新作発売前にプレイ【Horizon Zero Dawn】の魅力を紹介

ご存知ですか?Horizon Zero Dawn。

Horizon Zero Dawn タイトル画面
ストーリーだけでは終わらない。

気がついたら100時間はプレイしてしまう、恐ろしいゲームです

本作は2017年に発売された PS4 のオープンワールドゲームですが、2020年には PC 版、2021年には Complete edition が期間限定で無料配信されるなど、発売から4年経っても未だに動きの有るゲームです。

更に「モンハン」「 Fortnite」「原神」等、他のゲームとのコラボもある程人気作となっています。

2022年には新作が発売される事もあり、未プレイの方に向けて Horizon Zero Dawn の魅力を紹介します。

制作会社はオランダのゲームメーカー「ゲリラゲームズ」

「KILLZONE」を手掛け、小島秀夫監督のコジマプロダクションにも技術供与を行うなど、高い技術力を持った会社です。

そんなメーカーが手掛けた、超美麗グラフィックだけではない Horizon Zero Dawn を体感して下さい。

  1. 次回作へ繋がる、全ての始まり。
  2. 新作への期待が高まる、前作の美麗グラフィック。
  3. 魅力的な敵が貴方を離さない。

この記事は3分ぐらいで読み終わります。

迫害されている主人公アーロイ。

大人からも無視されるアーロイ。

村八分と言うより十分。

主人公アーロイは、育ての親ロストと暮らす小さな女の子です。

ロストはこの世界で生き抜く手段を、アーロイに伝えます。

「薬草の種類」「矢を作る為に必要な素材」そして「普通の獣とは違う機械獣の対応方法」など様々な事を教えてくれます。

ですがこの二人は、周囲の人間から迫害されています。

祝福されていない子供、異端者と呼ばれ、集落に住むことを許されず、口も聞いて貰えません。

当然アーロイは疑問をロストにぶつけますが、ロストは「掟だ」の一点張り、答えてくれません。

更にアーロイは同年代の子供に「こっちに来るな母無し子め」と言われ石を投げられる始末。

頭から血を流すアーロイ、かなり痛いぞこれは。

「私のお母さんはだれ?」と言った質問に、「知るべきことじゃない」とロストは吐き捨てるように答えます。

狩猟民族としての生き方は教えてくれても、アーロイが本当に知りたい事は教えてくれません。

長老が全て知っていますが、異端者とは話さないのが掟です、このまま長老に頼み込んでもまず無理です。

ですが方法が一つだけあるとロストは言います、試練を突破し義勇兵となる事。

そして勝者に成れば長老がどんな願いも聞き入れてくれると言います。

異端者と話さないのが「掟」、そして勝者の願いを聞き入れるのもまた「掟」。

アーロイは試練を受け、義勇兵と成る事を決意します。

ここからアーロイの、「母の秘密」やタイトルにある「Zero Dawn」の伏線回収など。

様々な秘密が明かされる、とてつもない物語が始まります。

迫害理由を知った私の感想。

アーロイの根幹とも言うべき場所、祀られてます。

アーロイ怖ぁ……

迫害されながらもまっすぐ良い子に育ったアーロイ、彼女は何も悪くありません。

ですが私がもし村人だったら、アーロイが恐ろしくてたまりません、目も合わせられないでしょう。

アーロイは悪くありません、アレを受け止めきれない私が悪いのです……

アレとは何なのか、是非自分の目で確かめて下さい。

そして同じ恐怖を感じて下さい。

村人達が息づく美しい世界。

吊られた動物の皮、テーブルに並べられた食物、そして山を貫く鉄の蛇。

生まれる前から存在する、それが当たり前。

狩猟民族の村人達は、日々動物達を狩りに出かけます。

ウサギ、イノシシ、七面鳥等、肉を喰らい皮を衣服に利用し生活しています。

そして同じように機械獣を狩っています。

危険な「生き物」として認識していながらも、その装甲や角などは、武器や防具に再利用しています。

狩猟コーデ、秋冬兼用、モデルロストさん年齢不詳

そして世界に点在する、高度文明の廃墟達。

朽ちた高層ビル群、破壊された戦車、墜落した戦闘機達。

彼らはこれらを「鉄の世界」でひと括りにしています。

廃墟を侵食する植物達、彼等にとって当たり前の日常。

つまり誰も機械や機械獣の存在に疑問を持っていないのです、機械獣が存在していて当たり前の世界に生きています。

狩人としても生き方は自由。

サイレントストライク

一を聞いて十を知るアーロイ、ロストの教えを発展させ、様々なスキルや道具を使用し狩りを行います。

遠距離で矢を放ち、待ち伏せて罠を仕掛け、ロープで拘束する。

静かに殺し真上から殺し滑りながら殺す

狩りの方法はアーロイの成長と共に増えていきます、プレイヤー毎のスタイルで狩りを行える自由度があります。

スキル一覧

ただ殺す為威力の高い矢を使うのも、傷つけず回収できる素材を増やす矢を使うのもプレイヤー次第です。

必要な素材で新たな道具を作り出し、余った素材はお金に変えましょう。

狩人として生きていく事も楽しんで下さい。

村人達と異なる視線を持つのはプレイヤーともう一人。

生活や文化、宗教に至るまで機械が浸透した世界では疑問すら持たないのでしょう。

それに疑問や違和感を持つのは、アーロイと私達プレイヤーです。

何故機械獣は存在するのか。

ウォッチャーの中身

何故鉄の世界は滅んだのか。

疑問を解き明かそうとするアーロイの行動理念は、私達と繋がっています。

アーロイは私達のアバターとなってこの世界を生きていくのです。

その繋がりが、深い没入感を与えてくれます。

我を忘れる世界。

そしてゲリラゲームズの技術力が発揮される、超美麗グラフィックが実写と CG の溝を埋めていきます。

生き生きと伸びる草木と廃墟のコントラスト。

人工の光が邪魔をしない満天の星空。

息を飲む満点の星空。

何処を見てもスクリーンショットポイントです、何処もかしこも美しすぎる世界です。

もしかしたら「文明が滅んだほうが地球は美しい」というゲリラゲームズからのメッセージなのかもしれません。

機械獣が生み出す、美と矛盾。

自然に紛れる無骨な機械獣。 水浴び中

彼等は憎むべき存在だが……

人間の敵である機械獣は、人間の生活に浸透しているが、生命を脅かす存在で有る事は間違いない。

空も川も地面も、地中でさえ彼等に占拠されたこの世界。

村人達の怒りを無視して、彼等の魅力を伝えたい。

結論、彼等は美しい。

ウォッチャーのアップ

何らかの目的の為に洗練されたデザイン、最新のスポーツカーが形を変えたような美しさ。

そして機械と自然、この組み合わせが生み出すミスマッチなコントラスト。

惹かれてはいけないと思いつつも、彼等の美しさから目が離せない。

不気味の谷はいつの間にか超えていた。

機械獣達の視線

装甲の隙間から覗く人工筋肉、頭頂部に取り付けられたレーダーサイト、目標を視認するための巨大な眼。

人類の進化と同じように、目的の為に無駄が削ぎ落とされている。

そして機械で有りながら、動物のように、警戒し敵を発見したら仲間に知らせ襲いかかる。

無機質な機械が、生きているかのような振る舞う自然な美しさが、そこに存在している。

時間泥棒のメインディッシュ。

たまに仲間にぶつかるウォッチャー

彼等は生きている、そう錯覚しかねないほど、機械獣はあまりにも動物的である。

だが自然の中で見る彼等の姿は、肉では無く機械を纏う獣でしか無い。

本当の命が溢れる自然の中で、命の無い機械の生み出す無骨さが浮き彫りになる。

その矛盾はあまりにも輝いている。

ここでお願いするまでもなく、プレイヤーは機械獣達を、フォトモードでじっくり観察してしまうだろう。

神々しさ溢れる機械獣

結論、やっぱり美しい。

照れるウォッチャー

Horizon の魅力とは「自由度」であり「グラフィック」でもあるが、最も推したいのは「機械獣」である。

ストーリーが進むと現れる新しい機械獣。

死ぬ覚悟で突撃し、フォトモードでじっくり観察。

更に天候が変わり、また別の表情を魅せてくれる機械獣達。

もう一度言います、 Horizon の魅力とは「機械獣」であると。

Horizon Forbidden West。

禁断のアメリカ西部へ。

上記の Zero Dawn の魅力を、煮詰め昇華させた次回作。

またも広大なオープンワールドで、新たな機械獣、そして水中探索。

こんなのプレイしたらどうなってしまうんだろう……

Zero Dawn ではストーリーだけ追うなら20時間。

サイドクエストを進めながらでも、100時間程度持っていかれました。

作り込みがすごすぎる程、プレイ時間は比例して伸びていくとするなら。

200時間は越えそうな、それほど作り込まれた世界が広がっているように見えます。

ムービーを視聴するだけでもう、ワクワクが止まらない。

深い深い Horizon 沼へと沈みんこんでしまう事、間違いなし。

オープニングムービーの謎。

長老ティルサ

女神とは一体何者なのか……

女神疑惑のロスト

何故名付けた

いやお前が名付けるんかい。

最後に。

Horizon Zero Dawn の魅力紹介でした。

正直書き足りませんが、興味を持たれたら是非プレイしてみて下さい。

そしてあの世界にハマりこみ、現実を忘れる没入感を感じてもらいたいのです。

機械獣達は、いつでも貴方をお待ちしております。