一時保存版!『雀傑』までにすべきこと!
雀魂の通常の対局ができる、「段位戦」では無料で対局できる『銅の間』が初心者向けという位置付けといえます。
次の『銀の間』からゲーム内通貨である「コイン」のやり取りが発生し、ここからが本番という意識となってきます。
『雀傑』まで、とタイトルで記載しているのは、『雀傑』から『銀の間』以上での対局となるからです。
麻雀を雀魂で覚えていこうという方は『銅の間』で練習的にできる内に、本格的な対局に備えて、身につけるべき知識をおさえておきましょう!
今回記載の情報は、あくまで初心者時に身につけること、であり、それに対応した打ち方の紹介なので、『完全』ではなく『一時』保存版です。
- 時間切れをおこさないために1・基本情報と操作設定
- 時間切れをおこさないために2・まずは自分があがることのみ考える
- 時間切れをおこさないために3・鳴き方
この記事は大体 10 分で読み終わりますので、さいごまで読んでいってくださいね!
基本情報と操作設定
長考時間について
段位戦では、都度の 5 秒 + 1 局共通の 20 秒が長考時間として与えられます。
リアルの麻雀から考えると少し短い印象ですが、慣れてくれば、共通の 20 秒は終盤に少し使う程度となります。
もし、時間切れとなってしまうと、強制ツモ切りしてしまったり、鳴こうとしても自動で進んでしまったり、と、マイナスしかありません。
基本的に損しかないので、『銅の間』で対局できる内に、時間切れが発生してしまうようであれば、早く考えて、操作するコツを覚えておきましょう!
操作のコツ・打牌タイプについて
操作に慣れていないうちは、思考ではなく、ブラウザ・アプリ上の操作で時間がかかってしまうかもしれません。
これに関しては本当に慣れの問題ですので、数をこなせば解消していくかと思われます。
ただ、設定で少し切るまでの時間を短く、切り忘れを無いようにすることはできます。
打牌タイプ設定のおすすめ
・時間切れをよく起こしてしまう場合は『ワンクリック』。
・慣れてきたら『ダブルタップ』も試す。
・『ダブルタップ打牌&ツモ切り』は外す。
設定の方法から一つ一つ説明していきます。
まず、トップ画面の右上の歯車のアイコン(赤枠のアイコン)をクリックします。
すると、設定画面が開くので、打牌タイプ(緑枠のタブ)をクリックして、打牌タイプ設定の画面を開きます。
その中の、対局の下、打牌(黄枠の箇所)の部分で捨て牌する時のタイプを選択できます。
『ワンクリック』は、カーソルを当てると選択されて、一回クリックでその牌を捨てます。
『ダブルタップ』(ダブルクリック)は、捨てたい牌をクリックすると選択され、もう一回その牌をクリックするとその牌を捨てます。
その下の、『ダブルタップ打牌&ツモ切り』は、自分の打牌時に、牌以外の画面のどこでもダブルタップ(ダブルクリック)すると、ツモ切りとなります。
選択できるどちらかは、一長一短で、どちらが良い、というのは無いと思っています。
一応、対局中もこれらの設定を変えられるのですが、急いで変えると混乱するかもしれませんので、変更する時は対局前に設定するようにしましょう。
ワンクリックのメリット・デメリット
メリット:切り忘れがほとんどなくなり、打牌までの時間はほんの少しですが短くなります。
デメリット:うっかりクリックなどでの切り間違いが起きる可能性があります。
ダブルタップ(ダブルクリック)のメリット・デメリット
メリット:手が震えたりなどで、ダブルクリックをうっかりする、などが無い限り、切り間違いは起こりづらいです。
デメリット:クリックで捨て牌をしたつもりが、選択止まりとなって切り忘れが発生します。
★youtubeなどでプロの方の操作を見てみると、こちらのダブルタップにしている方が多いようです。
ワンクリックとダブルタップどっちがいいの?
どちらもやってみて合う方がベストかと思いますが、時間切れをしてしまう内は『ワンクリック』がおすすめです。
慣れてきて、時間切れがほとんどなくなってからは、『ダブルタップ』も試してみましょう。
具体的には、5秒の秒読み段階になっても思考時間的には十分で、打牌に問題無い、というレベルになったら、検討、ということで。
ちなみに、私は最初から一貫して『ワンクリック』にしていますが、いまだにうっかりクリックで切り間違いをすることがあります。。。
ダブルタップ打牌&ツモ切りは?
これは、恐らく外した方が良いです。
打牌時に切りたい牌を選択しているつもりでも、少しずれて何もないところを『ダブルタップ』(ダブルクリック)してしまい、必要だったツモ牌を間違えて切ってしまうことがあるためです。
慣れてる方の動画を見ると、これを ON にしている操作している方も結構いるので、ありなのかもしれませんが、操作になれるまでは外しておきましょう。
まずは自分があがることのみ考える
上図は対局時に見るべきところを黒の濃淡で表してみました。
重要なのは、自分の手牌と捨て牌最優先というところです。
少しだけ親を意識して、他、自分に関連する牌の残り牌の判断のために他の方の捨て牌もわずかに意識。
なぜそれだけでよいのか、というところを解説していきます。
効率を常に考える
単純ですが、一番大きいこととして、麻雀で一番楽しいのは上がった時、特に高い手を。
その楽しくなるために重要なのは、効率を、上がりへの道を考えること。
そして、ここが重要なのですが、考えるのはいつか、というと、思考に時間がかかる内は、主に『他の方の手番の時に考える!』です。
例えば、上の図の手牌の場合、今、→(下家)の方の手番なのですが、この時に、自分の手番が来るまでに以下を考えます。
・北、八索が出たらポンするかどうか(念のため一索がでたらカンするかも)
・索子をチーするか、するとしたらどの形か
・索子の何かをツモってきたら、何を切るか
・自分にとっての有効牌がどれだけ切られているかどうか
・他、ドラをツモって来たら、北、中をツモって来たらどうするか
などなど、全部と言わないまでも、何を鳴くか、どこら辺が必要な牌なのか、などを考えておきます。
★鳴き(ポン・チー)については下の方でも取り上げています。
これらを考えるようにすることで、自分の手番の時に時間を消費することがほぼ無くなってきます。
自分のことだけ考えていいのか?他の方の捨て牌がツモ切りなのか、とか見ておかなくて良いのか?などあると思いますが、『銅の間』でやっている内は、見ないでよいです!
自分の効率だけ、自分が上がる道だけをみて、上がりやすくなる方法を考え、学んでいきましょう!
本当に自分の効率だけでよいの?なぜ?
一姫はチュートリアルで『みんなの捨て牌をもとにして~』、的なことを言っていますが、猫(?)の言うことなので、ひとまずはスルーしましょう。
何度も書きますが、『銅の間』の内は、とにかく自分のことを中心に考えてよいです!
なぜかというと、大テーマとしての時間切れを起こさないため、です。
例外はあとで記載するとして、具体的には以下。
・多くのことを慣れていない内から考えると、時間を使ってしまう
・他の方もまだまだ初心者の方が多い対局となるため、そもそも捨て牌から予想することが難しい
慣れてない内から、他の方の鳴き、捨て牌、リーチなどに対して予想・対応していくと、結構時間を使ってしまいます。
その結果、切る気の無かった、自分にとっての有効牌を時間切れでツモ切りしてしまい、ロンされる、となるのは本末転倒というもの。
ロンされるにせよ、自分で選択した牌であれば、その後の反省もでき、後に活きてくることもあります。
例外的に他の方の動向を見るケース
これは、周りの方に迷惑をかけるケースです。
一つ目として、例えば、→(下家)の方が同じ色を 1 、 2 回くらい鳴いて、明らかに染め手をしているように見える場合。
特に捨て牌を気にせずその色(萬子・筒子・索子のどれか)を切っていくと、→(下家)の方がどんどん鳴けて一人だけ手の進みが早くなり、自分も含め、他の方が大きく不利になります。
この場合は、効率は考えながら、対象の色はできるだけ自分でも使えるように進めていきましょう!
次に、特定の役が色濃く見える鳴きが入っている場合です。
一番わかりやすいのは、白・發・中をそれぞれ3枚そろえる『大三元』の内、 2 種類を鳴いた方がいる場合。
中・終盤に残り一つを切ることは、切らないことで自分のあがりができなくなる場合であっても、 3 枚見えていない状態では避けた方が賢明です。
序盤は、状況次第、とされています。
白・發・中の内の全てが 2 枚以上手牌にあった確率と、 2 種類だけが 2 枚以上あった確率を比較し、 2 種類だけがある確率の方が結構高い。
それならば、最後の 1 種類が 2 枚になる前に捨ててしまった方がよい、と、最近言われているとか。
そもそもそれでロンされることもありますし、ポンされ『大三元』が確定すると、その後ロンされるわけにはいかなくなりますし、最後に鳴かせた場合は他の方へのロン(横移動)でも点を払うことになります。(責任払い)
このように、明らかに大きい役が確定しているように見える場合は、自分のあがりは放棄しても、動向を確認していきましょう!
ただ、自分も同じくらい大きい役の場合や、多面待ちなどでかなり先に上がれそうで、テンパイしている場合などは、自分の効率重視でも良いかと思います。
効率はどうやって覚える?
はい、youtubeですね!
『牌効率 初心者』とかで検索すると、プロの動画であったり、もしくは多分うまい方があげている動画がたくさんあるので、それを見て覚えるのが早いです。
動画数としては、捨て牌からの危険牌読みとかも多いのですが、それはある程度打てる人同士の対局で使える内容なので、初心者も多い『銅の間』では知識が当てはまらないことが多いので、牌効率についての動画のみを見ていってください。
自分の打った一局一局を見ながら、とことん考えていく!という方法もあるのですが、それをしてきている方が結論を動画で上げているので、自分の力だけで頑張ろう!とこだわりが無ければ是非、動画を。
とても参考になる動画があれば、随時紹介していきます。
鳴き方
実はツモ時より時間を使うことが多いこともある、鳴ける牌が出た場合の選択。
両面からはチーしない、→(下家)が親の場合はそこから出た初牌をポンしない、などなど、よく言われる鳴き方、というのがあります。
ただ、初心者の内、特に鳴いてみて、 4 面子 1 雀頭できても、役無しで上がれない時がある、という内はピンと来ないかと思われます。
そういう方のために、役がわからなくてもこれだけ鳴いておけば良い、という牌の種類を上げていきます。
場風(ほぼ東か南)、自風(自分の正面にあるもの)、三元牌(白・發・中)から鳴く
まずは、これだけ鳴いておけば確実に上がれる牌です。
役がよくわからない内は、これらからだけ、鳴き始めましょう。
場風:上の画像の赤枠(東 3 局の部分)の『東』が場風です。
これは全員に有効な牌となります。
ですので、自分で 2 枚持っていて鳴きたい場合でも、他の方も2枚持っていて、いわゆる持ち持ちという状態になり、鳴くことのできない状態に良くなります。
自風:上の画像の黄枠の『南』が自風です。
これは一人一人別の方角が割り当てられる牌です。
そのため、場風と後述する三元牌より切られる確率が高く、鳴きやすいです。
三元牌:白・發・中の三種類の牌です。
これらもそれぞれ鳴くだけで上がれます。
また、白・發・中一枚ずつ持っても面子にならないので注意してください。
同じ色のみとなることが確定している場合は鳴く
萬子・筒子・索子いずれかと字牌のみで手が作れることが確定している場合。(作りたい場合も)
これも、役が確定しているので鳴いていきましょう。
ただ、その場合、どこが面子として使えるかがわかりづらくなるケースがあるので、他の方の手番時などに、どの牌をどのように鳴くかは考えておきましょう。
牌が混み合って、どのように鳴けばよいか分かりづらい時は、かなり時間を消費してしまいますので、注意が必要です。
次に鳴く牌は?
間違いなく手が進む場合は、全て鳴いてしまいましょう。
例えば上図(少し上の画像と同一のものです)の手牌で迷わず鳴いても良い牌は、下記です。
『東のポン』、『 1 ・ 4 ピンのチー』、『 1 ・ 2 ・ 3 ・ 4 ・ 5 萬のチー』
では『 3 萬のポン』と『 3 ピンのポン』はどうでしょうか?
これは、両方ともしたくないです。
『 3 萬のポン』: 2 ・ 3 ・ 4 萬の順子の面子ができているのところが壊れて、かわりに 3 萬の鳴き刻子ができるだけで、手が進まないため。
『 3 ピンのポン』:上図の状態からだとポンするとドラの 2 ピンを切ることになってしまうため。
ただ、『3ピンのポン』は手が進むので、まず上がりたい、などの場合は鳴いても良いかもしれません。
『 3 萬のポン』も完成した面子を確定して、手出しできなくできるので、手牌をわかりやすくする、という意味では絶対ダメ、というわけではありません。
待ち牌読みとかする段階ではないので、鳴いて切れる牌の種類が少なくなるとしても、まだそれほどデメリットが大きくないので、それらでも迷ったときは鳴いてもよいレベルです。
では鳴いてはいけない牌は?
まず一つは役が確定しなさそうな状態での鳴きです。
それは、上で書いた、鳴けば確実に上がれる牌から鳴くことで回避できるので、ここでは割愛します。
次に、手が進まないどころか、手が後退する鳴きです。
分かりやすい牌譜が出てきたら画像も紹介します。
例えば、文字で説明すると『 1 ・ 2 ・ 3 ・ 3 ・ 4 ・ 5 』と持っていて『 1 ・ 2 ・ 3 』と『 3 ・ 4 ・ 5 』 2 面子あるのに、 3 でポンする、という鳴きです。
2 面子から 1 面子になってしまうので後退しますし、残った『 1 ・ 2 – 4 ・ 5 』は自分で 3 を 3 枚使っている(ポンしている)ため、かなり厳しい待ちとなります。
結局、『 1 ・ 2 』を切り、『 4 ・ 5 』が残り、良くても 2 面子しかできない、ということになる可能性が高いので、この鳴きはやめましょう。
すごい上手な方が、そんなポンを普通はしないだろう、という周りの方の思考を読んで、敢えて行い、残り1枚の3を引き出してロン、ということがあるのかもしれませんが。。。いや流石に無いかな?というレベルです。
鳴きまとめ
・役を確定させるために鳴く。
・手が進む牌を鳴く。
この 2 点ですね。
役の後付け、形式テンパイとり、ハイテイずらし、など他にも鳴きについていろいろ考えることはあるのですが、少なくとも『銅の間』で打っている内は、覚える必要が無いです。
習熟していない状態で、そこらへんを考えると時間がいくらあっても足りないですので。
タンヤオを取り上げていないのは、一鳴きで確定しない上、最終的な待ちが両面の内の片方のみ、となることもあるので、取り上げませんでした。
さいごに
上図のチュートリアルでも、この記事で書いたようなことを説明しているので、合わせて見てみてください。
今回『銅の間』で打つ時、と書かせて頂きましたが、そこで打つ方はかなり幅があります。
麻雀の経験が豊富で、たまたま雀魂を始めたばかりの方もいれば、キャラクターや声優目当てではじめて、麻雀未経験の方などと。
ですので、他の方にすごくうまく打たれて負けたとしても、あまり気にせず、まずは自分があがること、そして、1位をとることを目標に頑張ってみてください。
『雀傑』になった後、『雀豪』になるために、という記事も書いておりますので、こちらも見て頂けると嬉しいです!
ライター紹介
- 時間があるときは(PCで)ゲームしながら、(スマホで)ゲームしている、というマルチタスクおじさん。
サプリ情報取得や筋トレ、ストレッチなどを欠かさない健康オタクおじさんでもある。
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