初代ジャンプオールスターズ!『ファミコンジャンプ英雄列伝』をレビュー

『ファミコンジャンプ英雄列伝』

今回は、ファミコンで発売された『ファミコンジャンプ英雄列伝』をレビュー!

ちなみに今回の記事をざっくりまとめると!

  1. 登場作品はレジェンド級の16作品
    仲間にするだけでもテンションが上がる
  2. 最終決戦のクセがすごい!
    急に関係ない作品が出てくる!
  3. 本作最大の敵は「パスワード」!?
    正しく入れてもダメなのはそういうこと

この記事は、5分程度で読み終わりますので是非読んでいってください!

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少年ジャンプ初のクロスオーバー作品!『ファミコンジャンプ』

近年、週刊少年ジャンプのキャラクターのクロスオーバー作品がいくつも出ています

その始まりは何だったのか?

それが今回紹介する「ファミコンジャンプ英雄列伝」です!

現在のクロスオーバー作品よりも粗削りな面も多々ありますが、当時のジャンプのダイナミズムを存分に感じることができます

『ファミコンジャンプ』の世界観

ファミコンジャンプのストーリー

本作のストーリーは

週刊少年ジャンプを呼んでいた主人公が、ジャンプワールドに紛れ込んでしまい、ジャンプ世界を支配しようとしているピッコロ大魔王を倒し、元の世界に戻るため、少年ジャンプのヒーローたちを探し出し、協力を得ながら冒険していく

というもの。

全部でステージが5つあり、ゲームの流れとしては…

  • フィールドを散策
  • 仲間を集める(1フィールドにつき2人)
  • ミニゲーム
  • ボス戦(シューティングかミニゲーム)
  • という形で基本的に進みます。

    連載終了後の作品も登場する

    途中でタイムマシンを手に入れることにより、過去の時代のヒーローも仲間にすることができます。

    過去の時代のヒーローは「連載が当時終わっている作品」

    現代のヒーローは「連載中の作品」

    という、細かい芸当も見逃がせません。

    仲間になるキャラクターは16人!レジェンド作品ばかり!

    気になる登場作品はコチラ!

    北斗の拳 ケンシロウ
    ついでにとんちんかん 間抜作
    ドラゴンボール 孫悟空
    シティーハンター 冴羽獠
    Drスランプ 則巻アラレ
    聖闘士星矢 聖矢
    魁!!男塾 剣桃太郎
    男一匹ガキ大将 戸川万吉
    ゴッドサイダー 鬼哭霊気
    ジョジョの奇妙な冒険 ジョセフ・ジョースター
    ドーベルマン刑事 加納錠治
    荒野の少年イサム イサム
    キャプテン翼 大空翼
    アストロ球団 宇野球一
    県立海空高校野球部員山下たろーくん 山下たろー
    キン肉マン キン肉マン

    これを見てわかる通りレジェンドばかり

    本当にジャンプ黄金時代の作品群はすごいと感じました

    簡単に仲間になるキャラもいれば、ミニゲームが必要なキャラもいます。

    幅広いミニゲームを楽しむことができるのも特徴で

    急に野球したりサッカーしたかと思えば、100トンハンマーから逃げ回ったり、塾長の頭にハンコを押したり

    文字で見るとカオスですね

    一番最初に仲間になるケンシロウに至っては
    「ゲーム内の特定の時間に墓地にいる」
    という条件で仲間になります。

    一見よくわからない条件ですが、ヒントはいろいろなところにちりばめられています

    くまなく歩いて情報を集めていきましょう!

    ピッコロ大魔王を倒したぞ!…終わったと思ったのか?


    「ピッコロ大魔王を倒して世界を守った!」

    と思いきや、このゲームはまだ先があります。

    あと10人以上も立ちはだかります。

    最終決戦のクセがすごい!?

    最終決戦に出てくるライバルたちはこちら!

    凄いことが起きているので全員書き出しましょう

    1、大豪院 邪気(だいごういん じゃき)・・・魁!男塾
    2、Dr.マシリト・・・Dr.スランプ
    3、キン肉マンフェニックス・・・キン肉マン
    4、峠 球四郎・・・アストロ球団
    5、ジノ・ヘルナンデス・・・キャプテン翼
    6、ライエル・・・ウイングマン
    7、ラスネール伯爵・・・ゴッドサイダー
    8、ヒゲゴジラ・・・ハレンチ学園
    9、炎のエシディシ・・・ジョジョの奇妙な冒険(第2部)
    10、赤カブト・・・銀牙ー流れ星銀ー
    11、サガ・・・聖闘士星矢
    12、ラオウ・・・北斗の拳
    13、マジュニア・・・ドラゴンボール

    いくつかの作品を強調していますが、これは何かといいますと…

    急に関係ない作品が出てきている

    のであります。

    赤カブトに関しては、もはや人間が出てきません

    RPG形式にしたための違和感

    また、戦闘コマンドに「たたかう」という項目があります

    選択してもまったく意味がないので、選んだら1ターン無駄に過ごすことになります。

    後、逃げられません。

    たぶんRPGの様式を整えるためだけにやったと思われます。

    でも不思議な味わいがあって、定期的にやってしまう魅力があるゲームです(笑)

    『ファミコンジャンプ』最大のトラップ


    このゲーム最大のトラップは…

    「パスワード通り入れてもダメなときがある」

    写真を撮って記録してもダメだったことがあるので、そういうことだと思います。

    しかし!ファミコンクラシックなら、途中セーブもできるので安心です!

    原作を読みたくなる作品

    それらの困難を全てを乗り越えた先のエンディングは感動もひとしおです。

    ゲームが終わった後は、登場した作品を読みたくなります

    「今日の少年ジャンプは、この作品たちが礎になっていたんだ…」と、感慨深くなります。

    ファミコンクラシック、少年ジャンプ50周年記念バージョンでプレイすることもできます!

    ライター紹介

    キャラゲッ!編集部
    最新作からレトロまで、ゲームをご紹介!
    ゲーム大好き集団「キャラゲッ!」編集部が書いた記事になります。

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