで進行します。

それにもかかわらず、3本の映画はすべて大好評であり、司令部の作戦は大成功となりました。

(映画の内容についてもストーリーでは詳しく放映されますので、皆様も是非ご覧ください。)

キャロルの姉「スカーレット・ピーターソン」について

映画の撮影を進めるうちに、キャロルがヒーロー好きになった背景には、姉であり映画監督でもある「スカーレット・ピーターソン」の影響があったことが明らかになります。

スカーレットは「ヒーロー物の映画」を好んで撮影した映画監督であり、キャロルをそれを見て育ったので、ヒーローに憧れることになったのです。

キャロルが幼い頃に、姉に対して「どうしてヒーロー映画を撮るのか」を尋ねたことがあるのですが、スカーレットは「以前実際に会ったヒーローの影響」と答えたそうです。

スカーレットの映画のヒーローについて

スカーレットの映画に登場するヒーローには必ず、

・ヒーローは挫けない。泣かない。逃げない。そして必ず勝つ。

というセリフがありました。

そのため、ヒーローに憧れるキャロルも「ヒーローは挫けない。泣かない。逃げない。そして必ず勝つ」を信条として、セラフ部隊員として戦っていました。

スカーレットの死

キャロルは幼い頃、スカーレットの撮影する映画に出演したことがありました。

(セリフも無いような役ではありましたが。)

その撮影の際に火災が発生し、建物の中に閉じ込められてしまったキャロルを救うために、スカーレットは燃え盛る建物に飛び込み、代わりに命を失ってしまいます。

スカーレットが会ったヒーローの正体

イベントの最後に、スカーレットが撮影したホームビデオが見つかったことにより、スカーレットが昔会った「ヒーローの正体」が明らかになります。

スカーレットは映画監督として駆け出しの頃、周囲の評価は悪く、自信を失いかけていました。

そんな彼女のファンとして励ましてくれたのが、妹である幼い頃のキャロルだったのでした。

キャロルは落ち込むスカーレットに対し、「ヒーローは挫けない。泣かない。逃げない。そして必ず勝つ」と勇気づけてくれたのです。

つまり、スカーレットが会ったヒーローとはキャロルのことだったのです。

姉との思い出に浸りつつエンド

姉がどれだけ自分を大切に想っていたか、自分がどれだけ姉を愛していたかを思い出したキャロル。

満たされた表情で仲間に語りかけるところで、イベントは終幕します。

「Dear My Little HERO」の『謎・伏線』と考察

コフィンアイ戦で第31A部隊が投入された理由

キャロル・リーパーをリーダーとした映画撮影班は、戦闘シーンの撮影の最中に大型キャンサーである「コフィンアイ」と遭遇します。

コフィンアイは、自らが発火し続ける能力と、火属性に対する耐性、凄まじい勢いで回復し続ける能力を合わせ持っていました。

このキャンサーがドーム(一般市民が住む場所)に到着してしまうと、火災による被害が想定することから、対処が必要との判断が司令部から下されます。

しかし、映画撮影班では火力が足りず、倒しきることができないことが判明します。

そこで司令部は「第31A部隊」を投入することを決定します。

「A部隊」はそのシリーズの部隊の中でも最強に位置付けられるため、軍司令部の判断は正しいようにも見えます。

しかし、「第31A部隊」は『火属性』に特化したパーティ編成であるため、火属性に耐性があるコフィンアイとはかなり相性が悪い部隊となります。

投入するとすれば、コフィンアイに対して得意属性である『雷元素』に特化した「第31B部隊」または「第31X部隊」が適切であるはずです。

(特にキャロル・リーパーが部隊長である「第31X部隊」の残りのメンバーを集めてしまうのが一番適していると考えられます。)

なぜ、「第31A部隊」が投入されたのかがこのストーリーの謎の1つとなっています。

第31A部隊内の役割がおかしい件

コフィンアイ戦に駆け付けた第31A部隊ですが、部隊長の茅森月歌は以下のように部隊員に指示します。

・和泉ユキにコフィンアイの牽制を指示

・東城つかさにDP破壊を指示

よくよく考えてみると、この指示はかなりおかしなものであることがわかります。

その理由は、

・和泉ユキの役割は「ブレイカー」であり、敵のDPを破壊することが得意

・東城つかさの役割は「サポーター」であり、味方にバフを付与することが得意

というスタイルになっており、茅森月歌の指示はまったくの真逆となっているためです。

この点についてはネットでも考察がされており、

・和泉ユキの貧弱な火力ではコフィンアイのDPを破壊できないと判断(メタ的な説)

・もはや東城つかさのシルキーフレアの方が火力がでる(ただし、火属性スキルであるためコフィンアイには効かない)

・今回のイベントの世界線では和泉ユキと東城つかさの役割が逆(パラレルワールド説)

・イベントのシナリオライターの勘違い

・イベントのシナリオライターがゲームをプレイしていない

とさまざまな説がありますが、真相は謎となっております。

「Dear My Little HERO」の「謎」と「伏線」の考察のまとめ

 

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

本日は、期間限定イベント「Dear My Little HERO」のストーリーを振り返りつつ、未解決の様々な「謎」や「伏線」について考察させていただきました。

では、本日はここまでとさせていただきます。

ではでは。

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ライター紹介

横島先生
こんにちわ、『横島先生』と申します。
工学の博士号を持つ異色のゲームライターです。
ネットゲーム歴は長く、「Diabro2」や「Age of Empire2」などの海外ゲームから入り、国産ゲームでは「FF11」を長くプレイしておりました。
現在はmihoyo社の「原神」に出会い、熱中しております。
皆様に有意義な情報をお伝えしたいと考えておりますので、何卒、よろしくお願いします。
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