すばらしきこのせかいが14年越しに発売!!新作に深く関わる過去作をおさらいしてみた ヨシュア編

新すばらしきせかいをより知るために

2021年7月27日に新すばらしきこのせかいがNintendo Switch用ソフトで発売されました。
実は、このソフト、過去に発売されたけどすばらしきこのせかいの世界観を理解しておくと、さらにディープにゲームがプレイできちゃうんです。

今回は過去に紹介した記事、死神ゲームの一巡目にパートナーだったシキ編の続きをお伝えします。

  • 終わったはずの死神ゲーム、何故、再び始まった?
  • 新たなパートナー ヨシュアとは。
  • パートナーと出会い、少しずつ変わり出した主人公 ネクの成長物語。

この記事は5分で読み終わります。最後まで読んでいってくださいね。

シキ編のおさらい 主人公 ネクの心はどう開く?

渋谷のスクランブル交差点に倒れ、黒白のバッジを手に握りしめていた主人公のネク。

どうやら交差点に至るまでの記憶が曖昧らしいのです。

しかしこれまでと変わらない渋谷、人々の喧騒に嫌気がさしており、耳をヘッドホンで閉じてしまいます。

そこに現れたのは、自身を攻撃する敵。

攻撃しようにもなす術なく、ハチ公付近まで逃げます。

いきなり一緒に戦おうという勧誘に、戸惑いながらも、説得の勢いと、消えたくない思いからパートナーとして手を結びます。

そしてバッチの効果もあり、敵をやっつけます。

敵を倒しつつ、7日間でゲームマスターが出す計7回のゲームをクリアしないといけない死神ゲーム。
最初、ネクは自身が生きるために、パートナーのシキに手をかけそうになったりします。
しかし、日にちが経つにつれ、シキの将来の夢に触れたり、他のゲーム参加者 ビート&ライム兄妹と馴れ合うことで、次第に心が絆されていきます。
しかし、突如、訪れるライムの消滅に、生死がかかっているのだと、痛感させられるシーンも。
そして、最終日にゲームマスターを倒し、ネクとシキは現実世界のハチ公前で待ち合わせの約束します。

しかし、ネクは何故か、死神ゲーム、最初の場所、スクランブル交差点に再びいたのでした。

第2章 謎多きヨシュアとの再会

week 2 / day 1

再び始まった死神ゲーム。

携帯画面には、
ゲームⅠ 30+74= 制限時間は60分 未達成なら破壊。

そして手に刻まれるタイマーと形式の違うゲーム方法に、ネクは焦らずパートナー探しへ。

シキと出会ったハチ公前に、いきなりパートナー契約を結んだヨシュア。

ノイズとのバトル後、誰かもわからない相手にしどろもどろになるネク。

そんなのお構いなしに、ずっと今まで見てきて、闘いぶりも素晴らしく、ゲームに慣れていそうだからパートナーに選んだという。

そして、ヨシュアはネクにこう言い放つのです。

「試しに自分の心を読み取るスキャンするバッチを使ってみなよ。」と。

流れ込むのは、宇田川町の壁画風景。

普通だと、参加者同士のスキャンは出来ないはずなのに、何故、読み取れたのか?と疑念を抱くネク。
それでもミッションの暗号を解き、サポートするからと言いつつ、どこか楽しんでいる様子のヨシュア。

そして1日目から現れたのが、ゲームマスター ミナミモト。

意味不明な言葉を発し、このゲームを掻き乱しそうな存在です。

しかしネクは生き残るため、ゲームクリアの決意を固めます。

week 2 / day 2

2日目、ヨシュアに疑念を抱き続けるネクは、ミッション前に、再びスキャンを試みます。

1日目に流れ込んだ宇田川町の映像に、さらにネク自身が倒れており、そこに死神ゲームの参加者バッチが落とされたところまでが流れ込んできます

さらに疑念を抱くネクをよそに、1通のメールが。

ゲームII √3のAuバッチ入手 制限時間は300分 未達成なら破壊。

今回はミッションを見送ろうと言うヨシュアに、必ずミッションをやり遂げると突っかかるネク。

ネクは、第1章のゲームで蘇ったはずのシキをゲームのエントリー料として大事な存在を徴収されたのでした。

お互いに目的がある以上、win-winの関係でミッションをやり遂げ、今回はお開きとなりました。

week 2 / day 3

3日目のミッションは、キャットストリートへ向かえ、制限時間は15分。

スクランブル交差点からキャットストリートまで、距離が離れているのか焦るネクでしたが、到着後、実はウソのミッションで、どうしてもこちらの用事を済ませたいヨシュアに呆れながらも、カフェへ。

居たのは、カフェのオーナーのハネコマでした。
第1章でシキと仲違いしていたのを助けた恩人です。
ヨシュアと知り合いらしく、ネクがはてなの状態でも関係なく、話が進んでいきます。

ヨシュアの目的は、幻の渋谷川を探しているそうで、ハネコマに頼んで、携帯型探知機を譲り受けます。

わからないことをしているヨシュアの行動に不安を覚えるネクの気持ちを取り除くかのごとく、ハネコマがアドバイスをくれます。

その言葉を胸に、渋谷川を捜索しようと、タワーレコード付近に行くと、妹 ライムを失った兄 ビートと再会します。

しかし、ビートの背中に死神の印に、肩にはモンスターが乗っていたのです。

かつては協力し合った仲でしたが、本当に敵になってしまい、ショックを隠しきれません。

それでも探索は続きます。

街中を探索していると、至るところにオブジェクトの存在。

ゲームマスター ミナミモトが建てたようですが、死神ですら、その謎が明かされていないようです。

そして、探査機に反応するのは行列が出来ている一軒のラーメン屋。

そのラーメン屋が繁盛しているのを、余所に、別の店舗のらあめん どんは窮地に立たされていました。

困っている人がいたら、今までだと、何も出来なければ諦めていたネクなのに、シキとの繋がりで、話を聞くだけ聞いて判断しようと行動に移しました。

どうやら、ラーメン屋人気の秘密は、ブログに書いたら必ず繁盛するとされているブログ王子に、ラーメン屋のプロデューサーがお金を積んで、投稿させていたのでした。

そのプロデューサーは、開店記念と称して、バッジを配っていました。

デザインはネクが敬愛するCATデザイン。

デザイナーであり、そうでもない、絵も服も家具、さらには写真や音楽、映像もデザインするマルチクリエーターで、渋谷の広告があらゆるところにあるのだと熱弁します。

そのバッジに探査機は反応しますが、ヨシュアの探し物とは違うようです。

その頃、らあめん どんの店主は、新作ラーメンの試作に明け暮れていました。

バッジ能力 インプリントで、考案させると、かつてのセバスチャンが作ったラーメンと酷似していることから、ブログ王子の目に止まり、らあめん どんの宣伝を書いてくれることを約束しました。

ラーメン問題は解決しても、ミッションは来ずじまい。
死神ゲームの一巡目とは違う展開になりそうな予感です。

非日常を求めて となりの世界を知りたいかどうか

3日目の終わりにヨシュアはネクにこう投げかけます。

「みんな、となりの世界を知りたくて、渋谷に集まっているかもしれないね。

そして、周りが変わると不安になって、自分も変わりたくなるかもね。

それこそ、変わってはいけないものまで。」

「僕たちはひとりでは生きていけない。

社会というルールの中で生きているんだ。

人とのつながりが増えていけば、ルールも増えていくのさ。」

「だから無いことにするのがイチバン。

ネク君だって同じだよね?

そのヘッドホン…人と関わるの、キライな証拠でしょ?」

果たして、ヨシュアがネクに伝えたい本当の意味とはなんなのでしょうか。

まだまだ、物語は続きます。

新すばらしきせかいで味方キャラが、すばらしきせかいではまさかの…

新すばらしきせかいで、ツイスターズの一員として登場していたミナミモト。
実は、過去では死神であり、ゲームマスター、ボス的な存在だったのです。
過去作を知らなければ、気持ちの裏切り感は味わえません。
すばらしきせかいでミナミモトはどんな人物だったのか。
さらに、ヨシュアはどういった目的で、ゲームに参加しているのか、物語の展開が気になりますが、詳細は次の機会に。

To be continued

アニメにもなったすばらしきこのせかいが14年越しに発売!!過去作をおさらいしてみた シキ編