コスパ抜群なスマホゲーム
買い切り型のコンシューマーゲームと違い、スマホゲームはガチャありきの課金制がほとんどですが、どれぐらい課金すれば円滑にゲームを進められるのかはゲームごとに違います。
LimbusCompany はスマホゲームですが、容量の多ささえクリアしてしまえばとてもコストパフォーマンスに優れるスマホゲームなんです。
この記事では LimbusCompany の良さを紹介してゲームプレイのススメを促しています。
どこが、どのように良いのか?
読んでくだされば分かると思います。
- お金をかけなくても楽しめる!
- 世界をよく知らなくてもよい
- 戦闘が奥深い
この記事は3分で読めますので、よろしければ最後までご覧ください。
金銭面では敷居の低いゲーム
はじめに言っておきましょう。
このゲームは容量が大きいです。
どれくらい大きいかというと、現時点で12G 近くとられます。
ただし、この問題さえクリアしてしまえば他の悪い点も後で挙げるのですが、それを補ってあり余るぐらいのゲーム体験が待っています。
信じてください、管理人様。
その最大の要因の一つが、コストパフォーマンスの良さです。
ガチャはさほど重要ではない
LimbusCompany は基本プレイ無料で、ガチャ要素があります。
戦ってくれる各囚人キャラクターの人格(職業みたいなものと考えて良い)やE.G.O(リスクのある必殺人格と考えて良い)とよばれる特別な装備を引けるのですが、言ってしまうと、さほど重要ではないです!
お気に入りのキャラを決めて、そのキャラの気に入った星2か星3人格を引けばリセマラは止めてオッケーです。
(リセマラのやり方は、ゲストアカウントでガチャをし、気に入らなかったらアカウント削除で「Limbus Company」と入力し削除して気に入るまで続ける)
それだけでゲームを始められます。
お金をかけても安い
課金するにしても、Limbus Company はお財布に優しいゲームです。
数ヶ月に1回更新されるリンバスパスを約1500円購入するだけで、新しい人格などを手に入れる際にガチャを引く必要がなくなる場合が多いからです。
大体のものが揃ってしまうのです。
他のスマホゲームが数千〜1万円ほどかかることを思えば、雲泥の差です。
日々のミッション報酬
ゲームが進めば、日々のミッションを2週間程度こなすだけで新規人格1つ分の「自我の破片」がたまります。
新規に実装された人格は「自我の破片」で交換可能です。
これにより、プレイヤーは無課金でも新しい人格を手に入れることができます。
重厚な世界観
『FACE THE SIN,SAVE THE E.G.O』
このゲームのコンセプトを一言で集約しているフレーズです。
プレイヤーが罪悪と向き合いながら、E.G.O と呼ばれるキャラクターたちを救う旅をすることを意味しています。
E.G.O(Extermination of Geometrical Organ)は、個人の心から発現する特別な装備で、非常に強力な武器や防具の形をとります。
囚人(プレイヤーの代わりに戦ってくれるキャラクター)たちは、戦闘中に E.G.O 技能を使用し、リソースを消費して技能を発動させます。
E.G.O がキャラクターたちを強化し、戦闘を有利に進めるための重要な要素となっているのです。
込められた背景
Limbus Company は、サイバーパンクやスチームパンク、ディストピアを思わせる世界観です。
このゲームでは、「翼」と呼ばれる26の企業が管理する「都市」を舞台にしており、格差社会が色濃く描かれています。
都市内では裕福な人々と生死の境界線上にいる人々が共存しており、各企業は「特異点」と呼ばれる技術を利用して独自の製品や装置を作り出し、自社の管理区「巣」を統治しています。
ゲームの中心となるのは「ダンテ」という管理人と12名の「囚人」たちです。
囚人とは「リンバスカンパニー」に勤める従業員ととらえてください。
プレイヤーはダンテとして、囚人たちをまとめ上げ、彼らの過去と罪に向き合いながら「黄金の枝(技術の精髄)」を求める旅を進めていきます。
この旅の中で、プレイヤーは囚人たちの背景やキャラクター同士の関係性を深く知ることになります。
過去作とつながりはあるが知らなくても楽しめる
project Moon は過去に「Robotomy Corporation」「Library of Ruina」と、関連作を出しています。
世界観が共有されており、登場するキャラクターや要素が Limbus Company にも登場します。
確かにゲームを進めていると、ただでさえ世界が作りこまれているのに、初見ではわからない部分も出てきて理解するのに苦労するかもしれません。
それでもゲームプレイには支障はなく、前作要素もたくさんではなく説明もされていたりするので続けていく分には問題ありません。
魅力的なキャラクターたち
12名の囚人は一癖も二癖もあるキャラクターばかり。
そのうちの1人、ロージャについて述べましょう。
ロージャは食べ物、特にお肉とお金が大好きな明るい性格で、お茶目、自信家で面倒見の良いお姉さんタイプのキャラクターです。
元ネタはフョードル・ドストエフスキーの小説『罪と罰』がモチーフとなっています。
他の囚人をフォローする場面も見られ、Limbus Company ではまともな人物として描かれています。
関連グッズも展開されており、人気が高さが伺えます。
ゲーム的に見ても火力が高く、選んだ人格によってはタンク役としても十分に役目を果たせます。
ゲームとしても面白い
韓国のゲーム会社のゲームであるため、ボイスは韓国語です。
ただし、アドベンチャーパートは喋るわけではなく、日本語のテキストで進行するため、ボイスの出番は硝子窓(ホーム画面)での決めゼリフと戦闘時の掛け声くらいです。
ボイス以外はほんの一部を除いて完全に日本語化されているため、ゲームするのに支障はありません。
独特の用語が頻出しますが、ダンジョン以外はバスで一本道ですし、戦闘も手動で最適化戦闘してくれるのでさほどトリッキーさはありません。
序盤となる1章さえクリアしてしまえば、レベルアップさせてくれるチケットを入手できる「採光」や、人格を強化できる「紐」等が解放されるので一気にやれることが増え、面白くなっていきます。
特徴のある戦闘システム
戦闘は多数VS多数で行われるターン製で、一度に複数の戦闘が処理される様は見ものです。
章が進んでいくと、囚人と能力の組み合わせによる有利・不利と敵との相性を考えていかないとなかなか先に進めなくなるので、戦略的の高い戦闘のゲーム展開を楽しめます。
それでいて操作は画面下のスキルアイコンをつなげて選択するだけという簡単さで、忙しさや煩わしさはほとんどありません。
ボス戦は悩ましい選択を迫られる場面もあり、単調さを払しょくしています。
さいごに
大きな容量、掴みにくい世界観と韓国語ボイスという懸念要素はあります。
けれど、一つ一つを見ていけばそれほど気にならなくゲームに入り込めます。
スマホゲームに求められているものは、魅力的なキャラクター、先の気になるストーリー、自由度の高いゲームプレイ、手軽さと疲れにくさ、できれば安く済ませたいガチャ要素と言われています。
Limbus Company はこれらをかなり高い水準で満たしているゲームといえます。
あなたも新たな管理人として、第一歩を踏み出してみませんか?
ライター紹介
- 本とゲームが大好きです!
ゲームはアナログ、TRPG、ボードゲームも好物。デジタルは特にアドベンチャーとRPG。
他にもイラスト、音楽、映画、アニメ、マンガと、言ってしまえばカルチャーに浸かっているようなものです。どれもこれもがいいんです。
無類の珈琲党。