不人気なハンターといえば「バルク」?
Identity V(第五人格)は、サバイバー4人VSハンター1人で戦うホラーサバイバルゲームです。
第五人格の最大の面白さといえば、キャラごとに異なるスキルです。
ハンター陣営であれば、スキルをうまく使いこなすことでサバイバーをより早く追い詰めることがでます。
スキルが違うが故に、キャラによって人気・不人気があるのも、第五人格の特徴の一つです。
今回紹介する狂眼「バルク」は、100戦して1回登場したら多いぐらいで、恐らく全ハンターの中でユーザーは最少です。
そんな不人気キャラのバルクですが、うまく使うとかなり有効に戦うことができるキャラなんです。
そこで、今回はバルクの使い方と戦略について紹介していきます!
- バルクは制御台を操作して戦う
- バルクはチェイスが苦手な人にピッタリ
- 妨害キャラがいる時は要注意
- 解読パ・ホワイトサンドまたは教会で使うと最強
この記事は10分で読み終わりますので、最後まで読んでいって下さいね!
バルクの基本情報
まずはバルクの能力やスキルについて紹介します。
外在特質
バルクを使うと、ステージ内に「制御台」が登場します。
制御台を使ってサバイバーを妨害するのがバルクの戦い方です。
ここで注意しないといけないことが、制御台はサバイバーも使用することができるという事です。
バルクはサバイバーが使っている制御台を操作することができません。
制御台では、制御台周辺を監視することができます。
マップを「空から眺める」というイメージです。
この機能を活用することで、上空から制御台周辺の全サバイバーを監視できます。
サバイバーを見つけたら、壁を作りたいところにスライドして壁を作りましょう。
壁を命中させると、25%のダメージを与えることができます。
また、壁を乗り越える操作をしてしまうと、50%(通常攻撃分)のダメージが与えられ、ダメージを与えたり解読を妨害したりすることができるんです。
形態変化
最初の方は制御台に行って直接操作するのですが、存在感を1,000まで上げると、どこでも操作することが可能になります。
つまり、1人ダウンさせることができれば使用可能です。
それを利用することで、チェアの目の前で待機しながら他の暗号機の妨害をすることができます!
ただし、制御台での操作よりもエネルギーをたくさん使うので、近くに制御台があれば制御台を使うようにしましょう。
オーバークロックを発動すると壁を作るスピードが速くなり、より確実に壁を命中させることができます。
うまく活用すれば恐怖値0%(ノーダメージ)のサバイバーを壁だけでダウンさせることもできます。
バルクを使う上では、「オーバークロックの発動までの時間が勝敗を握っている」と言っても過言ではありません!
暗号機の残り台数が2台以上の状態でオーバークロックが発動されたら、まず負けはありません。
人格・特質の付け方
バルクは通常のハンターの様にチェイスをしないので、他のハンターとは違う「特殊な人格の付け方」をします。
人格の付け方
バルクを使うに当たって、あると有利に戦える人格は以下のものです。
耳鳴り | 36メートル以内にサバイバーがいる時に、画面左上にマークが表示される →サバイバーが救助に近づいているサインとして活用できる |
傲慢 | ゲーム開始時から存在感が上がっていく →コントロール端末が早く手に入る |
引き留める | 通電されてから120秒間、通常攻撃で倍のダメージが与えられる →救助狩りがしやすくなる、出会ったサバイバーを即ダウンさせられる |
崩壊 | 攻撃が命中したサバイバーの治療時間を15%/20%/25%増加させる →治療に時間を掛けさせ、解読に時間が使えないようにする |
ダウンしたサバイバーが10%/20%/30%分自己治療できなくなる(仲間がいないと復活できなくなる) →壁で何度もダウンさせて、復活できないようにできる |
バルクはチェイスをあまりしない戦い方になるので、治療しにくくなる人格・能力を活用するための人格が中心になります。
もしチェイスで追い込むことが得意な場合は、「窓枠閉鎖(自分が通った窓をしばらく使えなくする)」や「獲物を追う(サバイバーを追い続けると移動速度が速くなる)」があると有効です。
おすすめ① 引き留める×傲慢
コントロール端末を使った壁攻撃で、徹底的に解読妨害をしたい方におすすめです。
傲慢を使っていると、傲慢なしだと壁を4回当てると解放されるコントロール端末が3回で手に入ることもあります。
この人格にすると後遺症が3ポイント付くので、自己治療が70%までしかできないことも有利になるポイントです!
おすすめ②引き留めるのみ
①から傲慢をなくして、その分の人格を他に振った人格です。
制御台とチェイスを併用して戦いたい方におすすめな人格になっています。
コントロール(ロケットチェア発射までの時間が短くなる)を使うことで、4割・9割救助が困難になり、効率よく妨害ができるんです。
特質の選び方
バルクを使うなら、基本的には瞬間移動(好きな暗号機に移動できる)を使いましょう。
チェイスをしたいという場合には神出鬼没などを活用する方法もありますが、素早い移動能力のないバルクを使うならば瞬間移動の方が使い勝手は良いです。
バルクの戦い方
基本的な能力が分かっていても、戦い方が分かっていないとバルクで勝つのは不可能です。
ここからは、どのような方法で戦えばいいのか紹介していきます!
サバイバーの位置を把握する
制御台を使って、まずは制御台の近くの暗号機を見ていきます。
近くから見ることで、制御台をサバイバーに止められてしまう前に攻撃することができます。
近くの暗号機が終わり次第、制御台から離れている暗号機を監視しましょう。
ここで誰がどの位置にいるかを把握しておくと、監視する制御台を絞れる、救助に来そうなキャラが予想できるなどのメリットがあります。
解読中のサバイバーを妨害する
解読しているサバイバーを見つけたら、外れてもいいのですぐに壁を作ります。
暗号機が見えるようになってから壁を作るまでが3秒以内にするように意識しましょう。
バルクがサバイバーの付近を監視している時には、そのサバイバーに対して監視されているというサインが表示されるからです。
もし暗号機に誰も居なかったら、解読の邪魔になるように暗号機の周りを壁で囲んできましょう。
50%のダメージが付いたらチェイスを始める
サバイバーに50%のダメージが付いたら、通常攻撃1打でダウンさせることができます。
最初のサバイバーに関しては、50%に達した時点で特質「瞬間移動」を使い、近くに飛びましょう。
よっぽどチェイスが得意な人でなければ、チェイスでダウンさせる方が早いです。
チェアに座らせたら解読妨害を再開する
1人ダウンさせると、制御台が無くてもコントロール端末から監視が可能になります。
それを生かして、チェア付近に待機したまま暗号機の妨害をしましょう。
ただし、こまめに「耳鳴り」を確認するなどして無傷救助されないように注意します。
救助に来たらチェアを壁でふさぐ
サバイバーは壁を乗り越えるとダメージになるので乗り越えることはほとんどありません。
そのため、ロケットチェアを壁でふさぐことで救助を妨害することができます。
ただし、ロケットチェアの周りの壁はなくなるのが早いので、壁だけで妨害するのではなく通常攻撃も活用しましょう。
オーバークロックが発動されたら壁でチェイスする
写真右下の雷マークを押すとオーバークロック状態になり、壁が出てくるのが早くなります。
オーバークロックが発動したら、壁で追い詰めていきましょう!
壁で攻撃する時には、写真のようにサバイバーの進行方向に向かって縦に壁を作ることで、より確実に仕留めることができます。
壁をたくさん使って、積極的に追いかけていきましょう!
通電されたらゲートをふさぐ
通電されたら、ゲートを開けられるのを防いで脱出を邪魔します。
ゲートの解読をされないように壁を作り、解読が進まないようにするのが効果的です。
また、制御台を取られないように付近の制御台の近くのサバイバーも確認しておきましょう。
通電されたタイミングから、瞬間移動は必ず温存してください。
バルクは移動手段が瞬間移動しかないので、ダウンさせたときにすぐに瞬間移動で飛べるようにしておきましょう。
【ワンランク上を目指す】治療しているサバイバーを見つける
万が一チェアから逃げられた時に、チェイスが得意ではないバルクで追跡するのは得策ではありません。
そこで、進行方向を把握しておいて治療中を狙うことが効果的です。
治療をする場所といえば、暗号機の近くや板窓の多い場所ですので、「治療に使いそうな場所」を探して、見つけたら2人とも倒します。
この倒し方が使いこなせると、一気に勝率が上がります!
バルクの魅力とは?
ここからは、実際に使用しているから分かる、「バルクのよさ」を紹介していきます!
初見で勝つのはほぼ不可能
冒頭で紹介したように、バルクはユーザーがほとんどいません。
そのため、バルクの戦い方対策ができないのです!
バルクは戦い方を知らないと太刀打ちできないキャラなので、低ランクであればまず負けることはありません。
経験上、2段位までなら自分から壁を乗り越えてダウンしてくれることが多いです。
3段位でも戦い方を分かっていない人はかなりいます。
対戦後に「バルクむり…」「どうすれば良かったの?」などのチャットが来ることも多々あります。
チェイスが強いキャラと戦わなくていい
調香師、占い師などの長いチェイスが得意なキャラに対して、バルクは絶大な力を発揮します。
調香師や占い師にとって、25%分のダメージが来ることはかなり嫌ですよね。
壁のために貴重なアイテムを使ってしまうと勿体ないような気がしますが、ダメージを受けてしまうともう意味がないのも事実です。
そのため、このようなチェイスができるキャラを集めたパーティに対して、有利に戦うことができます。
初手で解読キャラを狙える
機械技師・心眼などの、チェイスが苦手で初手に狙いたいサバイバーを先に見つけて狙うことが可能です。
バルクは解読妨害が得意なキャラなので、解読キャラがいる時は集中攻撃しましょう!
チェイスが苦手でも安心
ハンターのほとんどが、チェイスが楽になるスキルを持っています。
しかし、バルクの能力を使えば、そもそもチェイスをしなくても勝てることがあります!
そのため、ハンター陣営が苦手な人がチャレンジするべきキャラとも言えます。
バルクの惜しいところ
ここまでバルクの魅力について紹介しましたが、一方でバルクにとって苦手なことや不向きなサバイバーもあります。
高ランクでは戦い方が読まれる
4段位あたりになってくると、戦い方をマスターしている人が現れます。
2人で動いて1人が機械を制御する、逃げる時に広いところに行くなどの「嫌な戦い方」を知っている人はかなり厄介で、瞬間移動でその暗号機に飛んでキャンプするなどの対応を余儀なくされてしまいます。
瞬間移動はクールタイムが120秒もあるので、多用するのは避けたいです。
妨害キャラに要注意
ハンターをスタンさせる(一時的に動けなくする)スキルのあるキャラがサバイバーにいる場合には、かなりストレスになる事があります。
例としては、オフェンス・呪術師・探鉱者・空軍・泥棒・バッツマンなどです。
バルクにとって1番嫌なことが、「制御台の操作中に邪魔をされること」なんです!
操作中は自分の周りが見えないため、妨害キャラが居ても気づけず、スタンして初めて分かるということも。
そうなると、壁でサバイバーを追い詰めている最中でも元の画面に戻されるので、かなり手間取ってしまいます。
更に、妨害キャラはもれなくチェイスが上手ですが、バルクは普通のチェイスが苦手です。スタンした直後に、近づいてきている妨害キャラをダウンさせるのは至難の業です。
そのため、妨害キャラがいる場合にはバルクを使うのを避けた方が良いでしょう。
解読加速が始まると危険
バルクは解読を妨害することが得意なのですが、時間がたつと発動される「解読加速(解読にかかる時間が大幅に短縮されること)」は天敵のようなものです。
解読加速が始まると、誰かを追っている時に解読を一気に進められてしまうので、解読加速が始まるまでに最低1人は脱落させておかないと勝利は難しくなります。
バルクが戦いやすいステージとは?
バルクは機械を操り上空からサバイバーを見て戦います。
そのため、「戦いやすいステージ」と「戦いにくいステージ」があります。
バルクが戦いやすいステージの条件
- 小屋や2階建ての場所が少ない/存在しない
- 比較的狭い
- 開けた場所が少ない
1.小屋や2階建ての場所が少ない/存在しない
バルクは上空から暗号機を見て妨害するため、屋根がある部分はどうしても見えにくくなってしまいます。
小屋の上には穴が開いていて見えなくはないのですが、見つけてすぐに壁を作らないと逃げられてしまうため、見えにくいことは致命的です。
2階建て(月の河公園・聖心病院など)に関しては、上と下で別の機械を操作しなければいけません。そのため、追い詰めることがかなり難しくなります。
写真は湖景村の東にある船を監視している画面です。
船の1階部分は写真にある穴が開いているところ以外は何も見えません。
そもそも壁を作ったりできない場所(階段など)もあるので、2階建てが無いステージの方が安心です。
2.比較的狭い
湖景村や月の河公園のような広いステージは、「死角が多い」という難点があります。
上のマップは湖景村のものです。
斜線を引いている部分が死角に当たる場所で、死角に逃げられたら壁で追いつめることはできなくなります。
そのため、広いステージの際にはバルクを使うのをおすすめしません。
3.開けた場所が少ない
開けた場所で逃げられると、壁を当てるのは不可能に近いです。
狭い通路・1本道などの壁が当てやすい場所の多いステージの方が戦いやすいので、開けたステージは避けましょう。
【保存版】戦いやすいステージランキング
1.ホワイトサンド精神病院
ぶっちぎりの1位です。ステージ自体が狭く、2階もありません。
何より、道が直線的で全体的に狭いので壁を命中させやすいのがバルクにピッタリなんです。
ホワイトサンドが出たら即バルクを選んでいいぐらいです。
2.赤の教会
ステージ自体が広すぎず死角がほとんどなく、教会部分は広く見渡せるようになっているため、操作しやすいです。
また、ホワイトサンド同様に道が直線的な部分が多いので、壁を作りやすいのもポイントです。
3.永眠町
建物を使って完全に閉じ込めることができるのが最大のメリットです。
ただ2階建ての建物はかなり見えにくいので、その暗号機は捨てましょう。
メリットの多い永眠町ですが、永眠町になると必ずと言っていいほど現れる「祭司」には要注意です。
せっかく作った壁をワープで通り抜けてしまうので、囲い込むことができません。
直接壁を当てるしかなくなるので、祭司がいるかは必ずチェックしておきましょう。
戦いにくいステージランキング
1.湖景村
湖景村が出た場合にはバルクを使うのは絶対にやめましょう。
圧倒的な広さ・高低差を誇る湖景村は、バルクとの相性が最悪です。
船や小屋、船ゲート前の広いスペースなど、苦手要素が目白押しですので、まず使わない方が良いでしょう。
2.軍需工場
障害物の量は問題ないのですが、開けた場所に暗号機があり逃げられやすいこと・工場内が見えにくいことが大きなリスクです。
もし軍需工場でバルクを使うなら、中央にある開けた場所の暗号機周りにキャンプする他なさそうです。
また、南西部分に広い死角があることも特徴の1つで、南西付近はほとんど見ることができません。
南西エリアを治療に使われてしまうとどうしようもないので、かなり不利になります。
3.月の河公園
マップが圧倒的に広く、ジェットコースターや滑り台などの高低差のある施設が多いので、壁を作りにくいステージです。
ただ、橋の上にサバイバーを拘束して壁で橋自体を囲むなど、工夫次第で救助を防ぎやすくなるので、うまく使うと有利に戦うこともできます。
さいごに
バルクは操作の難しさやユーザーの少なさから、今まで使ってこなかったという方が多いと思います。
写真家や白黒無常のような見栄えの良さや素敵な衣装もありませんし、「おじいちゃん」と思っている方も多いでしょう。
実際にはやりこみがいのある面白いキャラクターですので、ハンターの選択肢としてバルクを入れてみてはいかがでしょうか。
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