離陸前で心臓は爆発寸前。
はい、こんちわ、教習のお時間です。
前回まで、航空機の基本的な操作を学んできましたね。
今回からは離陸とそれに付随する一連の動作についての教習になります。
今回もいつものセドナ空港、教官も変わらず。
例によって、教官を待たせています。
では、今日も張り切って教習に勤しみましょう!!
- 今回の教習内容
- 地上での航空機の動かし方
- 今回のetc.
この記事は約5分で読めます。
ただいまセドナ空港、駐機場。
今回の教習はタキシングについてっす。
タキシングとは駐機場から誘導路を通り滑走路まで移動すること。
特に、ランプから滑走路まで移動することを指します。
当たり前ですが飛行機は滑走路を使用し飛び立ちます。
その前段階、駐機場から滑走路までの移動が今回の教習内容です。
- 地上での機体の操舵、特性について
- ラダーペダルを使用した機体の操作
- スロットル、ブレーキを使用し速度とロールの調整
自動車はハンドルを手で動かして車輪を操作し曲がります。
それに対して航空機ではラダーパネルを足で操作し方向舵を可動させ曲がる。
大型航空機なんかでは車輪にも可動域が設けられている機種も存在するが
教習機、セスナは非搭載のため方向舵にて左右に移動する。
let’sタキシング
では、早速。
①、スロットルはアイドリング状態で、駐機ブレーキを解除します。
とりあえずスロットルには触らずに、駐機ブレーキ(十字キー左)を解除します。
この状態では動かないので、焦らずに。
②、ゆっくりとスロットルを開く。
スロットルはAボタンでしたね、大体10から15ぐらいで固定。
すると動き出しますので、少し閉めて10ぐらいにします。
③、ラダーペダルで方向舵を操作し誘導路まで出ましょう。
車と同じ、急操作は禁物です!
ラダーはRT,LTでしたね、チョコチョコ操作して微調整しましょう。
④、出力を上げるときには回転計をチラ見しつつ。
大体、1000回転ぐらいをキープしてください。
それを超えるとスピードの出し過ぎにつながります。
気をつけましょう。
⑤、此処で一度ブレーキのテスト。
航空機だってブレーキは大事です。
ブレーキはXボタン長押しです、決められた範囲で停止しましょう。
少し前からスロットルを完全に閉じ
惰性で進み指定の位置でブレーキをかけるといいでしょう。
⑥、滑走路と誘導路の交差点に注意
空港では数多くの航空機が離発着を繰り返しています。
滑走路にはもちろん誘導路に航空機がいます、タキシング中にはそれらの機体にも
注意を置かねばなりません、言うなれば交差点、なのです。
⑦、スロットルとブレーキをうまく使おう。
タキシングは空港が大きければ大きいほど長い距離を行くことになります。
その道中、スロットルで回転数をこまめに変更し
速度をブレーキで抑制しながら進むことになります。
スロットルは操作してから実際に動くまでにタイムラグが存在します。
その事を頭の片隅に置きながら操作しましょう。
⑧、誘導路の黄色い線に沿って進む。
誘導路や滑走路の中心には黄色いラインが引いてあります。
これは、航空機ですから翼がある事を加味し、その分の幅をとるためのラインです。
出来るだけラインの中央に機体の中心を置き、進みましょう。
そうすれば建物との接触なんてことにはなり得ません。
⑨、滑走路本線脇で停止、離陸に備える。
なんとか此処まで来れました!
滑走路脇で停止しましょう、管制官の指示を待ちます。
もし、管制官の指示の前に滑走路に侵入したら大惨事になりかねません。
ここからが本番、ここまででグッタリ。
やることが多いですねぇ。
覚えることも。
と、言ってもこれはあくまで離陸の前準備です。
教官の指導もヒートアップしていますし。
とりあえず今日はここまでです。
今回の用語解説。
タキシング 航空機が自力で地上を移動すること。
大体の場合、飛行場で車輪で行われるがスキー装備で雪上、フロート装備で水上移動もタキシングと呼ばれる。
昨今、飛行場の大型化でタキシング距離が伸び航空機の燃料消費の効率が悪くなっている。
大型旅客機の場合、1分間のタキシングで約50〜60リットルの燃料を消費するそうだ。
ランプ またはエプロンとも
空港の駐機場のことを指す、エプロンで一個一個の駐機場を指し
ランプで全体的な駐機場を指す。
飛行場の中で乗員や乗客、荷物なんかを積み下ろしする場所。
燃料補給や簡易整備なんかをするため航空機を駐機させる場所のこと。
滑走路とは誘導路で連結されている。
誘導路 空港において格納庫、ターミナル、ランプ、滑走路等を航空機が地上走行するために設けられている通路状の土地。
道の真ん中に黄色でラインが引いてある。
おわりに
教習も4回目を数えました。
今回は離陸の前段階、タキシングについての教習でした。
実際に操作してみると、航空機を進めようとエンジンを回すと、速度が出ます。
当たり前ですが、速度が出ると操作が間に合いません。
そう、誘導路を曲がろうにも曲がれない、なんて事案が発生してしまうんです。
しまいには滑走路に迷い込んでしまい、教習終了。
逆にエンジンを回すのを抑えると進まない。
なかなかに難しいですね。
さて、次回はついに離陸です。
自分の操縦する飛行機が大地を離れる時が来たのです。
それでは次の教習でお会いしましょう!
今回も教習、お疲れ様でした。
ここまで読んでくれてありがとうございました。
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