どうも、モンハンライターのyouyouです!
「モンスターハンターライズ サンブレイク」で弱体化を受け、前作「ライズ」から大きく株を落としてしまった武器、それが太刀です。
とはいえ、前作の「居合抜刀気刃斬りで錬気ゲージの色段階を上げ、隙を見て気刃兜割りを決める」という一辺倒の立ち回りが是正され、プレイヤー毎の様々なスタイルが確立したとも言えます。
そんな太刀を使う上で、「気刃斬り連携」の選択は重要なファクターとなっています。
周囲を薙ぎ払う大回転斬り連携と、豪快な二連撃の無双斬り連携、それぞれに長所短所はありますが、ver10.0.3現在の環境ではどちらを使うべきなのか。
今回は様々な点から、それぞれの気刃斬り連携について比較していきます。
- 火力だけならまだまだ無双斬り!
- 気刃斬りⅢが特に高火力!
- しかし火力だけが全てではない!
この記事は3分程度で読めますので、ぜひ最後までお付き合いください。
火力比較
比較用装備
各気刃斬り連携の火力の比較用に、以下の装備・状態で検証しました。
- カムラノ傑刀(攻撃力320・斬れ味紫)を使用
- 各種装飾品は無し
- 会心率0%
- 力の護符、力の爪を所持(攻撃力+15)
- 絶香の花結を装備(修練場で攻撃+15)
- 納刀術Lv3発動(検証では護石で火事場力が付いてます)
- 錬気ゲージは無色
比較画像1
修練場のからくり蛙の頭部(肉質100)に気刃斬りⅠから最後までの連携を当てた画像です。
上が大回転斬り連携、下が無双斬り連携となっていて、総ダメージ量は前者が832、後者は876です。
全段当てた際のダメージは、やはり無双斬りの方が多い結果となりました。
しかし、今回の検証におけるダメージ差は44と、それほど大きなものではないように感じます。
そこで次の検証画像を見てみましょう。
比較画像2
こちらは小タル爆弾と威合を使って、大回転斬りと無双斬りそれぞれの最終段だけを当てた画像となります。
大回転斬りのダメージは204、対して無双斬りは418と、実に2倍以上の差ができました。
無双斬りはサンブレイク直前のアップデートにてモーション値が下げられるという調整が入りましたが、こうして見ればまだまだ火力面では無双斬りが大きく勝っていると言えます。
気刃斬りⅢと一文字斬り
では気刃斬りは無双斬り連携の方が強いと言えるのでしょうか。
答えはNOです。
気刃斬りの連携はいずれも気刃斬りⅠとⅡから開始し、その後は大回転斬り連携なら気刃斬りⅢ→気刃大回転斬り、無双斬り連携なら一文字斬り→気刃無双斬りというように、それぞれ派生が変化します。
気刃斬りⅠとⅡに関しては同一のモーションですので、当然ダメージも同等です。
では気刃斬りⅢと一文字斬りではどうでしょうか。
総ダメージから、最終段のダメージを引くことで、その差を比較することができます。
大回転斬り連携:総ダメージ832−最終段ダメージ204=628
無双斬り連携:総ダメージ876−最終段ダメージ418=458
このような結果になりました。
ここから、気刃斬りⅢと一文字斬りでは、その火力は前者が170も勝っているという点が分かります。
最終段までのダメージでは無双斬り連携が強いですが、三段階目までであれば大回転斬り連携の方が火力が高いということになります。
総評
以上の結果から、単純な火力の比較では、やはり無双斬り連携に軍配が上がりました。
しかし、プレイスタイルによっては大回転斬り連携の方が有利に働く場面も多いです。
例えば、属性武器を使っている場合。
属性攻撃はモーション値による影響を受けず、ヒット数が重視されます。
そしてヒット数では、無双斬り連携5ヒットに対し、大回転斬り連携が6ヒットとなっているため、より多くの属性ダメージを与えることが可能です。
最終段まで当てた際のダメージ差が44という僅差だったため、モンスターの物理肉質と属性肉質次第では、大回転斬り連携の方が勝る場面もあるでしょう。
特に今作の太刀は属性武器が強く調整されているため、より手数を重視する傾向にあります。
もちろん、属性の通りにくいモンスター相手であれば、間違いなく無双斬りの方が火力が出ますので、結局のところ相手次第というのが結論となるでしょうか。
火力以外の要素
火力では基本的に無双斬り連携が勝るという結果になりましたが、そもそも無双斬り連携は「火力を重視した攻撃」と謳っているため、これは当然の結果と言えます。
では、火力が高いから無双斬りが強いかと言われると、そうとも言い切れません。
ここからは火力以外の要素を比較していきます。
隙の長さ
大回転斬り連携と無双斬り連携では、後者の方が若干ですが隙が長くなります。
0.5秒にも満たないわずかな差ですが、フレーム単位でモンスターとの死闘を演じるモンハンにおいて、その差は大きくのしかかります。
また、最終段だけを比べた場合、大回転斬りが一段攻撃なのに対し、無双斬りは二段攻撃であるため、その隙の長さはさらに大き感じるでしょう。
これは特に、威合や見切り斬りを使用した際に強く影響します。
威合や見切り斬りのカウンター成功時には、各種連携の最終段に繋げることができ、それによって錬気ゲージの色段階を上げることができます。
一撃だけ、しかも全周囲を攻撃する大回転斬りなら、より素早く色段階を上げることができますが、無双斬りの場合は二連撃の二段目を当てる必要があるため、モンスターの攻撃で潰されてしまう可能性が高くなります。
加えて、無双斬りは縦に振るため、大回転斬りと比較して当てにくいという欠点もあります。
せっかくカウンターに成功しても、色段階を上げられなければ、太刀の火力は上がりません。
特殊納刀連携を使っての居合抜刀気刃斬りをメインに用いているならともかく、威合からの気刃解放斬りを主軸に使っている方にとって、色段階を上げられるかどうかは死活問題となります。
より当てやすく、色段階を上げやすい大回転斬り連携の方が、威合とのシナジーが高いと言えるでしょう。
斬れ味消費
先述したように、大回転斬り連携は最大6ヒット、無双斬り連携は最大5ヒットします。
大回転斬り連携の方がヒット数が多くなるということは、それだけ斬れ味の消費も激しくなるということになります。
単純計算で、全段当てた場合の斬れ味消費は、大回転斬りの方が1.2倍多くなるということです。
しかし、常に気刃斬りⅠから最終段まで使うという状況はそうそうありません。
よくある状況からまとめると、以下の通りになります。
「/」で分けた左が大回転斬り連携、右が無双斬り連携のものです。
状況 | 派生アクション | ヒット数 |
威合カウンター成功後 | 大回転斬り/無双斬り | 1/2 |
見切り斬りカウンター成功後 | 大回転斬り/無双斬り | 1/2 |
居合抜刀気刃斬り成功後 | 気刃斬りⅢ/一文字斬り | 3/1 |
気刃解放斬り後 | 大回転斬り/無双斬り | 1/2 |
この表から斬れ味消費の面で見れば、居合抜刀気刃斬り成功後のみ無双斬り連携の方が少なく、それ以外では大回転斬り連携の方が少ないということになります。
まとめ
以上から考察できることとして、
- 単純火力では無双斬り連携が強い
- 色ゲージや属性ダメージを考慮するなら大回転斬り連携が有利
- 特殊納刀を用いた居合抜刀気刃斬りメインなら無双斬り連携が相性が良い
- 威合を用いた気刃解放斬りメインなら大回転連携が相性が良い
ということがわかります。
これを踏まえて、プレイヤーが自分のプレイスタイルと相談して、自分に合ったアクションを選択するのが良いでしょう。
今作は「疾替え」もあるため、相手によって連携を使い分けるということも可能です。
全てのアクションを正しく理解し、使いこなすことができれば、より快適で強力な立ち回りができるようになるでしょう!
では、良き狩猟生活を!
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