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はじめに
スマートフォンでゲームをプレイするのが大きな流れになっていますが、私はその流れに乗りませんでした。
それでも、スマホゲームにも気になっているゲームがあります。
中国の HoYoverse が展開する「原神」と「崩壊:スターレイル」はすごく気になっています。
どちらも PS5 版も展開しているので、スマホゲームに抵抗のある私も手を出しやすいものになっています。
今回はそんな「崩壊:スターレイル」の初心者向け(私も初心者です)のレビューを書きたいと思います。
- スマホでゲームをするよりは、ゲーム専用機でゲームがしたい
- 「崩壊:スターレイル」はアクションが苦手な人も楽しめるターン制バトルだが、戦闘はヌルゲーではない
- 序盤は戦闘中に HP を回復する手段がなく、キャラの「三月なのか」のバリアスキルが命綱
- 今のところ、無課金でゲームに詰まる状態はないが、課金要素の評価は次回以降の宿題とさせて欲しい
本記事は約 3 分で読めますので、ぜひ最後まで目をお通しください。
スマホでゲームをプレイするか?
スマホでゲームをプレイするのは、今でも抵抗があります。
ゲーム向きの高性能なスマートフォンを毎年買い換えながら使うのではなく、古いスマートフォンをサポート期限切れギリギリまで使い倒す主義なので、スマホゲームには力を入れてきませんでした。
それと、やはりスマホのタッチパネルでの操作はゲームに向いていないとの思いが強くあります。
PS5 版やスイッチ版も展開しているなら、ゲーム専用機でプレイしたほうが楽なのは間違いありません。
課金には抵抗あり
あとやっぱり「課金」に対する拒否反応です。
「崩壊:スターレイル」も基本無料ですが、課金要素があります。
ゲーム会社が課金で稼いでいるのは理解できるのですが、多額の課金をしないと先に進めないようなゲームには二の足を踏んでしまいます。
とりあえず無料で遊べる範囲内で楽しんで、どうしても課金しないと二進も三進もいかないようなら、常識の範囲内で(つまり月額数百円ぐらいで)課金するのが良いのかなぁと思っています。
さて、「崩壊:スターレイル」は無課金でどこまで楽しめるでしょうか。
正直言って「ガチャ」の概念もよくわかっていないので、本ゲームで知識を得たいところです。
「崩壊:スターレイル」とは
サイズは重量級
「崩壊:スターレイル」は中国の HoYoverse が展開する、ターン制の SF ファンタジー RPG です。
SF ファンタジー RPG は、メガドライブの「ファンタシースター II 還らざる時の終わりに」以来のプレイですね。(古くてすみません)
PS5 版をダウンロードしました。
サイズは 62.1[GB] となかなか重量級です。
余談ですが、PS5 が繋がっているネット環境を、100[Mbps] のフレッツ光マンションタイプから、2[Gbps] の NURO 光 for マンションに乗り換える予定です。
ゲームのダウンロードに何十分もかかるのはしんどいです。
主人公は「男」「女」から選べる
さて、ゲームのストーリーですが、「星穹列車」という恒星間飛行ができる鉄道を軸に話が進みます。
「銀河鉄道 999 」を意識しているのでしょうか。
ゲーム開始時に主人公を「男」「女」から選びます。
能力値に男女差はありませんが、ゲーム開始後に性別の変更はできませんので、よく考えて選んでください。
私はよく考えずに女を選択しました。
「崩壊:スターレイル」は初心者向けか?
ターン制バトルは気分的に楽だが……
アクション要素が無く、ターン制の RPG ということで、アクションが苦手な私のようなプレイヤーを排除していません。
しかし、あまりライトユーザー向けとは言えないと思います。
日本の SF アニメやゲームの影響を受けているのはわかるのですが、ゲームの世界観を把握するのはちょっと大変。
ゲーム序盤からものすごい大量の固有名詞が飛び交うので、覚えきれません。
登場人物も多く、これも覚えきれません。
このあたりは漢字の造語能力の高さを感じます。
オートマッピングはありがたいが……
オートマッピングがあり、次にどこで何をすればよいかのガイドが常に表示されるので、クエストの進行そのものは迷わないのですが、育成システムがちょっと特殊。
いわゆる敵を倒して得られる経験値のようなものは無くて、クエストをこなしていくことで得られるアイテムを消費してレベルアップして行きます。
アイテムは課金でも得られます。
この育成システムはちょっと複雑で、私もまだその全体像を把握できていません。
これを把握しないと、「課金する/しない」「少額の課金をする/多額の課金をする」の判断ができないのでは?と考えています。
チュートリアルが弱い印象もあって、ちょっと初心者置いてけぼりかな。
えぇ、戦闘中に HP 回復できないの?
さて、「崩壊:スターレイル」の戦闘システムですが、通常攻撃を繰り返していれば雑魚敵は楽勝か?というとそんなことはありません。
雑魚敵も手強く、弱点属性を突く・スキルを使うなどの戦術を駆使しないと勝てません。
小ボス・中ボスとの戦闘頻度も高く、ヌルゲーではありません。
特に面食らったのが、普通の RPG にあるような、戦闘中に HP を回復する手段が無いこと。
手段はあるのかも知れませんが、少なくとも最序盤で使うキャラクターには解放されておらず、HP を回復するアイテムも使えません。
そもそもアイテムを売っているショップがありません。
戦闘終了後に HP の回復はできる
戦闘終了後に、「界域アンカー」と呼ばれるウェイポイントにタッチすることで、HP の回復そのものはできます。
「界域アンカー」はフィールドにたくさんあるので、戦闘後の HP 回復は楽です。
ゲームの戦闘は、序盤にパーティに加わる「三月なのか」という女の子のキャラクターが使う「バリア(防御)」を使いこなさないと、すぐ全滅して詰みます。
彼女がパーティの命綱となります。
パーティが全滅すると、HP 満タンで最寄りの「界域アンカー」からのリトライになり、デスペナルティはありません。
課金要素の検討は次回以降の宿題
ストーリーをある程度進めると、ゲーム内のショップが解放されて、課金でアイテムを入手できるようになります。
いろいろなアイテムが課金で販売されています。
正直、課金でもらえるアイテムがどの程度攻略に役立つのか、まだプレイ時間が 10 時間ほどなので判断できない状態です。
課金のコストパフォーマンスを論じるのは、次回以降の宿題とさせてください。
今のところ、無課金でゲーム進行に詰まるような事態にはなっていません。
戦闘はかなりハードなので、課金によってパーティを強化したいのですが、懐が寂しい現状では重課金は避けたいところです。
雑魚敵相手のレベル上げは難しい
ロールプレイングゲーム攻略の基本である、雑魚敵相手のレベル上げは、本ゲームではあまり有効ではありません。
敵とのエンカウントはランダムエンカウントではなく、見えている敵と接触することで戦闘が発生するシンボルエンカウント。
雑魚敵を延々とチマチマ倒してレベルアップするのには向いていません。
そもそも雑魚敵がフィールド上にあまりいません。いるのはそこそこ強敵ばかりなので、下手に戦闘を仕掛けると負けてしまいます。
まとめ
本作は SF アニメの主人公を演じられる、まさに「ロールプレイングゲーム」の手本のようなゲームです。
基本無料で、無課金である程度プレイを楽しめます。
もしゲーム進行に詰まりだしたら、課金を考えてもよいでしょう。
アクション要素を排したターン制バトルなので、アクションが苦手な人にもとっつき易いですが、バトルはヌルゲーではありません。
序盤は戦闘中に HP を回復できないのにはちょっとびっくり。
雑魚敵相手でも、よく考えて戦略を練って戦わないと勝てません。
正直な感想を言えば「日本のゲーム会社にこそこのようなゲームを出して欲しかった」となります。
それではまた。