【カービィボウル】普通にプレイしていたら絶対に気付かない!?小ネタ・バグ技5選

はじめに

1994年に発売されてから、未だに根強い人気を誇る「カービィボウル」。

今ではNintendo Switchでも遊ぶことが出来るので、一度は遊んだことがあるという方も多いのではないでしょうか。

当時のゲームとしては良く作り込まれたと思われがちですが、実はこのゲーム、変なバグ小ネタが多くあります。

本記事ではその中でも面白いものを5つ紹介します。

約6分で読み終わる記事なので、どうぞご覧ください。

その① コピールーレットの順番

カービィボウル」には、対戦モードにのみ登場するテキに「チェンジャー」がいます。

この「チェンジャー」、倒すとコピー能力をランダムで一つ手に入れられる面白いテキなのですが、実はこのルーレットは規則性があります

その規則とは、

  • 一定時間が経過すると自動的に止まる
  • コピー能力の抽選順は決まっている
  • 自動的に止まる時、今持っているコピー能力の次の抽選順の能力が手に入る

この3つです。

これから順番に紹介していきます。

一定時間が経過すると自動的に止まる

チェンジャー」を倒したら、すぐにコピー能力のルーレットが始まります。

その状態で約3.5秒経過すると、このように自動的にルーレットが止まって能力を獲得できます。

これだけだとあまり意味のない小ネタですが、次に紹介する仕様と合わせるととんでもない技になってしまいます。

コピー能力の抽選順は決まっている

デモ画面

次に紹介するのはこちらのスクリーンショット。

カービィボウル」のデモプレイ画面なのですが、全20種のうち下半分の10個がコピー能力の説明です。

そしてこの並び順は、そのまま「チェンジャー」によるコピールーレットの抽選順とそっくりそのまま同じ!!

しかしまだ悪い事は出来そうにありませんが……?

自動的に止まる時、今持っているコピー能力の次の抽選順の能力が手に入る

一見して分かりづらい紹介かもしれません。

要するにこれは、今ストーンを持っていたとすると、放置すればパラソルのコピー能力が手に入ることを表しています。

つまり、この順番さえ覚えておけばチェンジャーから好きなコピー能力を手に入れられてしまいます!

つ、強すぎる……。

コピー能力の中には「UFO」という、コース内を自由自在に動き回るとんでもない能力も存在しています。

ゴルフゲームなのにコースを縦横無尽に駆け回る様はまさにピンクの悪魔。

お友達と対戦する際は、この技を禁止するかどうかでちゃんと話し合ってくださいね!

ちなみに

鍛え上げられたプレイヤーはこの技を使用せずとも、目押しでUFOを取ることが出来ます。

みんなもやってみてね!

その② トルネードの高速化バグ

トルネード」というコピー能力があります。トルネイドではなく、トルネードです。

発動したらカービィちゃんが竜巻になって、ある程度自由に進むことが出来る能力です。

この能力には特殊な仕様がありまして、壁にぶつかると一瞬だけ速度が4倍になります。

しかし速度が上がるのは一瞬だけなので、普通なら約0.06秒ほど経つと元の速度に戻ります。

ではこの一瞬の加速の間にトルネード状態を解除してみると……?

うわああああカービィちゃんが吹っ飛んでいった!!!

これがトルネードの高速化バグです。簡単ながら見た目が派手で面白いバグです。

深い話

超具体的なこの現象のメカニズムを説明します。

トルネード状態で壁や障害物にぶつかると、ぶつかって進む方向への速度4倍になります。

そしてぶつかってから4フレーム後に、進んだ方向と逆方向同じ速度が加えられます。

これを数学的に解釈すると、ベクトルの合成と同じことが行われている訳ですね。

しかしこの速度が加わる前に何らかの手段でトルネード状態を解除すると、速度が加えられる処理がキャンセルされてしまいます。

解除手段コピー能力の発動、ダメージを受けるなどがあります。

皆さんも是非やってみてくださいね!

  • トルネードで壁に当たると物凄い加速する。
  • 加速はすぐに元に戻ってしまう。
  • 解除できるとめっちゃ速い!

その③ 水切りバグ

前二つを理解するのに皆さんちょっと疲れてきたのではないでしょうか?

ということで、ちょっと箸休め軽めのバグをご紹介します。

まず仕込みとして、デモ画面水切りショットの説明を見ます。

そして水の上にカービィちゃんが移動したところでBボタンで退出。これで仕込み終了です。

この状態で水場に侵入すると……?

はい、不自然な跳ね方をしました。

これを水切り量保存の法則と呼ぶので、皆さん覚えてくださいね。

ちなみに、最初の仕込みはデモ画面じゃなくても、水場ならどこでも可能です。

その④ 崖上りバグ

通称スキマ打法と呼ばれるバグを紹介します。

このバグは説明するのが少し難しいのですが、簡単に言うと崖の高さを完全に無視してしまうというバグです。

発動条件が非常に限定的で、人間の力で再現しようとするとある1つのコースでしか殆ど再現出来ません。

それがここ、対戦モードのゴルドーコース エクストラ コース1です。

この1つめのコースでまず所定の位置に止まります。

そしてここから角度を調整して、ガイド方向がおかしくなっているのを確認しましょう。

この状態になったら、パワーがピンク色になる最大でショット!すると、

 

登ったああああああ!!!!

これがスキマ打法崖上りバグです。

コツさえ掴んでしまえば何度も再現出来るので、是非一度挑戦してみてください!

ちなみにこのコースでこの崖上りバグをやる意味は殆どありません!!

その⑤ ニードル床抜けバグ

最後に紹介するのはとっておき、ニードルを利用した床抜けバグです。

これまで色々なものを紹介してきましたが、このバグは見た目がとても印象的で面白いものになっています。

では早速、こちらの動画をご覧ください。

お分かりいただけただろうか。

一目見て分かっていただけたでしょうか。

坂に停止したはずのカービィちゃんが、一瞬のうちに床を抜けて落下していきましたね。

一体これはどういうことが起こっているのか、詳しく説明しましょう。

一体何が起こったのか

場面を一つずつ整理して見ていきましょう。

まず、これが普通にニードルで静止した状態です。なんの変哲もありませんね。

しかし、この静止位置を、

この様に坂の境目ピッタリに合わせると……

カービィちゃんが明らかにめり込んで

落下してしまいました。

挙動は理解していただけたかと思いますが、この現象、実は理論が解明されていません。

坂の境目には様々なバグがあり、カービィちゃんを宙に浮かせることも可能なのですが、どういった原理でそうなるのかわからないのです。

様々な仮説は立っているのですが、一貫して言える事はこのゲームの坂は色々とおかしいということのみ。

私もこのゲームを研究してはや1年半になるのですが、全く全貌は見えてきません。

今後もカービィボウル活動を行って、この謎を解明したいところです。

ちなみに、このバグは全く実用性がありません。

さいごに

発売から25年以上経った今でも盛んに研究が行われているカービィボウル

まだまだ未解明のバグが残されてはいるものの、本記事で多くの技を紹介出来ました。

この中にはもちろんお手元のゲーム機で試すことが出来るものもあります。

カービィボウルは現在でもNintendo Switchのオンライン加入特典として遊ぶことができます。

是非この記事の内容を真似して遊んでみてください。

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