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「Oxygen Not Included」MOD導入のススメ
コロニーシミュレーション「Oxygen Not Included」には、1,800種類以上のMODが存在します。
導入必須の日本語化MODや便利系、設備追加などかゆいところに手が届くMODがたくさんあって選ぶのが大変です!
当記事では、筆者が厳選したおすすめMODをいくつかご紹介していきますので、自分に合ったMODを探す参考にしてみてください。
- MODが公式サポートされているので導入簡単!
- MOD導入はあくまで自己責任
- おすすめMODを厳選してご紹介
この記事は5分で読み終わりますので、最後まで読んでいって下さいね!
MOD:基本と注意点
そもそも「MODって何?何もわからずに導入するのは怖い!」という方のために、MODがどのようなものなのか簡単に解説しておきます。
MODとは?
MOD(modification の略)とは、ゲーム本来のシステムに変更を加える「改造データ」のことを指します。
MODには、ちょっとした便利機能を追加するものから、システム面をガラッと変更するものまで様々なものが存在しています。
ゲームによっては導入自体が違法行為になる場合もありますので、しっかりと理解したうえで導入するようにしましょう。
例えば、オンラインゲームだと「MOD=チート扱い」でアカウント削除されたりするので、導入するのは控えた方がよいでしょう。
「Oxygen Not Included」は、オフラインゲーム且つ、Steam上で公式にMODがサポートされています。
なので、安心してMODを利用することができますよ!
MOD導入のメリット
「Oxygen Not Included」でMODを導入するメリットは以下の通りです。
- 日本語でゲームが遊べるようになる
- 便利機能を追加できる!
- 公式サポート済みなので、導入&削除がお手軽
まず標準で日本語サポートしていないので、日本語でプレイしたい人は「MOD導入必須」ですね。
また、「Oxygen Not Included」は、ゲーム内で覚えること(気を付けること)が山ほどあるため、ちょっとした油断でゲームオーバーになる高難易度ゲームです。
MODを導入すると劇的に簡単になるということはありませんが、何度もプレイしていると感じる「ちょっと面倒」な要素が緩和されて遊びやすくなります。
「ここが手間なんだよなぁ…」「少しでも楽してコロニーを維持したい!」という悩みを解決するのにピッタリなMODが多数存在するので、色々試してみると遊びの幅が広がりますよ。
MOD導入時の注意点
- 入れすぎるとゲームが起動しない可能性がある
- ゲーム自体が重くなることがある
- ゲームが簡単になりすぎる場合も
MODの導入はあくまで自己責任である点は理解しておきましょう!
例えば、ゲーム本体のアップデートでMODが動かなくなったり、挙動がおかしくなることがありますので、そんな時は自分で調べて対処しなければなりません。
とはいえ、「Oxygen Not Included」の場合、ゲームデータを手動で変更する必要が無いので、トラブルは少ないと思います。
基本的にゲーム内部でチェックがしっかり行われるので、ダメな時は自動で無効化してくれることがほとんどです。
MOD導入してヌルゲー化しない?
残念ながら「Oxygen Not Included」は、ちょっと機能が追加されたくらいでは簡単になりません。
あくまで何度もプレイしていると感じる「ちょっと不便な点」や「こういう機能があると助かる」といったものが追加される程度です。
安定した拠点を作るためには、システムや施設の使い方をしっかり理解するのが絶対なので、MODを導入したくらいではゲームの難易度は失われません。
MODの導入方法
「Oxygen Not Included」は、公式ワークショップ経由でMODを導入できます。
直接ゲームデータの変更をする必要がないので、あまりパソコンに詳しくない人でも手順をおさえておけば安心して利用可能です。
MODの取得:公式ワークショップから
「Oxygen Not Included」のMOD導入方法はいたって簡単です。
まずSteamを起動したら『ライブラリ』を開き、「Oxygen Not Included」を選択しましょう。
続いて『プレイ』ボタン下のメニューより『ワークショップ』を選択すると公式ワークショップに移動できます。
このページで様々なMODを探してゲームに導入することが出来ます。
気になるMODを選んだら、ページ内の『サブスクライブ』ボタンを押せばゲームで使えるようになりますよ。
MODを有効化するには?
公式ワークショップでサブスクライブしたMODは、ゲーム起動後のメイン画面で有効化できます。
メイン画面で『MOD』を選択すると、導入済みのMODが一覧表示されますので、こちらにチェックを入れればOKです。
逆に無効化したい場合は、チェックを外してください。
MODの削除方法
MOD導入後に「やっぱり削除したい…」となった時の削除も簡単にできます。
自分で追加したMODは、公式ワークショップ上で『購読中』と表示されるので、こちらをクリックして『サブスクライブ』に戻せばゲーム上から削除できます。
MODの基本と導入方法を理解していただけましたか?
続いて筆者が実際に使っているMODやおすすめをご紹介していきます。
ド定番!日本語化MOD
「Oxygen Not Included」は公式には日本語対応されていません。
こちらの「Japanese Langueage Pack」を導入することで言語を日本語に変更できるようになります。
ほぼ必須級のMODと言っても過言ではありません!
アップデート直後など翻訳が間に合わない箇所は英語表示される場合がありますが、更新も早いので安心して利用できます。
https://steamcommunity.com/sharedfiles/filedetails/?id=928606476
日本語化MODの適用方法
メイン画面で『TRANSLATIONS』を選択すると、言語の一覧がアイコン表示されます。
この中に「日本語」が追加されていると思いますので、そちらを選択しましょう!
ゲームの再起動後に日本語に変わっていれば成功です。
UI系MOD
UI(ユーザインターフェース)に機能追加・変更を行うMODのおすすめをまとめました。
Show Building Ranges
脱臭機、テラリウム、観測望遠鏡、宇宙スキャナーなどの施設の有効範囲が可視化されるMODです。
有効範囲が分かると施設配置時の範囲被りを無くすことができるのであると非常に便利ですね。
https://steamcommunity.com/sharedfiles/filedetails/?id=1960996649
Better Automation Overlay
自動化系施設の設置値を表示してくれるMODです。
例えば、気圧センサーやBUFFERゲートの設定値をいちいち施設をクリックして開かなくても見れるようになります。
この辺りの設定を見直す時、ひとつひとつクリックして確認する必要がなくなるので、かなり楽になりますよ。
https://steamcommunity.com/sharedfiles/filedetails/?id=1878896484
Bigger Building Menu
施設が増えてくると施設メニューが縦に伸びてしまい、スクロールしないと見れなくなり地味に面倒だったりします。
このMODを導入すると、施設メニューの高さを5列から8列にしてくれるのでスクロールが少なて済みます。
ちょっとした時短ですが、入れてみると思った以上に便利です。
https://steamcommunity.com/sharedfiles/filedetails/?id=1703611962
施設追加系MOD
続いて新しい施設を追加するMODです。
元々無い機能を提供するものが多いので、人によっては、ややチートに思えるかもしれませんね。
計画的にご利用ください!
Fast Insulated Self Sealing AirLock
「Oxygen Not Included」を長くプレイしていると部屋ごとの気体が混ざってしまい苦労することって多いですよね。
このMODを導入するとエアロック機能を持つドアを施設に追加することができるようになります。
このドアは開けても気体の移動が行われないので、手軽に「真空部屋」や「水素部屋」が作れてしまいます。
なお、気体がドアを越えて移動するのは元々の仕様なので、少しチート寄りのMODかもしれません。
気体を分けるのに時間を取られて、どうしてもイライラしてしまう時は検討してみてください。
https://steamcommunity.com/sharedfiles/filedetails/?id=3231839363
Airlock Door
こちらはもう少し現実的なデザインのエアロックドアが作れるMODです。
性能的には「Fast Insulated Self Sealing AirLock」と変わりませんが、サイズも大きめ且つ、作成素材に精錬金属を使うようになります。
ある程度コロニーが発展しないと使えないので、ゲームバランス重視の人におすすめです。
https://steamcommunity.com/sharedfiles/filedetails/?id=2094698134
Buildable Batural Tile
自然タイルは一度採掘すると再配置できませんが、このMODを導入すると自然タイルを配置できるようになります。
例えば、ピップの飼育でどうしても自然タイルが欲しい場合にあると便利ですね。
https://steamcommunity.com/sharedfiles/filedetails/?id=1840755803
Tiny Door
各種ドア系の施設に1タイルサイズを追加するMODです。
例えば、はしごの途中に横向きのドア(2タイルサイズ)を設置したいけど、1タイル空いてしまうのが気になる!
そんな時に使うとすっきりと揃えて配置することができます。
https://steamcommunity.com/sharedfiles/filedetails/?id=2051059692
Conveyor Tile
新しい施設「コンベアタイル」を追加するMODです。
コンベアタイル上にあるアイテムは指定方向に自動的に流れるので、卵の収集や宇宙でのがれき回収に一役かってくれます。
なお、コンベアの速度や流す対象(複製人間など)の変更も可能です。
設置するにはテクノロジー研究や精錬金属が必要だったするので、ゲームバランスがそこまで悪くなりないのも良いですね!
https://steamcommunity.com/sharedfiles/filedetails/?id=3196698830
便利(効率化)系MOD
ゲームをより効率的に遊ぶ際にあると便利なMODをまとめました。
Mod Updater
自動更新されないMODを最新バージョンを取得して更新してくれるMODです。
これがないと手動で更新が必要なMODもあるので、あると安心ですね。
https://steamcommunity.com/sharedfiles/filedetails/?id=2018291283
schedule shift
何度か新規プレイしていると、毎回スケジュール登録するの面倒だな…と思いませんか?
そんな時に便利なのが「schedule shift」です。
このMODは、スケジュールをパターン登録しておけるので、新しくゲームを始めた際に使い回せます。
ある程度自分のスタイルが決まってきた人は時短になっておすすめです。
https://steamcommunity.com/sharedfiles/filedetails/?id=1932765859
Research Queue
研究を進めるには前提テクノロジーから順番に取得する必要がありますが、正直慣れてくると何回も研究選ぶの面倒になってきます。(実際はもっと先のテクノロジーが欲しいだけ)
このMODを導入すると先のテクノロジーを選択した際に前提テクノロジーを順番に取得してくれるようになります。
何度も研究画面を開いて、選ぶのが面倒という方におすすめです。
https://steamcommunity.com/sharedfiles/filedetails/?id=1893887916
ChainedDeconstruction
電線やはしごをまとめて解体できる効率化MODです。
通常は電線やはしごといった施設は複製人間がひとつずつ解体していくのですが、このMODを導入すると繋がっている箇所をまとめて解体してくれます。
ちりも積もればなんとやらで、長く遊ぶほど時短に繋がります。
https://steamcommunity.com/sharedfiles/filedetails/?id=1737893485
Sweep By Type
掃除する際に対象を絞り込むことができるようになるMODです。
例えば、堆積岩や砂岩など片づけするとすぐに収納庫がいっぱいになる資源を除外することができます。
収納庫側の設定で回避もできますが、こっちのほうが簡単です!
https://steamcommunity.com/sharedfiles/filedetails/?id=1863428350
Sweep Zones
「Sweep Zones」を導入すると、片づけやモップ掛けするエリアを指定できるようになります。
例えば、植物の種子や卵なんかは自動化しないと頻繁に片づけ指定する必要があって面倒ですが、このMODでエリア指定しておくだけで複製人間が作業してくれるようになります。
ただし、あまりエリア設定し過ぎると他の作業をしてくれなくなるので、注意しましょう!
https://steamcommunity.com/sharedfiles/filedetails/?id=2897886291
システム変更系MOD
ゲームの不便な点を改善したり・システムに機能を追加するMODをご紹介します。
何度もプレイしていると面倒に感じる「アレコレ」を解消できるものが揃っています。
DGSM
正式名称は「Duplicants Generation Settings Manager」です。
「DGSM」を導入すると、新規ゲーム開始時に自由に複製人間のスキルを選択できるようになります。
慣れると最初に欲しいスキルって大体決まってくると思うので、そんな人におすすめです。
通常プレイではありえないような超絶スキル持ちも作れてしまうので、ご利用は計画的に。
https://steamcommunity.com/sharedfiles/filedetails/?id=1838445101
Bigger Camera Zoom Out
カメラを通常よりズームイン、ズームアウトできるようになるMODです。
特にデフォルトだとカメラをあまりズームアウトできないため、拠点全体を把握するのが大変なので、ゲーム後半で全体を俯瞰(ふかん)したい時にすごく重宝します!
ゲームバランスを崩すような変更ではないので、マストで入れておきたいMODのひとつです。
https://steamcommunity.com/sharedfiles/filedetails/?id=1717463209
Bigger Capacity
格納庫って資源が増えてくると、すぐにいっぱいになってしまいますよね。
格納庫を増やせばよいのですが、そうする場所も取るし見た目もあまりよくありません。
もっとコンパクトにしたいという方におすすめなのが「Bigger Capacity」です。
デフォルトで格納庫の容量を4倍(20t → 80t)にしてくれて、最大100tまで増やすことが可能になります。
他にもバッテリーや液体貯蔵庫など設定変更で容量を増やすことができるので、拠点がすっきりさせることができます!
https://steamcommunity.com/sharedfiles/filedetails/?id=1720247784
Build Over Plants(植物の上にビルド)
例えば、はしごを一気に伸ばそうと思ったら途中に植物が生えてて建設できない!ってことあると思います。
このMODを導入すると、植物があっても施設配置が可能(ちゃんと除去してから設置する)になるので、ちょっとしたストレスが減ります。
地味ですが、一度入れると外せない系のMODです。
https://steamcommunity.com/sharedfiles/filedetails/?id=1835394161
No Drop // by @Ony ?
運んだはずの資源がはしごの下に落ちていることってないですか?
これは複製人間がはしごを昇降している途中に休憩などに入ると資源を落とすことがあるためです。
「No Drop」を導入することで、持っている資源を落とさなくなるので、途中で落とす残念ムーブとおさらばできます。
https://steamcommunity.com/sharedfiles/filedetails/?id=1868454866
Crack Reacher
複製人間は通常床から4タイルの高さしか採掘できませんが、「Crack Reacher」を導入すると、5タイルの高さまで天井を掘れるようになります。
また、施設の配置も5タイルの高さまで可能です。
採掘&建築スピードが段違いに上がるので、一度入れると外せないくらい快適度アップです。
https://steamcommunity.com/sharedfiles/filedetails/?id=1854704869
Falling Sand
砂岩・表土などの資源は、下から採掘すると上のタイルが落ちてきて採掘が中断されてしまうことがあります。
場合によっては複製人間が生き埋めになっってピンチ!なんてことも…。
「Falling Sand」を導入すると、採掘時に落ちてくるタイルも自動的に採掘対象にしてくれるので、手間を減らすことができます。
ちなみに、自分で採掘指定した場合のみ有効で、自動掃除機やドアの開閉などで落ちたタイルは検知されません。
https://steamcommunity.com/sharedfiles/filedetails/?id=1855163252
Customizable Speed
ゲームスピードの倍速値を0~30倍の範囲で任意設定できるMODです。
デフォルトは最大3倍なので、少し遅いと感じるようになってきたら導入してみるといいです。
https://steamcommunity.com/sharedfiles/filedetails/?id=2002421412
Waste Not, Want Not
このMODを導入すると、複製人間が鮮度の低い食品から食べるようになります。
また、冷蔵庫・食糧保管箱に保存する食材の最低鮮度を設定できるようになります。
料理を作りすぎて腐らせてしまいがちな人におすすめのMODです。
https://steamcommunity.com/sharedfiles/filedetails/?id=2002421412
まとめ
「Oxygen Not Included」には、1,800種類以上のMODが存在しており、導入することで違った楽しみ方が出来るゲームになっています。
導入も公式ワークショップ経由で出来るので、気軽に試せる点もありがたいですよね。
難易度の高さから序盤で諦めてしまったという人も多いと思いますので、試しにMODを導入して色々な遊び方を楽しんでみてはいかがしょうか?
ライター紹介
- 主にSteamを中心にまったりゲームを楽しんでいます。
読者様のゲームライフが少しでも潤うような「楽しくて参考になる記事を書くこと」が目標。
大好物のシミュレーションやストラテジー、RPG、ローグライク系を中心に情報発信していきますので、是非ご覧ください!
★最近のお気に入り:Balatro、エルデンリング、Oxygen Not Included